企業サイトでの月間アクセス数の目標について考えてみる。



WEBサイトのアクセス数には企業規模毎で自然集客できる基本数値がある!Web-STYLE(ウェブスタイル)

■収益の出るサイト運営を意識するのにノルマや目標数値は必要ですが、さて、月間アクセス数はどの位が良いやら?

 さて、早くもまた気づくと月末となっていますが、毎月この時期になると“アクセス数”に関するキーワードでの検索で弊社サイトに訪問される方が多くなります。

 正直なところ、各企業様が経営を続けていく中で“ホームページ”を所有するコトは一般的となりました。

 しかし、上手にWEBサイトの運営が出来ているのか、今、感じている手応えが“使いこなせていて”効率の良い状況なのか、“ポテンシャルを残していて”効率が悪い状況なのか、具体的には想像が出来ないという企業様も少なくないかも知れません。

 弊社におけるアクセスログの検索ワードを見てみると、業種業態こそ不明なもののアクセス数の目安がどのくらいで“成功”なのかを調べていると推測できるキーワードも多いのですが、別に正解がある訳でもないので、現状で設定されているアクセス数の目標数値は企業様でまちまちみたいです。

 確かに、どんなに1ヶ月間のアクセス数が多かったとしてもビジネスに繋げられていないのであれば仕方ない…という点は、既に多くの皆さんがお分かりになっているコトでしょう。

 むしろ、通販目的のWEBサイトで“アクセス数アップ売上の伸び”と単純に結び付けて割り切れた方がサイト運営の方が、手間も費用対効果の検証もずっと“”なのですが…。

 ここで、弊社のログからアクセス数の目標数値に関係しそうな検索のキーワードを数か月分抜き出してみました。

 それぞれ、企業様で所有されているWEBサイトの状況や運営予算の必要性といった認識は違えども、自社サイトにおける月間アクセス数の目標が“1,000件”と“3,000件”が一つの節目となっているケースが多く、この辺の数が続くと今後どうすれば良いのかというポイントをネットで探す場合が多いようです。

 ちなみに、これらの数値を“多い”と感じるか“少ない”と感じるかで今後のサイト運営への真剣さは違ってくるコトでしょう。

 では、話を進めて行く前に次の図をご覧ください。

アクセス数を伸ばし続けるためには、企業様の成長も大切です。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 実のところ、アクセス数の伸び悩みには企業様の“規模”や“認知度”が大きく関係しています。

 例えば、月間のアクセス数が、数万、数十万件とどこまで伸びようとも“収益”が横ばいを続け始めたのなら、何かしらの対策を行うというのが“成長を続ける”成功する企業様という訳なのです。

 ですから、単にアクセス数という数値目標だけを設定するのでなく、次の点は意識しておいた方が企業規模の現状までが把握を出来て良いかも知れません。

・検索によるアクセス数の増減

・新規とリピート訪問の比率

・直帰率とアクセス推移の比較

 しかし、ネット広告を活用せずにページの更新を行っているだけでも、日々の営業で地域に根強く密着が出来ていているため月間500件のセッション数までは問題なく達するコトでしょう。

 ただ、多くの企業様は月間500~1,000件辺りでアクセス数の伸び悩みである最初の壁を感じられるはずです。

 もし、ここで図でも述べた通り数年間のサイト運営を続けているにも関わらず月間のアクセス数が100未満の状況が続いているというのであれば、発信されている“コンテンツ”とサイト運営に関する“社内体制”の両方に早急の改善が必要だと思われます。

 上記に“コンテンツ”と書いた理由を付け加えるにならば、ページ数や情報量が少ないという通り一遍の問題点だけを述べている訳ではなく、導線、企画、独自性や魅力、その他、様々な構成の改善を考えなければならないと思われたからです。

実はアクセス数の伸び悩みは、企業規模の成長課題と同じ?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 また、月間アクセス数が“3,000件”前後で伸び悩んでいる頃にまでになると、企業規模だけではなく業界、つまり業種業態によって共通して傾向までを理解しなければ改善点はなかなか見つかりません。

 土日や祝日にアクセス数が激減するサイト、またはその逆のサイト、特徴ある曜日や時間帯にアクセスが集中するサイト、一定で安定したアクセスが続くサイト…チェックポイントは幾らでもあります。

 単に1日のアクセス数目標を100件と設定したという企業様も多いのでしょうが、本当にアクセス数を伸ばしていきたいのであれば、企業としての宣伝広告の取り組みか、コンテンツの追加やシステム導入無しにはこの壁を越えるコトが困難だろうと思います。

 まぁ、WEBには“運”の要素も大きく関係するので壁に打つからない企業様も多くありますが。

 どちらにしても、競合サイトにおけるアクセス数の推移や自社サイトの昨年同月との比較は行ってから目標数値を設定した方が現実味のあるものになると思われますが、これに出来れば訪問者の分類も参考にしたいものです。

 その多くのアクセスは、個人様なのか、企業様なのか、地域や世代、性別等…詳しく把握しておけば、ビジネス戦術としてより有効な手立てを選択できるコトでしょう。

 この様に目標数値の設定は効果的にサイト運営を行うためには大切なポイントの一つです。

 ただ、弊社の様なWEBサイトの運営をサポートするビジネスモデルがある訳ですが、収益を出していくためは細かな分析や提案とは別に、企業様でアクセス数の目標数値を設定するコトはとても良いと思います。

 どちらにしても目標数値に正解は無いですし、ノルマによる“責任感”や“モチベーション”の維持に関係してくる重要なポイントだと言えるのですが、経営者様は無茶な数値を提示せずに“手に届く数値”、“段階に分けた目標数”くらいの余裕は考えておきたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

企業と利用者の検索ワードの違いについて考えてみる。



発信側と訪問側が繋がってWEBビジネスは成立する?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■当たり前に使っているその言葉は専門用語じゃ無いのか、こういう考えもWEBサイトの成功には大切なのです。

