HPを更新をしない理由、ただあれば良いという考えについて思う。



ホームページを更新したくない訳ではない?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページを“更新できない理由”と“更新する理由”を比較してみると何かが分かるのか・・・

 “ホームページが無いといけない時代”だから作ってみた・・・とは、たまに耳にするご意見ですが、ホントに“ホームページはあれば良い”だけのものでしょうか?

 かつて3年間で外部からのアクセス“0”というサイトがありました。

 フラッシュをメインに制作した上で、カテゴリ登録を行わず、どこからもリンクされていないため、検索できない状況だったのですが・・・存在しているかどうかだけで判断するならば“ホームページはある”というコトになります。

 つまり、“あれば良い”という条件はクリアしていると言えるのです。でも、これがお客様にとって満足な状況だとはとても思えません。別に揚げ足を取っているのではなく真面目な話です。

 そこで、今回はクライアント企業様と“共通認識”を持つコトの大切さテーマに考えていきたいと思います。

 まず、話をする上で大切なポイントですが“ホームページを持つ”という話の場合、“持つ”ではなく“ホームページ”の方が問題なのです。

 一言で“ホームページ”といってもその意味するものは千差万別です。ご相談の話をしていて“ん?”と思ってよく聞くとブログやFacebookを“ホームページ”と言われていたというコトもありました。

 最近では、“Windows8”をインストールしたのにタッチパネルにならないという問い合わせが殺到というニュース(タッチパネルはハードの問題)もありましたが、“認識”や“思い込み”はそれぞれです。ただ単純に良し悪しで済む話ではありません。

 ホームページ更新サポートの会社さんでお客様から“ちょっと直しておいて”と言われる作業が、実はプログラム等が関係していて、簡単に直せるものでなかったり、作り変えて差し替えしなければならなかったり、特に業務内容の各工数が分かりにくいWEB業界では“共通認識”が重要だという話なのです。

 お客様が考える“あれば良いという”ホームページが実はどういうものなのか、ヒアリングをしっかりと行いその全容を明らかにした上で提案・制作・運営しなければならなければサービスの提供にはなりません。

 誰も取引企業様やお客様が“会社名”ですら検索できないようなホームページを持って“満足”されるはずはないのですから・・・。

 では、“会社名”で検索できるホームページであればどうでしょうか?

 同名企業も無くGoogleを使って会社名の検索をした場合は“1番目”に表示されるホームページだという前提です。

 しかし、そのアクセス数となると企業のブランディングや地域密着の根ざし具合で異なり、月のアクセス数が50以下~数万という幅があるコトでしょう。ただし、月間のアクセス数が1,000を越えるようなホームページを運営している場合、間違いなく“あれば良い”という認識ではないはずです。

 “あれば良い”という思いの裏返しには“そこまで(運営まで)手が回らない”、もしくは“対応する社内体制が出来ていない”という意味合いがあるのです。主な理由には次の点が考えられます。

・文章を書く時間や写真を撮りに行く時間が無い

・文章が書けない、書くことが苦手

・資料の準備が出来ない、担当がいない

・社内体制がないので何かあっても対応できない

・何をしたら良いか分からない

・運営(サポート、広告、更新代行)のための予算をかけられない

・単純に面倒くさい

 他にも理由はありますが、考え出すと限がありません。何かのきっかけで売上が出て“やるぞっ!”と思える場面に出逢えれば良いのですが、多くの場合、必要に感じるのは“困ったとき”なのです。

 しかし、困るまで頬っておいた場合は、維持でかかるはずだった費用以上に対策の予算がかかったり、もうリニューアルしか手立てが無かったりするコトも多いです。

 当然ながら“結果”は出ていないでしょうから、これが“ホームページには何かとお金がかかる”と誤解される所以なのかも知れません。

 最後になりますが、サービスを提供する側にとって“共通認識”についてはどれだけ注意していたとしても完全には“出来ていない”と考えておく方が良いでしょう。ビジネスをしている上での落とし穴は“油断”なのですから・・・えっ、僕ですか?

 何度も落ちてます。その度に経験を生かせるようがんばっているつもりですが、傍から見ればどうなのかな・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

Infomation 10月分のtitleページ更新を行いました。



一覧ページへ10月の記事タイトル追加のお知らせ

■今回は月末の関係で“お知らせ”が日曜日ではありませんが・・・。

 いつもホームページをご覧くださり、ありがとうございます。

 月末のホームページの更新のお知らせです。今月はブログ記事の更新以外は別サイトにて制作予定である“企画サイト”の検討に時間を当てていたため、以下の追加作業のみとなっております。

・101~150ページ 120~145の記事タイトル追加

 また、これに伴いカテゴリ紹介ページの更新日は変更しておりますが、それ以外のタグの修正などは行っていません。ただ、ご覧頂いている皆様のおかげでアクセス数が伸びたせいか、若干のキーワードで検索順位の上昇がまた検証されています。

 この件は、いずれまとめましたら記事にて“SEOにおけるアクセス数要素の重み”という事で、ご紹介をさせて頂こうと思っております。

 なお、本日の記事はこの“お知らせ”とは別に行う予定ですが、遠方で夜の打ち合わせである事と帰りが山越えで電波の通りが悪い事から、“日付が変わる”または“更新が明日になる”可能性がありますので、前もってお知らせ致します。

