今日で7月も終わり、弊社もちょっとした節目なのです。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 早いもので“Web-STYLE”という名称で起業したのが2006年の9月19日、まもなく丸7年が経とうとしています。

 この社名は好き嫌いよりも“単純”で何をしている会社が分かるもの・・・という思いで決めたのですが、今となってはこの名前で良かったかなと感じてます。

 また設立の当時は、社名に関するドメインも“co.jp”等いろいろと選べる状況だったのですが、最初から背伸びをせずに実績を作りながら会社をじっくりと育てたいと思ったため、ドメインはこの“web-style.jp”に決めました。

 ちなみに、その後オールドドメインにて“webstyle.jp”も確保しましたが、こちらは用途不明で現在は眠らせている状況・・・さて、いつ頃どのように使ったら良いのやら(笑)。

 今でこそ笑い話となりますが、弊社も4年目の際には大手企業の担当様から“1~2年でつぶれるだろうと思っていた”と言われる程に生き残り競争の激しいのがIT業界です。

 そう思い、振り返ると少しだけ会社に“歴史”が出来たようで感慨深い思いも過ぎります。

 これからも驕るコトなく節目である10年目に向けてじっくりと一歩ずつ進んでいきたいものです・・・って、今回で株式会社にしたのなら“また1年目から”ってコトになるのかな。

 まぁ、また焦らずじっくり会社を育てますわ。

 しかし、設立の当初は1週間の半分が“徹夜”という状況で、運営サポート会社と言いながら“ホームページの制作”が売上のほとんどを占めていたものです。

 その後、実績を作りながら、プログラム制作が可能となり、ASPの提供はじめ、業務提携先を増やしつつ、大きなプロジェクトに参加させていただけるようにもなってきたのですが、よくよく考えるとじっくり歩むような成長は、あまりWEB会社っぽく無いかも知れませんね(笑)。

 今では“運営サポート”や“WEBコンサルティング”が柱となり、少しずつですが思い描いたビジネスが信頼できる企業様と共に行えるようになった気がします。

 これからの展開としては“ポータルサイト運営”や“WEB新規サービス”の開発、ちょっと毛色が違うところで“イベント企画”や“出版”についても本格的に行っていく予定です。

 もちろん、口コミでご紹介いただいて新規契約の企業様と受注をしていくビジネスモデルは変わりませんので“初心を忘れず”クライアント企業様を最優先に頑張っていくというスタンスは同じなんですけどね。

 それでは、今後は“Web-STYLE”を改め“株式会社Web-STYLE”をよろしくお願いします・・・って、名前もそのまんまなんかい、というコトで、ひとつ。

 いやはや。。

ホームページ制作会社や保守について考えてみる。



制作だとか運営だとか、大切なコトは“顧客満足度”なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■制作会社と運営サポート会社の敷居が無くなり、いずれは統一されていく・・・というコトはない?

 夏は苦手なんであんまり文章を考えるのはちょっとなぁ、って思いつつ今回はホームページ制作会社の“更新保守”や“事業内容”について記事にしてみようと思います。

 ・・・と、何となく昨日の記事の続きみたいな感じもしますが、弊社のような“運営サポート会社”と業務内容が統一されていくのかどうかを僕なりに考えてみるので少しお付き合いください。

 そもそもホームページ運営会社のランディング契約は制作会社のそれと比較して高額です。

 もちろん専属契約の社員を雇ったり、“経営コンサルティング”等の契約にかかる費用と比べればそうでもないのですが、これらとの比較は今回のテーマとは外れてしまいますので別の機会に記事にしようと思います。

 では、ここから本題に入りましょう。

 弊社のようなWEB運営サポート会社へ企業様が問い合わせをされるきっかけというものは幾つもあり、多い意見には次の様なものが上げられます。

・ホームページの更新保守契約はあるが担当が短期間にころころ代わり有効活用できてない

・電話だけの遠隔対応で何をして良いか分からない

・ホームページの新規制作やリニューアルをしたい

 よくよく考えると上記の内容は別に“WEB運営会社”でなくとも可能な要望が多く、依頼する企業側からすれば“制作会社”と“運営会社”の住み分けは出来ておらずビジネスを行う上で“競合”になっていると言わざるを得ません。

