検索ワードは想像以上にいろいろと存在している点を考えてみる。
- 2012年08月09日
- ホームページ有効活用
■思っていた以上に“4コマ”が訪問者を呼んでいるコトに気付く・・・
さて、Web-STYLE(ウェブスタイル)のホームページへ訪問されている検索ワードの種類ですが、5月から7月までで7倍に増えており、8月は1週間で“7月の総検索ワード数”とほぽ同じ数のワードで検索されています。
当然ですが、検索ワードの総数には下記のような検索ワードも含んでいます。
・ウェブスタイル
・Web-STYLE
・webstyle
・web style(スペース半角、全角)
・webスタイル
などなど。
まぁ、検索ワード種類の総数といってもネット広告を出している企業様や長年に亘りホームページを育ててきた企業様に比べればたいしたコトは無いでしょうが、せっかくなんで“4コマ更新”の効果と合わせて少し考えてみたいと思います。
さて、先日の4コマの記事で少し触れたのですが、その役割は“サイトの目的(ビジネスの業務内容)”と異なる記事を書いた場合の検索結果推移の変化を検証するためです。
よくクライアント企業の社長様からご相談を受けるものに“ブログの記事でプライベートの内容はどのくらい書いてよいのか”というものがあります。
「毎日ブログを続けるためにはネタ探しが大変・・・仕事のことばかり書き続けられない。」
まぁ、仕事に関する情報が薄まらない程度に、人柄を知って頂くのであれば“3~4回”に“1回”の割合で、業務内容と関係ない記事を書くコトは検索エンジンへの反映という点からも有効だとお話していますが・・・しかし、これはあくまでも一般論のお話です。
さて、実際のところはどうなのでしょう。
机上の空論ではなく“やってみないと分からない”という思いで、“僕ならこうするね・・・。”のカテゴリを4コマ記事の日として“業務の確信に触れない”、“なるべく関係ない内容にする”という約束事を決めてから続けてみるコトにしました。
この4コマの記事を挟むコトによる効果をご紹介するには、まだまだデータが足りないのですが、“あれ?こう何じゃないかな。”という気付きがあり、幾つかの仮説を立てられそうで、今後が楽しみです。
ただ息抜きしているだけじゃないんです・・・というコトで(笑)。
■しかし、“4コマ ネタ”と検索されたコトによりふと思う。
ある日のコトですが“4コマ ネタ”と検索されていて、ふと考えました。この検索をした人は「4コマを書いている人なのかな?」と・・・。
早速、“4コマ”に関する月間のキーワード検索回数を調べてみると「KUROISIX 4コマ」(そう言えばニュースでみました。よかったら調べてみてください。)で検索されている回数が1万回以上であるものの「4コマ ネタ」で検索している回数は、集計対象外(100回未満)という結果に・・・。
これぞリアルに“ロングテール”です。
個人的な考えなのですが、ビジネスホームページにおける“ロングテール”には、2:8(ニッパチの法則)で言われている“ヘッド(2割の主力キーワード)”と“テール(8割のサブキーワード)”に、もうひとつ条件として“テール=月間検索回数が少ない”という点に注目して検証をしています。
月間の検索回数は数万回と多いのに少ししか訪問者がホームページにたどり着いていないのというコトは、ホームページへの導線不足であり、悪い言い方をすれば“おこぼれを頂戴した”という状況です。
本当に“ロングテール”を作り上げるのであればニッチでコアな検索ワードをホームページへ集客する導線を確立しなければならないと思っています。
■いずれご紹介する“残念ワード”の一部について少しだけご説明
“残念ワード”とは悪いキーワードのコトではなく、業務に関係しない検索ワードのコトです。
・・・といっても僕が解説や講話を行う時の便宜上の言葉で、残念ワードにも沢山のメリットがありますので誤解無き様(笑)。※今回は詳細を割愛させて頂きますが、いずれ記事にてご紹介します。
次の検索ワード等は、弊社のホームページにおける“残念ワード”ですが・・・実は共通点があります。
・夏休みの子どもの割り箸工作
・お店での注文で影が薄い
・オタクはDVDを買わない
いやぁ、仕事には全く関係ないですが、こういう検索ワードで弊社のホームページにたどり着かれるとも思っていなかったのでいい勉強になりました。
現在も興味深いデータが取れています、ありがとうございます。んで、問題の共通点なのですが、それは4コマ記事を更新した翌日までに初の検索がされている点と月間の検索回数が100回未満である点です。
まさか関係ない内容の記事の有効な割合を検証していて、意図的に作り上げるロングテールの検証が出来るとは思いませんでしたね(笑)。
ただ、4コマの記事についての仮説はまだ更新回数も少ないため、参考程度のご紹介に過ぎませんが、また次の機会に詳細をまとめて掲載できればと思っています・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
(公開前修正:総検索ワード数は更に2日で記事を書いた時の倍近くになっています。)