 それから考えている事ですが、11月より土曜日の記事更新を楽にしようと思い準備しています。

 まぁ、これは年末にかけて提案や企画及び指示書の作成が増えるからで、時間は出来る限りお客様を優先に考えたいという点と「僕ならこうするね」と「猿じゃダメらしい」と同様に2003年に描いていた挿絵が見つかったという点からの考えです。

 どらにしても企業サイトでのブログですから、あまり期待せず肩の力を抜いて今後もご覧ください。

 それでは、よろしくお願いいたします。

洋画やアニメの吹き替えは声優であるべきでは・・・プロなんだし。


 WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 世の中には幾つものコトを上手にこなす才能に長けた方がいるものですが、基本的には“一芸を極めてこそ”だと僕は思っています。

 映画好きでBD・DVDのコレクターとして、遠まわしな言い方をしますが、業界は売上を伸ばしたいのか落としたいのか、ターゲット層をどこに設定しているのか理解に苦しみます。

 もうどうやったら視聴率がとれるか分からない・・・なんてニュースを目にしますが、そもそも時代背景やターゲット層の設定が間違っているのではないでしょうか?

 視聴率で言えば、決まった時間にテレビの前で番組を見るという時代ではないと思います。更に言えば、番組の選択幅も増えていますし、テレビそのものも他の娯楽と同列で競い合うといった競合の設定をしなければならないのかも知れません。

 分からないのか、目を逸らしているのか・・・まぁ、専門家ではないですからここは要望にとどめ、具体的な対策は業界の方へお任せをして話を進めます。

 大切なのは映画館に足を運ぶ方とBD・DVDのコレクションをする“ターゲット層”の方の設定ですね。

 例えば、最近は声優を使わない方針らしき大手アニメ映画の影響か話題の“ごり押し”なのか、話題になっている芸能人の方が、洋画の吹き替え(しかも主役やヒロイン等の重要な役どころ)をあてる機会も増えているようです。

 これで“映画が趣味の人”が離れる数と“その芸能人のファンの方”が購入する数がどちらが多いのでしょう?

 また、僕のようなコレクターは購入するから“購入しない”に移行する数に対して、ファンの方が“購入する”割合と“レンタル”割合の合計の比較データがどうなっているか仕事柄すごく興味がわきます。※芸能人の方を否定するものではなく、実力で採用されるべきというお話なので誤解なきようお願いします。

 逆に最近では“バックトゥーザフューチャー”のBD-BOXの販売戦略は、個人的に興味深かったです。レアな映像特典は別として“通常の吹き替え版”に加え、当時の“TV放送吹き替え版”の収録・・・コレクター心をくすぐります。

 だいたい容量の枠なんか十分あまっていますし、吹き替えは数ヶ国語が当たり前なのですから、洋画の主演吹き替えを芸能人にしても良いので、ちゃんとしたプロの声優の方の吹き替え版も収録してもらえれば、また購入率も高まるというものです。

 まぁ、全部を否定するというのではないですが、下手だったら目も当てられません・・・つか、洋画であれば字幕で問題無いですが、アニメ映画であればレンタルも控えてしまいそうです。※実際は控えているのですが(笑)。

 また、アニメや特撮のゲストなんかでも話題の芸能人や芸人をチョイ役でゲストされるのも困ります・・・具体的な作品は控えますが、もう痛々しいです。消えた方であればまだ懐かしい程度ですが、ニュース等で問題になった方だとそのシーンが別の意味で泣けてきます。

 まぁ、多くのコレクターにはこだわりがあり話題性で買うコトは無いです・・・というか、マイナス要素になる場合もありますので十分ご検討ください。まぁ、これもまた業界全体にがんばって欲しい思いの現われ・・・というコトで、ひとつ。

 いやはや。。

(連載05)集客と収益のバランスを考えつつサイトの企画を進める。



猿じゃダメらしい。ホームページを作ろうシリーズ05

■別サイトとして制作する内容の方向性は決まってきたのだけど収益モデルについては改善の余地あり?

 10月は忙しかったです(笑)。

 そんな中、弊社の企画サイトとして“どんなサイトを制作するか”だけなのですが、方向性は固まってきました。しかし、詳細はまだ決まっていないですし、各自のアイデアをまとめているところなのでサイト制作に入るまで少し時間がかかりそうです。※ちなみに、以前の記事に書いた“口コミ”サイトではありませんので・・・。

 なお、新規の企画サイトは“収益を出す”まで、新規ドメインのサイトにおいて“アクセス数が伸びる”までを検証しなければならないため、公開後もある程度の期間は詳細を伏せておかなければならず、これがこの第1段の連載である“サイト制作の過程”の記事を分かりにくくしている原因となっています。

 そこで少しまとめますが、要はこういうコトです。

1)Web-STYLE(ウェブスタイル)が制作・運営しているというコトを伏せる必要はないが、このサイトからの導線は最小限にしておかなければならない。

2)企画サイトの公開時は弊社からもリンクせず、エイジングフィルタの実態を検証する。

3)オフィシャルサイトでは行っていないカテゴリ登録やリスティング広告などの集客効果を検証する。また、手立ての導入順で効果が異なるのかも検証する。

4)最初の収益が出るまでのアクセス数と手立ての関連性を検証する。

5)そもそも企画サイトそのものが受け入れられるのか、公開より1年後にサイトの価値判断を行う。

 特に、(2)~(4)についてはサイト公開後の認知度の低いうちに検証しなければならず、サイト制作から公開、運営までのスケジューリング表を作って厳密に管理する必要があります。

