クロスメディアとそれに有効な広告媒体について考えてみる。



クロスメディアを成功させるために必要なコトを考えてみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■夕刊なんですけど新聞広告を出してみたのです・・・

 まぁ、いきさつは広告をいつも出している常連さんが今回の広告を見送ったため、同じエリアであるうちに広告を出してもらえないですか・・・ってだけなんですが(笑)。

 新聞広告や折込チラシの効果が薄れているコトもあり、面白いデータが取れそうだと思い、今回に限りという条件でお受けしました。※福岡の8/28、朝日新聞の夕刊です。

 小さい広告とは言え、メインとなるインタビューの直ぐ下で思ったよりも目立っている印象を受けましたが、本来は営業をせずにご紹介でしかご依頼をお受けしていないため、電話番号は載せず“社名”と“アドレス”だけ掲載しました。見る人が見たらもったいないと言われそうですね。

 狙いとしましては、ホームページのアクセスに影響が出るかデータがとれれば良いのですから、“制作と運営をしているコト”は伝えますが、“電話番号”など余計な情報は削ぎ落とし、意図だけを明確にして伝えなければなりません。

 ただ、夕刊の小さな広告ですし“雑誌広告”や“ポスティング”等と比較しても効果が低いと予想されました。

 結果は案の定、“無かった”です。

 折込チラシの効果として検証する3日よりも少なく“28日、29日の2日間”アクセス状況の変化を見ていましたが、いつものアクセス数の中では多い方とはいえ、その訪問者の方は東京と大阪が大半を占めており、とても新聞広告の影響とは思えません。※今月から急激に“東京”からのアクセスが伸びていますが、その辺りの集計は別の機会でご紹介します。

 おそらく新聞という媒体は、そのもの自身で完結できる広告媒体であり、パソコンとの連携は比較的難しい方の広告手段なのでしょう。あらためて“クロスメディア”は、ホームページへの導線が予測できる媒体を選ぶコトが大切だと痛感しました。

 つまり、新聞広告を出したがクロスメディアではなかったという結論です。

 誤解がないように補足しますが、あくまでホームページへのアクセスに対する影響についての考察であり、上記で述べましたとおり、紙面上で完結する企業イメージアップなど、新聞媒体は信頼度の高く、予測可能なターゲットへ情報発信ができるなど有効な手段と言えます。

■クロスメディアの実現(受注)には、提案する企業の格差が影響する場合がある

 プレゼンをされるホームページ制作会社様にお聞きします。起業したばかりの時に“提案内容は勝っているのに、会社規模で負けた”、“むかし同じ提案をしたコトが、今になってよそで話題になっている”という経験されたコトはありませんか?

 これらは提案する“企業の実現力”を見て契約をご判断される社長様が多いために起こるのコトなのですが、精度を高めたクロスメディアを行うには“人脈”と“費用”が必要ですので、当然のコトだと言えます。

 僕自身も立派な情報発信をしていると自惚れてはいませんが、どんなに役立つ記事を書けたとしても“著名な方の一言”の方がよほど人の心を動かすはずです。

 企業様はみな“結果”をもとめておられますので、“企業体力(資本)”と“ブランド力”が

・この人は良いコトを言っているなぁ・・・ ・この人なら実現させてくれそうだ!

 の違いを生み出すのでしょう。

 ただ、“華(提案の魅力)”がこの企業力の差を埋める場合もあり、絶対だとは言えないのですが・・・。まぁ、選ばれるための“独自性”については別の機会に記事にするというコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 あっ、“有効なクロスメディア”についての記事も別の機会に続きを書きます。

 いやはや。。

電話とメールが出来て他に何がいる・・・って骨太のスマホが欲しい。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 とりあえず、スマホは大切な仕事のアイテムなんですが、1年以上使っているにもかかわらず使い勝手の悪さには慣れませんね。日々進化している時なので仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・

 今の携帯は6台目(・・・いや、7台目か?)で、初のスマホです。

 ただ、機種メーカーは1台目からずっと同じメーカーでSHシリーズを使っています。同じメーカーにしておくと仕様やデータ移行が楽だったんですが、昨今は汎用性が高くなり、そういったメリットは特に感じられず、次の機種選びの際は対象を広く検討しようと思っています。

