(連載82)今回はお盆期間中の弊社営業についてのご案内です。



猿じゃダメらしい。お盆期間中の弊社の予定をご連絡します。

 最近、蒸し暑い日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 いつも弊社ホームページをご覧頂きありがとうございます。さて、今回は通常のブログ更新をお休みして、弊社のお盆休みについてご案内させて頂きたいと思います。

 そうは言っても弊社の業務内容はWEBサイト運営をサポートするビジネス、いわゆる“サービス業”ですので、ご契約企業様のご相談につきましてはご対応させて頂いております。

 ただ、ある程度の個人的な時間は確保できるだろうと思いますので、次のコトを進めてみるつもりです。

お盆期間中における当サイトの運営について計画を立ててみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 まぁ、ホントに8月10日の週はブログ更新を休みにしてストック記事を書いたり、リニューアルデザイン案を勧めたりどこまで出来るか分かりませんが少しでも取り組めればと思っています。

 ちなみに、新規ご契約の相談につきましては8/5~8/17まではお休みとさせて頂きますのでご注意ください。

 それでは、今後とも当サイトをよろしくお願い致します。

 いやはや。。

借りて来たレンタルビデオを再生してまたやってしまった話。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 前回の話の続きで近くのレンタルビデオ店がセルフレジになってめっきり利用する回数は減ったのですが、やはり品揃えを考えるとレンタル店の使い分けをしないはずもなく利用させてもらっています。

 まぁ、セルフレジ操作は楽ですが、サービスの変更に不満が無い訳ではありません。

 …と言うか、値上げやサービスの変更を行う際には“顧客離れ”が課題として出てくるのはどのビジネスにおいても当然なのでしょう。

 こういった時は、スタッフによるサービスのカバーが顧客満足度の維持に繋がるのでしょうが、上手くサービスの変更をスライドできたという事例は少ないものです。

 後、個人的にはレンタル履歴を見られるようにしてもらえればと思います。

 購入の時と違って旧作の映画のレンタルって同じものを借りるコトがあって、対面式のレジであれば“一度、借りられていますが”とか“巻数がとんでますが”とか注意してもらえるのですが…。

 ただ、この前クレジット機能付きのカードへの変更を勧められたからなぁ…付いているのになぁ、システム導入直後の改善になるからやっぱ無理かなぁ。

 いやはや。。

受注や問い合わせあるホームページ構成について考えてみる。



サイト訪問者の欲求に響く“共感する”ページ構成が成功の鍵?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページをせっかく運営しているのだから受注率を伸ばしたい。

 ちょっと前の皆から言われるし“ただあれば良い”という時代から今や企業ホームページは“利益に繋げたい”と考えられるビジネスツールの一つとして認知されるようになりました。

 例えば、建設会社の企業ホームページにおいてもテンプレートなコンテンツのサイトばかりだったのが、最近では“バリアフリーの家”、“子育て世代の家”などのテーマを絞って専門的な情報たっぷりのものが増えて来たようです。

 確かに、消費者へのアプローチを考えるならば“バリアフリーに特化した平屋”とか“耐震性に優れた構造”とか、“子どもが独立して一世帯住宅にしたい”といった具体的なキャッチコピーを謳った方が、一部の消費者の要望にフィットするに違いありません。

 ただ、折角なのでここでもう少し考えてみましょう。

 子育て世代の家はそれ以外の方々には売れない家なのか?

 リフォームを謳っている場合、新築住宅に対応できないのか?

 おそらく、そんなコトは無いでしょう。

 上記の図でも描いていますが、企業様の強みとなる独自のサービスやアフターケア、各提供される住宅の構造などで共通する点は少なからずあるはずです。

 そう考えると企業ホームページの発信情報も共通する情報とそうでない情報に分けられるコトでしょう。

 少し費用は掛かりますがLP(ランディングページ)や衛星サイト(情報・サテライトサイト)を活用し、それぞれの要望に合わせた情報とマッチングさせるコトで集客を行い、購買意欲を高めてから契約したいという意識で自社サイトへ誘導するコトが出来れば、ホームページはもっと有効活用出来るのではないでしょうか。