 とりあえず、データが取れればご契約企業様のホームページ運営への提案とブログの記事にフィードバックするつもりですので、長い目でご覧ください。最終的には、このデータに基づいてもうひとつ別のサイトを制作していく予定です。

 さて、企画サイトのイメージですが、現在公開できる状況は次の通りです。

 

猿じゃダメらしい。制作中の企画サイトのイメージ案

 

 さて、収益モデルですが上手く流れが出来れば良いのだが、データの収集が目的であるコトと改善しながら育てていくというコトを考えれば、サービスの内容とそれにかけられる時間もおのずと限界があるだろうし、ビジネスというコトを考えれば安定した品質のサービス提供は行わなければなりません。

 よって、イメージにあるように安価でありながらも適正だと思える価格を設定して、サービス内容から費用対効果を社内検討して頂けるものをと考えています。

 ・・・というコトで、ここから先はブログの記事上ではなく、実際に価格表を作成して提供するサービス内容の適正価格を設定していく作業となるのだが、次のコトは気をつけておこうと思っています。

・安価な価格というだけで選ばれないようにする。

 今回の企画サイトについては、ネット広告の利用やキャンペーンによる一般ユーザーのサイト誘導も検討しています。そのため収益は大きくなくともサイト運営費は売り上げられるように意識しなければならないようです。

 また、サービス内容はまだ非公開ですが、メインとなるサービスの利用料(2,000円~/1サービス)と広告等の掲載費(10,000円~/1サービス)と二本柱で設定しています。※公開までに価格変更するかも知れません。

 その際の価格設定についても、作業負担の費用は売り上げられるように設定を行うつもりです・・・初期設定としては、公開から1年後にサービス利用企業が、10社/月となる数値目標を考えていますが、この辺はビジネス収益モデルの決定に伴い、微調整が必要になってくるのではないでしょうか。

 さて、そうなると次は“サイト構成”を考えて具体的に制作に入るための前準備を進めていかなければならないのだけれど、もう少し時間をかけていきたいので、ここで次回へと続けるコトにしましょう。

 いやはや。。

被リンクと発リンク、相互リンクを2つの点(SEO)から考えてみる。



被リンクのSEOにおける効果が低くなっていると言いますが・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■“特定のキーワードで強くするか”、“ホームページ全体を強くするか・・・”リンクが影響するSEOって?

 SEOとは何か?

 もちろん、“検索エンジン最適化”のコトであり、更に言うならば“Googleのアルゴリズム”(パンダアップデータやペンギンアップデートで検索できるアルゴリズム)への対策のコトを指す場合が多いと思います。

 けれどこの“SEO”、大きく2つに分類するコトができるのです。※正確に言えば少し異なりますが。  リニューアルやネット広告の営業で“SEO云々”というセールストークが常套手段で、一般的にも“SEO”が認知されるようになってきましたが、この意味合いが“共通認識”されていないために、後々問題に発展するケースもたまに見かけます。

 では早速ですが、SEOを次の2つに部類して考えてみるコトにしましょう。

1)特定の検索ワードで上位表示されるようにするための対策

2)サイト全体のトラフィック(外部からの導線)を増やすための対策

 目的によって提案を使い分ける必要がありますが、一般的にクライアント企業様が“SEO”という場合は(1)の認識の方が強いように感じます。僕自身が好きなのは(2)なんですが(笑)。

 あっ、好きと言っても“企業ホームページ”の認知度を高めるために有効だと感じている手立てという意味です。

 基本的に、特定のキーワードで上位表示といって対策をしても“ネット広告枠”が先に並び、表示される場所は“オーガニック検索枠”内でのコトです。

 これでは、月間検索回数が多いビックキーワードでなければ上位に表示されたところで手間と費用に見合う効果は期待できず、ビジネスへの貢献度は低いと言えます。(参考記事:リスティング広告の有効活用について少しだけ考えてみる。)

 そうなると特定のキーワード対策をするよりも購買率を高めた“ランディングページ”を制作し、ネット広告を行った方が費用対効果は良いのかも知れません。

 そこで今回は、これらのSEOについて“リンク”の点から考えるコトをテーマにして記事を書いてみようと思います。言うまでもなく、キーワード設定や出現率、説明文などの内部要素においての対策はしているものとして以下の記事をご覧ください。

 まず、“リンク”を次の4つに分けて考えていきましょう。※意外とご存じないクライアント企業様も多いです。

a)発リンク

 運営するサイトから外部のホームページにリンクをしているコト

b)被リンク

 外部のホームページから運営しているサイトへリンクされているコト

c)相互リンク

 2サイト間で発リンクと被リンクが行われる状況、互いにリンクし合っているコト

d)アンカーリンク

 同じページ内の上下のトピックス部分へ移動するためのリンク

 サイトからの“発リンク”と“相互リンク”の数は最小限で十分だと思います。現在の検索順位を判断するアルゴリズムでは、グループ間での相互リンクはスパム(もしくは減点行為)と判断される場合がありますので多用は禁物です。

 やはり、SEOの点から考えると重要なリンクは“被リンク”となります。

 “リンクポピュラリティ対策”(被リンクからWEBページの重要性を判断するアルゴリズムへの対策)の手立てが(1)の特定のキーワードでの検索表示を強くするか(2)のサイト全体のトラフィックを増やすかの違いとなるのです。

