“法人”であっても人と同じように企業間における相性というものがあるようです。
もちろんWEB企業で提供しているサービスもそれぞれのクライアント企業様に合わせて変えていく柔軟性があればトラブルの発生なんて問題は少ないのでしょうが、実際のところ企業間トラブルは年々増加しているようです。
その理由として考えられる一つにWEBの活用方法と提供サービスの多様化による不一致があります。
いわゆる“サービス”は提供する側と受ける側が同じ方向をむいていなければ成り立たないというアレです。
上記の図の中で描いていますが、実は“ホームページ会社”にもいろいろと事業内容のカテゴリがあるのですが、多少は理解されるようになったとはいえ、まだまだ一般的には知られていないと言っても良いでしょう。
更に、一歩踏み込んで考えるなら企業側のWEB会社に対する要望を共通認識する必要もあります。
少し誤解のある言い方になるかも知れませんが、WEBサイトの面倒な運営や収益を伸ばす取り組みを業者に“丸投げ”したいと考えられているかどうかという点です。
例えば、企業様がWEB企業との契約を検討する際の要望には大きく分けて次の2つがあります。
・WEBを有効活用する社内体制を整えて、自社でサイト運営のノウハウを蓄積していきたい。
・事業に専念するのでWEBについては予算と目的だけを伝えて結果だけの報告をもらいたい。
確かにどちらも重要なWEBを活用したビジネス戦略です。
ただ、この様にホームページ会社との契約目的を考えた上で検討される企業様ばかりではないでしょうから、後のトラブル回避のためにはサービスを提供するWEB企業側からも積極的にヒアリングをする必要があるでしょう。
どちらにしても業者に任せるつもりなのに“あれやれこれやれ”とすべきコトを言われたり、自社のノウハウを蓄積するつもりが業者に主導権を握られているという状況では何かをきっかけにトラブルが発生するのも当然なのだと思います。
これからのWEBビジネスは成功のためにパートナー企業の存在が不可欠であり“連携”していくコトが大切なのですから、相性の良いWEB企業とマッチングしてビジネスに専念して頂きたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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