ホームページでのBGMについて考えてみるのパート2。
- 2013年08月06日
- ホームページ有効活用
■どうせホームページでBGMを流すのであれば、意図的な効果も狙いたいものなのです。
さて、一度だけ“ホームページにおけるBGM”について記事を書いたのですが、意外とサイトの“入口”となっていて、思った以上に情報を求められているコトに驚いています。参考記事:ホームページで音楽を流したり効果音を出すメリットを考えてみる。
前回は、その法規や団体による“問題点”と“演出できる点”について考えてみたので、今回はホームページ運営側の狙いと訪問者への影響について考えてみようと思います。
まぁ、話はいつものごとく脱線していくかも知れませんが(笑)。
さて、ホームページで“音”を出すというのはどういうケースが考えられるでしょうか?
・効果音
・音楽
・音声
動画の配信という広がりを除けば上記の3点が、大きく思いつかれるものだと思います。
では、上記の3点のサイトで“音”を出すという目的について考えてみましょう。
まず、“効果音”について設置する目的ですが、メリットとして1番に考えられるコトはサイトの訪問者の方が行っている“アクション”についての“自覚”と“認識”です。
自身で“クリック”したコトや“選択(購入)”をしたという行為への“納得”や“無意識下の確認”、極端な話をすれば“気持ちの高揚(盛り上がり)”促すという狙いがあります。
じっくりと考えて購入する高額な商品であれば別ですが、インスピレーション(衝動買い)の促しや会員登録など“ちょっとした背中を押す”行為は有効です。
もちろん効果音を入れれば上手くいくというものではありませんが、効果音を入れるコトで達成率が高まっているのも事実なので手立てとして導入を検討する価値はあると思います。
まぁ、“効果音”なのですから“効果的”に設置するコトが大切なのですが・・・。
次に、“音楽”について考えてみましょう。
弊社のホームページにアクセスされている方の検索ワードの種類を見てみると検索回数が多い上位のワードに“ミスリード”というものがあります。
こう言うと聞こえが悪いですが、この検索キーワードも弊社サイトにたどり着くかどうかを別にして、興味関心が強いワードのようです。
しかし、テレビの番組を見ていてもBGMは効果的に使われていて、歌詞のあるものでも良いのですが純粋に音楽だけのものの方がドラマやバラエティ番組にと使用されています。
ただ、クイズ番組については“問題、ダダンっ!”といったどちらかと言うと“効果音”の方が多く使われていますので、どちらも場合によって使い分けられるというコトなのでしょう。
BGMにおいて一番のメリットは何なのかと言うと“イメージに先入観”を与えるコトが可能だという点につきると僕は思うのですが、皆さんはどうですか?
購買意欲を後押しするような音楽の他、明るいイメージの音楽、暗いイメージの音楽・・・同じ内容の文章であってもプラスイメージやマイナスイメージと完璧な印象の操作までは出来ないものの雰囲気作りは可能だと思います。
歌詞や流行のもの、クラシック、スーパー等で使用されるオリジナル曲・・・。
今では減ってきましたが、もともとショップにおいても音楽を流す行為には“企業ブランドイメージの固定”や“アクションの促し”という意味合いもあったと言いますが、単に好き嫌いでの選曲ではなくビジネスにて“効果”を狙えそうです。
まぁ、僕のようにパソコンの通常使用で“音量0”にしている場合もありますが(笑)。
そうそう、ホームページへのリピーターの囲い込みにも気遣われるのであれば、自身で考える効果を後押しするために100%ぴったりの全力を出した音楽を使うよりも3割程度に抑えた曲を選ばれた方が良いようです。
それは、許容範囲を越えた曲が“苛立ち”を生むからです。
ただ、あえてマイナスイメージを暗に伝えたいというのであれば別なのですが・・・極端な話をすれば、頭痛や腹痛に襲われたときに聞いた曲には“不快”を感じているコトが多いと言いますので、これと同じような効果があるのかも知れません。
最後に、“音声”についてですが発生の“イントネーション”を活用して、文章だけの場合よりも出来る限り誤解の無いように伝えるという目的と目の不自由な方への配慮が考えられているようです。
比較的目的が明確なので、企業のサービスと照らし合わせて導入を検討されると良いでしょう。
他のキーワードと比較して検索回数が多いという点とあまりテーマに取り上げていないという点からこんな感じで考えてみましたが、また気になるワードが出てきた際にはあらためて記事にしたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。