 ・・・と言いつつ、やはり“iPhone”かな。

 そういえばこの前、ソフトバンクの社長さんが“もう繋がりにくいとは言わせない。”と言ってましたが、こちらはまだ実感できないですね、がんばって下さい。噂では実質の体制が整うのは“2016年”らしいですが・・・

 まぁ、少しずつ良くなってもらえれば“ベネ(良し)”です。

 そうそう希望ですが、なんやら電話もできる便利グッズになりつつある“スマホ”ですが、初期は電話とメール、ブラウザだけで出してもらいたいです。

 アプリの中には削除できないものや買ったお店の都合で入れられるアプリも話題になりましたし、必要なものは自分で選べます、有料でも購入しますので・・・子どもじゃないんだから(笑)。

 つか、今のスマホで特に困っているのは、バッテリー外して再起動しないと固まるコトが2~3日に1度あるってトコですね・・・これは僕が使っているスマホ独特の現象かもしれませんが、素人なんで分からないです。

 後、指に反応しなくてかかってきた電話を取れなかったり、ネットも読み込めずにエラーを繰り返します・・・これって何が問題なのでしょう?

 まぁ、今後はスマホだけ出荷されるようになるでしょうし、今はまだスマホ創世記ですから機種変更が可能になる来年の5月頃に使い勝手が良くなっているコトを願いつつ、今は利用をさせて頂いています。でも、できたらガラケーも出してくれるようお願いしますね。

 ・・・とはいえ性格的にデフォルトで入っているアプリは何となく消せねぇ(笑)。

 いやはや。。

今度は“視覚”という点から“良いホームページ”を考えてみる。



まるでウインドウショッピングしているかのように視覚的に楽しませる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■良いホームページという検索の“良い”という検索キーワードには、どういう意図があるのか?

 以前、「ビジネスにおいて“良いホームページ”とは何か考えてみる。」という記事を書きましたが、当サイトへの訪問者の中で、この“良いホームページ(いいホームページ)”というキーワードで検索されている方は相変わらず多いです。

 これはサイト運営にお悩みのある方、何をして良いか具体的に分からないという方が、実に多いというコトを現していると言えるのではないでしょうか。

 今後も不定期になると思いますが“良いホームページ”についても取り上げていきたいと思います。

 さて、この“良いホームページ”で検索されている方は、ホームページをお持ちの企業様でしょうか?それともホームページ制作や運営に携わっている業者様でしょうか?

 どちら視点で考えるかによって内容は大きく変わります。

 まぁ、WEBを生業としてある方であれば“ファビコン”や“パンダアップデート”等、具体的なキーワードで検索される可能性の方が高いと予測できますので、今回は“ホームページをお持ちの企業様”の視点で考えていきたいと思います。

 いつもはどちらの立場からとかは考えず、思ったコトを連ねていくだけなんですけど・・・(笑)。

 まず、ホームページの良し悪しを語る上で忘れてはいけない“サイト運営の目的”を考えて下さい。これが判断基準となるのですが、通販や来店目的となる場合はともかく、BtoBの企業様だとサイト運営の目的を明確にするコト自体が難しいかも知れません。

 しかし、どんな目的でホームページを制作されたにしても“企業イメージを高めるコト”は大切ですので、目的を絞れないというのであれば、企業イメージを高めるコトから始められてはいかがでしょうか?

 企業理念やロゴ、業務の流れなど視覚的な部分をしっかりと作り上げるコトで、御社に興味を持っていただける可能性が高くなります。ちょっと分かりづらいですが、イメージは次のような感じです。

理念やサービスを視覚で伝えるコトが必要なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

(Click!)