 うすうす感じていましたが、割愛して書いていても文章が長くなっていますね、ここからは気持ち少しスピードを上げましょう(笑)。

 よく言われる“被リンク”を増やす手立ては、(2)のサイトへのトラフィックを増やす手立てであり、まずは次の3点をチェックすると良いと思います。

・相互リンクよりも被リンクを優先させる。

 極端に考えれば“相互リンク”は意図的に増やさなくて良いというコトです。いずれブログなどで行われる相互の読者登録もSEOの点からは効果がなくなると言われており、純粋に繋がりだけの役割になっていくようです。※どのくらい時間をかけて改善されるかは予測できませんが(汗)。

 相互リンクはグループでリンクしあっている場合やSEO目的のリンクサイトへ対価を支払い繋がっている場合があり、今後はどんな被リンクを増やしていくかの方が重要になってきます。

 イメージで言うと、発リンクは“A君を推薦します!”、相互リンクは“A君を推薦する代わりに僕を推薦してね。”、被リンクは“A君から推薦された”ってとこでしょうか。どの状況が一番人望があるかお分かりになると思います。

 つまりは、そういうコトです。

・質の良いサイトからの被リンク

  被リンクが1つしかないサイトからリンクされるのと被リンクが1万あるサイトからリンクしてもらうのは評価が違います。単純に、2サイトからリンクされて自社のホームページの被リンクが“2つ増えた”では無いようです。

 “リンクポピュラリティ”は被リンクを量と質で判断します。

 これが一般的に言われている“質の良いサイトからリンクを増やす”という意味です。イメージで言えば、“新規設立した会社と業務提携”する場合と“ブランディングできている大手企業と業務提携”する場合では、業務提携している企業の数が増えたという点では同じだけれど御社に対する評価が違うといったところです。

 ・・・とここまでが、サイト全体のトラフィック(導線)を増やすための手立てです。

 当然、サイト内でキーワード設定が上手く言っていれば、特定のキーワードで上位表示されるとは思います・・・ただ、それでは総合的な要素が強く、リンクが有効活用された結果とは言えません。

 “リンク”を有効活用して、特定のキーワードで上位表示させるのであれば、条件はもっと厳しいものになってきます。その中で単純で有効な手立てが次の“アンカーテキスト”の活用です。

・アンカーテキストからのリンク

例) <a href=”http://運営するホームページアドレス”>キーワード(テキスト)</a> キーワードに関するサイト説明 

 つまり、キーワードを含んだテキストリンクによる被リンクで、“リンク先はこのコトについて書いてあるページです。”とあらかじめアルゴリズムに認識させておくというコトです。

 一見、難しいコトのように感じますが、自社で複数有効なサイトやブログ、SNSを所有しているなどの条件が揃えば、比較的簡単に対策できたりします。

 これらをまとめますと“特定のキーワード”で上位表示させたいならば、外部サイトへの“発リンク”が少なく有効な(内容が関係している)“被リンク”の多いWEBサイトから“アンカーテキスト”によるリンク(できればサイト説明文付き)を増やしていくというコトです。

 ちょっと長くなったので、続きをいつか別の切り口で記事にしようと思いますが、今日はもう限界です。提案資料づくりや納品チェックをしながら記事を書いていたので徹夜になりました・・・文章がおかしいかも知れないので日を空けてチェックせねば。

 ただ、今週の日曜は仕事を休みにして寝て曜日だな・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

ホームページ表示速度などの時間について考えてみる。



ホームページの表示速度とSEOの関係について考える。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページの表示速度は速い方が良いというコトは知られているのだけれど・・・

 突然ですが、一般的なパソコンのモニターで表現できる色数は“赤・青・緑”のそれぞれ256階調ですので、実に256の3乗となり1,600万色以上の色が表現できる計算となります。

 しかし、人間の目で判別可能な色数となるともっと少ないものです。

 まぁ、普通に考えてモニターに映し出される全部の色に名前が付いている訳ではないでしょうし、一般的な企業ホームページ制作であれば、そんなに気にする機会は無いと思います。

 ただ、人の潜在意識の基では感覚的に感じるものがあり、洗礼されたイメージや暖かなイメージ、ノスタルジックなイメージなど表現に合わせて色数の多い画像による演出を極めていくコトが有効だといえるビジネスもあるはずです。

 これは音楽において同様で“演奏会”や“レコード”、“ネット配信”で同じ音楽を聴いても印象が違うとか、人の耳では聞こえない周波数の音を加えてイメージを演出するとか、いろいろな手法があります。

 今回のテーマである“ホームページの表示速度”もこれらに似たところがあります。

 人がホームページを見ていて思うコトは“重いなぁ(遅いなぁ)”という抽象的な感想です。“どこどこのサイトの表示時間と比較して、0.027秒遅いな”なんてホームページを見て感じる人は皆無でしょう。

 逆に“速いぞ”と思う機会もほとんど無いのでは?

 基本的に人は“驚き”や“不満”を感じたときに、強い印象が残るものです。“表示が遅いからもうアクセスしない”、“買い物カゴの表示が遅いから怪しい”といった感想を抱く方は多いでしょうが、“表示速度が早いから巡回サイトに加えよう”という方はあんまりイメージできません。

 確かにSEOにおいて、今後は“時間”がホームページの品質を見分けるために大切な要素になるはずです。

・ホームページの表示速度

・ページ滞在時間

・サイト内の閲覧時間

・リピート間隔の期間

 基本的なこの4つを例に考えますが、これだけでも組み合わせれば様々な検証ができます。例えば次のような場合は、どのような推測ができますか?