 もちろん、弊社では口コミによる新規契約であるため、事業内容をご理解の上で“ご紹介”頂いてますが、一般的なケースでは他にも“月額の保守料金を下げて経費削減をしたい”という意見もあります。

 しかし、中には“あえて”運営会社の話を聞きたいという方もいらっしゃいます。

 それは“WEBの運営を行う上でいろいろな提案をして欲しい”という企業様の要望です。

 別に、制作会社が提案できないというコトではなく“提案に強い企業”も多いと思います。

 ですが、制作と更新サポートをビジネスの柱としていては、安価で提供している月額保守の中で人まで割くコトは利益を追求する企業としても難しいというのが実情だと思われます。

 また、ここでいう“提案”とはサイトの“作り”に関する技術的な強みではありません。

 ホームページを運営をしていく上で、企業へ貢献させるためにどう活用したら良いかという要望に対するアイデアと手立てが欲しいというもので、単独での契約ばかりでなく制作会社とクライアント企業様の間に入ってディレクションして欲しいという契約も多いです。

 更に、WEB運営会社は“更新”も運営サポートの一つであるため、それに対応できる社内体制は整っており、費用対効果に満足し保守契約いただければ、提案から更新まで全ての対応が可能という企業が多いのも特徴だと思います。

 では、制作をメインとしたWEB会社は、企業の存続が難しくなっていくのでしょうか?

 そうではありません。

 もし、厳しくなっていくとすれば制作会社や運営サポート会社に関係なく、求められる“サービスの品質”に対する飽和した“企業の淘汰”だと思います。

 例えば、CMS(自動更新プログラム)やブログ等のツールにより自身での更新ができる環境が整ってきていて、自社運営を希望しホームページの制作だけを相談されるケースも多いと聞きます。

 “WEB運営会社”なら制作だけという依頼は断るだろうから共存できるという話ではありません。

 運営会社は、お客様に対し“運営サポートの必要性”を一緒に提案するものだからです。では、やはり制作だけのWEB会社は存続が厳しいという結論になるんじゃないか・・・と思われるかも知れませんがそれは違います。

 まず、多額の費用をかけて最新のシステムを導入し、ホームページの更新も自由に出来たとしても“更新しない人”はしないものです。

 現に、大手ショップモールへの商品の追加や削除、管理一式を業者に丸投げしている企業様も数多く、その割合は皆さんが予想される以上だと思います。

 次に、インターネット業界の特徴なのですが、技術の発展や新システムの導入や入れ替わりが激しいため自社で対応し続けるというのは、本業である業務に支障をきたすというリスクも伴います。

 最近では、大手企業に限らず自社でホームページ運営チームによる活用のノウハウ蓄積を行い、作業だけを外部に受注する企業様も増加しているようです。

 これは何となく営業をフリーランスで行い制作は外部に振るというビジネスモデルに似ている気がして、こちらの方がもっと大変じゃないかとも思うのですが・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

ホームページでの表現の限界を知る必要性を思う。



インターネットとパソコンはイコールで考えないコトが大切?Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■WEBは何でもできるからこそ“どこに限界があるか”考えなければならないというジレンマ?

 かつてテレビの所有率が高まるにつれ新聞メディアが無くなるのではないかという危機感を覚えていた時代、また映画への出演と比較するとテレビへの進出は軽視されていたという時代があったと言います。

 これは僕自身の経験ではないため実感としては無いのですが、その状況の想像は容易です。

 どんな商品やサービスでも継続していく上で成熟をしていき、いずれは形を変えて違う商品やサービスと変化するか別の新しい媒体に取って代わられるか・・・何もしなければ気づかないうちに廃れていくものなのでしょう。

 もちろん、ビジネスモデルを変化させるコトで対応していけるものばかりではないため、今持っている企業の力で新規事業と競っていかなければならない状況も生まれる訳ですが、そうは言っても前もって備えているというケースは皆無に近いようです。

 企業を存続させるためにはこの問題を早い段階で認識しなければならないのですが・・・。

 “リスクヘッジ”や“リスクマネージメント”とはよく聞くコトができるビジネスワードとなってきましたが、企業の規模や資本力による格差があるとはいえ、その多くは“事後対策”での相談です。