 検索によるサイト誘導を中心とした企業ホームページの運営において、ターゲット層の検索に使われるキーワードと自社サイトから配信する情報の“マッチング”は重要なポイントとなります。

 特に、“BtoB”が目的でサイト内には多くの専門用語…いわゆる“業界用語”があるのならサイト誘導を行う際に、ビジネスに繋がる層を絞るコトは容易となりますが、これが“BtoC”であるならば検索の対象となるキーワードの選択は、企業利益に直結する大問題だと言えるでしょう。

どんな検索ワードの訪問者がビジネスに繋がっているのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 平仮名での検索、漢字やローマ字、検索エンジンの日本語に対する理解が高まったとはいえ、SEOのコトを意識したであろう露骨なタイトルのWEBサイトは未だにあちらこちらで目にします。

 まぁ、こういった問題はハミングバードアルゴリズムのアップデートによって直ぐに改善されていくのかも知れません。

 ただ、それまで待っていれば良いというものでもなく、WEBサイトの制作側がこういった“専門用語”と“検索”のマッチングを注意しなかったために、サイトの公開後に企業間のトラブルになってしまうケースも多いと聞きます。

 ちょっと話が反れてしまうかも知れませんが、英語や中国語に対応させた専門ページを制作する際に、専門用語を直訳で掲載してしまい意味が通じなくて作り直しになるというケースもこの問題に含まれると言えそうです。

 こういったケースでのリスクヘッジとして、大手企業様では既に英語や中国語に訳した資料を準備されているものなのですが…それだけ専門用語を正しく配信するというコトは企業様にとって収益の幅を左右する重要なポイントなのかも知れません。

 では、ここで検索ワードを分類する前に次の図をご覧ください。

検索によるWEBサイトへの誘導における障害は“キーワード”!Web-STYLE(ウェブスタイル)

 それでは、検索ワードの選択についての例を幾つか考えてみるコトにしましょう。

1)企業間で使用する語句が異なるケース:コンテナ洗浄と番重洗浄

 よくコンビニ等でパンを運び入れる際に使われている薄型のプラスチックコンテナを見かけるコトがあるかと思いますが、これは別名で“番重(ばんじゅう)”とも言います。

 こういったケースでは、まだ両方の単語に対応させておいた方が良いため、検索エンジン最適化を意識するならば、両方を表記する“くどい”ページタイトルにするコトが多いようです。

 もし、多少の救いがあるとすれば“BtoB”目的のWEBサイトではタイトルのスマートさは重要視されないため、企業名と要点のみをタイトルに表記しておけば結果に繋がるという点ではないかと思います。

2)当て字や間違った語句が一般的になったケース:板金と鈑金

 自動車の“鈑金”サービスを行っている企業を探す際に、使い慣れない言葉だからか、単に変換の問題なのか“板金”と検索される割合の方が多いと言います。

 別に、どちらかが間違いでなくとも使われている漢字が一定でないものも多く、まだ“単語による検索”がまだ主流である今、サイト誘導の難しさを実感している企業様も多いのではないでしょうか。

3)漢字と平仮名のどちらも同数程度使われるケース:着物ときもの

 もっとも事例の多いのが、このグループかも知れません。

 ただし、このケースに見られる問題は検索エンジンの仕様の変化によって改善されていきますので、これらの中では一番最初に解決されるのだろうと思います。

4)上記の組み合わせタイプ:むし歯、虫歯、ムシ歯、齲蝕(う蝕)治療

 検索エンジンに強いWEBサイトを作りたいのであれば、ビジネスに繋げるターゲット層の設定によってキーワードを絞り込んでいく必要があるでしょう。

 ちなみに、絞り込みを行う上での簡単なポイントとして次のものが挙げられます。

・ホントに検索されているのか、使用が集中したワードはないか

・専門家側の使っているワードになっていないか

・絞り込まず複数選択で総合的にサイト誘導した方が良くないか

 そもそも検索によるサイト誘導だけで、WEBサイトを通した利益を出し続けるコトは不可能です。

 けれど、意図的に企業ホームページの中で強くしておきたいキーワードがあるのならば、こういったポイントを意識してWEBサイトの見直しをしてみるのもいかがでしょうかという話なのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

SEOか収益か目的別のサイト運営について考えてみる。



制作側も運営側も共通認識で戦略的にWEBサイトを育てる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■今やっているWEBサイトの運営には、どんな効果を狙った作業なのかを知るコトが“効果測定”には大切なのです。

 企業様がWEBサイトを運営していく上で、コンテンツの追加や日々の更新にはどんな意味があるのか分からないというのでは、結果が出るまでのモチベーションの維持は難しいものです。

 そのため、昨今では弊社の様なWEBサイトの運営サポート会社を初めとしたITコンサルタントやWEB制作会社とのランディング契約を行う企業様が増加しつつあるのですが、手立ての目的に関する十分な説明がないと、後々に企業間トラブルに発展してしまうというケースも少なくないと言います。

 そもそもWEBサイトを有効活用していくために提案される企画には、次の様な企業様が求める目的があるものです。

—-

・SEOの効果を狙ったもの(もしくは、それに伴うサイト誘導)

・ビジネスに繋がるもの(来店誘導、問い合わせ、購入促し他)

—-

 もちろん、直接的な“狙い”は上記の大枠とは別にもあるのでしょうが、基本的には上記のどちらかの狙いを通して目的を達成する道筋が考えられているコトでしょう。

 今回は、企画の良し悪しでは無く、目的によって頑張っても結果の出にくい手立てになってしまうポイントについて考えてみたいと思うのですが、説明のために使用する語句にはネーミングの不適切なものもありますので遠まわしな表現になってしまい、分かり難い記事になるかも知れませんので、あらかじめご了承ください。

