レスポンシブデザインとスマホサイト別制作の違いに思う。後編



PCサイトとスマホサイトの情報量が同じだと良いという先入観。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■横一列に並んだ仕様は”テンプレート”であり、自社の独自性を高めたいのであれば”手間・暇”かけるべきなのです。

 さて、前回はテーマにそってブログ記事を書き進めながらも危惧していた通り文章が長くなってしまいましたので、早速ですが後半の本題に入っていくコトにしましょう。

 ちなみに前編はこちら。※別ページで開きます。

 ここからは、スマホサイト制作の一つの手法である”レスポンシブwebデザイン“について考えていきます。

 詳しい意味合いはいつもの様に各自で調べて頂くものとして、簡単に述べるとご存知でしょうが”スマートフォンやタブレット、PC等のデバイスに対応する制作手法“で、PCサイトをプログラムに通すコトで簡単にスマホサイトのレイアウトに最適化させるというものです。

 まだSEOには不向きな点も多いようですが、この手法はGoogleから推奨されています。

 今後、この手の自動生成でPCサイトをスマホサイトのレイアウトに最適化・再構築させるといったWEBサービスを行う企業様はきっと増えてくるコトでしょう。

 そして、企業間で競い合うコトでサービスの”品質“は向上していくはずです。

 では、レスポンシブwebデザインによるスマホサイト制作をすれば、費用を掛けてまで別に制作するより安価で(ランディングコストを除きます)所有できるから、これで制作すれば良いんだなと結論付けて良いのかというとそれは早合点で、そうではありません。

 やはり、公開したスマホサイトが”企業貢献”してくれるかどうかがポイントです

 PCサイトとスマホサイトの情報が一緒なら良いのかと言う疑問。

 今からスマホサイトを有効に活用したいとお考えの企業様なら、また”経営判断“という視点からも、次の点についてPCサイトの仕様やログデータのチェックしておく必要があります。

・ボタン画像等の見え方はターゲット層に適しているか。

・サイト全体の構成、ページの数と各ボリューム。

・オリジナルプログラムの有無

・その他、サイトの仕様など

 WEBを有効活用されている企業様はもうお分かりでしょうが、WEBを通した売上を伸ばしている企業様の共通点は、独自性や強みが上手に表現されているだけでなく、ページ数や情報のボリューム、所有するサイトの数が多いという点が目立ちます。

 レスポンシブwebデザインのメリットとしてよく述べられる点に”スマホサイトとPCサイトを一括管理できる“というものがありますが、これは実はメリットでは無く”特徴“です。

 カードゲーム等を題材にした映画で”一見、弱いカードも使い方次第で活かせる”といった場面がありますが、それと同じに考えてもらえれば良いでしょう。

 その事柄が事実であっても、それが全ての企業様にとって”イコール・メリット”では無いと僕は思っています。

 もしそうなら、企業様への提案はテンプレートのチェックシートで作った営業資料だけで良いというコトになってしまいますし、いくら頑張っても企業様の取り組みの行きつく先は一つというコトです。

 これでは、同じ業種のサービスは”近く“を基準に選べば十分と言うコトに成ってしまいかねません…まぁ、実際には各企業様独自の視点と取り組みをされている訳で、そうは成りませんが(笑)。

 この事例に限って大切な点は次の1点です。

 PCサイトとスマホサイトが必ずしも同じである必要はない。

 視野を広く考えてみるならば、別にスマホサイトを制作して一元管理をしないというコトは、管理の手間は多少増えますが、PCサイトとスマホサイトをターゲット層や目的別に”差別化して活用できる“というメリットを持っているという考え方も出来ます。

 最近のWEBサービスはリース契約がトラブルになっているケースが目立ったために、1年以上の複数年の契約縛りがあるものが多く見受けられますので、サービス利用の決定は慎重にならざるを得ません

 WEBを取り巻く環境と企業戦略にWEBが必須となっている今の現状を考えても”レスポンシブwebデザイン“と”別制作“のどちらでスマホサイトを所有するかは企業様にとって重要な判断の一つと言えるでしょう。

 具体的なスマホサイトの有効活用の話となると今回のテーマから反れてしまいますので別の機会に記事にまとめたいと思いますが、”スマホによるサイト閲覧の増加”と”スマホサイトの活用の重要性”が増しているという現状に間違いはありません。

 ほんの1~2年前のログテータと現在のデータを比較してもスマートフォンによる訪問者のターゲット層に何の対策も打たないままにしておくコトは”ぞっ”とします。

 もし、これからスマホサイトを持つ、これから有効活用したいとお考えなら、PCサイトの”おまけで制作した“なんてコトに成らないよう、仕様や目的をWEB制作会社と共通認識の上で取り掛かりたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

レスポンシブデザインとスマホサイト別制作の違いに思う。前編



スマホによる閲覧がスマホサイトを見ているという先入観。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■”スマホサイト”の重要性が広く認知され始めましたが、自社に適した仕様があるというのはご存知ですか?