 やはり、一番のリスクヘッジは“経営者の意識改革”だと言えそうです

 実際、一度の失態が企業のイメージを大きく損なう(場合によっては倒産)という事例が幾つもあるのですが、あまり自社とは関係ない、このくらいしておけば大丈夫かと言った意識が強く、この辺は車や飛行機事故における自身の遭遇、癌等の発病といった意識に対する危機感に近い気がします。

 “驕れる者は久しからず”・・・って、ビジネスにおいても大切な考え方なのです。

 いや、むしろ“己を知り敵を知れば百戦危うからず”の方が言い得ている場面もあるかも知れませんが、自身が行っているビジネスの柱となる強みと弱みを知ってこそ、新規事業と競ったり、共存の道を模索したりできるものなのでしょう。

 例えば、テレビというメディアは今、“繁栄”している時期なのか“衰退”している時期なのか皆さんの立場や置かれている環境によって異なると思いますが、5年後、10年後にどうなっているかという問いに皆様の回答は近いものになるはずです。

 この点においての考えは、WEBについても同様だと思われます。

 確かにホームページを初めとするインターネットが担うメディアとしての役割は、テレビや紙媒体の成長度合いと比較しても急激に強くなっていると言えます。

 しかし、そのメリットばかりに目を向けてばかりでは同業他社との競争にさえ勝ち抜くコトは厳しいでしょうし、新しいビジネスに足元をすくわれてから共存するためのビジネスモデルの変革はもっと難しそうです。

 今まさにネットを活用する上での規制は厳しくなりながら整っていっていると思われますが、誰も無くなってしまうだろうなんてコトは想像していません。

 だからこそ、今のうちにシステム面やモラル面等のあらゆる観点から“ホームページでの表現の限界”を知り、出来るコトと出来ないコトを知る必要があると僕は思うのですが。

 今後は、勢力図というかメディアによる力関係の差はありますが、一つの媒体で情報全てを制するというコトは不可能だろうと言われています。

 既にあるテレビやフリーペーパーとの連係もそうですが、今後はネットも既存メディアの一つとして新たに誕生してくるであろう媒体とも臨機応変に変化しながら共存し、展開していかなければなりません。

 業界全体の成長を止めないためにも自身でサービスの限界を決める必要はないですが、常に商品やサービスの“限界はどこにあるか”自問自答するコトが自社の存続のために大切な考え方だとも言えるのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

2013年7月27日の戯言(自社の魅力を十分に伝えてる?)



 話が下手な人は、嫌気がさす程に要点も掴めずダラダラと長いというたとえ。

 人に物事を伝えるという行為は“シンプル”でなければなりません。

 学校や学会においても“レポート”を提出する場合等は、まず“結論”そして“要点”は簡潔に述べると良いというアドバイスをされているコトが多いようです。

 確かに、良い文章というものは最初の数行で分かると言いますが、専門的な知識は無くともビジネスに活用するホームページであれば、エンドユーザーにアクションを起こしてもらうためにも、この“伝える”努力は重要だと思われます。

 そのため、来店や購入というアクションを促す呼びかけとなる“キャッチコピー”と興味関心を促す“画像”や“挿絵・グラフ”を工夫する余地は多様にあり、その追求はやってもやり過ぎるというコトが無いのではと考えています。

 それらしく情報満載と思わせるための文字数合わせやSEOのための繰り返しの文章は“感覚で見ている訪問者”の方にどう映っているのやら・・・。

 また、ページの構成も“キャッチコピー”や“簡易の説明”で魅力を最大限に伝えるよう努め、詳細を知りたい、もっと情報が欲しいという方へは別のアプローチから満足いく情報を知っていただく、そんな形式が案外と効果的なのかも知れません。

 ホームページの運営サイドとは異なり、見ている方は興味ある部分の拾い読みしかしていないという点については、以前にも記事にしましたが、どんな部分を見ても“興味”を刺激するようにしたいものです。

