(連載77)通販サイトでなくても連休中のアクセス減は嫌らしい?



猿じゃダメらしい。企業サイトでもGW中にアクセスを減らしたくない!

 企業サイトを運営している目的は“通販”に限ったコトではありませんし、別にアクセス数が新規顧客の獲得になるとは言え、企業利益を左右する絶対条件という訳ではありません。

 また、事業の収益モデルが“BtoC”でなく“BtoB”であれば、取引先も休業なんて状況は普通に考えられます。

 …ですが、GWや年末年始を含む連休中にも“アクセス数を減らしたくない”という企業様の数は皆さまが思っている以上に多く、だからといって連休中にも顧客対応をする社内体制が整っているのかと問えば“それはない”という不可思議なお悩みが一部であったり、なかったり。

 そこで折角ですし、連休でアクセス数が左右される場合とそうでない場合とで、何かしら傾向が無いものかちょっとだけ調べてみました…とは言っても、10サイト程度しか検証していませんので、あくまでも一例の参考資料として次の図をご覧ください。

ゴールデンウィーク期間中もアクセス数が安定したWEBサイトとは?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 上記は、一日のアクセス数が一桁、50人、100人、150人程度で“BtoB”目的の企業ホームページにおけるアクセスログを見たものですが、通販目的のWEBサイトやイベントサイト、休日に利益を伴う事業サイトではなくても、一日のアクセス数が100人(月間アクセス数3,000)を境に連休もアクセス数が安定していました。

 まぁ、今回は気になった程度なので本格的に調べた訳ではないですし、地域や事業内容、条件によって異なるだろうとは容易に考えられますが、公開したばかりやWEBサイトの運営に力を入れられない等の理由でアクセス数がまだ少ない企業様ほど週末や連休といった条件でアクセス数が左右されてしまう点だけは言っても良さそうですね。

 いやはや。。

個人の趣味嗜好をネット反映させる可能性について考えてみる。



WEBは個人の“趣味嗜好”を本当に正しく理解できているのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 少し前にジョニー・デップ主演で、科学者の人格を人工知能にて再現するというSF映画“トランセンデンス”が公開されていました。

 似たような話には、Google社が人格データを再現するシステムで米国特許を取得したというITニュースもあったと記憶しています。

 そう言えば“バーチャル・ウォーズ”という映画もありましたし、人(人格や意識)とコンピューターを繋げるというのは、人道的な問題は別にして昔から実現させようと研究し努力されてきたコトなのかも知れません。

 …が、ここで疑問に思うのは“手段”と“再現率”はどうなっているのかという点です。

 仮に、人格をコピーできたとしても、それは元の人格とは別モノであり、どの程度までベースの人格が“再現”できているかは重要なポイントです。

 具体的な方法は専門家ではないので僕には考えも及びませんが、人格を記録される媒体は肉体では無い訳ですから、本当に正確にコピーされているのであれば精神的には持ち堪えそうになさそうです…少なくとも僕なら無理です。

 もしかして本音や建て前、深層心理、曖昧な感情もデータ化が可能だというのでしょうか。

 ちなみに、今はまだ一般的に使われているインターネットにおいても個別の思考に検索結果が最適化されるよう対応させるコトすら本当の意味では難しいと言われています。

 例えば、アフィリエイトによる収入を目的としたまとめニュースサイトの中には、誤操作を促すような悪質なリンクもあって、その影響で“Amazon”でのオススメ商品に全く興味のないものが表示されるコトも多いようです。

 また、仕事とプライベートでパソコンを使い分けている場合、当然ながら表示される広告も違うはず。

 個人的には科学が進んで、自分が思っている自分、他人が思っている自分、社会の中の自分のどこまでがパソコンで再現されるコトになっても構わないのですが、検索での打ち間違いや第三者による誤操作の誘発でのサイト表示等、ネットを通して収集されるデータが正確でない以上、個人の趣味嗜好に合わせた検索や広告の完全最適化は難しいでしょう。

 そういった意味では、ネットの仕組みとは別にターゲット層を獲得するためにホームページの有効活用がやはり企業利益の追求に繋がるんだと思ったり、思わなかったりする僕なのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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(連載74)スマートフォンに最適化しているかで検索順位が変わる?

