Windows_xpのサポート終了に対する問いの例えに惑う。
- 2014年01月31日
- ホームページ有効活用
■OSについてはWindoes7や8.1の話もしたいのですが、それは別の機会にして今回は“xp”のサポートのお話です。
はてさて、ビジネスのメインPCでは無いとはいえ、ブログ記事を描いていたサブのパソコンが壊れるというアクシデントに結構な時間を取られてしまい、飛び込み依頼の準備も相まって机の周りは散乱状態となり今夜は徹夜になりそうです。
…とはいえ、ブログ記事のストックも無くなってしまいましたから、提案書の印刷をしている間に1つ2つの記事を書いておこうと思います。
これをきっかけに、今後の記事が簡潔な軽めの文章になると良いのですが、事例等を話の中に織り交ぜていくコトを考えると、それはちょっと難しいものなのでしょう。
…って、こんな前置きもまた話が長くなる原因でしょうし、今回もまた書き終えてみると長い文章かな(笑)。
さて、明日は一日出ずっぱりですし雑談はこのくらいにして本題に入っていくコトにします。
最近の打ち合わせにおいてお客様から“Windows xpのパソコンを使っているのだけど、サポートが終わるから大変なコトになるんでしょう?”と言ったご質問を受ける機会が多くなりました。
確かに、公式では日本時間で2014年4月9日にサポートの終了がアナウンスされています。
もちろんそれまでに対策を行っておくに越したコトはありませんが、必ずしも“サポート終了=大変なコトになる”という訳でも無いので、パソコンの買い替えの費用を考えると今のままのパソコンをしばらく使い続けるという選択をする企業様も多いようです。
しかし、OSのバージョンアップが出来ないパソコンをお使いの場合、しばらくと言うのが“被害にあうまで”と聞こえてしまうのも仕方のないコトだと思います。
ホントのところ、Office2003のサポートも同時期に終了するので、こちらの方が困る企業様が後々出てくる気もしますが、この情報については知らなかったという企業様の方が多いようです。
中にはサポートの終了と同時にパソコンがどうにかなると思われている方もいらっしゃっていて、“どうなるのか教えて欲しい”という時もあるのですが…ここからは何か例を上げて話を進めていく方が良さそうです。
まず、新築の家でイメージしてみましょう。
新築の家でドアの建付けが悪かった場合、建築企業の方へ連絡をすれば“まだ保証期間内なので直ぐ修繕をしに伺います。”となる筈ですが、これが築10年を過ぎてくると“保証期間が過ぎていますのでお見積りをお出しします。”となる筈。
xpのサポートが終了するというのはこんな感じでしょうか?
こういうとサポート終了後に直ぐにお使いのパソコンがウイルス感染してしまうようなイメージを持たれる方がいますが、パソコンがウイルス感染する原因というのはまちまちなのです。
Windows xpの様なOSだったり、WordPressのようなプログラムの脆弱性だったり、メール添付だったり、アドウェアやマルウェアだったり、物理的な機械を取り付けられていたり…もう考え出したら限がありません。
その中での一つの原因な訳なのですが、今後“OSが原因”で何かあったとしても対策は取りませんという事前告知と各自が自己責任で“リスクヘッジ”をしておいてくださいというアナウンスを兼ねて広く告知されている訳です。
では、次に“どうなるのか”ですが…それは説明したくとも、誰にも分かりません。
とにかく、ここで二つの例を上げますのでちょっとイメージしてみてください。
同じマンションに住んでいるお隣で、Aさんは玄関に鍵を掛けずに近くまで出かけるタイプ、Bさんはしっかりと鍵は2つ設置しているタイプだとします。
どちらが泥棒に入られやすいかは一目瞭然ですが、イコール泥棒に入られるというものでもありません。
鍵どころかドアを全開にしていても泥棒が入らないかも知れませんし、鍵をかけていても別の手段で入られるかもしれません…これをパソコンに置き換えて自社はどうするか判断してください。
この“選択”が“自己責任”なのです。
更に、パソコンに侵入されたとしてどうなるかですが、それは侵入した人やプログラムに寄るところが大きく、ここまでインターネットが普及した今、正確なガイドラインを作るのは難しいでしょう。
ここでもう一つ例で述べるなら、侵入者が泥棒なら物を取っていくでしょうし、変質者なら盗聴器を取り付けていくかも知れません、愉快犯なら侵入した形跡だけ残していくでしょうし、テロリストなら爆弾を仕掛けていくかも…と言った具合です。
これをパソコンだったらと置き換えてリスクを考えるコトはそう難しくないと思います。
どちらにしても日進月歩のWEB業界ですので、社内のシステム等を考えると簡単にOSの変更はできないと思いつつも、新しくしないといけないというコトもお分かりでしょう。
特に最近ではインターネットを介しての被害は、企業の存続すら危ういものにしてしまう程の影響力がありますので、せめて外部のインターネット接続するパソコンだけでも新しいものにしておきたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。