・サイト内の複数のページを見て回っているのに、ページの滞在時間とサイト内の閲覧時間がほぼ一緒である。

・ページ滞在時間が同じくらいだが、ホームページの表示速度が遅いサイトと速いサイト。

・どちらもページ滞在時間が長いのだが、リピート間隔が2~3日のサイトと1~2ヶ月のサイト。

 どうです、なんとなくホームページの中にある情報の質が分かるような気がしませんか?

 きっと僕のように、ログ等の数字や表が好きな人はわくわくしてくるはずですよね。※相変わらずタイトルから書かれていそうな記事の内容が一般的でなくてすいません。

 まぁ、理屈抜きに“表示速度”を速くしないといけない状況であれば、サイトの表示速度チェックのサイトも数多く存在していて、検索すれば直ぐに見つかります。

 更に、表示速度が遅い原因は“フラッシュ”や“CSS”の読み込み、“コミュニティーツール”など外部要素の読み込み、プログラムソースの無駄などとある程度の原因と対策が明確ですから、そういった事例をもっと詳しく紹介してあるサイトをご覧ください。

 そういう意味からも、僕のブログではこんな記事がお似合いなのです(笑)。

 確かに表示速度は速い方が良いのが現状です。ただ、ホームページ制作を行っている誰もそうでしょうがSEOありきでアルゴリズムプログラムばかりを意識したホームページよりも“訪問者の方が魅力を感じるホームページ”に携わっていきたいものですね。※ただ、仕事なのでそうも言ってられなかったり(笑)。

 最近のホームページ制作においては、表示速度を速くする競争になりがちな場面もあるのですが、SEO要素としての重みはどうなんでしょうか・・・けれど、SEOは手立ての積み重ねだしなぁ。

 問題なのは速さの追求に“デメリット”がなさそうな点かな。

 まぁ、今までのように“速く表示する環境”が整って当然になれば、SEOの重みは“ホームページ閲覧”に関する“時間”だけになると僕は予想していますが・・・それはそうと、大きく分類したときの2つのSEOについても記事にしたいものです。

 ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

電話のタイミングが絶妙な友達がいたりするのです(笑)。


 WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 褒めてあげたいくらい絶妙なタイミングで電話をしてくる友達がいるのですが、その回数足るや覚えていられない程に上ります。

 よくカップ麺にお湯を入れたタイミングで電話してくる間の悪い人がいるなんて話を聞きますが、そんなレベルの話ではありません。お湯を入れたときにかかってきた電話なら、3分は話が出来ますから(笑)。

 彼なら間違いなく、ふたを開けて食べようとした瞬間に電話してきます。

 後、工事現場の横を歩いている時やコンビニに入って支払いしている時、ATMの順番が回ってきた時(並び直しです・汗)、食事の準備ができて今まさに食べようとしているとか、それが“いつものタイミング”だと紹介して良いくらいの高確立なのです。

 案の定、麺がふやけたり、料理が冷めたり・・・。

 まぁ、僕自身が電話を切れば良いコトなのですが、よほどのコトが無い限り“断れない性格”なので相手をするのですが・・・これで更に“長電話”の人だったりするので大変です。

 打ち合わせに入る瞬間にかかってきた場合でも、電話を切るまで数分かかかったり、他に長電話をする友達はいないのですが、一人でもいればお腹いっぱい・・・十分です。

 このコトは本人にもいつも言っているのですが、“他の友達にもよく言われます。”と大笑いで、今後もずっと続くのでしょう・・・まぁ、それも良しです。暇なときには、僕も良い息抜きになっていますし(笑)。

 ただ、なぜだかこちらから暇つぶしに電話をする時は、彼の勤務時間内だと電話が繋がるのに(しかも、長電話しようとしてくる・汗)、昼時や勤務時間外だと繋がらない・・・普通の会社員のはずなので、これが不思議でなりません。

 こちらの仕事の件で相談の電話するコトもあるので、用件がある時の方がつかまらないというのは少し問題です。

 それから、これがまた“遊びに行こう”という内容だと今度は全く休みの日程が合いません。

 僕の休みが取れそうな日に、ピンポイントで日直やらで待機しておかなければならないとか・・・結局、遊ぶのは年に数回といったところでしょうか?

 僕自身、いろんな方からお誘いを受ける中で“忙しい方だから・・・”と最近では誘われないコトもある人間なのですが、仕事でハラバラになると連絡すら疎遠になる世の中ですから、友達は今後も大切にしたいものです。

 ・・・が、真面目な交渉をしたり、セミナーしたりしている時の電話は止めてくれ、と思う今日この頃(笑)。

 いやはや。。

ホームページ運営の中で起こるマンネリ化について考えてみる。



ホームページの運営の日々で何したら良いか分からなくなる瞬間。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページ運営のマンネリ化を新しい手立てを行わずに打開しなければならない苦悩・・・

 ホームページを運営していて良くも悪くも“安定”した状況に陥るコトがあります。

 まぁ、安定しているのですからホームページを運営している企業側も次の手立てを打たずにいる場合がほとんどです。けれど、これが後々になってホームページの成長を止めてしまう大きな問題になってくるコトに繋がるのです。