企業と利用者の検索ワードの違いについて考えてみる。

何のために検索で1番になりたいかについて考えてみる。

 

機能向上のためにヤフーやグーグルに改善して欲しいと思う話。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH WEBサイト運営についてのご相談という大袈裟なものではありませんが、お打ち合わせ中の雑談にてたまに聞かれるのが“(自社サイト)より検索の上にある迷惑なサイトをどうにかならないのか?”という点です。

 それは同業他社のWEBサイトではなく、ランキングサイトだったり、アフィリエイト目的のまとめサイトだっり、データの少ないポータルサイトや個人のブログだったり…etc。

 まだ“競合企業”のホームページだった方が頑張りがいがあると言われるのです。

 まぁ、検索結果の順位については仕方ないと僕は思うのですが、4コマにも描いたようにサービスを提供するサーチエンジン企業にもお願いしたい点が無いわけではありません。

 単純な話ですが、間接的な情報サイトを除外して“企業”と“通販”のサイトだけを検索する項目を追加して貰えないものでしょうか?

 広告収入の見込み等の企業としての思惑はあるでしょうが、検索のアルゴリズムを改善していくよりも短時間で簡単にWEBサイトの判別はできそうです。

 正直な話、サーチエンジンを利用する側としてもこの項目は欲しいですし…。

 且つてグーグルでは不要な検索の識別には“このWEBサイトを今後の検索結果から除外しますか”なんて機能検証もあったぐらいだし、可能なんじゃないかなぁ。

 いやはや。。

WEBサイトのデザインが思い通りにはならない点について悩む。



WEBサイトは全閲覧者に統一のデザインを見せるコトが難しい?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページ運営サポートの仕事をしていて偶に感じるコトなのですが、ホームページ有効活用云々の前に自社サイトを制作と更新の時以外、ほとんど見ていないという企業様の数が実に多いです。

 まぁ、別にそれ自体は問題のないコトなのですが、そういう企業様に限って“知人(お客様)にホームページを指摘されたのだけど…”といった言い回しでご相談をお受けしている印象があります。

 これはご相談者様が使うパソコンでの見え方が“全ての方で同じ”という誤解が根底にあるからなのでしょう。

 しかし、OSやブラウザ、モニター画面の解像度などご利用になっているパソコンの環境によっては表示されている見え方が違っているのが当然ですし、場合によっては“不具合”が原因で正しく表示されていないケースだって有り得るのでしょう。

 パソコンをご存知の方にとってこれらは当たり前のコトで“何をいまさら”と思われるでしょうが、運営サポートのビジネスをしていると個々による認知レベルに差があるからなと感じる場面には毎日のように出くわすものです。

 例えばこんな事例も多くあります。

自分の思い通りの表示にならないのもまたホームページなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 中には頑なに同じ見え方にこだわる方もいらっしゃるそうですが、大切な点は“同じ表示”ではなく企業利益に繋がるための“同じ効果”があるかどうかです。

 特に、日本では古いバージョンのOSやブラウザを“まだ使えるから”と使用を続ける企業様の割合が多いため、逆にその影響で同じ表示にするコトが“より難しく”なっています。

 言い換えるのであれば、自分たち自身で既に不可能な状況を作り出しているといったところでしょう。

 まぁ、こういった悩みも全て画像にしてしまえば別なのですが…いや、それでも“全く同じ”は無理ですね。

 それでも、WEBサイト制作会社の方に聞くとモニターに収まる行数や画像等まで、客観的に見ると“意味が無い”と感じるところまでアドバイスも聞き入れず、自社サイトの表示のされ方に固執される企業様も一定の割合いらっしゃるそうです。

 確かにサイト閲覧者に与える印象を同じくするための“表現”は大切なコトですが、そのこだわりが“企業利益”を考えてのコトか“自己満足”なのか、今一度ご自身に問うと“最善”なWEBサイトのデザインなのかどうか見えてくるかも知れません・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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Google社からサポートの終了されるIE9について考えてみる。

ホームページのデザインを考えるコトについて考えてみる。

海外から見た日本のWEBデザインについて考えてみる。

 

WEBサイト運営の際のご都合的なロジックについて考えてみる。



何もせずとも“ホームページ”があるだけで成功すると考えない?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 “検索結果で1番になりたい”とお考えの企業様は多くあると思いますが、そこには必ず“競合企業”との“競争”があるコトはあまり考えられていません。

