検索順位を上げて具体的にどうしたいのかも考えてる?



検索エンジンで1番になりたいのであれば専門知識が必要です。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■もし検索順位が1番になったとして、その後どうしたいか考えるコトも大切なのです。

 前回のリニューアル後に検索順位が下がる現象に引き続いて、こちらも不定期連載に成りつつある“検索順位で1番にしたい”というテーマについても少し触れてみたいと思います。

 そこで、記事を書くために3~5月に絞って検索サマリのキーワード集計をしてみました。

 全体の検索サマリにおいて“検索エンジンで1番になりたい”という内容のキーワードの割合は“24.14%”、具体的なSEO情報の手立てを調べている割合が“17.52%”、その他は検索順位と関係のないホームページ有効活用についての情報などを検索している割合です。

 更に“検索順位を1番にしたい”という検索も内容によって二分化できるコトに気付きました。

 1つは“何をして良いか分からない状況”で検索しているというもの、そしてもう1つは“楽して”、“簡単に”検索順位を1番にしたいと思って検索をしているというものです。

 実際、検索されているキーワード“検索順位 1番”等の補助ワードの中には“無料”、“簡単”、“楽”といったものもありましたが、おそらく無料で簡単に検索順位を1番に出来るのであればサポートなんて無くても成功するはず。

 印刷物やメディアの活用と違い、WEBは自分で管理するというイメージがまだまだあります。

 もしかしたら“検索順位を1番にしたい”と検索されている企業様は、自身の力で何とかしたいという思いが強すぎるのかも知れませんね。

 気持ちは分からなくも無いですが情報の中には“スパム行為”もありますし、ある程度はWEBについて知っておかないと手立ての導入を正しく判断できず、ちょっと怖いコトにもなりそうです。

 逆に言えば、そんなにいろいろと調べている状況だとすれば、既に面倒な事態になっている気もするのですが・・・う~ん、どうですか?

 やはりある程度の規模と効率の良いホームページの活用を考えるのであれば、事業者との保守契約は必要なんだと思います。ただ、ランディングの保守契約を導入するタイミングは制作時からなのかホームページの有効活用を考えられた時なのか企業の判断となるコトでしょう。

 “情報”も“商品”ですから、少なくとも“無料”でという概念は捨てた方が良いと思います。

 また、ホームページ制作の際、知人の中にWEBに詳しい人がいると言われたという制作会社さんの話を耳にするコトがあるのですが、このような場合“どの程度、詳しい”のか把握しておいてもらわなければ後々トラブルになってしまうコトもあるので心配だと聞きます。

 例えばWEBに関する知識の有無を“専門業者”、“WEBに長けた知人”、“依頼主様”の3人を例に考えるとホームページの制作に影響を及ぼす力関係が発生してしまうというのです。※以下は専門知識の量を表したものです。

1)専門業者 > WEBに長けた知人 > 依頼主様

2)WEBに長けた知人 > 専門業者 > 依頼主様

 “(2)”の状態であればスムーズにコトは運びます(企業として思うところはあるでしょうが。)・・・単に依頼主様の設計図どおりにホームページを制作してくれる業者を探しているという場合だからです。別に提案や意見を求められるケースも少なく、予算と費用の話が中心になるといいます。

 しかし、“(1)”の場合で知人の方と依頼主様の間に絶対的な信頼関係が出来ている状況だとどうでしょうか?

 こうした方が良いと思っていても聞き入れてもらえない、後々は問題になるのが見えている、運営サポートであれば長期的に考えられるコトも制作会社では“お客様に成功してもらいたい”と思えばこそ都度対立しなければならない状況となり、とてもスピードを持った成功への展開は望めません。

 また、手立てばかりに気を取られていると“手段”が“目的”のようになってしまい、結局は検索で1番になって何をしたいのか分からなくなり、そこまでかけた労力が十分には報われそうにないです。

 もちろん、検索で1番になるコトを目標にがんばるのは良いと思います。

 ただ、“1番になるコト”を含め専門的な手立てを自社で調べるよりも制作会社や運営サポート会社に任せ、自社商品の品質の向上、キャッチフレーズやキャンペーン、営業展開などの本業を活かすコトに専念しチームとしてサイトの有効活用を行っていく方が、それぞれの強みが出せるのではないでしょうか?

 僕としては信頼できるWEB企業パートナーを見つけるコトをお勧めします。

 ご担当様自らがセミナー等で勉強し、自身のWEB運営に関する手立ての理解を高めていくコトは大変役に立つと思います。

 けれどそのコトにかける時間が本業に影響を及ぼしては意味が無いと思いますし、企業としてはある程度は手離れをして別のコトにその時間を使っていたらと考えるコトも大切なのではないでしょうか。

 最後はやはり“人的負担”や“経費削減”を取るか“時間”や“成功の確立”を取るかという話になってしまうのですが、実のところ専門的な知識を持っていても“時間”と“費用”はかかるものですからホントにWEBサイトの運営は難しいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

リニューアル後の検索順位が下がる現象の謎を追う?



リニューアルしたらアクセス数が減るというより検索結果に影響が出る?Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■意外と深刻な状況にまでアクセス数が減少するケースは少ないのですが・・・稀に“ある”。

 このテーマについては不定期での連載のような更新になっています。

 更に、この記事を読まれている頃のWEBを取り巻く環境や時代によって情報が間違いになっている場合もありますので、これらの点をご理解された上で以下をご覧下さい。

 ・・・って、最初に言い訳から始まってますか(笑)?