 ビジネスにおいて“現状維持はゆっくりとした衰退だ”という言葉があります。

 そして、ホームページも企業の成長を担う手立ての1つである以上この言葉が当てはまり、更に付け加えるならば“WEBサイトの手立ての導入は、ある程度の先行投資で行う”というのが鉄則です。

 内部ブログやコミュニティーツール等、競合がサービスを導入するまで待っていれば出遅れてしまい、買い物カゴをある程度の売上が出れば導入しようと考えているのであれば売上が目標に達するコトはまずありません。

 そこには、サービスが充実しているからそのサイトを利用しているという現実があるからです・・・。

 ただし、気をつけておかないと導入したサービスが利益を生み出さず、効果が出ないのにいつまでも見切りをつけるコトが出来ないといった逆の問題も発生しますので、常に効果測定を行う必要があります。

 このように、新しいWEBサービスを導入するには“効果予測”と“タイミング”が大切です。

 例えばネット販売が目的であるホームページにおいても何かのきっかけで売上が伸びた時は、新規手立て導入のチャンスなのですが、手をこまねいていたり後回しにしたりで次の手立てを打たずにいるとその売上の伸びはどこかの推移で安定してしまうものです。

 けれど、ネット広告やメルマガ、内部ブログ等、企業ホームページにおいてまだ導入していない手立てをどんどん取り入れてWEBサイトの活性化を図るコトができれば良いのですが、まだまだ思いつくままに導入出来るほど予算を使えないのが現状です。

 WEBサービスの導入については“手間”と“費用”の2つの壁があります。

 毎月チラシ折込を“している”、“していない”という企業があるように、ネット広告をしているかどうか、内部ブログを行っているか、キャンペーンを行っているかどうか・・・全て出来るといった恵まれた環境の方が少ないのではないでしょうか?

 “手間”だけが問題なのであれば、弊社のようなWEB運営サポートの企業と契約して定期的な戦略会議を行えば良いのですが、“費用”が無いのであればそうは行きません。

 けれど、企業サイトは費用が限られる中で手間をかけ目標の結果を出して次のステップへ進む場合がほとんどです。

 むしろ“SEO”よりも“現状のホームページの改善(更新)の中でステップアップを目指す”コトの方が“需要”が多いと僕は思います。それに対して提案等の“供給”を行っている企業は需要を満たす程は無いようなのですが・・・。

 気付いてか気付かずなのか、“Googleで1番になりたい”という思いは、潜在意識として“もっとビジネスに繋がるホームページに成長させたい”というクライアント企業様の願いがあるはずなのです。

 そして、本年度はもう新しい手立てを導入したり、リニューアルしたりする予算がないというコトであっても何かしらのホームページの改善はしなければならず、最終的には日々の運営の中で“更新”がポイントとなってきます。

 毎月同じ更新を続けていてもなかなか安定した売上に伸びが見られるコトは無く、“ユーザビリティー”や“ナビゲーション”の改善、“コンテンツ”や“付加価値”の追加等が思い当たる一般的な改善点でしょうか?

 なお、改善点が何も思いつかない場合は“お客様の立場になるコト”で“企業の利益を伸ばすコト”の両立に繋がる点を主軸に考えてみると良いでしょう。

 また、どんな項目があるかについては別の機会にまとめてご紹介したいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

最近の当サイトへの検索ワードから今回もまた少し考えてみる。



検索ワードにもそれぞれ個性があるものです・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■さてさて、今月の訪問者の方で目立った検索ワードで当サイトへこられた方は・・・

 月毎にアクセスログの集計をしていますが、今月は先の記事にも書いたように“遠隔操作関連”と“朝晩の冷え込み(風邪関連)”だけで100種類近くあり検索ワードが偏っています。(2012年10月21日現在)

 そこで、今回は印象に残ったものや目立つものに絞って少しだけ記事にしていきたいと思います。

1)4ヶ月経っているのに上位表示されない

 4ヶ月・・・という期間が興味深いですね。問題はこの4ヶ月が、ドメインを取得してからなのか、サイト制作(リニューアル)してからなのか、ブログを書き始めてからなのか・・・ですね。

 後、上位表示されないという点ですが、同名の会社があって会社名で上位表示されないのか、目的のキーワードがあってその検索ワードで上位表示されないのか・・・その辺りを検索すると対象方法が見つかると思います。

 また、ドメイン取得後で会社名で検索されないというのであれば、エイジングフィルタを調べてみるのも良いかも知れません。

2)4コマのネタが思いつかない

 毎月、必ず検索ワードに入ってこられるのですが、調べてみると1ページ目に出てきます(笑)。しかもタイトルが“4コマのネタは時として搾り出さないといけないものなのです。”ですか・・・これでは、確かに誤解を与えそうです。

 4コマの描き方サイトに並んでの検索表示では申し訳ないですが、一つ言えるコトとしては、以外かもしれませんが“4コマのネタ”は何でも良いのです・・・起承転結も基本でしかありません。

 基本を学ばずに無視してはいけないですが、4コマが表現方法だとすれば、どうやって個性を出すかの方が大切です。僕も前に描いていた4コマを公開して・・・って、それこそ素人4コマ講座です(笑)。

3)ホームページリニューアル後のアクセス数の減少

 このテーマで記事を以前に書いています。(参考記事:リニューアル後に検索順位が下がる現象について考えてみる。)