 それが“欲しい(してみたい)”なのか“もっと詳しく知りたい”なのかは企業によって異なるでしょう。

 しかし、何らかの各ページでのテーマを決めて、そのアプローチから商品やサービスについての情報発信をすればいろんなターゲット層と繋がるチャンスがあるものです。

 例えば、食についても“美味しい”、“安全”、“懐かしい”、“希少”等、コンセプトをちょっと考えただけでも付加価値はいろいろと考えられます。

 一番良くないのは、1つのページであれもこれも述べようとして、ホントは一つ一つが魅力的なコトなのに文章の焦点が定まらず、全体がぼやけてしまうコトです。

 別に1つの商品やサービスについて1ページにまとめなければならないという決まりはありません。

 大手家電メーカー等では、テレビやレコーダー、ゲーム機毎にサイト制作を行い、何ページにも渡って魅力を余すコト無く伝えようとされます。

 これもまた、企業で運営するサイトは複数あった方が良いと言われる所以の一つなのでしょう。

 どうでしょうか?

 もう一度、自社サイトを見直したときに十分な構成で御社の魅力を伝えられていると自信を持って言えますか。

 いやはや。。

飛行機で唯一といってよい苦手なコトなのです。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 

 さて、いよいよ帰路なのですが、久しぶりに味わいました“耳への激痛”・・・気圧差というのでしょうか、耳に針を刺されて掻き回されているような痛みが定期的にやってきました。

 ホント、“最後の最後でキターッ。”って感じですね(笑)。

 まぁ、慣れているというか諦めているといった思いもあり、僕の場合は、耳抜きが出来ないので一度こうなると“ほぼ”改善はできません。

 最悪この症状が出てしまうと、耳にカバーをされた風な・・・モノを通して聞こえる感じが続くというコトもあり、この不快な日々のコトを思うと少し憂鬱です。

 唯一、これが僕の飛行機に対する苦手な部分なのですが、長距離の移動となるとどうしても“時間を優先”してしまうため、今後も苦しむコトがあるかも知れませんね。

 ちなみに、この日は飛び立って数分で耳に違和感が出て、10分もしない内に激痛に変わりました・・・って、耳への激痛が現れる時間としては最短記録でした。

 唾を飲んだり、あくびをしてみたり、いろいろと試してみるのですが飛行機に乗っている間に改善された例は無く、ときどき“ミシッ”とした感じはするのですが耳が通るまでは行かず、耳鳴りが酷くなるばかり・・・といった感じです。

 今回は日曜もはさみプライベートでも息抜きできたのですから、“耳抜き”はできなくても我慢しないといけないと言われれば返す言葉は無いですか(笑)。

 さて、本来なら帰りの飛行機は“仮眠”を取りたいものです。

 しかし、僕と同じように苦しんでいる人も多いのでしょうね。例えば、空港で耳栓なんかも売っていますが、あれってどうなんでしょうか?

 僕自身も幾つか試したコトはあるのですが、使ってみても痛みは出たり、出なかったり・・・そもそも“耳への痛み”という症状も出たり、出なかったりなのですから、役立っているのかどうか確かめようがありません。

 もちろん、それ向けの商品なのですからある程度の効果はあるはずです。

 手っ取り早く考えるならば“痛み”が出てから使用して“痛みが和らぐ商品”があれば検証が出来るのですが・・・そんな商品はあるのかな。

 まぁ、痛みが出ない商品と出てから軽減する商品とそれぞれあれば少しは安心できるでしょう。

 今年は、大阪にある企業様の支店へも挨拶回りを兼ねてお伺いしたいと思っているのですが、流石に関西圏内は“新幹線”もありなのかなぁ・・・。

 ただ、金額はあまり差が無いようですし、日程が決まってから検討しますか。

 いやはや。。

富裕層をターゲットにしたサイトについて考えてみる。



富裕層向けのサイトを制作する前に考えておくコト。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページだけで新規に“富裕層”の顧客を囲い込めるはずは・・・“ほぼ”無いです。

 ときどき直接、間接的にホームページを活用した“富裕層”へのアプローチ方法について相談をお受けするのですが、その多くはサイトに“高級感”を出したいという内容だという印象があります。

 上記の中で“間接的”というのは、制作会社や企画会社からのご相談なのですが、クライアント企業様のご要望通りにデザインだけに焦点を絞っているのであれば、弊社への相談は必要ないはずです。