 SEOばかりに気をとられていると忘れがちですが、所詮“SEOはアルゴリズム対策”です。クローラーと訪問者の両方に好まれるコトが理想ですが、機械的(プログラム的)な部分ばかりにこだわって、人間味の無いサイトは好まれません。

 この考えは“インプレッション数(表示回数)”と“コンバージョンレート(購入率)”の両立という問題なのですが、これはまた別の機会に述べたいと思います。

 多くのWEB企業が“リニューアルを営業する”ために、SEOをベースにチェックをしますが、エンドユーザーとなる多くの人は“感覚”で良い悪いを判断します。

 つまり、ホームページにも“華がある”コトが、選ばれるコトに繋がるのです。

 実は“なんとなく格好良い”、“なんとなくキレイ”、“なんとなく素敵”が、無視できないサイトの強みと言えます。実際のエンドユーザーは、個人であれ企業であれ“”なのです。ホームページ制作を依頼される企業様の半数以上が“泥臭く”というコトを希望されるのも“賑わいを出す”という要望の現われだと思われます。

 ホームページ制作において“画像3割”というポイントがありますが(単純に面積の割合で、視覚にうったえる印象の割合となると7割以上の効果があると言われています。)、これはテキストでそこに書かれている内容や企業サービスをイメージさせる役割とした画像の追加で、通販目的のサイトであっても同様の効果が見込まれる様です。

 “注文の流れ”について、キャプチャー画面を使った解説ページを作っているところと文字だけの解説しかないところ、解説の無いところでは、クレーム数や注文取消し数に大きな違いが出るというデータもあります。

 意識して御社のホームページを見直してみると挿絵なり、キャッチなり、追加できるものが見えてくるんじゃないでしょうか?

 さて、次に“良いホームページ”について記事を書くときはどんな視点からにしますか。思いついた頃に、また続きを書くコトにして、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。(2012/08/30 一部修正)

月末近いので少しだけ当サイトの検索サマリーを検証してみる。



全てのデータは資料であり、どう読み取るかがポイント。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■まずは、検索サマリーの(not provided)の割合をチェックしてみる

  2012年3月6日にアナウンスされたGoogle検索チームのコメントにより“google.co.jp”上においても“.com”同様に、Googleにログインした状況で検索をすると検索キーワードなどがSSL暗号化されるようになりました。

 一般的にGoogleアナリティクスの検索サマリにおける“(not provided)”という表示がそうなのですが、アクセスログを検証するにあたってはメリット・デメリットそれぞれあり、海外では反対意思をブログで発信しようという運動も行われているようです。

 まぁ、詳細については“Google 検索セキュリティ強化”検索してもらえれば、検索チームのブログ等が見れますので、そちらをご覧いただくとして当ホームページはどうなっているのでしょう?

 

  検索キーワードの“not provided”の割合を見てみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

  被リンク対策は何も行っていないため、前回述べたとおり8割が検索エンジンからの訪問となっていますね。更に、“not provided”と表示される訪問者は、16.15%となっています。

 いろんなアルゴリズムや手立てがGoogleに導入されてもこの情報社会において、半年もすれば検証し判断するのに十分なデータが入ってくるものです。まぁ、ちゃんとアンテナを張っていればですけど・・・。

 平均的なホームページのアクセス数が多いといわれているIT企業の“not provided”の率は、30%~50%程度のようです。(2012年4月集計データより)※新しい手立てが発表されて1~3ヶ月という時期は、その検証データが個人や企業様から公開される時期でもあるので調べるといろいろと見つかります、ご参考までに(笑)。

 株式投資など利用者の対象がネットを使うサイトで10%前後、一般的な企業(建設業や医療、学校など)においては1桁となっているようですから、まだまだ“Googleにログインして検索しているユーザー”は一般的ではないのでしょう。

 その中で、IT企業のサイト(または、その関連情報サイト)は、いわゆる“二・八の法則”で言われるところの2割以下であるGoogleログインしているユーザーが集中してくるサイトだと言えます。

 第一、僕がホームページ運営サポートをしていて“not provided”の割合が高くて困ったという経験はまだありません。せいぜい検索サマリーの総数が実際より少なく表示されてしまう程度です。

 しかし、いつも思うのですが、ホームページ制作であれ運営サポートであれ、WEB業界の常識は絶えず変化していくので、新しい情報を仕入れて現状を見据え続けにはマンパワーがすごく必要です。

 このサイトも“あっそうそう、これ気になっていたのに忘れてた”ってきっかけなれるよう、SEOにこだわらず旬を過ぎて忘れがちになっているコトもテーマに取り上げていくつもりですが、その指標として“not providedの割合”が伸びていくのかも知れませんと思いつつ、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

クライアント企業様の育客について必要性を考えてみる。



実は“WinWin”という言葉は苦手な僕なのですが・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■WEB業界に、クライアント企業様の“育客”というサービスがなぜ必要なのか?