 実は、検索順位誹謗中傷への対処、真似されるに続いて検索が多く、定期的に調べられている内容だったりします。ただ、ほとんどの場合は時間的なものが解決してくれる状況で、そんなに心配する必要は無かったりします。

 簡単に述べさせてもらうならば、多くの場合はリニューアル後に一度検索順位が下がり、アクセス数が落ち込むのはしょうがなかったりします。

 この情報が上手く伝わってなくて業者間でクレームになったり、再度費用をかけたりしてしまうコトがあるのですが、平均的に考えて“3ヶ月”は様子を見た方が良いでしょう。詳しくお知りになりたい場合は制作業者へ問い合わせてみて下さい。

4)テキストが無いのに上位検索される

 検索ワードから考えるに、おそらくご自身のサイトではないのでしょう。そうなると気になるサイトがどのような運営をしているかは分からないと思います。

 ・・・というか上位表示しているのが不思議だというよりも“その理由が知りたい”という意味での検索なのですから、どのサイトであっても完全にその手立てを把握するコトは不可能だと思います。

 ・・・と話題を切り捨てるのもなんですから、少しだけ考えてみるならばトップではない内部ページ情報の充実、更新頻度、ドメイン使用年数、被リンク辺りが狙い目じゃないでしょうか。※スポンサー枠なら別ですが(笑)。

 これらの項目であれば、アクセスログを見るコトができない状況であっても診断サイト等から比較できるはずです。

5)ホームページを真似したい

 個人の方で企業のホームページを真似たいという検索ワードもありましたが、ストレートな検索ですね。ほとんどが真似されるという検索が多い中、よほど気に入って真似たいと思われたのでしょう。まぁ、我慢できなければ真似するの仕方ないですね・・・なんてコトは言いませんよ(笑)。

 まず、良い方法があれば手立てを真似てみるという話を聞きますが、ホームページ制作をする機会もある以上、文章や内容を真似られるのは見過ごせないです。弊社でもそれなりの対処をしますが、それはどの制作会社であっても同じだと思いますのでご注意ください。

 次にSEOの点からですが、最近のアルゴリズムでは文章のオリジナル性を重視しており、30%の重複で有意義な情報と判断されなくなります。また、これが70%以上となると同じものとなり、検索から除外されるとも言います。

 意外に話題にならないコトが多いのですが、WEBサイトを検索してもらうには対象ページ1,000位以内に入らなければなりません。

 これが重要なのです。

 Yahoo!で検索結果を100件表示に設定変更して“ホームページ”等のワードで検索を試してもらうと分かりやすいかもしれませんが、検索した際に“ウェブ検索結果”のバーの右上に出る約何件の対象ページ数が、50件であろうと10万件であろうと10億ページであろうと対象の中から有効と思われる“1,000件”がチョイスされて検索結果として表示されます。

 100件表示だと楽に見ていけると思いますが、11ページ目は無いはずです。

 ですから、ホームページを真似るというコトはリスクが大きく、度が過ぎれば逆効果になってしまうため、倫理的な面とSEOの技術的な面の両面からお勧めできないのです・・・って、これは別の記事にして細かく説明した方が良かったですか(笑)?

6)会社名で検索される回数を増やす

 この対策は“クロスメディア”や“広告”ですね。

 会社名は認知度であり、会社名で検索されない一般的な企業ホームページは成功しません。基本的に“ネット広告”の利用は企業を知らない人に知ってもらう(または、企業で行っているキャンペーン等を知ってもらう)ために行います。

 しかし、“会社名”で検索してもらうとなると大きく二つに分かれます。それが“口コミ”と“広告”です。ここで言う広告の手法とは“DM”や“チラシ”の折込やポスティングや看板などの地域密着の手立てのコトです。

 まずは、ホームページの月間アクセス数が300~1,000件程度であれば、社名関連の検索ワードの割合が7~8割になるように目指しましょう。それ以上のアクセス数であれば会社名での検索回数にはこだわらず、ネット広告と連動したクロスメディアを行うべきです。

 ・・・具体的な効果については、また別の機会に記事にしたいと思います。

7)読者登録が少ないのが不満

  読者登録については、僕は企業サイトの場合はむやみやたらに増やすものではないという考えなのですが、読者が増えるというコトそのものは嬉しいものです。そしてこの行為は、SEOの点よりも記事を読んでもらうという点が重要視されている手立てと言えます。

 相互リンクや発リンクについては近いうちに記事にしたいと予定しているので割愛しますが、まず、目標数を設定して手立てを検索した方が情報が見つかると思います。相互で読者登録を増やすという手立てもありますが、ビジネスへの効果は労力ほどではないと思います。

 1万件の相互読者登録をしたとしても毎日巡回して見てまわれないですし、まぁ、今回も記事が長くなっていますので、以前書いた記事を参考にご覧ください。

ブログを例に情報の有効活用について考えてみる。

読者登録はSEOの手立てとして良いものか考えてみる。

 とりあえず、いつも多い“検索順位を上位”や“誹謗中傷”、“真似される”関連、検索回数の少ないワード等は省いていますが、いかがだったでしょうか?思っていた以上に、毎月予想外の検索ワードが増えるものですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

パソコンなりすまし遠隔操作事件のその後にもう少し考えてみる。



パソコンの遠隔操作って、早い話がウイルス感染だよね。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■この“パソコンIPアドレスのなりすまし(遠隔操作)”についてどんな情報を発信すれば良いのか?