 WEBも“競争”を勝ち抜いてこそ“成功する”という点はリアルのビジネスと全く同じだと言えます。

 ホームページを作りさえすれば後は何もせずに新規顧客がどんどん集客できるなんて旨い話があるはずもなく、同業他社の数や事業内容によって“競争の激しさ”も“宣伝広告費”も異なってくるというのがWEBサイト活用の事実なのです。

 自分は事故に遭うはずはない、病気になりはしないと同じように自分だけはビジネスで“成功する”と考えてしまいがちになるものですが、このWEBサイトの運営と有効活用に限っては“専門知識”と“戦略”が重要になっていて、あるとないとでは成功する確率と規模が全然違ってしまうコトでしょう。

 また、発信している情報も都合の悪いものや“~(から)営業”で確実に追加される料金をぼかして表現したり、サイト構成を駆使してクレームや問い合わせをし難くしているWEBサイトが企業イメージを貶めるなんて事例も増えてきています。

 そもそも“誤魔化しの企業姿勢”で、最初から成功する可能性を下げた自社サイトを所有しているという訳です。

 どちらにしてもそういった意識ではWEBをビジネスに活用しているコトによる“リスクヘッジ”を十分に考えられているはずもなく、また、利益を追求するための“目標数値”の設定もないまま漠然と不満を感じているケースが大半であるだろうと思われ、ホームページを有効活用するという意識をビジネス業界全体に広めるにはもう少し時間が必要なのだと考えずにはいられません。

 極端な話ですが、WEBの世界でも今は“資本力”の強い企業が勝ち易い環境が完成しつつあります。

 つまり、仮に独創的なアイデアで成功したとしても新規参入や起業したばかりの企業では直ぐに資本力のある競合企業が現れてしまい、独走している間に地盤を固められていなければ結局は類似商品やサービスに消費者が分散してしまい成功を維持し続けるコトが難しくなってきたという訳です。

 もう、ただ漠然と根拠のない“成功”を夢見るのではなく、“成功する”ための意識を持って運営をしていかなければ、偶然でもない限り意図的な成功は望めません。

 今やホームページは無くてはならないビジネスツールなのですから、事業戦略における“手段”として認識し予算を組んで活用する、数値に基づいた費用対効果から見直しと改善をしていくようにするコトが大切なんだと僕は思っているのですが皆さんはどうお考えですか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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WEBビジネスを成功させるポイントについてまとめてみる(1)

儲かる(成功する)ホームページとは何かについて考えてみる。

 成功しやすいページ構成のポイントについて考えてみる。

 

企業サイトを真似されたくないという心理について考えてみる。



ホームページを真似されたと感じる敷居と真似たという敷居の高さは異なっている。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 インターネットの普及により営業エリアの範疇を超えて競合企業と接する機会が増えてきました。そのためなのか“ホームページを真似された”と意識される企業様の数が年々増えてきているようです。

 ちなみに、“真似た(百歩譲って参考にした)”と意識されている企業数が極端に少ない点は不思議なのですが。

 最近の珍しいケースとしては、ある企業様に海外から自分のイラストを盗用したのではないかと指摘されたという事例もありましたが、今後は、ホームページを真似られた企業側が“著作”を証明しなければならない深刻なケースが増えて行くのかも知れません。

 例えば“商標登録”のために予算を捻出するコトも規模に関係なく企業様の課題となってくるコトでしょう。

 この部分を変えたから“パクリ”ではないというお話をよく耳にしますが、今後はそういう言い訳が通らないどころか裁判にまで発展してしまうケースも増えていますのでリスクヘッジの点からも事前に類似品が無いかをマーケティングしておきたいところです。

 ただ、真似ていなくとも“真似をされた”、仮に真似たとしても“ここが違う”と考えてしまうのが人の常ですから、こういった問題は全ての企業様において起こり得るコトだとは言えそうです。

 そうそう、真似をされたと誤解してしまう次の様なケースも有ります。

自意識過剰(自分だけが思い付くアイデアは稀であるという認識不足)

やられたという心理(自分が行動を起こしていれば成功できていたというやっかみ)

 そもそも“企業としての成長”がなければ、いずれはどんなサービスや事業モデルも真似のできるものですから、企業側は真似をされないよう、常にサービス内容の改善を心がけておきたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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他社のホームページを真似るコトについて考えてみる。