 さて、今回のテーマであるホームページのリニューアル後にアクセス数が減少する事例ですが、数年前まで各コンテンツやサイト全体の7割が変更となると“検索対象として再審査”となると言われていたSEO情報が発端だったかと思います。

 割合に関する数値の情報はまちまちで正確なものでは無いかも知れませんが・・・こんな感じです。

 このリニューアル後に検索順位が下がる、もしくはアクセス数が減少する点は、事例が続出しているコトから今も継続されているアルゴリズムの仕様で間違いないと思います・・・と言うか“情報の鮮度”を検索に取り入れようとしているため、もっと審査は厳しくなっているように感じます。

 また、あまり話題にはされませんが“トップリニューアル”や“リサイズ”でもサイトのリニューアルと同様の検索順位の下降という現象が起こるようです。

 ちなみに、リサイズとは今の流行に合わせてサイトの横幅やデザインを変更するコトなのですが、情報内容はほとんど変わっていないにも関わらず、やはり検索順位が下がっていたり、アクセス数が減少していたりするようです。

 むしろ部分的なリニューアル(ページ追加は異なります。)の方がアクセス数のする減少期間が長い、もしくは再浮上していかないという話も多く聞きますので、この辺につきましてもいずれ事実かどうかの検証をしなければいけません。

 リニューアル後に起こるアクセス数の減少につきましては、僕としてもいくつか気になる点があるのですが、今回のテーマに関するものを選んで上げるとするならば“検索状況”についてでしょうか。

 アクセス数が減少する原因には、順位の下降と検索対象からの抹消が考えられます。

 要するに、リニューアルしたら検索順位が○位下がったというケースと検索できなくなったというケースなのですが、案外知られていないのが検索できなくなっているという事実の方です。なお、この検索対象からの抹消という現象は一時的な場合も考えられるのですが・・・。

 ではここでトップリニューアルのみを行った事例をもとに検証できた状況の一部をご紹介します。

 まず、“会社名での検索が出来なくなっている”コトに気付いたのですが、オーガニック検索(検索サイトのテキストボックスで行う一般検索)においてアドレス検索をしたところ、中身のコンテンツページが幾つか表示されました。

 そこで“http://www.アドレス名/index.html”で検索したところ“対象なし”という結果に・・・。

 しかし、全てのトップリニューアルにおいてこの現象が見られるかというとそうでもなく、どうやら幾つかの原因となる項目があるようなのです。その証拠に検索順位が全く下がらないサイトもありました。

 この項目が意図的であるなしに関わらず“スパム行為”が理由というコトであれば、対処も簡単で良いのですが、共通点に一つだけ“個人的”に嫌だと感じるものがあったのです・・・もちろん他にも原因があるかも知れませんし、この共通点も僕の見当違いであるという可能性もあります。

 それを踏まえた上で共通点をご紹介すると“同名の企業が多い”、“企業ページ広告型のポータルサイトの多用”をしているという点が気になった訳です。まぁ、もう少し事例を集めないと断言は出来ませんが・・・。

 検索エンジン側で、企業情報が“飽和している”か判断しているのかも・・・という仮説です。

 同名の企業が多いという点は、同名の会社を起業できる以上は仕方が無いですけど被リンクを増やしてきた検索エンジンで上位表示されるための手立てが裏目に出ているとしたら、検索エンジンのアルゴリズムは改善されるべきだと思います。

 もしくは企業側に“公式サイト”としての指定方法を明確にすべきでしょう。

 なお、この点についてもう少し検証するためにトップページリニューアルの事例を集めなければならないのですが、同時に検索できない状況が続くのかどうかも検証するために、Google+を利用した対策とリスティング広告を活用した対策での変化を調べてみる予定です。

 弊社としては、企業ノウハウを貯めてお客様にフィードバックしていくために他の対策方法も考えているのですが、いずれはブログの記事にて紹介していくコトになるのかも・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

いつまで前のパソコンを併用して使っているのやら。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 

 いや、4月から仕事でメインに使用するパソコンを新しくしたのですが、今のところ2台のパソコンを小まめに切り替えながら使っています。

 具体的にいえば、新しいパソコンで提案書やレポート、デザインを初めとする作業で、以前のパソコンはブログの更新や4コマ漫画描きです。

 しかし、打ち合わせに出る僕の場合は一日だけでも数十回はパソコンを切り替えていますし、何でこんな手間のかかるコトをやっているのやらってコトさえ最近まで忙しくて考えもしていなかったのです。

 んで、冷静になったらタブレットをまだ買っていなかったですね(笑)。

 前の記事で書いたかも知れませんが、僕はマウスでなくタブレット派です。新しいパソコン(Windows8)にも慣れてきていましたし、普通にマウス使っていました・・・5月に入って買おうと一時的なつもりで忘れていましたね。

 まぁ、パソコンやソフト購入、切り替えスイッチにプリンタ複合機やICレコーダー・・・眼鏡や車のパーツなどなどと4月に使える予算を使い切っていましたし。

 とりあえず、もう月末になりますし、来月になってコピー紙やプリンターのインクなどを購入するときに一緒に買おうかと思いますが、全く作業できない状況ではないのでイレギュラーの出費があれば見送るかも知れませんね。

