今度は“視覚”という点から“良いホームページ”を考えてみる。



まるでウインドウショッピングしているかのように視覚的に楽しませる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■良いホームページという検索の“良い”という検索キーワードには、どういう意図があるのか?

 以前、「ビジネスにおいて“良いホームページ”とは何か考えてみる。」という記事を書きましたが、当サイトへの訪問者の中で、この“良いホームページ(いいホームページ)”というキーワードで検索されている方は相変わらず多いです。

 これはサイト運営にお悩みのある方、何をして良いか具体的に分からないという方が、実に多いというコトを現していると言えるのではないでしょうか。

 今後も不定期になると思いますが“良いホームページ”についても取り上げていきたいと思います。

 さて、この“良いホームページ”で検索されている方は、ホームページをお持ちの企業様でしょうか?それともホームページ制作や運営に携わっている業者様でしょうか?

 どちら視点で考えるかによって内容は大きく変わります。

 まぁ、WEBを生業としてある方であれば“ファビコン”や“パンダアップデート”等、具体的なキーワードで検索される可能性の方が高いと予測できますので、今回は“ホームページをお持ちの企業様”の視点で考えていきたいと思います。

 いつもはどちらの立場からとかは考えず、思ったコトを連ねていくだけなんですけど・・・(笑)。

 まず、ホームページの良し悪しを語る上で忘れてはいけない“サイト運営の目的”を考えて下さい。これが判断基準となるのですが、通販や来店目的となる場合はともかく、BtoBの企業様だとサイト運営の目的を明確にするコト自体が難しいかも知れません。

 しかし、どんな目的でホームページを制作されたにしても“企業イメージを高めるコト”は大切ですので、目的を絞れないというのであれば、企業イメージを高めるコトから始められてはいかがでしょうか?

 企業理念やロゴ、業務の流れなど視覚的な部分をしっかりと作り上げるコトで、御社に興味を持っていただける可能性が高くなります。ちょっと分かりづらいですが、イメージは次のような感じです。

理念やサービスを視覚で伝えるコトが必要なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

(Click!)

 SEOばかりに気をとられていると忘れがちですが、所詮“SEOはアルゴリズム対策”です。クローラーと訪問者の両方に好まれるコトが理想ですが、機械的(プログラム的)な部分ばかりにこだわって、人間味の無いサイトは好まれません。

 この考えは“インプレッション数(表示回数)”と“コンバージョンレート(購入率)”の両立という問題なのですが、これはまた別の機会に述べたいと思います。

 多くのWEB企業が“リニューアルを営業する”ために、SEOをベースにチェックをしますが、エンドユーザーとなる多くの人は“感覚”で良い悪いを判断します。

 つまり、ホームページにも“華がある”コトが、選ばれるコトに繋がるのです。

 実は“なんとなく格好良い”、“なんとなくキレイ”、“なんとなく素敵”が、無視できないサイトの強みと言えます。実際のエンドユーザーは、個人であれ企業であれ“”なのです。ホームページ制作を依頼される企業様の半数以上が“泥臭く”というコトを希望されるのも“賑わいを出す”という要望の現われだと思われます。

 ホームページ制作において“画像3割”というポイントがありますが(単純に面積の割合で、視覚にうったえる印象の割合となると7割以上の効果があると言われています。)、これはテキストでそこに書かれている内容や企業サービスをイメージさせる役割とした画像の追加で、通販目的のサイトであっても同様の効果が見込まれる様です。

 “注文の流れ”について、キャプチャー画面を使った解説ページを作っているところと文字だけの解説しかないところ、解説の無いところでは、クレーム数や注文取消し数に大きな違いが出るというデータもあります。

 意識して御社のホームページを見直してみると挿絵なり、キャッチなり、追加できるものが見えてくるんじゃないでしょうか?

 さて、次に“良いホームページ”について記事を書くときはどんな視点からにしますか。思いついた頃に、また続きを書くコトにして、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。(2012/08/30 一部修正)