 企業には、“営業単価”という指針があり、新規顧客を1件増やすために幾らまでの経費で受注に結び付けなければならないという考え方があります。

 それとは逆に、“ブランディング”という考えは、企業の商品やサービスに対するファンをつくり、既存顧客ともっと深く繋がっていくものです。

 通販目的のホームページを運営している企業様を例に考えるならば、新規顧客に対しては“リピーターが何割に達するか”、または“平均何回のリピートで損益分岐に達するか”、既存顧客に対しては“上位商品へ興味を持ってもらう働きかけ”、“回転率を高めるための商品開発”が、企業として利益を伸ばしていくポイントとなっています。

 この既存顧客の方へのアプローチのために必要なコトの1つが、今回のテーマである“育客”です。

 弊社のようなホームページの運営サーポートを行っている企業では当然ながら、業種として新参者のWEB業界全体にとって“育客”は必要であると僕は考えているのですが、今回の記事を読まれた後で皆さんはどう思われるコトでしょう?

 さて、簡単に独立できると思われているWEB業界ですが、ホームページ制作のスポット契約だけで生き残っていけるほど甘い業界ではありません。

 そのため、昨今は安価でホームページ制作をし、最低1年縛りの更新保守契約を行う企業が増えてきているのですが、これこそが“WEB業界の新規参入は生き残りが難しい”という裏づけの1つだと言えるのではないでしょうか。

 しかし、更新保守を取り付けたものの、いつでも更新があれば電話して下さいと“アフターフォロー”をしていても安心はできません。連絡の無いクライアント企業様は“更新が無い”のではなく、“何をして良いか分からない”状況にあるのかも知れないからです。

 残念ながら意図的に“取れるところからはギリギリまで取る”という悪質な企業があるのも事実ですが、それはほんの一握りで多くの企業は真面目に頑張っています。

 けれどもそのサービスが“つもり”では駄目なのです。

 更新保守をご契約いただけたのであれば、“更新依頼”ができるようになるまでサポートするコトが大切です。そして、これこそが“育客”の定義と言えます。

 まぁ、コネや資本で優位に立てる点はあるかも知れませんが、それは平等に与えられた強みで無い以上、ランディング契約を増やしていけるだけの企業力(独自サービスやノウハウ)を持たなければならず、個人開業の方も含め、独立したもののわずか1年未満での倒産が多い業種だという現実も受け入れていく必要があります。

 自分だけは特別・・・と思い込み漠然と夢見るのではなく、サービスを提供する企業はお客様にとって、常に“特別な企業”になるよう努めていかなければなりません。

■デジタルなイメージの業種だからこそ、アナログなサービスを怠らない・・・

 弊社での運営サポートでは、ご契約時にメールどころかパソコンの電源を入れるコトもなかなか無いと言われる社長様が、1年後には弊社の業務内容について正しく理解して頂き、2年目には社長様自ら会社の先頭に立ってWEBの有効活用を模索されているというコトがよくあります。

 クライアント企業様のWEBに関する知識の広がりは、BtoBとしての繋がりを強固なものにします。

 互いの企業が選び選ばれという関係であれば、共に成長していくコトが大切で、クライアント企業様へはWEBの有効活用のための情報を伝え、WEB企業はクライアント企業様の業務内容を理解して提供するサービスを高めていくコトが必要です。

 企業は“企業とともにしか成長できないコト”を忘れてはいけません。弊社での保守契約において解約がほとんど無いからも僕は育客というサービスを提供し続けるコトが正しいと信じて今後も努めていきたいと思っています。

 その手立ての詳細までを今回ご紹介するコトは難しいのですが、企業勉強会セミナーなど別の機会にいろいろな記事に入れ込んでいきたいものですというコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

自分なりの食のこだわりがあるものなのです。マッシュポテト編


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 手塚作品なら“ブラックジャック”押し!