 だいたい4コマ漫画を描かなければ問題ないのですが、これはこれで画像検索の変化など検証対象ですので、ぼちぼちな感じで続けてみようと思います。

 そうそう、映画ネタも息抜きの回に記事にしようかとも思うのですが、僕の場合は“あらすじ”はいっさい書かないわ、見ていて思いついたコトやビジネスの視点から見てなんて話になってしまうので、ネタが無いときで良いかなぁ・・・なんて考えつつ、今日は少しまったりしているのでした。

 ・・・って、まったりしているのはこの記事を書いている5/24の話ですけどね(笑)。

 ちょっとゴールデンウィークも仕事をがんばっていましたので、今週末はネットから離れてお休みする予定です。まぁ、ブログの更新は通常通り行います。

 いやはや。。

業界用語表記と辞典ページ制作のメリットを考えてみる。



企業として見返りの無い情報提供はない。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ネットに専念できる人員がいないと成り立たない企画ページな訳で・・・。

 “専門用語”は一般的ではないからホームページでは簡単な言い回しにしないと検索してもらえないという話を聞くコトがあります。

 しかし、専門用語を使って検索してきた訪問者は、同時に“購買意欲(サービス利用意識)”の高いターゲット層だとも考えられるのではないでしょうか?

 番重洗浄とプラスティックコンテナ洗浄、ガミースマイルと歯ぐきの治療など、確かに業種業態やメインターゲットの設定によってコアなキーワードがビジネスに繋がるかどうかの割合はまちまちです。

 ・・・ですが、“どちらかを選ぶ必要”も“選ばなければならないという決まり”も無く、両方の語句を取り入れても良い訳で、その方がホームページも魅力的にできそうです。

 先日の記事にも書きましたが、逆三角形型となるホームページでは、たどり着く検索ワードが多い反面、ビジネスに繋がる割合は減ると考えられます。

 しかし、圧倒的にアクセス数が伸びれば十分な商品購入や問い合わせがあるかも知れません。※参考記事:販売目的ホームページのサイト内誘導を考えてみる。

 この場合、やっぱり購買率(コンバージョンレート)を高めるという今後の課題は残りますが・・・。

 まぁ、何よりホームページにたどり着いた全てのキーワードにおいて、同じ割合でビジネスに繋がるというものでもありませんし・・・。※いや、言い訳かな、たどり着けようとする努力は大切です。

 これも以前の記事においてご紹介しましたが、車のパーツや型番を掲載して“コアなユーザー”を獲得していたホームページが存在します。

 各広告メディアを使った大手企業と競合する業種や新規開発され知名度の低い業種に場合、このような手立てが、企業ホームページの強みとなるコトも確かにあったようです。

 今では、当たり前になった手立ても最初に閃き、独自性の強みとなり、成功に繋がっていた“時期”があるというコトなのですが・・・どんな手法も真似され、古くなっていきます。

 また、どんなに良いアイデアであっても肝心の情報が不足していたり、社内体制やその後の更新を疎かにしていたりでは、アクセス数の多いホームページを所有しているというだけになってしまうでしょう。

 本気になってサイト運営していない場合は“最初の成功”にもたどり着けず、魅力に乏しい企画コンテンツとなり、多くの場合は収益まで繋がらないはずです。※稀に“成功しちゃった”というケースもあるのですが(笑)。

 さて、 そんな訳でよく企画されるコンテンツに“辞典ページ”の制作というものがあります。

 この“辞典ページ”ですが、正しく制作と運営(更新)を行われるものと仮定した上で“あり”か“なし”かと聞かれれば・・・う~ん、判断に苦しみますが、ギリギリ“あり”と言ったところでしょか?

 特異な業種で且つ、情報発信を行うコトでアクセス数を伸ばし、各種メディアに取り上げられて企業イメージを高め、認知度を広げているという成功例もあります。

 百歩譲って、商品やサービスの購入や問い合わせに繋げるコトはバナーボタンやリンクの導線次第で可能だと思いますが、辞典ページを使って来店(来院)に繋げるというのは、かなり難しいと思いませんか?

 やはりこの手立てによる一部の成功事例は特別であり、よほど文章を書くコトやパソコンが好きでないと“負担”に見合った効果は期待できないというのが現状なのです。

 では、辞書ページにどんな種類のものがあるか考えてみます。

1)サイトとして独立して制作しているもの(~辞典、~集、~研究所を含む)

2)サイト内にWP、MTタイプのブログ形式、もしくはCMSで設置しているもの

3)HTMLだが、用語ごとにページを制作しているもの(あ行、か行・・・といったものも含む)

4)1ページにまとめて記載しているもの

 大きく分けて以上の4つといったところでしょうか。

 まぁ、“(4)”以外はSEOの観点から有効な手立てなのでしょうが、企画の中には挫折しておおよそ“辞書”と呼ぶには情報不足が否めず、公開後は更新が手付かずになるといったケースも多いようです。

 ちなみに、(4)においても全く効果が無いという訳ではありません。

 そもそも僕が知っている成功例のひとつは、情報の項目が数千~数万を超えている上に、今でも追加の更新が続けられているため、定期的にテレビ取材の依頼があるのも頷けます。

 また、通販目的の場合はどんなジャンルであっても既に“~辞典”といったコンテンツが存在しているコトも多く、あらためて制作するメリットの薄い場合もありますのでご注意ください。

 もし存在していなければチャンスです・・・ただし、しっかりと作ろうと思えば“時間”と“費用”は結構かかりますし、終わりの無い更新も続けていかなければならないので覚悟が必要です。

 どうです、こう考えると“費用対効果”と“労力に見合う収益”が必ずあると言えますか?