 では、ここで次の図をご覧ください。

WEBサイト運営には“SEO”と“収益”という目的の柱軸がある。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 まず、企業様が自社サイトを運営していく中で、現在進行している目的がSEOというのであれば、その効果を考えてコンテンツ制作に掛ける労力を後回しにしておいた方が良い企画が幾つもあります。

 例えば、経営者様の略歴を漫画や小説といった物語形式で配信した企画ページはこれに当たるでしょう。

 当然ながら、これが人柄や企業イメージを高めるという目的であるならば別に良いのですが、オーガニック検索による自社サイトへの誘導が目的というのであれば、先にすべきコトは沢山あります。

 全く検索をした方が最初に開くページにはならないだろうとまでは言いませんが、サイト訪問に繋がると推測される検索ワードが企業利益やビジネスに繋がりやすいキーワードだとまでは思えません。

WEBサイト運営のポイントが分からないからアクセス数にこだわる?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 いやいや、サイトに誘導できるのならどんなキーワードでも良いんだよ、という考えもあるでしょう。

 しかし、いつまでも“アクセス数を伸ばす”という固定概念で企業ホームページの運営を行うだけでは、例え、今も既に企業利益へ繋がったWEBサイトの運営が出来ていたとしても、必ず収益の“頭打ち”をします。

 ここで幾つもあるサイト誘導の手立てについて調べてみるとWEBには“ネット乞食”という専門用語があるようです。

 あまり耳当たりの良い単語ではないですし、場合によっては、この記事の閲覧者の反応を見て修正する可能性もありますが、ここは気にせずに話を進めて行くコトにします。

 実は、検索においてもこれと同じ手法に分類されるサイト誘導の手立てがあるのですがご存知でしょうか?

 それは、ビッグワードの集客力にのっかった手立てで、脈略も無しにビッグキーワードをタイトルや文章、記事に埋め込んでいく更新や制作の方法なのですが、一時期流行した“ランキングサイト”の一部等もこれに含んで良いかも知れません。

 明らかに個人的な趣味で制作されたとは思えない商品紹介のWEBサイトなのですが、ベスト10に入る多くの商品には大手企業様のブランド商品が並び、1位に実はWEBサイト制作に関わった企業様の商品とそのキャンペーン告知など“露骨”に宣伝広告を行う。

 このビジネスモデルは安価で結果が伴うため、規制されるまでは多くの同系WEBサイトが存在していたようです。

 まぁ、ここまで露骨な手法では無いのですが、某自動車会社名やコンビニ、流行している商品名をブログのタイトルやhtmlページのコンテンツ記事に様々なキーワードを強引に埋め込んでいるケースもあります。

 割り切ったWEBサイトの運営方法で、ビジネスに直結しなくとも出来るだけ多くの方をサイトに訪問させて、目に触れる機会を増やすという手立てなのですが、利用者側からすれば有益な情報に繋がる機会は少なくあまり印象は良くないようです。

 この状況って、ビジネスに繋がる狙いも無いままに“ブログを毎日更新する”闇雲なサイト運営に似ている気がします。

 WEBを有効活用していくためには、何のためにこの作業をやっているのかを理解しておいた方が、問題点や改善点が明確になって企業様の目的である“成功”に近づけるというものです。

 他にも効率よくWEBサイトを運営していくためのポイントは多いのですが、更新やリニューアルを主軸としたWEB企業から提案や社内だけで管理を完結している企業様では難しいのかなと僕は思うのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

企業サイト内における有効な導線について考えてみる。



ホームページで結果を出すため移動先ページの誘導をする!Web-STYLE(ウェブスタイル)

■企業ホームページにおいて“訪問者を上手に案内する”だけでもWEBを通した利益をもっと高めるコトが出来るのです。

 最近のブログ記事の文章量は、何だかまた長くなって来ているようで…やっぱりもう癖になっちゃってるんですかね?

 さて、そんな感じで簡潔な文章量にまとめるコトを意識したところでの今回のテーマですが、企業ホームページにおける“導線”について考えてみようと思います。

 まず、弊社の導線となっている検索ワードの中で目立つものの一つに“ストーリー性”というものがあります。

 一時期、WEBサイト制作やリニューアルの提案において“ストーリー性”を持ったWEBサイトの運営で“成功する”というものが流行していましたが、最近はあまり聞かなくなりました。

 ただ、WEBサイトを制作する上で“ストーリー性”を意識する必要がなくなったという訳では無く、単に各WEBサイト制作会社における提案の主軸が時代によって変わったに過ぎません。

サイトの導線とストーリー性は、100%イコールではないのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 その証拠に、弊社のアクセスログにおいて“ストーリー性”に関した検索ワードは未だに一定数あります。

 また、サイト内検索をして頂くとお分かりになるように、今までにも何度かこの“ストーリー性”をテーマにブログ記事を書いているのですが、よく閲覧される記事はと聞かれると次の二つにアクセスが集中しているようです。

ストーリー性とホームページの歩き方について考えてみる。

販売目的ホームページのサイト内誘導を考えてみる。

※上記のページは別画面にてご覧いただけます。

 そこで、今回の記事の本題なのですが、上記のように一歩深く踏み込むのではなく、もっと初歩的な“導線”について考えて行くコトにしましょう。

 では、話を続けて行く前に次の図をご覧ください。

サイトの導線は、利用者と企業のどちら側に立つかが重要なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 このサイト内の導線については、企業様がWEBサイトを有効活用するためには次の二つを意識して考えなければ成りません。

1)ナビゲーション

2)コンバージョン率

 (1)を元に考えられた導線は、サイト利用者の方が迷ったり、自社商材への意識が途切れないようにするための導線で、サイトマップのページやフッダーに設置されたコンテンツメニュー、最近ではヘッダーでの“固定メニュー”等がこれに当たります。