そもそもホームページを真似る価値はあるのか考えてみる。

ホームページを真似されるという問題について考える。

 

何だか最近は、飛込み作業が多過ぎて逆に忙しい気がする。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 主にブログの更新を効率よくするコトで、自社サイトの運営に関する負担を軽減しようと先月から取り組んでいますが、なかなか思った通りにはいかないものです。

 確かにブログを書いている時間は短くなったのですが、文章を簡潔にするために記事に取り上げるテーマや挿絵の構成をボーっとしながら考えているので、取り掛かるまでと文章を見直すところまで短縮するにはもう少しかかりそうといったところでしょうか。

 その上、前回の“Windowsupdate”以来、パソコンの動作が定期的に重くなったり、クライアント企業様からはマルウエアや迷惑メール、リファラ・スパムといった飛込みのご相談があって、むしろ忙しくなった印象までがあります。

 何だか近頃はまた“迷惑メール”や“督促状”といったキーワードの検索回数が増えているとか、いないとか(実際は、増えてます)、メールが届かなくなるという事例も多々あり、これについては共通点が無いか検証中です。

 まぁ、迷惑メールが専用フォルダに自動で振り分けられない時期は定期的にありますから、中には気にするコトはない事例とあるかとは思いますが…専門知識が無いとちょっとしたコトで不安になるのも仕方のないのかも知れません。

 4月7日にアナリティクスにアクセスできなくなったり、Webマスターツールとの兼ね合いが変わったり、やはり、WEBについては常に勉強を続けなければ対応できなくなって企業存続が難しくなっていくみたいです。

 いやはや。。

モバイルフレンドリーアルゴリズムの導入前に色々と思い悩む。



モバイルフレンドリーアルゴリズムが導入されるのだけれど…。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 どちらかというと僕はガチガチに“SEO”を意識してホームページを制作して運営していくよりも、企画や他の媒体と連携してターゲット層とのマッチングや情報の充実を優先させるタイプです。

 そういう意味では今回のGoogle社が行う“モバイルフレンドリーアルゴリズム”の導入は楽しみで仕方ありません。

 確かに、提示されている自社のスマホサイトが“モバイルフレンドリー”かどうかを判断する指標の通りに手直しておけば今現在は不適応だとされていても問題は無いでしょうし、パソコンやタブレットの検索結果へは影響しないだったり、フレンドリーかどうかを判断するだけですよといった情報が充分に出ています。

 ただ、それでも検索順位に入れ替わりがあるだろうコトは否めません。

 モバイルフレンドリーアルゴリズムが導入された後に検証したいと思う気になる点は幾つも有りますが、次の3点ぐらいはまとめられればブログの記事にしたいと考えいます。

1)情報充実と最適表示

 業務内容によっては外出先でスマホを使ってネット検索を行うというシチュエーションは容易に想像できますが、特殊な専門職でスマホサイトを制作していないが充実した企業情報を掲載したパソコンをデバイス対象としたPCサイトと簡単な情報を掲載しただけのモバイルサイトはどちらが優先されるのでしょう?

 やはり情報がいくら優れていてもスマホに最適な方が優先されるのでしょうか…ちょっと想像しにくいですね。

2)役割仕様とレスポンシブ

 基本的にモバイルサイトとパソコンサイトでは、ターゲットが異なるため有効活用させようと思えば、中身が異なってくるケースが大半です。確かに、更新負担の軽減などレスポンシブWEBデザインを採用する利点もありますが、何か導入後に変化は見られるのでしょうか?

 ただ、今ある情報からはこのアルゴリズム単独による影響は無いと考えて良さそうなのですが。

3)システムPGでの生成ページとHTML

 案外とシステムPGを採用した生成ページの方がアクセス数が伸びるという傾向はあります。ただ、OSやブラウザによっても不具合がでるコトもあり、過去のOSやIE9どころか未だにIE6表示を前提としたプログラム等、どこまで遡って有効としてもらえるのか気になるところです。

 ちなみに、基本的には2つ前までバージョンをサポートしておけば良いというのが一般的な仕様です。

 まぁ、他にも考えているコトはいろいろと有りますが、それらについてはアルゴリズム導入後の数ヶ月間を検証してみて、また別の記事にしたいと思います。

 そうそう、これらは全て専門書やセミナーでのものと違い、あくまでも当ブログの記事は現場の偏りがあって当然のデータから考えているコトばかりですから鵜呑みにするのはお勧めできません、悪しからず・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