 どちらかと言えば、大手企業様が認知頻度の機会増加や囲い込み、イメージアップのための手立てだと考えた方が効率的だと僕なんかは感じてしまいます。

 例えば、全ての企業で商品の製作から告知や広告、営業販売まで全て担い収益まで出すというのはナンセンスな気がするという話なのです。

 “~辞典”ページ制作を否定しませんが、意見を聞かれるとやはりギリギリ“あり”なんです。

 僕だと、最初にある程度の情報が準備でき、制作の予算も取れ、今後も追加更新が可能で、尚且つ、他に優先すべき手立てが無い・・・もしくは何かの効果が期待できる場合に行う手立てって判断です。

 少し前なら予算もかからずアイデアと手間で有効だった手立ても、一般的な手法となり更には後発の場合、その生じる“旨み”が見合うものかと考えなければならない点は、この件に限らず大切なんですけどね。

 実は、こういう理由で弊社サイトもリニューアルの際に“IT用語辞典”のカテゴリを作らなかったという話を初期の記事に書いたとか書かなかったとか(笑)・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

初期費用を抑えたホームページ公開までの準備期間を問う?



ホームページ制作の初期投資を抑えたいなら・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■2~3ヶ月後に新規ホームページを公開したいのなら、追加費用は考えておくべきなのです。

 “時は金なり”という言葉は、時はお金と同じように大切なので無駄にしてはいけないという意味らしいですが、WEBにおいては時間と費用の“等価交換”という意味合いが強いようです。

 カテゴリ登録など、サイト運営において有効だと思える手立ては、早めに実施して長く利用する・・・これは、もっともホームページを企業貢献させるためのポイントだと言われています。

 ただし、同時に費用対効果が見込めない、先々発展が見込めないサービスだと判断すれば、企業に不利益が生じる前に撤退する判断も大切になってくるというコトを忘れてはいけません。

 “WEB”は先行投資という一面を持ち、これが一人歩きして“ホームページは何かと追加費用がかかる”といった印象を強めているようです。

 このように新規アドレスでホームページ制作をする場合、“制作予算”やその後の“運営費用”は企業様にとってイメージをしやすいと思います。

 しかし、ホームページのボリュームとは関係なく発生する予算もあります。

 それは依頼から公開までに残された期日がどのくらいなのかによって金額が左右される費用であり、怠るとホームページ公開後に“企業名”でも検索できない期間が続きます。

 一般的にホームページ制作の問い合わせは、店舗の出店や起業の期日が決まっているものの“そろそろかな”という曖昧なタイミングか“直前になって”ご相談いただく機会が多いと聞きます。

 弊社のように運営サポートの企業では、ご提案の中で新規ホームページの制作が決まり、計画的に進めて参りますので、あくまで新規で制作会社へ依頼をしているというケースで考えましょう。

 お店のオープン時に公開したホームページの検索ができず、何とかならないかと相談いただく企業間トラブルもあるという点については先の記事に述べた通りですが、今回は各企業の問題は無いものとします。

 つまり、制作企業は説明責任を果たしており、スケジュール通りにホームページ公開できているという訳です。

 制作会社は納品によりその義務を完了し、その後の運営を企業側に委ねているものとして、ホームページがヤフーやグーグルで検索できないからといって制作会社に責任があるとは言い切れません。

 もちろん、どこまでが制作企業のサービスと考えるか、ホームページが公開目的やその後の運営も考えて作られているのか・・・各企業によって品質の差はあるでしょう。

 また、受注と同時に更新保守などのランディング契約があれば取り組む姿勢も違ってくると思います。

 ここでは、そういった契約も無いものとしますが、できるだけ初期費用を抑えてホームページの制作を行いたいと考えた場合は、少なくとも半年以上の期間が欲しいと思います。

 ・・・と言っても、ホームページの制作期間として半年欲しいという訳ではありません。

 企業様で判断される場合、店舗の画像や商品、その他の資料が準備できたタイミングでホームページ制作を依頼するというケースが半数にも上ると言われています。

 そんな中で、半年以上前から新規にホームページ制作を行う企業を探すというコトは考えにくいですし、3~4ヶ月前にご相談いただいたとしても早い方じゃないでしょうか?

 場合によっては、簡単なもので良いから来月までにという依頼も少なくないようです。

 そういった意味では、看板やユニフォーム、名刺などの製作を終えてから、ホームページの制作もそろそろかな・・・といったところなのでしょうか(笑)。

 確かに、ホームページ制作そのものは、その内容にもよりますが1~2ヶ月程度で可能です。

 しかし、最低限のロボット巡回の設定を行ったとしてもカテゴリ登録などの予算を全くかけずに、オーガニック検索(一般的なキーワード検索)できるようになるまでは、多くの時間がかかります。