 いわゆる“サイト内を自由に見て行ってください”という企業側がWEBサイト内で提供するサービスのコトなのですが、これが効率よく企業利益に繋がるかどうかと問われれば、結果は相手任せとなってしまうため、期待は出来ないようです。

 次に、(2)を意識した導線ですが、この道筋が出来ているホームページが一般的に言われる“ストーリー性”を持った企業サイトというコトになります。

 予約や問い合わせ、サイト内での商品購入、バナーボタン等を駆使して次に進むべきページを指示しながら、サイト訪問者の購買意欲を高めて行くだけでなく、問い合わせや購入といった企業様の最終目的としたページへ誘導していきます。

 また、最近ではこれら全ての役割を1ページにまとめたランディングページが流行してきており、だんだんと企業様が所有するWEBサイトは“ランディングページの集合体”が理想の形態だと考えられるようになって来たようです。

 では、ここで具体的にページ移動を繰り返させるためにはどうしたら良いかという話ですが、ページ移動をさせるには“サイト離脱率”についても考えなければ成りませんし、また別の機会を持って記事にまとめたいと思うのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

ビジネスに繋がるキーワード選びについて考えてみる。



検索は手段で、大切なのは潜在顧客とどう繋がるのか。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■アクセス数よりも、サイト誘導に繋がっているキーワードが有効なものかチェックするコトが大切なのです。

 2014年9月17日に“世界のWEBサイト数か10億件を突破”というITニュースが発信されましたが、正直な感想は“そんな少なかったかな?”というものでした。

 …って、よく見るとこれって“WEBサイト”の件数なんですね。

 ちょっと勘違いしてました。

 基本的に、WEBサイトをビジネスに有効活用させようとした場合、ページ毎に戦略を考えるものですし、Yahoo!やGoogleの一日のオーガニック検索利用回数を考えると10億件なんてのはそんなに驚く数値でもありません。

 まぁ、日本は比較的に企業様が所有するWEBサイトが集中する国だと思っていますが、国によって所有されるWEBサイトの数には偏りはあるでしょうし、サイトを一括りとしたビジネス戦略で重要なケースを考えたのなら、有効なのはサテライトサイト(企画・衛星サイト)や期間限定のプロジェクトサイトくらいです。

 極端に言えば、企画制作のポイントは“WEBサイト”、運営戦略のポイントは“WEBページ”が基本だと僕は考えています。

 ここで注意した頂きたい点は、“ブランド力”だけで集客できているWEBサイトであるならともかく、ビックキーワードやスモールキーワードでの検索によってターゲットを自社サイトへ誘導したいのであれば、ページ毎の方が仕掛けやすいという話なのです。

 また、WEBビジネスの中に“ランディングページ”というものがありますが、そもそもランディングページは“最初に繋がるページ”という意味合いであって“広告ページ”という意味ではありません。

 ここで“広告”という言葉だけをピックアップして意識するのであれば、企業様にとって“WEBサイト”そのものがランディングページの集合体であって、どのページも一つ一つが企業利益に繋がる広告媒体であるべきなのです。

検索をしている潜在顧客を自社ビジネスへどう繋げるのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 さて、ここからやっと本題に入りますが“ビジネスに繋がるキーワード”について考えていくコトにしましょう。

 ただし、上記の図のように細分化してポイントを述べていくと限がありませんので、今回は単純に“オーガニック検索”をして検索結果から自社サイトへ誘導する手段に絞っていくコトにします。

訪問者の検索キーワードが何かでは無く、どう呼び込むか。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ここで本当にWEBサイトを有効活用したいと企業様でお考えならば、自社サイトのログデータを見ながら、どんなキーワードがあるのかなでは無く、“どんなキーワードで誘導しようかな”と意識しなければいけません。

 そのためには、自社の有効キーワードに何があるのかを知らなければいけないのですが…。

 まず、ビジネスに繋がるキーワードですが大きく分類すると次の二つに分けられます。

1)独占ワード

 いわゆる、会社名、商品名、サービス名、社員名による検索がこれに当たり、成約率の高いキーワードでもあります。

 上記でも“ブランド力”について書きましたが、このグループのキーワードによる検索が多い程、WEBサイトから安定した収益が見込める運営が出来ているはずです。

2)競合ワード

 (1)以外の数多くあるキーワードで、同業他社のWEBサイトと競争しながら自社サイトへターゲット層を誘導していくための工夫がページタイトルやスニペットにも必要となります。

 また、このグループは更に“ビッグキーワード”と地域名などの補助ワードと組み合わせた“スモールキーワード”に分けられ、これらがロングテール(検索ワードの分布図)で言われるテールの部分を形成している部分です。

 このキーワードがWEBサイトへの主な導線となっている場合、ページの出来、不出来で結果は大きく異なります。

 さて、ここでもう一つ問題があります。

 このグループに属するキーワードは数限りなく無数に存在するため、ニッチで容易に自社の収益に繋がる上質なキーワードもあれば、競争が激しいにも関わらず収益には繋がりにくいキーワードなど様々なものが存在するという点です。

 例えば、皆さんが“豆腐”の“通販”を行っていてコンテンツも充実したWEBサイトを運営しているとして、検索ワードがどの場合が収益に繋がると思われますか?