 やはり、ホームページの数が飽和している中で、ターゲット層も利益率の高い富裕層を狙う企業が増加している今、“デザイン”だけでこの目的を達成するコトが難しいという事実は、サービスを提供している企業にとっては周知の事実なのでしょう。

 また、架空請求のDM(ダイレクトメール)も本物以上に作りこんだデザインになっているそうですが、ホームページもアドレスの表記やソース(プログラム部分)を見ずにデザインだけを比較すれば“高級感”溢れる競合のサイトは幾つも存在していると思われます。

 ・・・っと、ここからがポイントです。

 ここまで“富裕層”をターゲットとしたホームページについてのみ考えてきましたが、ホームページは広告や営業手段の一つであり、ビジネスの一部であるというコトを忘れてはいけません。

 本当に、富裕層をターゲットとしたビジネスを行う企業体制は出来ていますか?

 つまり、この分野には“富裕層をターゲットにしたビジネス”と“ターゲットにしたいと考えている企業”とがあり、この違いはホームページの構成やコンテンツに大きな影響をあたえるものとなります。

 “富裕層”に商品やサービスを提供したいと思ったとしても、肝心のビジネスが対応していなければ必ずどこかに“摩擦が生じる”という話なのですが、どうでしょうか?

 特に、通販目的であれば装丁や包装により“クリアすべき問題点”は少ないかも知れませんが、来店(来院)誘導を促すサイトの場合、トラブルになっているコトも多いと聞きます。

 そもそも“企業の収益”を伸ばす手立てには、基本的に次の3点が考えられます。

・個人の平均購入額を高める

・購入の回転率を早める

・一度の顧客単価を上げる

 その中でもっとも“旨み”がある手立てと言われているものが“顧客単価を上げる”コト・・つまり、高額の商品やサービスを利用される富裕層といわれるお客様の囲い込みという訳です。

 企業の負担は最小限に・・・むしろ、軽減して売上を伸ばす。

 これは、誰もが思い描く“理想的なビジネスモデル”かも知れませんが、実際に富裕層をターゲットとしたビジネスモデルを行っている企業様の取り組み投資は誰もが真似できるというものではありません。

 ホームページのデザインに高級感を加えれば、簡単に売上を伸ばせるというものでは無いのです。

 もちろんデザインによって売上やサービスの受注率が高まるというコトは十分に考えられますので、まったく持って無駄だという話でもないです。

 ですが、各企業にも“スタンス(独自性)”に合わせた立ち位置(ポジション)というものがあり、整っていないサービスや企業体制のまま、“ただやりたい”という思いだけでターゲット層を変えても“成功する確率は低い”のではないでしょうか?

 もし、これだけで成功したのであれば“運がよかった”か“もともと富裕層を対象とできるだけのポテンシャル”を企業や商品(サービス)が持っていたかのどちらかです。

 企業として成長していく姿勢は大切ですが、ホームページ等は企業の提供できる力量を超えず、適正な内容での情報発信を行い、企業の発展に合わせてリニューアルしていく方が、費用のかかるようでもっとも“有効活用”できるのです。

 “富裕層”をターゲットとしたビジネスを行う際は、企業体制と商品(サービス)や設備の品質を整えた上で、ホームページを初めとした告知を目的とした営業を行うべきだと僕は思うのですがいかがでか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

サイトの情報が盗まれるという点について考えてみる。



早い話、情報ってあんまり“盗る”って意識が薄いんですよね。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■対策とかではなく、単純に“盗られる”というコトについてのみ考えてみましたが・・・

 最近、自転車による歩行者との事故が問題となっているというニュースを頻繁に目にします。

 問題は“自転車も車輌だという自覚が無く、歩道を走るものだと長い時間をかけて思い込まされてきたコト”だそうです・・・が、これは自転車に対する認識ばかりに限った話ではありません。

 例えば“盗み”というと駄目だと誰もが考えるでしょうが、自分ひとり心の中でその線引きをした時、果たして結果はどうでしょうか、考えてみてください。

・突然の雨に、学校やコンビニに置いてある傘

・駅の駐輪所で鍵の付いていない自転車

・雑誌の立ち読みや一部のスマホなどによる画像撮影

 もちろんどれも違法行為なのですが、その多くはモラルによる個々の判断に委ねられる場面ばかりで、皆さんも何度か経験されていると思われます。

 また、落ちているお金を見つけたときも“金額”によって、拾う拾わない、届ける届けないという判断をされているのではないでしょうか?