 まぁ、具体的な手立ては企業様によって異なりますから割愛しますが、専門的な情報を100並べるより“消費者に共感してもらえる情報”を1つでも挙げられれば問い合わせの数は違ってくるものなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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ホームページにある説明不足の問題について考えてみる。

白ゆき姫殺人事件を観て企業SNSの活用について思う。

 

訪問者の閲覧の傾向を考えたサイト構成について考えてみる。



公開されてる商品やサービス情報の興味の強さで閲覧方法は異なる?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページを活用した商品やサービス情報の発信方法が、動画であれ、文章であれ、企業様にとって新規顧客を獲得するコトは大変なコトですが、自社サイトを制作する際に気を付けておきたいポイントが全く無いという訳でもありません。

 まぁ、細かなテクニックは必要になりますがページ構成の基本となる注意点は次の2つでしょうか。

(1)サイト訪問者の関心度に合わせて拾い読みでも概要が理解できるキャッチコピーや図表の配置を考える

(2)ターゲット層の持つ購買意欲の細かな検証と予測をして、マッチング率を高めた個別アプローチを行う

 多くの企業様で「うちは“口コミ”が強い」といったお話を聞くのですが、情報の拡散具合によって口コミの効果は比例するためこのテーマではあまり参考にはなりません。

 むしろ、良い情報と悪い情報を判別してそれぞれに対策を行う情報コントロールの技術の方がこれからは企業様に必要なものとなってくるコトでしょう。

 また、上記では(1)のイメージを図にまとめてみましたが、(2)の要点とも共通するポイントが多々あるため、近日中にこちらもブログ記事のテーマとしてまとめてみようと思います。

 ちなみに、以前にはGoogleアナリティクスと併用したくなるような特色あるログ集計ツールもいろいろとあったのですが、中にはサイト訪問者のマウスのポインター移動やスクロール、クリックの再現を行うツールがあり、サイトから商品を購入される方とそうでない方それぞれのグルーブに共通する動向は無視できない情報でした。

 やはり、同じ目的の方の共通する行動を見つければビジネスの戦略はより良いものになるコトでしょう。

 例えば、SEOやネット広告等によるビッグキーワード検索からのサイト誘導により新規顧客の獲得を目的としているのであればページやサイト構成の“拾い読み”対策は重要な課題となってくるはずです。

 改めて考えるとこれらの課題のクリアして試行錯誤を重ね、完成度を高めていったものがLP(ランディングページ)なのかも知れません・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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良いホームページの良い雰囲気作りについて考えてみる。

相手の立場になってホームページ構成を考えてみる。

 

簡単な炎上商法のメリットとデメリットについて考えてみる。



炎上商法とは注目を集め続けるコトで“集客”をする一つの方法。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 少し前に法案を強制採決をしても、成立すれば国民は忘れるという記事がありましたが、ビジネスの成功においてもっとも大切なポイントは次の2つではないでしょうか。

(1)知られるコト

(2)忘れられないコト

 特に業界のスタンダード、ヒット商品になるためには“忘れられないコト”は大切な要素です。

 もちろん、商品やサービスが消費者とマッチングするコトも重要なのですが、素早く広い範囲で認知されるという点では炎上商法は容易に思い付く集客手段の一つだと言えなくもありません。

 ただ、その炎上商法も取り扱っている商品やサービスが一過性のブームを狙ったものかヒット商品としての足掛かりを狙ったものかで仕掛ける側が気を付けなければならない点も少なからずあります。

 例えば、ドラマや洋画の吹き替えに一般的にはミスキャストと思われる方を抜擢したり、漫画を原作としたドラマや実写映画の制作する理由の一つには、アンチとファンの数値より収益の見込みが立てやすくスポンサーも集めやすいというメリットがあるからだと考えられています。

 しかし、最近ではその設定した売上見込を下回るケースが増えてきているようです。

 今や炎上商法は“自然に”もしくは“受け入れやすく”戦略的に行わないといけない手立てなのでしょう。

 インターネットの普及により消費者の興味が分散したり、薄れたりするのが速まっている昨今、炎上商法であっても忘れさせないための定期的な“燃料投下”という作業だけでは維持し続けられなくなってきています。