・豆腐 (地域名)

・豆腐 レシピ集

・豆腐 お取り寄せ

・豆腐 専門店

・豆腐 作り方

 ただ、これでWEBサイト運営の目的が“来店誘導”だとしたら上記の中から選ばれたキーワードも変わってくるはずです。

 ホントはここからもっと詳細に突っ込んでいこうと思っていたのですが、本題に入るまでに時間が掛かってしまいましたし、この続きはいずれ近いうちにまた記事にまとめるというコトで、ひとつ。

 どちらにしても、WEBサイトを所有される企業様は“検索されているキーワード”がビジネスに繋がるものなのかどうか、定期的にチェックしなければ競争が日々激化しているWEBビジネスで勝ち残っていくコトは難しいのではないかと僕は考えてしまうのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

(連載62)思ったよりもアクセス数が伸びて逆に困った話。



猿じゃダメらしい。ブログの更新を減らしてノウハウの蓄積を行う。

■更新頻度を減らしたものの一日平均のセッション数が思った以上に伸びてしまったため、少し調整するのです。

 さて、弊社のGoogleアナリティクスにおいて集客チャネルの一覧を見てみると9月1日から15日までの半月間だけで“Direct”によりサイト訪問された方が8%程いらっしゃるようです。

 また、この他にもRSSによる訪問数が全体の1%近くあって、これらの数を合わせたものの多くが“リピート訪問”を占めているのではないかという推測が出来ます。

 ただ、現在は自社独自のノウハウ蓄積を行うために当サイトへの導線として注目をしたいと思っているのは“Organic Search”だけであり、“Referral”を初めとしたその他のサイト誘導手段については極力抑えておきたいというのが心境です。

 そんな訳で有効なサイト運営を検討するために、改めてここ数ヶ月間の自社ログデータを見直してみました。

 このテーマについては以下の“猿ダメ”の記事にも書きましたが、ブログの更新だけしか行っていないにも関わらず6月以降もセッション数が予測していた数値よりも大きく伸びてしまったため、当サイトのブログ活用ついて微調整したいと思った訳です。

(連載57)ブログの更新回数を減らしてもアクセス数は増える?

ビジネスである以上、WEBサイト運営には目的を持つべき?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 なお、先日の“ホームページ有効活用”のカテゴリ記事にも書きましたが、ホームページを使ったビジネスの成功には次の三段階における対策の企画提案を考えておかなければなりません。

1)検索され易くする手立て

2)検索結果からクリックしてサイト誘導させる手立て

3)サイト訪問者をビジネスに繋げる手立て

 上記の3つの手立てについて対策を行うコトが、一般的に企業様がホームページを自社のビジネスに有効活用するコトが出来ているかの指標となります。

 しかし、弊社に限って言えば現在ノウハウ蓄積のために必要な情報は(2)のみです。

 そういった意味で、今以上にリピート率が高まったり、“Referral”や“Social”等の導線により急激にアクセス数が伸びたりするコトをあまり好ましく感じられません。

 もちろん、アクセス数が伸びたという事象そのものやリピートして頂けている状況に対しては素直に有り難いという気持ちでいっぱいです。

何も考えずに漠然とブログの更新を続けている訳では無いのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ただ、ブログ更新もまた弊社のビジネスである以上、情報発信をし続けるコトで効率よくノウハウを蓄積し、クライアント企業様には“契約をしていて良かった”と感じて頂けるフィードバックを続けて行く課題が弊社にはあります。

 今後は、WEB業界においては“オープンデータ”の共有と活用が課題となってくると言われていますが、最終的にはそのデータを目にするWEB企業やコンサルタントの経験値の差があからさまとなってくるコトでしょう。

 そんな理由からも、新規セッション率を常時95%以上の維持を目安にしばらくはサイト運営を行っていく予定です。

 ちなみに、現在も意識はしているのですがアクセス数の急激な伸びに手立てが追いつかず93%の壁を越えられていません。

 今後の課題は、“リピート数”を減少させるコトなく、“Organic Search(オーガニック検索)”の導線によるアクセス数を伸ばしながら、新規セッション率が“95%”以上を安定して維持していけるまで改善に努めるといったところでしょうか?

 とは言うものの、先々月からのアクセス数の伸びが見られた理由は、週末も平日に近いセッション数が見込める様になってきたからであり、検索による導線のみでのアクセス数を伸ばして目的を達成していくのは簡単ではないと思われます。

 つい最近、当サイトにおけるブログ更新の回数を週に4回と変更したばかりなのですが、これでもリピート率が高まり、更新を休みとした水曜日のアクセス数が週の中で一番多いというケースも見られ、もう少し工夫が必要みたいです。

 ここで、やっと2014年6月から9月半ばまでのログデータを見たという話に戻る訳ですが、何かのヒントになるかも知れませんので当サイトにおいてアクセス数が少ない日の共通点を見てみましょう。

・4コマ漫画記事の翌日※逆にアクセス数が極端に多い日もある

・一般的に三連休以上の休日の中間日

・月末月初

 ざっくりと考えて、こういう感じでしょうか。

 以上のコトを踏まえて考えるに、現在のブログ更新は週4回で祝日がある場合には水曜も更新するというルールから1点だけを変更して、月・火・木・金を更新日とするのは続けるとして、これらの日が祝日と重なった場合はお休みとし、更に4コマ漫画の記事は月曜日か木曜日に当てるというコトで、しばらくはアクセス数の推移を見守っていきたいと思います。

 まぁ、こういう自分ルールはブログ記事にて宣言する必要はないとも思いましたが、この変更による影響もまたブログ記事にて発信していくというコトを考えると文章として残しておくのも大切なコトなのかなぁと考えた回なのでした。

 ちなみに、敬老の日の祝日となった月曜日ですが、終日データのバックアップを取りながら、ディアゴスティーニのRobiを組み立てていました…まだ動かないけど(笑)。

 いやはや。。

印象に残る良いWEBサイトについて考えてみる。



良く目立つWEBサイトとは結果が伴うWEBサイトのコト!Web-STYLE(ウェブスタイル)