 さて、ビジネスにおいてWEBを有効に活用していくというのはどの企業様にとっても重要な課題です。

 そんな中、企業ホームページや経営をサポートしていくWEBサービスが次々に開発リリースされていくというコトは、”選択肢“が増えていくという意味合いから大変良いコトだと思われます。

 例えば、経営が厳しい場面を迎えていても”人件費”と比較してWEB運営サポートとの月額契約をするという判断やWEB会社の言われるままにならなくて良い様に企業ノウハウが溜まるまでは、自社努力でWEBサイトを運営していくという選択だってまぎれもなく正解なのです。

 一般的な多くが選択されるという傾向はありますが、ビジネスは継続して繁栄していくコトこそが究極の目的だとも言えるのですから、他社と同じ手段かどうかは問題ではありません。

 特に、WEBの仕組や主流については流行り廃りも早く理解し難い点が多いかも知れませんが、”納得“の上で”判断“するための情報だけ得ていれば、深く考えるのは問題を意識した時で十分だとも言えます。

 WEBに関する営業やセミナー、それに数多くの勉強会…中には、うたい文句に”制作業者が嘘をついて騙す”なんて過激なものも耳にしますが、それぞれのケースでそれぞれの目的があり対処をしていくのですから、”決定的で完璧な手立て“というものがWEBには存在しないのと同様に”全てにおいて駄目な手立て“というものも存在しないのです。

 あるとすれば、個人様だったり、企業様だったりの”都合”でしょうか。

 そもそも勉強会の”データ”なんかでもその日に伝えたい結論ありきで、それに即した”もの”や”見方”をする場合も少なくありません。

 まぁ、嘘や改ざんは駄目ですが一本化された正解が無い場合、”イレギュラー”や”応用”は後回しにして”考えるためのロジック”を身に付けてもらうコトもまた必要なんだと思います。

 そんな訳で、今回は前置きが長くなってしまいましたが”スマートフォンサイト“の制作を例に自社ではどう取り組んでいけばよいか”判断する“ためのロジックを考えてみましょう。

 …ちょっと屁理屈っぽい、重箱の隅をつつくような文章になってしまうでしょうけど(笑)。

 ただ、特定した営業方法やWEB企業の在り方について考えるのではないので、具体的な例は挙げずに述べていきます。

 最初に考えるのは”スマートフォンによる閲覧の増加”という問題。

 確かにそうなのですが、モバイルというデバイスによるホームページ閲覧の割合は、対象となるターゲットやビジネスモデルによってまちまちで、一律には自社にとってスマホサイトがどれだけの役割を担うか考えられないというのがホントのところです。

 例えば、資材、木材、金属部品を行っている企業様のIR公式サイトにおいて、スマホによる閲覧の割合が一桁だなんてコトはざらで、営業さんが商品在庫管理のためにスマホを支給されている中規模企業様でも、二割内に収まる場合が殆どでしょう。

 ターゲットが企業様である”BtoB“目的では、パソコンやタブレットでサイト閲覧する割合の方が多いと思います。

 しかし、各企業様でタブレット専用のサイトまでを制作するケースは少ないでしょうから、それこそ提案する側の”都合“によってPCだったりスマホだったりとどちら側の資料にも分類される様です。

 逆に、イベントや美容関連のサイトでは八割以上がスマートフォンによる閲覧というデータもあり、自社のターゲット層や平均値を考えればスマホサイトをどれだけ優先させて充実させていくか判断する指標となるコトでしょう。

 ご相談を受ける中には、スマホの閲覧の割合が八割を超えていてターゲット層への有効なデバイスもスマホサイトの方なのにPCサイトしか所有していないケースはまだ多いというのが現状です。