 だからと言って過激な炎上劇場を続けていくには発信者の“イメージ”を悪くするというリスクがあるため、何の戦略も無しに安易に取り入れるコトはお勧めはできません。

 一過性の収益だけを狙っている炎上でないのなら発信者に“印象コントロール”の技術が必要なのです。

 どんなに良い商品であっても悪い印象のままでは長続きはしないでしょう。

 きっかけはどうあれ、“あれ?思ったより良いな。”と思われるような後発の手立ての準備が必要な訳なのですが、それはまた別の機会に記事にまとめたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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良し悪しとは関係なく炎上商法について考えてみる。

バイラルマーケティング(Viral marketing)について考えてみる。

 

ターゲットとビジネスモデルのマッチングについて少し思う。



粗利率と人件費の追求をする企業努力と企業都合主義は違う。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 今回のブログ記事のテーマは“収益モデル”についてです。

 この収益モデルは“利益の追求”が企業課題とされる昨今、需要と供給のマッチングと消費者の育成によるビジネスモデルではなく、利益率のみを追求した“企業都合”の方にターゲット層をマッチングさせる手法ばかりが増え、早々と衰退する業界が目立つコトからも重要視されるようになってきました。

 いわゆる“効率よく追求できる最大限の利益を出す”というものです。

 もしかしたら、これはインターネットの普及により“アイデア”だけで誰もが“一攫千金”を狙えるという認識が一部で広まったために起こった弊害なのかも知れません。

 実のところ、今回は炎上商法について記事をまとめていたのですが、その前にどうしても収益モデルの話に触れなければならず、予定を変更して記事にしてみたという感じだったりします。

 もちろん、一攫千金を狙うコト自体に問題がある訳ではありません。

 アイデア一つで若くして大成功なんて、とっても夢がある話じゃありませんか。

 ただ、目先の利益ばかりを追求していると後から参入してきた競合企業と一緒になって我先にと利益をくらいつくしてしまうケースも多く、全く土壌を育てようとしない業界の衰退スピードは年々早まっている気がします。

 兎角、インターネットとはビジネスと別に情報の拡散にも利用されていて、これにより自社の商品やサービスが模倣される範囲や速度も広げてしまった上、顧客の囲い込みも難しくしてしまいました。

 特に、どれだけ真面目なビジネスを行っていても業界に“自分さえ良ければ”、“真似したもの勝ち”というスタンスの企業参入が一社でもあれば、ゆっくりと育客を行っていく訳にもいかないでしょう。

 どちらにしてもインターネットが企業間の競争とモラルハザードを激化させている一面もある訳で、炎上商法もまたその一つなのですが、それはまた別の機会にでも記事したいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

▼過去のよりぬき関連記事

他社のホームページを真似るコトについて考えてみる。

サイトの情報が盗まれるという点について考えてみる。

 

経費削減でシステム導入しても客足が遠のけば意味が無い話。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH DVDやBlu-rayは購入ばかりでなく、結構な頻度でレンタルビデオも利用をしますが、近くの大手レンタル店でのサービス低下を感じずにはいられません。

 本やセルDVDの品揃えも悪くなり、中古販売や漫画の本のレンタルの方が店内スペースの多くを占めてしまい、衝動買いの楽しみもなくなってしまったためDVDやBlu-ray、本の購入はネット中心になってしまいました。

 そんな中、僕が別支店や競合レンタル店を利用する一番のきっかけになったのが“セルフレジ”の導入です…いや、別に面倒ではないです。ただ、このサービスに追随して“誕生月の割引”のサービスは申告しなければならなくなり、傷ついて見られない商品に当たる確率が多くなった気がします。

 また先日のコト、セキュリティーを外して商品を急ぎ詰め込んで出て行った方の後にレジに入ったところ、画面は精算中でアダルトビデオ45本(約7,000円)と表示されていました。その方の服装は業者では無かったですし、そのままで操作ができないので店員さんに来てもらいました(ただ、2本しか持っていないのに入力はお済みですねで始まり、混んでなったので状況を説明するも生返事のまま画面をリセット…って大丈夫?)。

 そもそも経費削減とはビジネスの先を見越したものでなければ逆に“客離れ”に繋がり、最終的には経営を圧迫して閉店になったという事例も少なくありません。

 最近では割引の無い日に駐車場が混んでるコトもなくなり閉店する支店も出てきたようですが、家から近いというコトで個人的には応援しているのでがんばって欲しいものです。

 いやはや。。

(連載81)ブログ記事のテーマに関するリクエスト選びに悩む。



猿じゃダメらしい。ブログのテーマに選ぶリクエストにも優先順位が?