 そこには、個人の価値観罪悪感が存在しています。

 つまり、実際にどのような行動を取るかは別として“このくらいは良いか”という考えが過ぎるというコトなのですが、とかく“情報”というものは“盗み”などの違法行為の敷居が低く考えられがちです。

 常識的に考えて“よし、明日は銀行強盗をしよう!”なんて思う機会はありません。

 それは、そこに罪としての“認識”、“意識”があるからなのですが、先ほどの“立ち読み”や“CDの録音”、“イラストの模倣”や“企画の横流し”等、“情報”に類するものは実際に存在する物に対して“罪悪感”が確かに薄いと思われる方が少なくないはずです。

 サイトの情報についてもこの心理が働いていると思われます。

 ほとんどのホームページにおいて“コピーライト”の表記はされています。

 それは、個人のプライベートサイトやブログ等でも同じで、中には人のサイトから情報を取ってきているのに自分のサイトでは“コピーライト表記”をしているという笑い話かと思えるような話も耳にします。

 まぁ、情報を流用したとしても別のサイトに掲載する訳でもないし、身内に配布する資料だから良いか・・・と言う意見を聞いて“それくらいなら・・・”と思うのであれば、おそらくサイトの情報が盗まれるという行為を失くすコトは不可能でしょう。

  それは、自分がしてしまうコトを他人がしない保障も都合の良い話も無いからです。

  だったら諦めるのか・・・ではありません。結局、盗られるコトを防ぐ手立ては無いのですから発覚後にケースバイケースで対応するしかないという話です。

 しかし、そもそも“情報”というものは一人で抱え込むものではなく本来は伝聞していくべきものであり、更に発信した時点から鮮度を失っていくものです。

 ましてや、ホームページは“情報を発信するコトにより集客を行うツール”であり、今はインターネットの普及も手伝って情報によっては真偽は別として飽和し、自身の持つ情報について全体の八割以上のものを出さないと興味を持ってもらえないとも言います。

 おそらく“情報”だけでの顧客の囲い込みは難しい時代なのでしょう。

 企業として“選ばれる”独自性は情報そのものには無く、“情報をここから発信している(発信し続けている)”という企業の姿勢、つまり“信用性”こそが重要であり、この点については“盗る”コトは出来ないのですから・・・。

 まぁ、だからと言って“どんどん情報を盗って良いです”とか“盗られても仕方ないですよね”という話でもないのですが、これが結構複雑な気持ちなんですよね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

WEBの過剰サービスのリセットについて考えてみる?



どんなビジネスも企業間での潰し合いで良いはずが無いです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■サービス過剰で受注があっても倒産しました・・・なんてコトは避けたいものです。

 ホームページ関係のビジネスを行うWEB企業にとって、環境や日常にインターネットが根ざした今、考え方によっては会社の存続において一つの分岐点にきていると思われます。

 新しい商品やサービスは、スタンダードに広がっていく過程で徐々に価格を下げていくものですが、その供給する企業側の数が飽和してくると下げ止まりせず“差別化”と“価格競争”の激化が進んでいくものです。

 ご想像の通り、ホームページの制作・運営というビジネスは比較的に参入しやすい事業であるのですが、その反面“薄利多売”の収益モデルに偏りがちで、一つの契約に対する“利益幅”が年々薄くなってきています。

 また、相見積もりと言えば聞こえは良いですが、“知り合いが高いと言っている”というコトを理由に値引を強要されるケースも増えていると言います・・・が、これはちょっと問題ですね。

 まぁ、言われるままになってしまうWEB企業側にも責任があるのでしょうが・・・。

 ある程度、企業として“断る姿勢”を示せれば良いのですが、起業したばかりだったり、営業力が十分でなかったり、売上が落ちてきていたりするとそれも中々難しいものです。

 特に、新規参入や起業の多い“ホームページ制作”に関する事業だと過度な価格競争は、制作会社の互いの利益を薄めて運営を圧迫してしまい、その結果、モチベーションの下がった商品(ホームページ)の提供等、誰の得もない状況に陥りかねません。

 依頼側も経費削減という意味合いからも“制作費が安くなって良かった”と思われるかも知れませんが、そういったものは一時的であり、安価な商品は安価な理由があるものです。

 それでも、もし上質のホームページが供給されているのであれば、その裏にはきっと制作会社の涙ぐましい努力があるのでは無いでしょうか?

