最近の当サイトへの検索ワードから今回もまた少し考えてみる。



検索ワードにもそれぞれ個性があるものです・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■さてさて、今月の訪問者の方で目立った検索ワードで当サイトへこられた方は・・・

 月毎にアクセスログの集計をしていますが、今月は先の記事にも書いたように“遠隔操作関連”と“朝晩の冷え込み(風邪関連)”だけで100種類近くあり検索ワードが偏っています。(2012年10月21日現在)

 そこで、今回は印象に残ったものや目立つものに絞って少しだけ記事にしていきたいと思います。

1)4ヶ月経っているのに上位表示されない

 4ヶ月・・・という期間が興味深いですね。問題はこの4ヶ月が、ドメインを取得してからなのか、サイト制作(リニューアル)してからなのか、ブログを書き始めてからなのか・・・ですね。

 後、上位表示されないという点ですが、同名の会社があって会社名で上位表示されないのか、目的のキーワードがあってその検索ワードで上位表示されないのか・・・その辺りを検索すると対象方法が見つかると思います。

 また、ドメイン取得後で会社名で検索されないというのであれば、エイジングフィルタを調べてみるのも良いかも知れません。

2)4コマのネタが思いつかない

 毎月、必ず検索ワードに入ってこられるのですが、調べてみると1ページ目に出てきます(笑)。しかもタイトルが“4コマのネタは時として搾り出さないといけないものなのです。”ですか・・・これでは、確かに誤解を与えそうです。

 4コマの描き方サイトに並んでの検索表示では申し訳ないですが、一つ言えるコトとしては、以外かもしれませんが“4コマのネタ”は何でも良いのです・・・起承転結も基本でしかありません。

 基本を学ばずに無視してはいけないですが、4コマが表現方法だとすれば、どうやって個性を出すかの方が大切です。僕も前に描いていた4コマを公開して・・・って、それこそ素人4コマ講座です(笑)。

3)ホームページリニューアル後のアクセス数の減少

 このテーマで記事を以前に書いています。(参考記事:リニューアル後に検索順位が下がる現象について考えてみる。)

 実は、検索順位誹謗中傷への対処、真似されるに続いて検索が多く、定期的に調べられている内容だったりします。ただ、ほとんどの場合は時間的なものが解決してくれる状況で、そんなに心配する必要は無かったりします。

 簡単に述べさせてもらうならば、多くの場合はリニューアル後に一度検索順位が下がり、アクセス数が落ち込むのはしょうがなかったりします。

 この情報が上手く伝わってなくて業者間でクレームになったり、再度費用をかけたりしてしまうコトがあるのですが、平均的に考えて“3ヶ月”は様子を見た方が良いでしょう。詳しくお知りになりたい場合は制作業者へ問い合わせてみて下さい。

4)テキストが無いのに上位検索される

 検索ワードから考えるに、おそらくご自身のサイトではないのでしょう。そうなると気になるサイトがどのような運営をしているかは分からないと思います。

 ・・・というか上位表示しているのが不思議だというよりも“その理由が知りたい”という意味での検索なのですから、どのサイトであっても完全にその手立てを把握するコトは不可能だと思います。

 ・・・と話題を切り捨てるのもなんですから、少しだけ考えてみるならばトップではない内部ページ情報の充実、更新頻度、ドメイン使用年数、被リンク辺りが狙い目じゃないでしょうか。※スポンサー枠なら別ですが(笑)。

 これらの項目であれば、アクセスログを見るコトができない状況であっても診断サイト等から比較できるはずです。

5)ホームページを真似したい

 個人の方で企業のホームページを真似たいという検索ワードもありましたが、ストレートな検索ですね。ほとんどが真似されるという検索が多い中、よほど気に入って真似たいと思われたのでしょう。まぁ、我慢できなければ真似するの仕方ないですね・・・なんてコトは言いませんよ(笑)。

 まず、良い方法があれば手立てを真似てみるという話を聞きますが、ホームページ制作をする機会もある以上、文章や内容を真似られるのは見過ごせないです。弊社でもそれなりの対処をしますが、それはどの制作会社であっても同じだと思いますのでご注意ください。

 次にSEOの点からですが、最近のアルゴリズムでは文章のオリジナル性を重視しており、30%の重複で有意義な情報と判断されなくなります。また、これが70%以上となると同じものとなり、検索から除外されるとも言います。

 意外に話題にならないコトが多いのですが、WEBサイトを検索してもらうには対象ページ1,000位以内に入らなければなりません。

 これが重要なのです。

 Yahoo!で検索結果を100件表示に設定変更して“ホームページ”等のワードで検索を試してもらうと分かりやすいかもしれませんが、検索した際に“ウェブ検索結果”のバーの右上に出る約何件の対象ページ数が、50件であろうと10万件であろうと10億ページであろうと対象の中から有効と思われる“1,000件”がチョイスされて検索結果として表示されます。

 100件表示だと楽に見ていけると思いますが、11ページ目は無いはずです。

 ですから、ホームページを真似るというコトはリスクが大きく、度が過ぎれば逆効果になってしまうため、倫理的な面とSEOの技術的な面の両面からお勧めできないのです・・・って、これは別の記事にして細かく説明した方が良かったですか(笑)?

6)会社名で検索される回数を増やす

 この対策は“クロスメディア”や“広告”ですね。

 会社名は認知度であり、会社名で検索されない一般的な企業ホームページは成功しません。基本的に“ネット広告”の利用は企業を知らない人に知ってもらう(または、企業で行っているキャンペーン等を知ってもらう)ために行います。

 しかし、“会社名”で検索してもらうとなると大きく二つに分かれます。それが“口コミ”と“広告”です。ここで言う広告の手法とは“DM”や“チラシ”の折込やポスティングや看板などの地域密着の手立てのコトです。

 まずは、ホームページの月間アクセス数が300~1,000件程度であれば、社名関連の検索ワードの割合が7~8割になるように目指しましょう。それ以上のアクセス数であれば会社名での検索回数にはこだわらず、ネット広告と連動したクロスメディアを行うべきです。

 ・・・具体的な効果については、また別の機会に記事にしたいと思います。

7)読者登録が少ないのが不満

  読者登録については、僕は企業サイトの場合はむやみやたらに増やすものではないという考えなのですが、読者が増えるというコトそのものは嬉しいものです。そしてこの行為は、SEOの点よりも記事を読んでもらうという点が重要視されている手立てと言えます。

 相互リンクや発リンクについては近いうちに記事にしたいと予定しているので割愛しますが、まず、目標数を設定して手立てを検索した方が情報が見つかると思います。相互で読者登録を増やすという手立てもありますが、ビジネスへの効果は労力ほどではないと思います。

 1万件の相互読者登録をしたとしても毎日巡回して見てまわれないですし、まぁ、今回も記事が長くなっていますので、以前書いた記事を参考にご覧ください。

ブログを例に情報の有効活用について考えてみる。

読者登録はSEOの手立てとして良いものか考えてみる。

 とりあえず、いつも多い“検索順位を上位”や“誹謗中傷”、“真似される”関連、検索回数の少ないワード等は省いていますが、いかがだったでしょうか?思っていた以上に、毎月予想外の検索ワードが増えるものですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。