 リニューアルでも最近では4ヶ月程度は検索順位が落ちたり、検索できなくなったりするのに、新規取得ドメインでのホームページ制作なら尚更です。

 エイジングフィルター等のクリアしなければならない“時間”があり、最近では新規公開後の1年近くは検索において不利だと考えておいた方が良いとも言われています。

 ホームページ制作を依頼される企業様は、専門家でないのですから仕方が無いのでしょうが、ホームページは看板や店舗と違い、リアルな世界には実在しないものです。

 看板等も“その場所”を通らないと見てもらえないという条件はありますが、ホームページは検索可能にするための“手立て”が必要なのです。

 そして、選択した手立てによっても有効になるまでに“時間”が異なります。

 つまり、アドレスの取得からホームページ公開まで半年以上の期間を持って計画的に取り組むコトが出来ないのであれば、“費用”をかけて“時間”の短縮をしなければならないという訳です。

 それこそ、ホームページに関する初期投資を“最低限”にまで抑えたければ、1年以上前からスケジュールを立てなければならないというコトになるのですが・・・。

 なかなか起業や店舗の拡大が、1年以上前から計画的に実施できる企業様も少ないというのが現実な訳で・・・そう考えると、そもそも“ホームページ制作費用”だけで公開するコト自体が難しいと言えそうです。

 ほとんどの企業様は“ちゃんと説明してもらえれば必要な費用は出した。”とお聞きします。

 そう考えると、必要な予算を説明して企業判断の材料をきちんと提案できるWEB企業こそが、信頼して紹介できる企業だと言えるのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

2013年5月25日の戯言(この記事に賞味期限はありません。)



聞かれたときは秘密を漏らさないよう気をつけても、自分から話すときにはしゃべってしまうものだというたとえ。

 ホームページの運営サポートやプロジェクトのディレクションを行っていると情報公開をしても良い期日がくるまで守秘義務が発生するというコトは、よくある話です。

 このホームページでのブログ記事についても、文章内で事例を紹介してはいるもののリアルタイムに対応している事柄を記載する訳にはいかず、タイムラグを用いるなど細心の注意を払っています。

 そういった意味では、ブログ記事は公開まで何度も読み返せるので公開については安心です。

 まぁ、逆に言えば、一度世に出てしまった情報は、決してなかったコトには出来ないものだという覚悟を持って更新に望んではいます・・・。

 しかし、言葉や態度というものは気をつけておかなければ、ついつい“空気”というか雰囲気となって出てしまうものです・・・言いたくてうずうずするっていうのもこの一種かと思います。

 いわゆる“不自然さ”とでも言いましょうか・・・では、どうするのが一番良いのでしょうか?

 弊社の場合、プレオープンサイト等を制作する場合、企業にとって損益に繋がる情報の共通認識を行い、“グランドオープンまでに必要な情報”として選出したもの以外は、シンプルなデザインに仕上げています。

 ・・・と言うのも、今までについ情報を掲載し過ぎちゃったのですがどうしたらという企業からのお困りの相談を数多くお受けしているからです。

 サービスを提供している側の弊社において同様のミスは出来ません・・・つか、したら目も当てられません(笑)。

 大小を考えなければ皆さんが思っている以上に、ホームページの情報の間違いや誤字誤植と並び、制作会社へ“非公開の資料を渡してしまった”など自社原因で過剰公開してしまった事例も多くあるものです。

 さて、どうしてこんなテーマで書いているかという本題ですが・・・やっぱり、もう少し余談を(笑)。

 情報は“生もの”であると言え、それには“旬”があります。当サイトに掲載している情報も然りで、いつしか“今では有効ではない手立て”と言われる情報も多々出てくるコトでしょう。

 また、掲載している多く情報は弊社の経営の中から学んだコトや経験、データの検証なのですが、基本的に“考え”だけを記事にしており、特定の企業情報を発信してはいません。

 ただ、事例が“近くに起こった出来事”である場合もまれにありますので、そういった時には“問題は無いか”や“本筋に触れ過ぎてはいないか”など十分に吟味して公開しています。

 んで、本題なのですが5月下旬からは近々起業されるサイト制作のディレクションでスケジューリングを行うため、まさに今、実施しているノウハウをついつい書いちゃった・・・と成らないように気をつけないといけない状況に入ります。

 当然ながら、情報の出し惜しみをしない性格の僕なのですが、お客様の利益を最大限に考えます。

 まぁ、たいしたコトでは無いのですが、実はこの記事は5/12に書いているストックなのです・・・つか、5月下旬(18日以降)の記事はほとんどストックです(笑)。

 中旬はその日とストックの2つの記事を書く・・・こうしておけば起こっていないコトは書けないって訳です。

 まぁ、1週間だけの話ですし別段取り立てて何もなければ、そのまま最終週はストック記事を公開しつつ、ゴールデンウィークも仕事をしていましたので1~2日休むコトにでもしますか。

 ・・・って、これこそが“書かなくても良かった”語るに落ちるってヤツだ!

 いやはや。。

さすがに関東を日帰りという訳にはいかないのです。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 さてさて、弊社はご紹介で仕事を頂いているため、県をまたいでエリアが急激に拡大していくというコトはなく、WEB運営サポートでの打ち合わせは、ほぼ九州エリア内で行っています。

 東京進出も、支店も今のところ考えていませんし(笑)。

 中には関東エリアや大阪などに支店や店舗を出しておられるお客様もいらっしゃるのですが、社長様とは九州エリア内の本社でお打ち合わせを行っていますので本州にのぼる機会は少ないです。

 しかしながら現場を知るというか、各支店や店舗の皆様とも信頼関係を築くコトも大切だと僕は考えてますので、余裕があれば挨拶回りをしたいと思っています。

 僕は九州南部(400km?)であろうとだいたいは車で移動しているので、一日に10時間以上も車に乗っているコトを冷静に考えれば、船や新幹線、飛行機の方がよほど短時間で移動できるというものです。