■WEBサイト訪問者に良い印象を残す目的は、潜在顧客にビジネスに繋がる行動を起こしてもらうコトなのです。

 “良くも悪くも印象に残らない”なんて言葉がありますが…って、この文章の始まり方じゃ何だかデジャヴっぽいでしょうか。

 まぁ、前回は企業ホームページが目立たない点(参考記事:印象に残らないWEBサイトについて考えてみる。)について考えましたので、今回は“目立つ(印象に残る)”企業ホームページについて考えて行こうと思います。

 もちろん、単に目立つと言ってもビジネスなのですから閲覧者に“どう目立っているか”が大切なポイントです。

・良く目立つ

・悪く目立つ

 当然、上記に挙げたどちらか一方に全ての印象が傾くコトはありません。

 ですが、印象操作や付加情報によって一方に多くが傾く(誘導される)というコトは良くある話で、このコトを利用した嫌がらせや別の記事にも書いていましたが、悪い印象でも話題性を過熱させるコトで潜在顧客の絶対数を増やしていく“炎上商法(炎上ビジネス)”も少なからず存在します。

 いわゆる“怖いもの見たさ”や“物は試し”、“事実検証”という意識にうったえかけたビジネスモデルです。

 まぁ、この手のテーマについては定期的に取り上げていますし、サイト内検索から“炎上商法”と検索して前の記事をご覧ください。※僕の場合、炎上ビジネスより炎上商法という単語の方を記事に使うのが癖みたいです。

 では、話を本題に進めて行きましょう。

 まず、企業ホームページを“良く”目立たせるためにはどのような手立てがあるのでしょうか?

 簡単に思い付くアプローチの手段には次の2つが考えられます。

・視覚的に目立たせる

・意識的に目立たせる

 この他にも“聴覚的”を初めいくつかの目立たせる手法はありますが、これについては別の記事にも書きました通り、ただ単に音楽を流すというコトと効果音を出すコト、新規訪問者とリピーターへのアプローチ方法は異なってきますので、近いうちにまたテーマに取り上げて今の考えをまとめるつもりです。

独自性の有無ではなく、現状を良い印象で目立たせるという課題。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 さて、上記で述べた2つのアプローチですが、今回は詳細を割愛させて頂くとしても企業ホームページの閲覧者の方に“良い印象”を持って頂くための共通したポイントはいくつもあります。

 ここで例を挙げながら全てを述べて行くと限がありませんので、基本的な2つだけを取り上げますが、独自性を出すためにも皆様自身でも他にも手立てがないか考えられると良いでしょう。

1)興味関心と驚き

 閲覧者へ購入や来店といったアクションを誘導するためには、こういった感性にうったえかけるのが有効だと言われています。

 しかし、企業ホームページにおけるキャッチコピーだけを画像にして色を変える、また更に、その文面の重要な単語たけを大きな文字にする、伝えたい文字を動かす等、工夫すればいくらでも方法はあるものです。

 また、(これは文章ではニュアンスを伝えにくいのですが)企業様の持つ雰囲気を大切にしなければならないという注意も必要なので、この点については別の機会に改めて記事にしたいと思います。

2)イメージさせる

 これは言葉の通りであり、その商品を購入、サービスを利用している自分をイメージさせるというポイントです。

 ワクワクする、ドキドキする、安心する、便利になる…企業様が取り扱う商品やサービスには様々なコンセプトがあるでしょうが、それを伝えるか伝え無いかで受注率、購入率、成約率は大きく異なります。

流行やお金をかけた手法よりターゲットへの効果を考える?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 速い話、提案やサイト内でのページ誘導が無く、訪問者が自由に見て回るだけの“待ち”のWEBサイトでは、相手の行動によってWEBビジネスを通した収益の結果が左右されてしまうため、経営者様が思うような成果が出せないと言ったところでしょうか。

 そういった意味では、電話番号の“ごろ合わせ”なんか最初に考えた人(…と言うか最初に広告に活用したコピーライター)はとても素晴らしい発想力を持った方だったのでしょう。

 今の時代、先駆者が考え出した数々の手立てを知った上で新しい手立てを生み出すコトは難しいものです。

 そのため、王道となった広告の手立てを自社なりにどう活用するかどうかではなく、二匹目のドジョウを狙った露骨な、そのままの“模倣”が多くなったというのも仕方ないコトなかも知れません。

 しかし、ここで決して忘れてはいけない点は、競合の企業ホームページと比較された際に“良い印象が残る”という点であり、流行の手立てを選ぶコトではないという点でしょう。

 企業コンプライアンスに則った上で、目的のために手段(手立て)を択ばないコトは良いのですが、手段に固執するあまり目的を忘れてしまってはWEBサイト運営を行う立場の企業様としてはどうかと僕は疑問を持たずには入られないのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

印象に残らないWEBサイトについて考えてみる。



WEBサイトが目立たないというのは大問題なのでは?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■丁寧に考えて制作した企業ホームページでも、案外と上品過ぎたり、記憶に残らないものも多く存在してるのです。

 “良くも悪くも印象に残らない”なんて言葉がありますが、企業ホームページの運営となるとちょっと状況が違ってくるようです。

 どちらかと言うと、まずは“良くも悪くも記憶に残る”WEBサイトの制作を目指す必要があります。

 例えば、何処へ行くか明確になっていない状況で、食事の出来る場所、病院や施設、その他お店をインターネット検索で探す場合、誰もが検索対象となったWEBサイトを幾つか閲覧してから目的地を決定するコトでしょう。

 この際、最近は検索結果を何ページも見て回りながら選ぶ方も増えて来ているようで、検索結果で1ページ目の下の方になるくらいなら、2ページ目や3ページ目のトップに表示された方が企業ホームページとしては良いというデータもあるくらいです。

 …って、検索結果で1番になりたいというご相談は相変わらず多いのですが、2ページ目や3ページ目で良いからトップに表示させたいなんて企業様はいらっしゃらないコトでしょう。

 僕も聞いたコトは有りませんし、ただ、こういった順位で新規顧客の開拓が出来ているWEBサイトは幾つも有ります。

 ただ、いくら検索結果を何ページも見て回る人が増えたからと言っても、そこに至るまで数十もの企業ホームページの全てをチェックしているなんて状況はあまり考えられません。

 よくある検索の風景を図にすると次の様な感じなのですが、ここでビジネスチャンスを逃している企業様はありませんか?