 さて、今日のブログ記事は休憩の回とでも言いましょうか。

 そろそろ記事の数も800記事に到達するコトですし、最近ではブログのテーマに関するリクエストもちらほらと増えてきているので、ここらでテーマ選びのルールとかをまとめるコトにしました。

 あっ、話が変わりますが、近頃のGoogleアナリティクスの状況ってセッション数の多いサイトのデータ一覧の表示において重い気がしているのは僕だけでしょうか?

 特に、キーワードや閲覧ページ情報を一度に表示する際には“固まる”という現象も確認できています。

 この時、他のページのタブや同Googleアナリティクス内の左メニューは普通にクリック出来るため、パソコン自体の問題では無く、Googleアナリティクスの方に発生しているのではないかと予想しているのですが、忙しくて同じ現象が起きている事例の確認はまだ出来ていません。

 さて話を戻して…そんな中、アクセスもリピート率も順調に伸びている当ブログ記事のテーマ選びについて、下記の通りちょっと状況やルールを整理しています。

当サイトにおけるブログ記事のテーマとルールについて整理してみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 冷静に考えてみれば、一日のアクセス数が一桁だった頃と200件を超えた頃とでは、サイト閲覧に関する割合(ここでは、リピート率)が同じでも月間の総数にすれば大きく違っているものです。

 ありがたいコトなのですが、やはりブログ記事へのリクエストが増えてきてもテーマに取り上げられないケースが多かったりするのは残念ですし、申し訳ない気持ちになります。

 上記に補足すると(1)については単に検索で上位表示させてもビジネスとして利益に繋がらない事例も多く、単なる自己満足で終わってしまうというコトも考えられますので、個別のご相談ではお応えしますが記事のメインテーマにするコトはほとんどありません。

 多くの場合では、すべきコトをちゃんとやれば検索順位は上がりますし、ツールの活用や広告宣伝によって集客が出来るため社内体制に余裕があるのでなければSEOばかり過度に固執する必要もないでしょう。

 何事もバランスです。

 それから、(2)についてはこれからも通販サイト(ECサイト)運営のポイントを紹介した記事の内で成功や失敗の事例をご紹介していくつもりです…が、問題は(3)で一番リクエストに答えられていないテーマです。

 まぁ、具体的に順位が下がったとか、検索できなくなったとか…ご紹介したい事例はあるのですが。

 一般的な事例はITニュースになるコトがありますし、他所にも専門サイトがいくつか存在しています。

 当サイトとしては、一般的な事例では無く“こんなコトがあった”という案件を紹介をしたいのですが、Googleペナルティの記事となると言葉を濁せば分かり難く、明確に表現すると事例の元となった企業様が特定できてしまいそうです。

 ただ、WEBサイトの有効活用という視点から考えれば、運営について意識の高い方が増えているというのは喜ばしいコトですので、近いうちにGoogleペナルティについての記事の在り方を検証して今後は記事のテーマとして取り上げる割合を高めていこうと思います。

 いやはや。。

スパム被害に遭うサイトの共通点と対策について考えてみる。



リファラースパム被害に遭い難いWEBサイトにも共通点はある?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 今年に入ってからリファラースパム被害が急増しているようです。

 ここでのリファラースパムの被害の中にはリンク先でウイルスを仕掛けられたり、企業情報を盗まれたりといろいろありますが、企業様にとって一番の問題は“アクセスログデータの水増し”ではないでしょうか。

 最近では自社ホームページのアクセスログからWEBビジネスの戦略を検討される企業様も増えているため、その集計した情報自体が間違っているとなるとホームページ有効活用の狙いが根本から揺らぎます。

 ただ、迷惑なログデータを除外するためにフィルタリング設定をしようにも、迷惑メール同様にスパムを仕掛ける側も巧妙になっており、アドレスを日々変えて大量にデータの水増ししているとなると対策も簡単ではありません。