 ・・・まぁ、これも費用を考えなくて良ければなんですが(笑)。

 ビジネスというものは利益を出すための動きだけでなく、長くお付き合いしていくための動きも大切です。そういった意味では今回の東京だけでなく大阪へも行きたいのですが、時間的にも予算的にも続けてはちょっと難しいですね。

 本年度内にはお伺いしたいと思っています・・・って、コトでひとつ。

 そうそう、プライベートの話になりますが、千葉でジョジョのイベントが6月に行われるのですが、これに参加できそうです。BDを購入していたので、駄目もとで先行購入の権利が取れないものかと応募していたところ・・・当選しました(笑)。

 しかも、仕事のコトを考えなくて良い“夜の部”だったので、会場へ移動さえ出来れば全く問題はなしの状況です。こうなると運が向いてきていると素直に思って良いのかな?

 それから、このチケット先行購入の当選倍率はいくらだったのでしょう・・・対象となるジョジョ4巻のBD・DVD売上枚数は1万5000枚以上らしいのですが、全員がイベント参加に応募するとは考えにくいですから。

 まぁ、たまには自分へのご褒美というコトで・・・って、楽しみで寝れねぇ。

 いやはや。。

(連載20)公開は先ですが、新しいロゴを考えてみる。



猿じゃダメらしい。ロゴによって企業イメージは変わると思います。

■いやいや、作りますよって宣言だけで、まだ決定も公開もしないのですが。

 突然ですが、新しい会社のロゴを考えようと思います。正確には、新規事業部門(?)に使うロゴです。

 それに伴いホームページ、名刺や封筒などの修正も少し必要になるので、ちょっと面倒なのですが会社の今後を考えれば、このタイミングで業務内容や社内体制も含めて、いろいろとサービスの向上を検討していくのは大切だと思います。

 弊社も創業から7年が経ち本年度も折り返しましたが、この間、企業を存続していくためには常にサービスの向上を行っていくコトが必要なんだ感じるコトが何度もありました。

 例えば、WEBを柱に起業するも数年で廃業したという話を聞くのもそんな経験の一つです。

 個人で独立した場合、資本が無いのであれは起業時での営業力が否応無しに必要です。しかし、3年もすると営業力よりも選ばれるための“独自性”が必要になってきます。

 そして、それ以上の年数になると“実績”と選ばれ続けるための“品質の向上”がなければ、何かの拍子で直ぐに会社は傾いてしまいます。

 WEB関連において個人で起業した場合、1年目、3年目、10年目の会社継続の壁というジンクスがあるコトは以前にも述べましたが、それぞれ廃業になってしまう理由は異なるという訳です。

 必ずしもそうだとは言い切れませんが、つまりは1年目の廃業は仕事が無い“営業力不足”、3年目は人が増え、仕事が大きくなっているために起こる“運転資金不足”、10年目は企業が時代とずれが起こるために企業として選ばれなくなる“ノウハウの蓄積不足”及び“サービス不足”といったところでしょう。

 そんな訳で、弊社も10年目に向けて新しい事業の柱を考えていこうと思った訳です。

 ・・・とは言いながら、このブログ記事においては堅苦しいコトは考えず、まだ大枠だけで確立されていない事業だけど“モチベーション”を上げるために新しいロゴでも考えてみるかなぁって、程度の話なんですけどね(笑)。

 さて、ご存知とは思いますが、弊社のロゴは(白黒ですが)こんな感じです。※クリックで拡大

Web-STYLE(ウェブスタイル)のロゴ。ただし、白黒(笑)

 拡大するとよく分かると思いますが、ありがちなアルファベットの組み合わせで作られています。

 もちろん“Web”のWと“STYLE”のSです。

 さらに言えば、2羽の鳥をイメージして作っているのですが、その理由は今回のテーマから外れてしまいますので割愛させていただきます(笑)。そうそう、ロゴに使っている色にも意味があって僕の好きな色という訳ではないです。

 ちなみに、弊社自身のロゴが僕が起業して一番最初に作った企業のロゴですね。

 今のように幾つもの企業ロゴのデザインを制作した後に作っていたのならもっと違ったデザインになっていたかも知れません。まぁ、恥ずかしながら後日作った没案の例を一つ上げるとするならこんな感じです。

没ロゴの一例。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 棒グラフと右肩上がりの矢印が“WEBコンサル”っぽいのですが、どうしても好きになれませんでした(笑)。

 別に無理に変える必要もないですし…って、こう考えるとロゴは今のままでも良いのかなと思ってしまいます。まぁ、今回はロゴを変更するというよりもう一つ作成するというコトなんで、正確には今のものも使い続けるのですが。

 会社のノウハウが蓄積されて、ロゴのデザインを考えるのは楽しい作業ですが、今、頭の中に考えているものは上記で紹介した2つの中間のデザインにしようというのが希望的な落としどころです。

 どちらにしても、“企業理念”よりも“事業内容”が分かるロゴにはします。

 ちなみに、最初の自社ホームページでは企業ロゴを使ってバナーを使っていましたが、企業名を決めた時と同様に“物事はシンプルにしたい”というのが僕のポリシーであり、今のホームページ(リニューアル後)ではバナーデザインを変えました。※こんな感じの変化です。

バナーデザインを変更。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 さてさて、いずれ当ホームページにて公開する新しいロゴは、どんなものになりますやら…まぁ、公開したらどういう過程で、どういう意味を持ってこのデザインになったか…そして、どんな効果を狙っているかをまとめてから記事にしたら良いかも知れませんね。

 いやはや。。

深夜テレビのショッピング番組とWEBの活用に思う。



埋もれるテンプレート提案から付加価値をつけて目立つ?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■まず、“売る”という点を考えるのか、“認知”や“企業ファン獲得”を目的に考えるのか?