 また、ここまで言っていながら何ですが、”閲覧数“と同時にもう一つ考えないといけないコトを忘れていました。

 それは、「スマートフォンによる閲覧=スマホサイトの閲覧」ではないという点です。

 スマホは簡単に操作できる利点があり、”パソコンの電源を入れるまではないな”という心情に気軽に活用できる手立てなのですが、情報量や情報配置のレイアウトにより、見るのはPCサイトの方を閲覧している方の割合が想像以上に多いというのも忘れてはいけません。

 ランディングページの様に縦スクロールで長いものは別なのでしょうが、PCサイトの構成は長い年月をかけ改善されてきたもので、進歩が速いと言われているスマホサイトでもスタンダードデザインの確立はPCサイトのそれと比較しても遅れがちです。

 もちろん、これから改善されてPCサイトの進化よりはスピードを持ってデザインの統一が成されていくのでしょう。

 ですが、”見やすければ良い完成型“というものでもなく、ユニバーサルデザインやレイアウトでの3ライン、2ライン、パララックス(視差効果)等…いろいろとPCサイトで試行錯誤されてきたようにスマホサイトの独自進化もまだまだ続いていくコトでしょう。

 んで、ここからが本題なのですが(笑)、今回は文章が長くなるなと予想していた通りになりましたので、一旦この辺で後編へと区切りをつけたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 後編はこちらに公開しています。

増税前のチャンスやらお得やらってどういう意味のお得?


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 基本的に増税するから駆け込み購入をしているのに”お得”っていう理解は難しいですよね…最近では、アチコチの場面で目や耳にしますが(笑)。

 もちろん、企業様やお店側が顧客を繋ぎ止めておくための手段として通常以上のセールを企画されている場合もあるコトでしょう…が、ホントに”最後のチャンス”とか”お得”とかいう文言ばかりを並べ立てて、そうでないケースが多いのもまた事実なのです。

 なにせ、TVCM等を考えながら観ていると微妙で不自然な言い回しと感じるものが幾つもあります。

 まぁ、消費の促しと自己判断による購入についてはビジネスにおいて正しくあるべき姿ですから、勢いやテンションでエンドユーザー様が必要のないものや必要なものを必要以上に購入したとしてもある意味”問題が無い”と言っていいのでしょう。

 しかし、どんなビジネスにおいても過剰なまでの顧客誘導は、企業様自身にしっぺ返しを促すものですから、どちらかと言えば2015年10月の消費増税10%への時期の景気がどうなっているかの方が心配です。

 よくある例としては、自動車の維持費や軽自動車の税金、ガソリンの二重課税の増税等…自家用車の所有意欲を減退させる条件ばかりなのに、自家用車の普及率を伸ばそうなんて矛盾していて難しい話だと思います。

 もっとも、これはガソリン価格が幾らであろうとも維持費がいくらかかろうともライフスタイルによるステータスで購入されている富裕層には関係の無い話なのかも知れません。

 ただ、ライフスタイルによるターゲット層の差別化は存在していますし、オブジェとして車を複数台購入する方を除いても”数”を販売しないといけない商売なのですから、二割の富裕層が八割の収益を生み出すというビジネス本に書いてあるようなモデルが成り立っていない現場はどこにでもあります。

 終ぞは、その業界全体が衰退するビジネスモデルがここ数年で幾つか見えてくるコトでしょう。

 もちろん、僕としても”景気”と”雇用”が良くなっていくコトを望んでいますが、長く続いてきた不景気と痛みに耐え続けてきた企業側の努力で雇用や所得の増加を強要されても資本や企業体力が続かないケースも多く過剰負担が発生する業界もあるのでは?

 そう考えると、増税前だから慌てて必要以上に消費する行為って正解なんだろうかという疑問にも、個人側のスタンスに立つか、企業側のスタンスに立つかで答えが違ってきそうです。

 そもそも、僕自身も増税後の日常に慣れるまでは財布のひもを締めて過ごすコトになるでしょう…が、そう言いながらもひっきりなしに出てくる”ブルーレイBOX”や”DVD-BOX”の発売決定情報に、思い悩んでいる毎日だったりするのですが。

 関係ない話ですが、4月からは”ジョジョの奇妙な冒険・三部”のアニメが始まりますから、これだけは今までの流れでアニメでも無条件にメディア購入をするコトになりそうです。

 コミック版と文庫版を持っているのに、今も函装版の本や画集も考えずに”まず購入”しますし(笑)。

 そう言えば、最近行く暇が取れなくなっている映画もサービス料金が値上げして、ますます割高感アップするとか…消費ってホントは娯楽につぎ込めて初めて景気が良くなっていくものなんでしょうが、それも直ぐには難しい感じがするんですよねぇ。