 当サイトへの今月分における検索ワードを集計した記事を書いている中で、実にこの“なりすまし(遠隔操作)”という、またその関連のキーワードで訪問された方が約13%もいらっしゃいます。

 これは、この事件に関する関心の高さを示した数値であると言えるのでしょうが、数多く事件考察サイトがある中で、なぜ当サイトへいらしたのか、僕が言うのも何ですが不思議でなりません。たいしたコトを書いてないですし(笑)。

 ちなみに、検索の多い次点が“朝晩の冷え込み”関連のキーワードによる4コマのページへの導線(全体のキーワードの約10%)で、記事への直接訪問では2番目に多く、こちらの方がもっと不思議と言えるのですが・・・。

 まぁ、僕自身もニュースサイトを見ており、未だ関連記事を見ない日はありません。けれど、その内容の多くは問題点や注意点ではなく“冤罪問題”にすり替わっているようです。

 確かに、冤罪への恐怖は“インターネット”を普段あまり利用されない方にとっても人事ではなく、身近な問題と捉えるのに十分で、興味関心の点からも報道しやすいといえるでしょう。

 しかし、“パソコンIPアドレスのなりすまし”と“取り締まる側の不備”、“冤罪問題”は別々の問題です。リスクマネージメントを行うのであれば、“なりすまし”はなりすましとして、問題点と対策の情報発信を行うべきだと思います。

 そもそも“冤罪”は起こそうと思ってやっている訳ではないのでしょうから、起こった事柄から分かるコトに対して論点をずらし、何処を責めるといった報道より、“冤罪が起こらない仕組みの情報”や“起こった場合の保証体制の情報”の方が大切なのでしょう。

 ・・・といったところで、話はネットの方へ戻すコトにします。

 まず、ウイルスについてですが、一般的にはインターネットの迷惑メールの添付ファイルを不用意に開けると感染する。後は、インターネットの中でいつの間にか感染している、特にアダルトサイトからの添付やリンク先サイトが危ないらしい・・・というものが一般的な認識のようです。

 けれども実際には、USBなどのメディアや一見からには判断つかない普通のサイトから、もしくは知人のメールからも感染する可能性はあります。

 こういった点からも“価格が高い”からといってウイルス対策ソフトを入れられない方もいらっしゃいますが、自動車保険や生命保険と同じように考えてインストールしておくべきです。

 以前、書いた記事の中でウイルスの対応した状況(参考記事:大抵のコトは、調べればなんとかなります。)がありましたが、これはウイルス感染させるためのサイトを訪問したために感染したものでした。

 メールのリンクから感染してしまった場合の流れというと次のような感じです。

1)情報メールにリンクがあったサイトを開く。 ※最近は、ホームページ有効活用メールを装う場合もあるようです。

2)ウイルス感染(「S.M.A.R.T repair」等のウイルス名の検索で駆除サイトが見つかります。) ※画面が数多く開いてパソコンが使えなくなる。

3)擬似ウイルスソフトのメッセージでウイルス駆除するために有償版の購入を促し。

 まぁ、これは一つの例ですが、ウイルスに感染する機会はそこら中にあると言えます。遠隔操作のウイルスといっても、そのものずばり遠隔で操作するものから、前もって設定された動作を期日や暗号の送信をきっかけに発動するもの、ID・PASSの情報を収集するもの・・・冷静に考えれば、世の中のウイルス全てが“遠隔操作”と言えなくもなさそうです(汗)。

 こう考えると事件の誤認逮捕された方のパソコンに“ウイルス対策ソフト”を使用していたのかの方が重要になります。

 ・・・というのも“ウイルス”は“ウイルス対策ソフト”に追いつかれ対応されないように日々進化を続けています。2012年の被害額が幾らになるかは不明ですが、2011年のウイルスの一部による振込額が日本だけで3億円に上るとも言われているくらいです。

 ウイルス対策ソフトをインストールしているパソコンが感染していたのであれば、パソコンを所有している全員が遠隔操作される対象となります。また、同時にパソコンなのか他のデバイス(スマホやタブレット)なのかも知りたいところです。

 こう考えていくと何だかもうパソコンを利用されている全ての方へ細かな情報発信をしていかなければならない時代だと言えそうですね。更に、公開されている事例を幾つかイメージで言えば次のような感じです。

・書き込みを行ったIPアドレスの件

 これは、嫌がらせの手紙が届いて封筒の裏をみたら住所が書いてあったので、こいつが送ってきたんだろう・・・って感じです。こう書くと不自然極まりないですが、パソコンとなるとまだまだ一般的に認識が低いのが実情です。

 SEOの手立ても同じで“IPアドレス”が役に立つ場合も多いのでしょうが、この点を仕方ないでは済ませるコトができません。

・2秒で250文字の書き込みの件

 今回の事件においては、書き込みが行われた時間が2秒とありました。掲示板やブログへの書き込みですが、僕のような手打ちの方コピー&ペーストの方に分かれると思います。実際の書き込みを想像するに、例え、慣れた方のコピー&ペーストであっても2秒で公開は難しいですね。

 まぁ、他にもいろいろとあるでしょうが、今はまだ道筋を作っていく時代なのですから、不自然だと思う点からスタンダードを作っていくしかないのでしょう。

 どちらにしても皆が安心してインターネットを利用できるようがんばって欲しいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。