 さて、前回までの2回を使って通販目的のサイトの視点について考えて見ました。そこで、ついでにと言っては何ですが“メディアミックス”についても少しだけ触れてみようと思います。

 ここで“少し”というのは、いずれ別の機会にきちんとまとめようと思っていますので、あくまで今回は大枠でざっくりとした記事というコトで、ひとつ(笑)。

 まず、メディアミックスと簡単に言っても、WEBとミックスさせる手立てはいろいろとあります。

・雑誌広告

・フリーペーパー

・公共の交通手段等、施設や乗り物での掲示物

・看板

・スマホを初めとするゲーム

・テレビCM

・映画館CM

 ・・・などなど、“クロスメディア”と言われる販売促進の相乗効果を狙った手立ては、思いつくだけでもかなりのものがあるのではないでしょうか?

 番組内で使用する“宝飾・装飾品”や“備品”等、自社オリジナル商品の提供は、直接的に購入を促すショッピング番組と対を成す有効的な手立てだと言えそうです。

 いわゆる“タイアップ”と言われる手立てなのですが、最近ではあまりテレビを見ない人も増加しており、雑誌やチラシ、看板やゲーム等とのメディアミックスで成功したという企業も増加傾向にあると聞いています。

 取り上げられるメディアを選ぶのではなく、国際的な各映画祭で俳優・女優の○○さんが身につけている宝飾品や衣装などを提供するコトで大手ブランドが話題となる・・・これもタイアップの一例と言えそうです。

 これらは日本でも多かれ少なかれ行われており、ドラマで誰々が身につけていたアクセサリーとか、行きつけの隠れ家の店なんて告知がそうでしょう。

 いつも検証している訳ではありませんが、大きな話題になった商品やお店が翌月などの集計データでは月間のアクセス回数が急激に伸びていたり、未だに健在で有効な手立ての証明だと言えるのではないでしょうか?

 芸能人や著名人の方の“前立腺癌”などの病気に関するニュースや企業の事件や問題、新商品発売など、意図的に活用できるのであれば、自社ブランドを高める上で有効な手立てみたいです。

 ただし、これらメディアミックスはハイリスク・ハイリターンだというコトを忘れてはいけないのですが・・・。

 それから“メディアミックス”も提案を受けた際には、“ネットサービス・広告”や“リニューアル・SEO”のように、よそで成功しているからという“二番煎じ”や“複数の企業に同じ提案”している場合があります。

 しかし、“使い古された手立て”だという理由だけで失敗する訳ではないですので、自社に合っているか十分に費用対効果等を考えて導入を検討すれば良いと思います。

 また、メディアミックスを行う上では、ホームページの活用方法が、自社からの情報発信よりもお客様の集約や要望の受け止めの方に重点が置かれるコトになります。

 そのため、システム不具合やお客様対応の社内体制が出来てるかチェックが必要です。

 さてさて、今日は軽めの記事にしたいと思いますので、ここからは仕組みや商品力を考えずに書いていきますので雑談としてご覧下さい。

 僕自身としては“燃え”の方が好きなのですが、最近でも自社商品のパッケージを“萌え”というイラストにして話題性を狙った商品が出続けているそうです。

 でも、どうですかね?

 僕の場合、調べているから事例ゆ商品を見つけられる訳で、多くの場合はそんなに話題になっていないように感じます。いわゆる“経済効果○○円”なんて効果を狙っているのでしょうが・・・さて、成功しているものは何割あるのでしょう。

 例えば、“ゆるキャラ”や“ご当地ヒーロー”等もそうです。

 大小数えると今や1,000体以上もあるとか・・・驚きです。だとすると個人的に話題になっているものを数えて計算すると1割も無いのかも知れません。

 個人的には“地球戦士ZEROS(ゼロス)”なんてデザインが好きですが(笑)、地域が異なるため日常で触れる機会は全く無いと言えます。

 こんな風に“同種の手立て”が飽和している状況では、やはり話題性商品力、それに付加価値という3つの要素が集まらないと“成功”はしなさそうですね。

 僕が企画させてもらえるのなら、ターゲット層に合わせて深夜のショッピング番組をショートドラマ化してみたいと思います。もしかしたら番組視聴の継続性が高まるかも・・・と思うのですが。

 簡単ですが、こんな感じとか興味ないですか(笑)。

・美女になかなか告白できないへたれイケメンのプレゼント大作戦ドラマ

・商品の販売(問い合わせ)個数によって強さが変化するヒーロー

・萌えアニメ・・・は専門外です。う~ん、まぁ、何らかのタイアップ企画は可能でしょう(笑)。

 どうです?

 不景気で深夜番組は打ち切りが続き、換わってショッピング番組が乱立していると言います。上記の企画が通るかどうかは分かりませんが、これらも一つの付加価値と言えませんか?