 世界情勢がどうなるか、震災などのイレギュラーが発生したら…やはり、好景気に反転するまでは、しばらく個人様も企業様も綱渡りの状況が続くのでしょう。

 さて、後数日でどちらにしても増税後に関するニュースや情報が次々と入ってくるコトでしょうから、この件については別の視点からも”真面目な”記事にまとめてみたいと思います。

 いやはや。。

(連載46)自社サイトへの訪問者のチャネルグループを見る。



猿じゃダメらしい。沢山のデータを比較できるポジションはいろんな気づきがあってありがたい。

■自社のログデータの一部分をピンポイントで見たとしても、基本的な弱点や強みが分かるものなのです。

 忙しい中でもブログ記事を更新し続けていますが、そろそろ事務や経理作業、消費増税の作業チェックの方に時間を当てて余裕を持って2014年4月を迎えたいなんて思っています。

 …というコトで、更新記事のストックを2つ3つ作っておくと楽だなと個人的には思っているのですが、ブログの更新は考えを整理して要点をまとめる練習や単純作業の息抜きになるので、やはり”ゆる~く”ですが今日も頑張って書いていくコトにしましょう。

 そこで早速、ネタより記事を書く時間に困ったら自社サイトの”ログデータ”を見るというコトで、一応、テーマにできそうな点を幾つかピックアップして考えてみました。

 んで、今回は”集客“におけるチャネルグループのところを眺め見てみて記事を書くコトにします。

 現在の当サイトにおけるチャネルグループの割合における順番ですが次の通りです。ちなみに、いつも述べています通り”ネット広告”や”ディレクトリ登録”は行っておりません。

1. Organic Search
2. Direct
3. Referral
4. (Other)
5. Social

 割合的には”Organic Search”によるホームページへのアクセスが6割から月によっては7割以上ある状況です。

 …って、まぁ、ホームページとブログの更新ばかりで基本的に他の手立てをしていない典型的なチャネルグループの順番となっている様に見受けられます。

 今は定期更新だけで意図的な目的を持って自社サイトの運営を行っていませんが、少し前までブログの更新による検索順位への影響を検証していたため”リピーターの割合”については同じ程度のアクセス数のWEBサイトよりも多い方でしょう。

 そのため” Direct”による当サイトへのアクセスの割合も2割以上あり、この二つの導線だけで8割以上の大半を占めていると言えそうです。

さてさて。

 そもそも月間のアクセス数が3,000~5,000ある企業サイトにおいては、上記での3番目に当たる”Referral”までを含めて8割以上の導線がありますので、単純に考えても当サイトは”被リンク“の数が一般的な企業サイトより少ないというコトが判断できます。

 また、企業キャンペーンを含みネット上での口コミや情報の拡散を十分に行えているWEBサイトにおいては、更に”Social”のグループもある程度の割合を占めている上、チャネルグループの順番も違ってきます。

 もし、上記と同じ順番(もしかしたら”Social”の導線は無い?)が同じであれば、ビジネスに繋がる問い合わせや通信販売であれば売り上げが伸び悩んでいる状況かも知れません。

 特に、通信販売目的のサイトであれば多少のテコ入れが必要だと考えられているでしょう。

 …多分(笑)。

 まぁ、ここから話の詳細に入っていくと記事カテゴリが違ってくるので、別の機会にでも記事にしたいと思います。

 ただ、弊社のホームページへの導線については次の検証を行うためにも、そろそろチャネルグループが下記の順番となるように手立てを行っていく必要があるという時期なのかも知れません。

 優先順位としては自社サイトの作業ですから時間が落ち着いてのんびり進めていくでしょうけれど。

1. Referral
2. Direct
3. Organic Search
4. Social
5. (Other)

 上記には、ネット広告による導線は含まれていませんが、ネット販売で売り上げが伸び続けていたり、問い合わせの数が増えていたりと好調で結果が出ている企業ホームページにおいて、自社サイトへの自然到達での導線の順番がこのようになっているコトが多いように感じます。

 もちろん、目的に合わせた企業サイトの成功のための手立てはケースバイケースというのがスタンダードであり、ネット広告の導入の有無など条件によっても必ず”こうだ”とは言い切れませんが、この点がホームページを有効活用されている多くの企業様において共通点であるコトも事実です。