 ホームページ有効活用の記事と4コマの記事には内容に落差があり過ぎると言われている、今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか(笑)。

 ホントは、食シリーズ4コマで前回予定していた“マッシュポテト”なんですが、絵図等的に白っぽくなりそうだし・・・どうかと思って見送って“お風呂ネタ”に変更しました。ただ、描いてみると思ったよりも白くは無かったですね。

 では、さっそく本題に入りましょう。

 僕は“Simple is the best.”をモットーにビジネスをさせて頂いてますが、食に関しても同様にシンプルなものを好む傾向にあるようです。・・・これは根が単純だからでしょうか?

 お肉やお魚料理もソースにこだわるよりも焼いて塩を振っただけのものが好きですし、マッシュポテトも素材をシンプルに生かしていて僕の好きな食べものの一つです。

 ただ、マッシュポテトの話をしていると(どんな状況だ・笑)にんじんや玉ねぎ、キュウリは入っているのといないのとどちらが好きかなんて話になるコトも多く・・・って、それ“ポテトサラダ”!

 確かに、牛乳や塩、バナーなどで味を調えはしますが、素材はジャガイモだけが基本ですよ。

 まぁ、僕もついついマッシュポテトを炒めて“なんちゃってハッシュドポテト”にしてから食べるコトもありますが、何かを加えて別の料理にするコトはないかなぁ・・・。

 そうそう、出だしのブラックジャックで思い出しましたが、平成仮面ライダーシリーズ(・・・なぜ?)では“改造人間”という言葉やコンセプトは使われていませんね。僕はてっきり放送コードにかかっているんだとばかり思っていたのですが、自主規制みたいです。

 アニメのブラックジャック「Karte12 にいちゃんを返せ!」では、何度も“改造人間”と連呼されていますから・・・。それで調べてみると身体に機械(ペースメーカー)を埋め込んでいる人が差別視されないための配慮だとか。

 そういった意味では、ネットも不特定多数の人に見られる媒体という点でテレビと同じですから“発信する内容”については、もっと配慮していくコトが大切ですね。

 いやはや。。

企業の認識と業者のノウハウから起こるジレンマを考えてみる。



業界での常識が広く認知されているとは限らないのです。Web-STYLE(ウェブスタイル

■ホームページに対して企業が持つイメージとサービス提供側のジレンマ

 僕はホームページの運営サポートをメインに、運営更新のディレクションや提案、ツールや広告の導入時期の判断等の仕事をしていますが、運営保守サービスの必要性についての認知度は、まだまだ一般的に低いと思っています。

 ご紹介で仕事を請けているといっても、ファーストコンタクトはホームページ制作かリニューアルをきっかけに、契約をご検討される方がほとんどです。

 つまり、まだまだホームページは自分で作れないから“作ってもらうもの”という認識の方が多いと言えます。

 

  そこにメリットを見出していただくコトができるのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

 また、ご相談の中には、ホームページビルダー等のソフトの使い方を教えて欲しいと言われる方もいらっしゃいます。まぁ、企業の都合上ホームページがないといけないという場合は別ですが、ホームページは雑誌広告やたて看板とは違い、費用を抑えるものという認識の方が強いようです。

 ホームページ導入を新規に決められた企業様の多くは、年の広告予算にホームページ制作費用を入れていたものの“運営のための予算”は考えていなかったという場合も多く、ホームページ運営サポートは、まだまだこれから伸びていく業種なのでしょう。

 確かにホームページは、雑誌広告やたて看板とは違います。

 ホームページ制作のディレクションをしていて紙媒体や看板広告と違い“公開してからも変更できるという認識”は広く認知されているのに、ドメインやサーバー利用の費用も含めた維持費用が認識されないのは、なぜなのでしょうか?

 理由の1つは、SNSやブログなど個人(個人情報)を集めるための無料サービスの過剰提供があると言えます。

 “無料で使えるものがあるのに、こんなに費用がかかるのはなぜか?”とは、どのWEB企業様も聞かれた経験があるのではないですか。まぁ、費用を抑えるために無料サービスを利用するのも1つの手段ですが、ここにまたジレンマが起こる原因があります。

 SEOという言葉が独り歩きしていると感じたコトはありませんか?