 番組が上手くいったら、キャラクター版権でタイアップやオリジナルビデオを販売したり、公式サイトでは“隠れ話”や“裏情報”、“公式設定”など自社サイト訪問への導線は幾らでも作れるはずです。

 まぁ、イベントの企画提案であれば経験がありますが、僕が番組企画に関わる機会なんてものは無いんですけどね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 もし、こんな番組がホントに出てきたら、依頼が無くても趣味的にちょっと検証したくなりますね。それから、もう既にあるというのなら教えて欲しいと個人的には思うわけで(笑)・・・。

通販を成功させるための視点について考えてみる。後編



ネットショップを始めたばかりでも選ばれるために改善が必要。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■何かの参考になればと思い、通販サイト運営の視点を考えていますが・・・

 大枠とはいえ、前回だけでは記事がまとまりませんでしたね(笑)。

 企業ブランディングの有無や取扱商品別のポイント等、ビジネスの核となる部分は割愛させて頂きますが、今回もご担当様のサイト運営のヒントが少しでもあればと思います。

 さて、前編から続いて考えるチェックポイントですが、ホームページの持ち主である企業の担当様がSEO等の専門的な知識をどれだけもっているかによって、運営方針を決めなければならないという点です。

 もちろん、今回も前編と同様に“新規ネットショップ参入で自社運営”という点で考えてます。

 単純に、WEB運営のサポートを契約しているのであれば、専門家に提案をもらい企業で行うか否かをかジャッジするという運営で良いでしょう。

 さて、自社内でノウハウや最新のSEOを含むWEBの専門知識はどのくらいありましたか?

 通販目的のサイトでは、売上を伸ばすコトを第一に考えなくてはなりません。

 特に、“売れていないからまず売りたい”と“1万売れたから10万売りたい”、“10万売れたから100万売りたい”では手立てが全く異なりますので、状況を見てケースバイケースで手立てを選ぶといった運営になるものです。

 では、どうするのが正解か?

 満点の解答ではありませんが、専門知識があるのであれば先駆者(パイオニア)となり、効率よい手立てを見つける、そうでなければ有効な手立てを真似るというのが常套手段なんだと思います。

 誤解しないで欲しいのは、自社ホームページで売るよりもショッピングモールを活用するとか、自社でも可能な付加価値をつけるとか、成功者を見習い取り入れるという判断であり、結論の出ない社内会議を重ねるとか通常業務との両立や負荷を考えて、有効だと思える手立てを選択するという話です。

 そんなコトで成功するのなら誰も苦労しない!

 当然です、これだけで誰もが成功するのであれば“運営サポート”というビジネスも要りませんから・・・しかし、他所がやっているコトも出来ていないようでは選ばれるネットショップにはなりせん。必要で可能だと思えるサービスの土台は整えましょう。

 やれるコトは全て行い、独自に思いついたコトはその時に考えても良いのです。

 まぁ、サービスを行っている運営サポートの企業であれば、そのお客様にあった提案をしないといけないのですがそれこそがビジネスの根幹である訳で、通販目的のホームページを運営される企業様にとっては“提案”ではなく“売る”コトがビジネスの根幹なのですから・・・。

 実際のところ、ショッピングモールに出店したサイトの1年未満での解約率の数値を見ると儲かっているのはモールばかりというお客様のご意見もあながち言い得ているのかもと思います。

 やはり、出来る限り早い段階で、自社サイトで販売を伸ばしていく仕組みを作りたいものです。そのためには気付いた点をその都度に修正して、サイト内での移動や使い勝手を良くするコトも大切です。

 潜在顧客であるサイト訪問者の方にとって“どうしてもここで買いたい”という企業様への執着は薄いものです。ちょっとしたコトで簡単に、同じ商品、類似の商品を取り扱っているサイトへ移動をしてしまいます。

 持ち主である企業様は自社のサイト構成をご存知ですので効率よくホームページを見てまわれるのですが、それが自社サイトに甘い判断となっている原因です。

 お客様の小さな声を一つ一つ拾い上げ、改善していくコトも、ネットショップの売上を伸ばしていく大切なポイントの一つだと言えるでしょう。

 ただし、サイトの導線や使い勝手が考えられる限り100%の改善されたとしたところで、ホームページ訪問者の100%の方が購入してくれる訳ではありません。

 最後であり、もっとも重要な点が“商品の魅力”なのです。

 それは独自性であったり、希少価値であったり・・・このような商品は認知度を高めて、システムを整えれば自然と売れはするものです。

 ここでしか買えないのであれば別ですが、何処でも買えるものをここで買って貰うには“選ばれるコト”が必要なのです。

 ネットショッピングを利用される人は、全てではないにしろ価格が安いだけで購入店を選んでしまうという一面もあり、それはそれで認めなければならないのが現状です。

 その商品では魅力を出せないのであれば、企業のサービスやポイント、その他の付加価値でカバーするという訳です。

 ここで気をつけておかないといけない点は、ポイント等を初めとする過剰なサービスでネットショップの予算や運転資金が底をつき店舗閉鎖という最悪の状況もありえるというところでしょうか。

 結局のところ、通信販売目的のサイト運営は、自社のノウハウと商品の魅力を熟知してスタートし、広告サービスなどを利用して大きく育てていかなければならないようです。

 当たり前の結論だと言われればそうなのですが、実は“当たり前”を“整える”のが一番堅実で、またもっとも難しい手立てだと言えるのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。