 では、サーバー会社の対策に頼りきりで自社で出来るスパム対策はないのでしょうか。

 ちょっと調べてみたところ、今回は被害に遭わないサイトの共通点は見つからなかったものの、被害に遭っているサイトの共通点らしきものは見つかりました。

 それは“Googleアカウント直下”のアナリティクスのタグが使われていたという点です。

 簡単に言うと“UA-○○○○○○-1”の一番右の数字が“-1”になっているというコトです。

 だからと言って完全なスパム対策が出来るという訳ではありませんが、単純に“UA-○○○○○○-1”のタグを使わずに“2”以降のアナリティクス設定をするだけでぐっと被害を回避できるかも知れません。

 まぁ、この対策方法だっていずれはイタチごっことなるでしょうが、案外とちょっとした工夫で出来るリスクマネージメントもまだまだあるんだと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

▼過去のよりぬき関連記事

自社サイトの運営で困るリファラースパムについて考えてみる。

迷惑メールや詐欺メール、営業メールについて考えてみる。

 

WEBにより激化する価格競争の仕組について思う。おまけ編



WEBサイトの影響による価格競争に巻き込まれないためには?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 さて、今回は“おまけ編”として、出来る限り価格競争に巻き込まれないようにするためにどんな点に気を付ければ良いか簡単ですが考えてみましょう。

 もちろん、誰しもがご存知の通り価格競争に巻き込まれない一番の方法は“自社ブランド”を確立して業界の価格基準を決定する側になるコトに他ありません。

 ただ、それが出来れば苦労は無いと経営者の皆さまは思われるはずです。

 そこで、このブログ記事の中だけでは言葉足りずの話となりますが、上記の図に書いています3つのポイントを例にして考えてみるコトにします。

 (1)競合となる企業が同業他社と決めつけない

 例えば、うどん屋さんを経営していて近くに大手チェーンが進出してくるとします。

 ここでのデメリットは皆さんも思い付かれるでしょうから割愛するとして、もしかしたらメリットとして“潜在顧客の掘り起こし”が成されるかも知れません。

 簡単に言えば、うどんを食べなかった層に自然発生的にブームが起こるかも知れないというコトです。

 だとすると売り上げが落ちるかもと嘆いているよりも、当店自慢の独自の具の開発や食べ比べフェア等の集客を行うで、逆に売り上げが伸びる可能性もあり、自社で顧客の開拓をしなくて良いチャンスだという考え方も出来ます。

 むしろ、大型トラックも駐車できるコンビニ出店の方がお客様の減少に繋がったという事例もあり、何も注意すべき競合は同業他社に限った話では無いという意味がお分かりいただけるコトでしょう。

 ん?

 ちょっと思ったよりも文章が長くなってますね、では、(2)と(3)はまとめて考えてみます。

 まず、簡結論を述べれば売り手の思惑や専門知識を消費者が求めていない場合もあるというコトです。

 案外と大切なのは、ターゲット層の“ふわっとした”ニーズにマッチさせる点かも知れません。

 では、このポイントを風邪薬を例に考えてみましょう。

 消費者にメーカーのこだわりが無ければ、風邪薬についての細かな成分よりも“眠くならない”という点が重要になる方もいれば、“1回分”という数量が決め手になる方もあるはずです。

 そう、多くの場合は消費者にとっての自己都合が最優先されています。

 極端な話をすれば風邪への効き目より“コラーゲン配合”と目立つように書いた方が、女性への売れ行きは良いかも知れません。

 企業様がブランディングを行う上で、過度な“専門家のこだわりは消費者に響かない”と考えられており、基本的には消費者の立場になって購入に至る云々ではなく認知されるために出来る限り多くの方に響くコトが大切なのです。

 最後にもう一つ、誰しもダイエットは大変で継続しないといけないと知っています。

 しかし、コンビニに1回分(2錠程度)で“今夜の女子会前に忘れずに美ダイエット”なんて可愛らしいイラスト入りのパッケージでレジ前においていたとしたら、皆さんは売れると思いますか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

▼過去のよりぬき関連記事

WEBにより激化する価格競争の仕組について思う。業界側編

WEBにより激化する価格競争の仕組について思う。消費者編