 ホームページ制作の費用を抑えるために、無料サービスのブログを利用して、ページも4~5ページにて制作、更新は特に無いので保守契約はしないで、作業があるときのオプション更新のみで、○○で検索して1番になりたい・・・。

 当然、上記の場合はネット広告の利用も無いでしょうから、僕の場合は運営サポートの立場からきちんと説明をして“無理”だとご理解いただきますが、それを言えない営業様もいらっしゃるようです。

 でも、これがWEB業界に長けていない企業様の一般的な認識だと思うべきだと僕は考えています。

  かつて10年ほど前、ホームページ制作を受注するのに“ホームページは24時間無料で働く営業です”という売り文句がありました。

 今はもうホームページを持てば企業が優位に立てるという時代ではありませんが、この費用をかけないで利益を生み出せるツールなんだという認識は今も根強く残っていると言えます。

 正しくは、費用をかけないで利益を生み出すのではなく、費用から予想を上回る利益(時には不利益)を生み出すツールなのですが・・・。

 

  ホームページの運営は二次的な効果も生み出している。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

  上記で述べた通り、不景気とは関係なしにホームページ運営に関するランディング契約を嫌われる方がいらっしゃいるコトも当然のコトだと理解できるのではないでしょうか。

 弊社の場合は、余程お世話になっている企業様のご紹介で無い限り、運営保守の無い場合はお断りさせて頂いておりますが、ホームページに携わっている企業様はお分かりのように、質の高いホームページは育てていかなければならず、保守契約は必要なものです。※制作企業様の更新保守も含めて考えています。

 “うちは別に毎月更新するようなコトがないから・・・。”

 ホームページ運営には更新頻度も大きくかかわるので、運営保守契約の場合は、主導権を持って有効活用していけるよう導いていくのですが、制作企業様の更新保守契約の受注はより厳しい現状だと言えます。

 更に、最近ではその更新保守の契約も減ってきていると聞きます。

 CMSを導入する割合が高くなっているコトが原因の1つと言われていますが、CMSや内部ブログを導入しても続かないコトが多いというデータからみれば、“更新するコトがないからある時だけで保守契約はいらない”という認識が根強いからだと考えた方か正しいのではないでしょうか。

 これは保守契約に魅力を見出せず、メリットを感じてもらえてないからです。対策としては制作ディレクション中に育客をすべきだと思います。

 ・・・というコトで、近々また“育客”をテーマに記事を書きたいと思いますが、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。(2012/08/25 一部修正)

Google検索結果のブロック機能における90秒の意味を考えてみる。



サイト滞在時間の長さでホームページの質は判断できるのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■なぜ、Googleは検索結果をブロックする機能の表示を“90秒以内の滞在”という条件にしたのか?

  Googleには、検索結果において自分に不要だと思うサイトを検索結果から外す(ブロックする)機能があります。日本でも去年の夏頃に話題になっていましたが、あれから1年が経ちました。※最大500件の設定が可能みたいですね。

 まぁ、僕の場合は仕事柄、ブロック設定をするコトはありませんが、どのくらいの割合で利用されているでしょうか?

 この“結果をブロックする”機能について、設定コメントの表示される条件はいろいろとありますが、今回取り上げたものは“クリックした先のサイト滞在時間が90秒以内”という条件です。※他の条件につきましては、検索すると解説されているサイトが見つかると思いますので、そちらをご参考下さい。

 “そんな機能があるなんて気がつかなかった”、“ちょっとイメージできない”という方は、先に次の画像を拡大してご覧下さい。簡単ではありますが、次の様な感じです。

Googleにおける検索結果のブロック機能について考えてみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

(Click!)

  以前、ご紹介したSEOのポイントにしても、デバイス(PCサイト、スマホサイト、携帯サイト・・・etc)が何種類対応していてもサイト(ドメイン)をひとまとめで評価するとあるように、検索からブロックをするとサイトの全てのページが“検索の対象外”とされてしまうようです。

 当然、この設定は取り消しもできます。

 また、この機能にはGoogleにおける広告のブロックやGoogle+でのブロック機能もグーグルの思惑としては関連する点があるのでしょうが、ここでは要点を絞り、この機能だけをポイントに考えていくコトにしましょう。

 もとより“Googleはサイト閲覧者の滞在時間をSEOの重みとして検証している”と言われていました。

 至極当然のコトですが、“Googleアナリティクス”には訪問者の滞在時間の集計データがある訳ですから、滞在時間の検証は可能なはずです。例え、アナリティクスのタグを設置していなくともGoogleからサイトを見て戻ってくる(サイトから移動する)までの差の時間をカウントすれば良い訳です。

