月末近いので少しだけ当サイトの検索サマリーを検証してみる。



全てのデータは資料であり、どう読み取るかがポイント。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■まずは、検索サマリーの(not provided)の割合をチェックしてみる

  2012年3月6日にアナウンスされたGoogle検索チームのコメントにより“google.co.jp”上においても“.com”同様に、Googleにログインした状況で検索をすると検索キーワードなどがSSL暗号化されるようになりました。

 一般的にGoogleアナリティクスの検索サマリにおける“(not provided)”という表示がそうなのですが、アクセスログを検証するにあたってはメリット・デメリットそれぞれあり、海外では反対意思をブログで発信しようという運動も行われているようです。

 まぁ、詳細については“Google 検索セキュリティ強化”検索してもらえれば、検索チームのブログ等が見れますので、そちらをご覧いただくとして当ホームページはどうなっているのでしょう?

 

  検索キーワードの“not provided”の割合を見てみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

  被リンク対策は何も行っていないため、前回述べたとおり8割が検索エンジンからの訪問となっていますね。更に、“not provided”と表示される訪問者は、16.15%となっています。

 いろんなアルゴリズムや手立てがGoogleに導入されてもこの情報社会において、半年もすれば検証し判断するのに十分なデータが入ってくるものです。まぁ、ちゃんとアンテナを張っていればですけど・・・。

 平均的なホームページのアクセス数が多いといわれているIT企業の“not provided”の率は、30%~50%程度のようです。(2012年4月集計データより)※新しい手立てが発表されて1~3ヶ月という時期は、その検証データが個人や企業様から公開される時期でもあるので調べるといろいろと見つかります、ご参考までに(笑)。

 株式投資など利用者の対象がネットを使うサイトで10%前後、一般的な企業(建設業や医療、学校など)においては1桁となっているようですから、まだまだ“Googleにログインして検索しているユーザー”は一般的ではないのでしょう。

 その中で、IT企業のサイト(または、その関連情報サイト)は、いわゆる“二・八の法則”で言われるところの2割以下であるGoogleログインしているユーザーが集中してくるサイトだと言えます。

 第一、僕がホームページ運営サポートをしていて“not provided”の割合が高くて困ったという経験はまだありません。せいぜい検索サマリーの総数が実際より少なく表示されてしまう程度です。

 しかし、いつも思うのですが、ホームページ制作であれ運営サポートであれ、WEB業界の常識は絶えず変化していくので、新しい情報を仕入れて現状を見据え続けにはマンパワーがすごく必要です。

 このサイトも“あっそうそう、これ気になっていたのに忘れてた”ってきっかけなれるよう、SEOにこだわらず旬を過ぎて忘れがちになっているコトもテーマに取り上げていくつもりですが、その指標として“not providedの割合”が伸びていくのかも知れませんと思いつつ、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。