 制作するデザイナーやプログラマの経験や質、制作にかけられる時間・・・ビジネスは“ボランティア”では無いのですら、やはりサービスを提供する側と受ける側“それぞれに心地よい価格”を求めるべきです。

 しかし、これにも例外はあります。

 それは大手企業による市場の独占です。

 CMS等の自動更新プログラムツールを開発して大多数へ安価で商品やサービスを提供し、顧客の囲い込みを行う・・・このためには、ある程度の資本力と有能な人材が必要で、実際に行える企業の数は絞られます。

 もちろん“利益幅”は薄いのですが、企業体力の弱い会社が倒れ、ある程度の数が淘汰されれば、そこからの回収は可能なので一時期の赤字は問題は無いという考えもあるという訳です。

 これに対して、多くの企業は“付加サービス”か“価格”で競うコトなるのですが、過剰なサービスは企業にとって負荷以外の何ものでもありません。

 もともとは“対抗する”コトが目的ではなく“選ばれる”コトが目的なのですから、そういう場合は業務内容やサービスの柱を一度リセットして見直した方が良いのではないでしょうか?

 大手家電店の進出に生き残った個人商店様は“商品点数”や“価格”で対抗をしてはいません。

 会社がお客様に信頼され、選ばれる一番のサービスは“継続”と言います。自社にとっての“差別化”できる強みを持つコトが売上に繋がり、継続へ繋がるのでしょう。

 今や“ネット”は、大手企業様でも一つの出来事で足元からひっくり返してしまう程の影響力を放つコトがありますが、それを期待するのではなく“事業の棲み分け”を考えなければならない時代になってきたと僕は思うのですが、皆さんはどう思われますか?

 かつて、ファーストフードの店で“スマイル0円”というイメージ戦略に沿ったサービスを最初に考えた時代と違い、今では“トラブルの元”になってしまうマイナス面もあると聞きます。

 また、通販目的のホームページおけるサービスの中には“返金保証”等がありますが、数年前には売り上げを伸ばし返金を求められるコトも半年にあるかないかというサイトが多くを占めていた手立ても、今ではそれを逆手にとったトラブルも多いようです。

 クレーマーやモンスター何々といった問題ではなく、意図的に悪用する方が増加しているのは、同時にビジネスチャンスが多く転がっている業種である証拠とも言えます。

 まぁ、上記のようなアイデアで競合や大手企業と勝負するのも一つの方法ですが、案外とまだまだ誰も思いついていないニッチな需要の部分も多く存在するのがWEBです。

 くれぐれも自社の存続を危うくする大手WEB企業との価格競争ばかりにムキにならないよう、お互い業界の発展に努めていきたいものですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

水族館でみたい最後の海獣、シャチを見て満足する。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 水族館好きの僕としては、ずっと以前から“シャチ”だけは一度見てみたいと思っていました。

 去年の10月6日の4コマ漫画の記事にも描きましたが、やっと“目下の目的”と言っていたシャチを見るコトが出来て大満足・・・そもそも九州で見るコトが叶わない海獣なので、今回の東京行きの休みに足を伸ばして正解でした。

 ただ、ショーというのは肩透かしでしたが(笑)。

 当日は、シャチの“ショー”ギリギリの時間に到着するというハードスケジュールだったのですが、開始時間になっても“トレーナーとシャチで上手くコミュニケーションが取れていない”というアナウンスの元、何だか色々とやりとりをして板のですが・・・。