 ここでSEOのポイント“サイトとして総合評価”という点が頭を過ぎります。  “サイトすべてをブロックする”という設定は、SEOのように“サイトを一括り”として見ています。ホントに単なるSEOの重みの一つなのでしょうか。

 確かに、いろんなサイトで“重みとしては低いがSEOの1要素です”と紹介されています。

 まぁ、検索エンジンサイトの最終的な目的は、利用者個人にとって有益な情報を最適な順番に表示するなのですが・・・実に興味深い問題定義です。思うに“検索エンジンの個人カスタマイズ”あたりにヒントがありそうです。

 そうそう、つい忘れがちになりますが、このサイトは一般的な情報ではなく、蓄積したデータや経験から僕が考えたコトをご紹介しているブログです。

 間違っているコト(または、時代によって変わってしまうコト)があるかも知れませんが、皆さんが、それを見て何かの参考になればと思っています。

 では、なぜサイトをブロックするかどうかの判断基準が“90秒以内の滞在”なのでしょうか?

 こればかりは、Googleさんしか正解は分からないでしょうが、どうやら単にSEOとして一律に評価をするためだけではないと僕は思います。※アクセス数を機械的に増やすスパム行為の防止とも考えられますが・・・。

 それは、“滞在時間が長ければ良いサイトとは限らない”という点からの予測です。

 まず、このホームページのように情報発信をしているサイトとビジネスの受注を目的としているサイトでは、更新ページだけを見るのかそのサイトの必要なページをすべて見るのか、リピーターが多いのか新規訪問者が多いのかという点で既に異なります。

 また、1ページをじっくり見る90秒とサイト内を90秒かけてみるコトに、何か価値の違いがあるのでしょうか。

 当サイトのリピーターの方が、文面を見返したり、ながら読みしたり、ページ移動をしないという条件において、1記事を読む時間が平均75秒程度でした。

 複数回の検証をしたのですが、1回を除きすべて“お役に立ちませんでしたか?”と表示されました・・・って、おいおい。このメッセージ表記はちょっと気分良くないですね(笑)。

 そもそも75秒と90秒で、サイトの品質の差を判断できるとは思えませんし、サイトのすべてをブロックするとなると設定される確立が低い上に、ブロックされたサイトが集中していなければ質の低いサイトとは断定できません。

 むしろ、全てのGoogleが提供するサービスを今後1つにまとめるための“繋ぎ”として個人情報(趣味嗜好・サイト移動の傾向)を収集しているように感じられます。

 結局のところ、“最終的には全ての情報が、グーグルに集まる”というポリシーのもと日々発展を続けるグーグルですが、その最終的に集まる情報の中には“使う側の情報”も入っているというコトなのでしょうか。

 いつの日か“Google”という1つのサービスに統合され、100人いれば100通りのGoogle(Chrome辺りを間口として)を利用している時がくるのかも知れませんね。

 まぁ、あくまでもこれは個人の考察というコトをお忘れなくというコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。(一部修正 2012/08/24)

お風呂をより快適な空間にするためにこんなのどうかな?


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 今はもう無いですが、睡眠不足でお風呂に沈んだコトが数回あります。お風呂はやっぱり疲れを取るところらしく、既に限界近くまで疲れているとその疲れを開放してしまうものみたいです。

 後、お風呂では手足を伸ばしてくつろぎたいと思うものの、浴槽内には一時期流行った半身浴の為らしき段差があってどうしたものか、う~ん。

 それからちょっと考えたのですが、首のところに当たる浴槽のふちに眠って沈む防止用にフックなんてどうでしょう?