アクセス数を伸ばすための衛星サイト活用について考えてみる。



衛星サイト(サテライトサイト)からのリンクでアクセス数を伸ばす?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 優良なターゲット層とのマッチング率を高めるために企業様がオフィシャルサイトとは別に専門的な情報を集めたWEBサイトを制作し、そこから公式サイトへ優良顧客を選定し誘導する方法として“衛星サイト(サテライトサイト)”という手立てが有ります。

 数年前には“被リンク”の数がSEOに効果的で、検索結果の順位が上がるという時期もありましたので、WEB企業による集中的な営業効果と相まって複数サイトを所有する企業様が爆発的に増えたりしたものです。

 当然ながら、これらの衛星サイトにも維持管理の手間と費用が必要ですから、自社サイトの運営ですら持て余している企業様では“制作しただけになってしまった”という事例も数多くあり、今もどうしたら有効活用出来るのかといったご相談が絶えません。

 おそらく、有効に活用できているケースとそうでないケースには極端な差があるのでしょう。

 ただ、企業様にとって本当に大切なコトは“アクセス数”のアップではなく“企業収益”の追求です。

 目的によりWEBサイトを複数所有するコトは確かに有効な手立ての一つですが、効果的な衛星サイトを制作するためには依頼先のWEB会社の実績ノウハウが重要なポイントになってきます。

 特に、安易な(悪質なWEBサイトも目立つ)代表例とされている個人を装った“ランキングサイト”や“評価サイト(レビューサイト)”へのペナルティは今後厳しくなっていくと聞いていますので、衛星サイトの企画段階で既に成功する確率が変わってくる状況かも知れません。

 また、SEOの効果ばかりを意識されている企業様では、広告導入のタイミングやWEBサイトの品質向上に二の足を踏む傾向が見受けられると言われてますので、そういった企業様は衛星サイト制作を検討する際は“効果予測”と“運営管理”についてもWEB企業から提案しておいてもらうと安心できるのではないでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

(連載76)ランダムに選んだログからリファラースパムを見る。



猿じゃダメらしい。折角なので、リファラスパムを少し集計してみた。

 最近、リファラースパムの影響で各クライアント企業様のアクセスログを集計するのがちょっと手間になってきました…と言うのも、元からの月間のアクセス数に関係なく数百PV単位で水増しされていて、場合によっては半数以上が無効なデータとなってしまっているからです。

 まぁ、出来るならばネットを取り巻く環境の把握やリファラースパムを初めとする外的要素の影響を受けているWEBサイトの傾向等を知るためにそのままにしておきたいものですが、限度を超えた水増しをされた場合は、仕方なくログに集計させないフィルタ(除外)設定をしています。

 出来る限りは、設定せずに集計の際に有効なデータだけを抜き出していますが。

 この状況って何となく、迷惑メールが毎日1,000通ほど届くようになってるけどアドレスを変更せずに必要なビジネスメールだけを仕分けできるように設定して欲しいというご相談を受けた時と同じ様な気持ちになりました。

 では、簡単にですが今日仕分けしたデータをご覧ください。

2015年に入ってから“リファラ・スパム”が急増した気がする…。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ここで本格的に集計したデータの全てを掲載するまではしませんが、最終的には3月に集計するアクセスログ全てを上記の様に仕分けするつもりでおり、結果、何かしら弊社の企業ノウハウを蓄積できるのではないかと考えています。

 ただ、上記の参考資料はあくまでもここ3日間で優先的に打ち合わせに必要なログデータをチョイスした集計ですから、もっと多くのログデータを集計していけば最終的な傾向は変わってくるかも知れません。

 また、今回は“ホームページ有効活用”カテゴリの回ではありませんので、単に集計結果だけしか掲載していませんが、それでもご覧になった方にとって何かしらの参考になるのであれば幸いです。

 何と言うか“SEO”にしてもそうですが、一般的に言われている情報との差や局部的な偏りはあるもので、そういったコトもひっくるめて理解しておく“強み”がそのままWEB企業の力量となるはずだと僕は考えています。

 いやはや。。