会社名や自社商品名でない検索には、必ず競合サイトがある!Web-STYLE(ウェブスタイル)

 もちろん、検索結果の順に閲覧される方も多いでしょうが、どちらかと言うと何ページも見て回るけれど、気になるタイトルのWEBサイトだけを拾い読み(閲覧)している利用者の方が多いと言いまう。

 しかし、最終的には閲覧したWEBサイトの数とは関係なく、選ばれなければ“ビジネス”は成り立ちません。

 そういう意味では、企業ホームページに訪問してもらう前にタイトルで目立ち、閲覧比較された企業ホームページの中から選ばれるためにはまた内容でも目立たなければならないというのがホームページを有効活用する上での課題なんだと改めて思います。

 そこで、今回は企業ホームページが考えなければならないサイト閲覧者に与える印象について考えて行こうと思うのですが、まずは“印象に残る”WEBサイトではなく“印象に残らない”WEBサイトについて考えるコトにしましょう。

 言わずと知れた“印象に残らない”WEBサイトの状況とは、単純に“目立たない”というコトです。

 一時期流行していましたが、いくら安価でも“テンプレート”のコンテンツで構成された企業ホームページがこの条件に当たりそうですが、それだってデザインを原色系にするとか、音楽を流すとかで“記憶”に引っ掛かりを作るコトは出来そうです。

 まぁ、“良く目立つ”コトと“悪く目立つ”については次回のテーマにするとして、目立たないというのはどういう状況のコトなのか…こういうWEB運営サポートのビジネスを行っていると目立たないようにしようと考える方が逆に難しいものでちょっと悩んでしまいます。

WEBサイト閲覧者の印象に残らない原因はどこにあるのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 要は、“薬にも毒にもならない状況”なのでしょうが、ここで前提として一つ考えておかなければならないポイントがありました。

 それは、WEBサイト訪問者という“”にとって“印象に残らない”という前提です。

 そんなコトは当たり前だと思われるかも知れませんが、SEOにこだわって制作されたWEBサイトでの構成や発信情報の追及をしているのになかなか結果が伴わないという企業様はこの状況が当てはまっているかも知れません。

 もちろん、良し悪しで考えるならば検索順位が上位である方が良いでしょう。

 しかし、最終的にビジネスに繋がる顧客が人であるコトを忘れていては“企業利益”に繋がらない“良いホームページ”を所有しているコトになってしまう場合も有り、これは決して企業様が望まれる状況では無いはずです。

 変な話ですが、SEOにこだわられる企業様の所有するWEBサイトは平均よりも“良いホームページ”であるコトが多いです。

 発信している情報量、ナビゲーションと流行を考慮したデザイン、定期更新やブログ(SNS)の活用とどれもが上質で運営も社内全体で協力して頑張っているケースが多いのですが、上質なWEBサイトを意欲的に運営をしているのにも関わらず“目立たない”から“結果が出ない”という状況だったと気付かれて、どうしたら良いか悩まれている企業様も少なくありません。

 良く考えれば当たり前の話なのですが、ターゲット層にとって“良い”という状況と全ての人が見て良い、検索順番を決定するプログラムにとって良いというものは、全く同じコトではありません。

 もちろん、これらに共有しているポイントもあるのですが、ビジネスのターゲットにとって“良い”を追求しなければ、企業ホームページを活用したビジネスでの成功は難しいコトでしょう。

 では、次に“目立つコト”とはどういう状況なのかについても考えて行こうと思いますが、最近またブログ記事の文章が長くなってきているので意識して短くするという意味合いからも、ここから先は次のテーマにしたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

消費税増税の影響か他業種で繁忙期のズレが出てるとか。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 地方の企業としては、目に見えて景気が良くなってきたという実感するような機会はほとんどありません…と言うか、まだまだ企業として耐えるべき時期が続いているのでしょう。

 先日、ニュースで消費の伸び悩みは消費税増税よりも天候の影響が大きいと見ましたが、実際には買い控えや消費の落ち込みには複数の要素が絡み合っているはずです。

 また、一部の業種においてはGDPを伸ばすため外国人労働者を促進されるそうですが、同様かそれ以上に国内での個人所得の伸びと失業率の低下が実現する様、政治家の皆様には頑張って頂きたいものです。

 そう言えば、弊社においても例年であれば3月から4月にかけて増加するご相談数も今年に限っては7月から8月にズレていました。

 この様な繁忙期のズレはアチコチの業種でも起こっており、収益予測と経営を圧迫しているというケースも増えているようで心配です。

 そんな中、弊社も何とかですが創業から9年目に突入するコトが出来ました。これも全て日頃からの皆さまのお力添えを頂けていたからだと思います。

 そもそも、WEBを生業とした起業を行う場合は、余程の資金やコネクションでもない限り、事業が軌道に乗るまでが難しく、志半ばで会社を閉じるコトになるケースも少なくありません。

 今でも年に数件のWEB会社の企業のご相談や譲り渡しのご提案を頂く弊社ですが、今後は経営で培ってきた経験を後発の方にもっと役立てていければ幸いです。

 これからも記事には“推測”が混じると思いますが、知り得た情報は出し惜しみなく発信していきますので、今後とも弊社をよろしくお願い致します…と、偶には少し真面目に挨拶の記事を書くのでした。

 いやはや。。

白ゆき姫殺人事件を観て企業SNSの活用について思う。



 SNSを企業の利益に繋げる手立てとする際に考えておくコト。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■当ブログにおいては映画を観た感想では無く、問題点をWEBビジネスに当てはめて記事を考えてしまうのです。