 フックの内側と首に当たる部分をスポンジのような柔らかい素材にして、体が滑って首が絞まったりしないように底にもスポンジ仕様にして、すべり防止にするとか良いと思いませんか。

 あれ、でもどうなんだろう。もう既に有るのかな。

 そうそう、僕がお風呂グッズで一番欲しいのは“soilのバスマット”ですね。いわゆる石バスマットってヤツで、たまに話題になっているのでご存知の方も多いんじゃないでしょうか。

 あの石の表面に水分が吸い込まれていく様子にグッときます(笑)。

 最近は2日間は記事を書いて3日目に4コマを描くという流れが出来つつあって、4コマの更新日にアクセス数が多いのかどうかを確認検証するため、今回は1記事おいてこの4コマを描くつもりでした。

 ただ、先のテーマである“キャッチコピー”についてが長くなってしまい2記事になったため、昨日の記事に“4コマ予告”を書くコトで代用してみました。さて、結果はどうでしょう。

 それから9月に向けてブログのカテゴリ追加を考えているコトもお知らせしましたが、何か連載ものが書けないかなぁ・・・と悩みながらテーマを絞り込んでおり、月末に向けてただいま準備中です。

 まぁ、お風呂にでも入って考えをまとめてくるコトにします(笑)。

 いやはや。。

「20%売上アップ」というキャッチコピーを考えてみる。その2



キャッチコピーを適当に考えていては駄目なのです、後編。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■それぞれの期待によってキャッチコピーを都合良く見てしてしまう・・・

 仮に、「ホームページをリニューアルして“売上20%アップ”」というキャッチコピーがあったとします。それを見た企業様側は費用対効果を考えて依頼をするかどうか検討されるコトでしょう。

 当然ですが、依頼する企業側としては効果が無いのであれば1円だって惜しみ、それ以上の利益が見込めるのであれば100万円をかけてでも決断をするのがビジネスです。※企業体力以上の判断はしないものとしてご覧下さい。

 どんな企業であってもなるべく費用を抑えて利益を伸ばしたいと考えるのは当たり前です。そして、それはホームページを作る企業も同じで、利益を出したいと考えて(依頼を促すために)キャッチコピーを発信しています。

 逆に、検討される訪問者(キャッチコピーの受取側)としては、リニューアル費用は抑えて自社の利益を伸ばしたいと思っておられるはず・・・ここに両社の間にジレンマの起きる原因があります。

 それは、企業のスタンスとして次の3つがあるからです。

1)1つの企業から大きい利益を出したい。

2)多数の企業から少しずつの利益を出したい。

3)多数の企業から大きい利益を出したい。

 “二・八の法則”から考えれば、その多くのホームページ制作企業は“(1)”か“(2)”のスタンスでビジネスを行っているコトでしょう。しかしながら、ビジネスという点から考えるとその深層心理には“(3)”の思いが必ずあるはずです。

 結局、上記の思いは一緒だとしてもキャッチコピーを“出す側”と“見る側”の立場の違いから、100%は正しく伝わらないものなのでしょう。

 ・・・と、このテーマについては、軽いノリでちょこちょこっと書くつもりが、いつも以上に脱線してしまい前後編となりましたが、あと少しですのでお付き合い下さい。(笑)。

■「ホームページのリニューアルで“売上20%アップ”」というキャッチコピー

  では、ここまで2日間かかりましたが、このキャッチコピーについて・・・やっと考えてみるコトにします。

1)“企業の”売上が20%アップ

2)“ホームページからの”売上が20%アップ

3)売上が“ホームページへのアクセスが”20%アップ“するコトによって伸びる”

4)売上“を伸ばすために(コンバージョンレート:購入率)”が20%“に”アップ

 そうそう前編では忘れていましたが、効果のあるキャッチコピーの条件の1つに“具体的な数字をあげる”というポイントがあります。

 このテーマで述べている例としての“20%”という数字に根拠は無く、“それっぽくて耳当たりが良い”で決めたのですが・・・実際に、そういうキャッチコピーもあると思います。

 まぁ、こうしてあらためて考えてみるとキャッチコピーを出している企業とそれを見た訪問者の思いが一致するコトが、よいサービスを提供している企業と認められる一番の近道かもしれません。

 物事を明確にするコトは、必ずしも正しいとは限りませんが、ビジネスに至ってはこの誤差を埋める努力をしなければならないのでしょう。

 ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 ちなみに、明日は軽めに4コマの予定です。いつもホームページ有効活用の予告をしていますが、4コマの予告とアクセスに違いは出るのでしょうか?

 それから、このブログのカテゴリをもう一つ増やそうかと検討中で、こちらも今週中には考えを記事にしたいと思っていますが、あくまでも予定というコトで、ひとつ(笑)。

 いやはや。。