サイト訪問者が検索する中傷ワードについて考えてみる。
- 2013年08月21日
- ホームページ有効活用
■中傷ワードが急に増えてくる場合は、その原因を調べておいた方が良さそうです。
アクセスログの検索ワードを見ていると、ホームページの何処にそんなテキストのワードがあるのか分からないと言った覚えの無いキーワードが混じっているコトがあります。
その殆どは、検索されているテキストがサイト内のどこかに存在しているはずなのですが、中にはページ内に検索ワードがアチコチに分散して表記されていて見当たらない場合も少なくないようです。
まぁ、この様な仕組みは過度なSEOの競争を助長している原因の一部になっているとも言え、Googleが目指しているものとは逆に検索順位と配信情報とのマッチングが不安定となり、この点は誰もがジレンマとして感じられた経験があるのではないでしょうか?
例えば、何度がブログでは触れていますが、弊社は公式Facebookは制作していません。
しかし、Facebook活用の提案やブログ記事を書いているため、“webstyle facebook”や“ウェブスタイル facebook”、“ウェブスタイル フェイスブック”といった検束ワードで、当サイトにたどり着かれた方も毎月いらっしゃいます。
ここでサイトの訪問者の方の目的が、“株式会社Web-STYLE”に公式Facebookは無いのか調べている・・・というのであれば問題ないのですが、“別の同名の企業様が運営するFacebookを探している”のであれば無駄なサイト訪問というコトになります。
情報を発信する側から考えるならば、この機能を逆手にとって“同名”による“おこぼれによるサイト誘導”を行っている場合もあるらしいのですが、“探している情報と最もマッチしたページへたどり着く”システム完成のため日々、アルゴリズムは改善され続けていますし、思うような効果は無いようです。
検索の内容によって企業サイトと個人のサイトのどちらを優先させるか、業種別により検索者のエリア地区の業者を優先させた方が良いのか全国区で資本力や発信情報の多いサイトを優先させた方が良いのか・・・求められ検索機能の充実には限がありません。
さて、話をもとに戻しましょう。
最近、検索ワードで話題になっているものに“中傷ワード”というものがあります。
いわゆる“社員名+誹謗中傷ワード”、“社名+評判”といった内容の検索サマリ(キーワード)のコトなのですが、これについては全企業のアクセスログにおいて見受けられる傾向というものではありません。
ただ、“BtoB”や“BtoC”に関係なく、こういったキーワードで調べられる企業様では、毎月多かれ少なかれ検索されている状況が続くため、企業側に調べられている原因があると言えそうです。
そうそう、社長様や企業名の評判を検索するキーワードが急増する場合には地域で“噂”が一人歩きしている場合があり、この点だけは“今後の企業のあり方”に影響を及ぼすコトが考えられるため、対策を行う必要があります。
もちろん自社の企業サイトにおいては、社員や会社の“悪口”を配信しているはずは無く、ページにある“社員名”のテキストへの部分一致だけでサイトにたどり着いていると考えて良さそうなのですが、この場合は“たどり着いた理由”よりも“調べられている原因”の方が気になります。
まぁ、極端な話をすれば中傷ワードで検索されている問題が企業側にある場合は、企業ホームページ自身を検索できなくしてしまうというのも一つの手です。
これは、ちょっと前にニュースになった“逆SEO”(検索結果の順位を2ページ目以降まで落とす手立て)ではなく当サイトで述べる“検索エンジン非最適化”(ホームページは存在しているが検索できないようにする手立て)となります。
企業の倒産にもなると場合によっては、数十万を超える検索をされるコトもあります。
しかし、どんな場合であっても検索する側の意識を失くすコトは出来ませんので、まずはその原因を検証して対策をどうするか、しばらく見守るのかを決めなければならないのが現状なのです。
その対策や事例を集めていますので別の機会にまとめて記事にしたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。