 WEB検索の仕組みが、食べログや価格ドットコム、その他の様々な口コミサイトやポータルサイトが上位に表示されやすくなっている今、匿名性での情報発信についてサイト運営をする企業側がどこまで責任を持つべきなのかと考えてしまうコトがあります。

 先日、遅ればせながら“白ゆき姫殺人事件”を観たのですが、コミュニティーツールを使用して個々で情報発信できる手立てが普及したメリットとデメリットが上手く問題定義されていて、WEBをビジネスにしている僕としてはいろいろ悩む場面が多々ありました。

 正直な話、インターネットの世界に出回っている情報には“真偽”とは別に発信者の“主観”や“憶測”といった付加情報が付いているのが一般的で、独り歩きした情報に尾ひれが付く様は“人の噂も七十五日”では済まない時代になっているんじゃないかと思います。

 もしかしたら、そんな期間すら必要とせず一撃で致命的となるケースも今後は益々増加していくコトでしょう。

 映画では殺人事件に関する情報が正しいかどうかではなく、単なる憶測と個々の主観によってSNSで拡散されていく様子にスポットが当たっている訳ですが、リアルな場合でも企業側の思惑とは裏腹に次のような情報に拡散しやすい傾向があるようです。

・強烈なインパクトのある情報

・発信するコトで優越感を得られる極秘情報

・誹謗中傷

・拡散させるコトで収益等のメリットがある情報

 まぁ、これらはホンの一部ですが、これをWEBビジネスで考えた場合、企業側で発信してもらいたい情報とコミュニティーツール利用者が発信したいという情報にはズレがあるため、この2つを出来るだけイコールにするための企画が企業様が考えるべきポイントとなっています。

 ただ、お得な情報ですら対象者に届いた時点で吸収されて、他の人にまで知らせる程の拡散力を持っていないようです。

 そもそも、多くの情報はそれ自体に企業様が効果を期待している程の話題性と拡散力を持っていません。

 むしろ、上記でも述べた通り“消費者”に情報がお得というコトを伝える手立てとは別に、発信するコトでも自分に得があるという“情報を拡散させる”ための企画も大切で、従来通りに紙媒体や各種メディア広告も利用した方が相乗効果も大きく、更に速い情報の拡散が見込める場合もあるようです。

企業はSNSの導入よりも、伴うリスクの回避に備えておくコトが大切。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 また、映画の中では情報を拡散していく“発信側”の人柄にも焦点を当てていたコトが印象に残りました。

 映画感想サイトでは無いのでネタバレは書きませんが、コミュニティーツール利用者の性質と拡散させる情報との組み合わせを次の様な例にしてみましたが、企業様がSNSを活用して利益を追求されるのであればターゲット設定はとても大切です。

・良い印象をもつ人が良い情報を流す

・良い印象をもつ人が改善点を公開で指摘する

・悪い印象をもつ人が良い情報を流す

・悪い印象をもつ人が改善点を公開で指摘する

 どうでしょうか?

 情報そのものが持つ“魅力”によって拡散するケース、商品とは関係なく個々のメリットとデメリットによって拡散するケース、それぞれのバックボーンを理解するコトによって情報発信者の立場が違っていても企業側の思惑に近い“良い情報”として拡散させていく手立ても検討できそうです。

 それでも拡散させる規模によっては、全ての情報を管理して企業様に都合良く拡散するという訳にはいかないのが現実です。

 今はまだ意図的にネットを使って悪い噂を広めるケースがあったとしても、それが企業様を貶める手立てなのか、個人の“純粋な感想”かどうかを判断する仕組みが無いため、完全にリスクを防ぐコトは出来ません。

 仮に、偽りの情報が拡散されるコトで問題が発生した場合、“企業責任”がどこまで問われるのかが焦点となるはずです。

 発信された情報に尾ひれが付いて独り歩きしてしまい、個人や他企業への誹謗中傷へと変化しながら拡散されたとして、その責任の所在となる対象は情報の発信元となる企業様に向けられるコトでしょう。

 もしそうなったら、個人情報流出と匹敵する程の損害を企業様に与える可能性もあるはずです。

 この問題に対する解決の手立てとして考えられる一つには、個人による情報発信の一部“実名制”の導入があるのですが、ここまでWEBサービスの提供が定着してしまった今、とても難しい問題なんだと思います。

 例えば、誰が書いたか分からない“口コミ”サイトにある情報の価値はどのくらいあるというのでしょうか?

SNSの問題は、個の主観と憶測で情報の拡散が出来てしまうコト?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 要は、企業様が情報拡散に対する責任を一手に請け負っている状況から、自己の発言を明確にするコトで“個人”にも責任の一部を持っていただくという課題のクリア…つまり、SNSの利用におけるモラルの向上とルールの定着です。

 SNSの活用について意見を見てみると企業様には“会社のマイナスになるならブログやSNSは無い方が良い”というもの、個人様の意見には“個人情報を収集したり詐欺まがいのアプリがなぜ出回ったままなのか”というものが目立ってきました。

 これらは個別の資料で見られた意見なので真偽の程はここで考えませんが、情報を提供する側にも受け取る側にも“自身の都合に良い”形式で定着してきたコトに間違いはありません。

 そろそろ両者が歩み寄った“心地よい”ルール作りがWEB業界の更なる発展をしていくための課題になっているのではないかと思うのでした…って、映画を観ただけでこんなコトを考えてしまったのですが、WEBビジネスに携わっている以上、WEB業界の発展を願うのも当然と言えば当然でしょう。

 どちらにしてもWEB技術の発展のスピードが、使う側の意識改革やモラルの定着のスピードを抜いて久しいんじゃないかと思える今の現状はとても怖いものなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。