 30分程して、ほとんどの観客が待ちくだびれて“まだ始まらないのかなぁ・・・”と思っているところへ“これでシャチのショーを終了します”のアナウンス(笑)。

 場内に鳴り響く“えぇ~っ!”の声。

 いや~、イルカのショーでジャンプして“おぉ~っ!”という歓声は何度も聞いたコトがありますが、“えぇ~、ショーだったの?”という落胆のどよめきは初めでの経験です。

 僕自身は、シャチを見るコトが出来ただけで大満足なのですが、確かにジャンプするとかダイナミックな場面を見られたらもっと良かったかも知れませんね。

 ショーの後は、水槽の1階部分に当たるレストランで軽食・・・別にお腹が減っていた訳では無いですが、というかむしろお腹一杯の状況とも入れましたが、水槽の底でじゃれるシャチの親子とか、ショーよりもゆっくり見れてマッタリしました。

 そうそう“大穴”だったのが、ベルーガ(シロイルカ)のふれあい教室です。

 シャチ並みに大きなベルーガが、合図に合わせて回転したり、鳴き真似したり・・・たまたま通った施設内でやっていてノーマークだったのですが、それだけに感動しました(笑)。

 ちなみに、感動とは程遠いのですが、驚いた出来事をひとつ。

 帰りの山道に“猿”が居ました・・・車道のそばまで出てくるものなのですね、これにて東京へ行ったついでにやっておきたいコト、見ておきたいコトは全て完了。

 後は、飛行機に乗り遅れないように気を付けるだけなのでした。

 いやはや。。

2013年7月20日の戯言(確かに世話好きな人はいるな。)



 自分の家の物事は面倒くさがっても、隣近所の物事は嫌がらずに働くコトのたとえ。

 自分自身の事柄に対する働きは“経験”となり、他人に対する働きはサービスであり“対価”となる。これがビジネスの基本だと思います。

 まぁ、自分自身の事柄に対して面倒くさがるという“ことわざ”が今回のテーマなので簡単に比較できませんが、そもそもホームページの運営は張り詰めて行うものではなく、ビジネスでも息を抜くポイントは必要です(笑)。

 僕の場合は、息抜きに掃除したり、収納スペースを確保して模様替えをしたりしますが、やはり日常では仕事と比べると“趣味”というかスローペースな動きばかりだと言えなくも無いです。

 では、企業ホームページって“自分の家の事柄”と“隣への世話”とどちらに位置するものなのでしょうか?

 自社の持ちものだと考えて極端な話をすれば、いつでも“更新”や“閉鎖”を行えるものに違いはないのですが、こういう理由でサイト運営を不精していて良いものか・・・。

 いやいや企業ホームページは、“隣”のお客様へ“良い商品”や“良いサービス”を伝える(世話する)ものだと設定するとちょっと話が変わってきそうです。

 隣近所に対して“こんなサービスがありますよ”、“こんな商品がありますよ”という告知活動は、立派な隣近所への世話であり、この“情報発信”の手立ての一つが“ホームページ”という訳です。

 そう考えると“ホームページの更新をしてない”という行為は逆に“世話をしてない”というコトになります。

 自社の商品やサービスがホントに良いもので世間に広めて行きたいというのであれば不精していて良い筈はありません・・・と僕は思うのですがどうでしょう。

 “まちぼうけ”の“樹の根っこ”では無いのですから、ホームページは活用していかないと“偶に結果を出すコト”があっても安定した企業利益のための戦力にはなりません。そうは言っても自社運営となると後回しになりがちで“有効活用”は難しいのでしょうが、ここが踏ん張りどころとも言えそうです。

 最初から予算を持ったプロジェクトやチームにてサイト運営を行える企業であれば別の要素も多いですが、少しずつサイトを育てて結果を伸ばし、利益に貢献するまでになっている企業様の多くは、基本的な運営を繰り返されています。

 サイトを更新して、事例を検証し改善して、コンテンツを増やして、メールや電話にはスピードを持って対応して、競合と差別化をして、独自性をアピールして、告知して・・・。

 ブログの更新、スタッフの画像やコメント、案外と人的要素に恵まれる企業様は幸せです。

 もともとWEBの運営に関する取り組みが好きな人、もしくは企業でのサイト運営という役割に熱意を持って取り組める人は“試金石”と言えます。

 好きこそ物の上手なり・・・ではありませんが、モニターの先にいる人に思いが届けられるのはそういった方々の思いなのかも知れません。

 まぁ、何事も嫌々やっていては結果はでないというコトで、ひとつ。

 いやはや。。