 まぁ、弊社は運営サポートのビジネスをしていますし、自社サイトですから改善点は見えていますので、今年はゆっくりと導線が上記の並びとなるように手立てを打っていくというのも、今までとは違う検証出来て面白いかも知れませんね。

 …って、今回はホントに戯言の回でした。

 そろそろ自社サイトの更新も考えねば(笑)。

 いやはや。。

検索順位と営業エリアとサイトの持つポテンシャルに思う。



1つのデータからもサイトの運営の手立てが見えてくるものです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ギリギリまでWEBサイトへの運営や広告の予算を押さえておきたいという場合には、こんな目安もある訳で…。

 相変わらず”検索で一番にしたい“…という検索は多く後を絶たないようです。

 ビジネスを行っている以上、その心意気は素晴らしいですが、実際に一位になったところで企業様が対応していけるのかどうか、検索結果だけでなくサイトへの誘導に繋がるか、ビジネスにおける収益に繋がるかどうかは全く別の問題だったりします。

 そもそも検索順位に固執するあまり本業が何だったのか分からなくなってしまっては本末転倒なのですが…。

 さて、国内に向けたビジネスを行っている企業様に限ってみても、ホームページを活用したWEBビジネスにおいて営業エリアが存在するものとそうでないものがあります。

 いわゆる、ネット通販などの全国対応されるものと建築や医療、学校などをはじめとする地域サービスを生業としているビジネスとの違いってとこでしょうか。

 しかしながら、御社のビジネススタイルが後者である場合、検索順位が上がり続けると企業サイトのポテンシャル(伸びしろ)が少なくなってきたかなと感じる時期があるものです。

 停滞期とも少し違い、アクセス数は伸びているのにビジネスに繋がる割合が増えていないと感じる時期。

 もちろん、地域を限定したネット広告や他の媒体とのクロスメディア、ポスティング等、営業エリア内からターゲット層のサイト誘導を行っているというのであれば話は別であり、ここではあくまで情報やブログの更新はしていても特別な手立ては何も行っていないサイト運営状況下での話となります。

 こんな風にポイントを絞って似た状況の企業ホームページのアクセスデータを比較すると案外と共通点が見つかるものです。

 まず、営業エリアを持つ企業様のWEBサイトにおいて、有効だと設定されるキーワードでの検索順位を上げ続けるとアクセス数は伸びるもののある時期から”営業エリア内からのアクセス数“の割合が低下していくコトに気づくでしょう。

 当然、全体のアクセス数が伸びてくる訳ですから、営業エリア内からのアクセス数は増えているのですが…。

 目立っている都市圏内からのアクセス数の伸びと比較しても営業エリア内からのアクセス数の伸びる割合が低下して感じるという方が正しい言い回しかも知れません。

 こうなると人口密度の高いエリアでビジネスを行っている方が有利だというのは、やはり鉄則なのでしょう。

 都道府県別にみるとオーガニック検索中心にアクセス数が伸ばしてきた場合、ビジネスの本拠地であるエリアを抜いて”東京”や”大阪”、また営業エリアと並び争う形で”神奈川”、”千葉”、”愛知”等からのアクセスが目立つようになります。

 企業ホームページを公開したままほおっておいたり、十分に活用できていない場合、営業エリア(特定の都道府県)からのアクセスの割合は高く、70%~100%の範囲で上下するコトが多く、これはこのままで良しとされる企業様も多いと言います。

 しかし、月間のアクセス数が1,000を超えてくる頃には、これが30%前後になっているのも共通点の一つです。

 もうここまで来るとネット広告やディレクトリ登録、新聞広告やTVCMといった様々なサイト誘導するために有料の外部サービスの導入を検討すべき時期です。

 逆に言えば、口コミや地域活動など例外的に営業エリア内からのアクセスに強い企業様もありますので、全ての企業様が当てはまるという訳でも無く、やはり例は例として自社はどうか考えるコトが大切だと言えるでしょう。

 月間のアクセス数が1,000を超えても営業エリア内からのアクセスの割合が、まだ30%~50%程あるのであれば、費用を抑えながらもまだアクセスを増やす手立ては幾つもある筈です。

 まぁ、ビジネスにはいろんな要素が絡み合って成り立っているものですから、あくまで今回は”全体のうちで営業エリアからのアクセスが占める割合“にのみテーマを絞って考えてみましたが、こんな指標も広告媒体の導入を検討する一つの目安だと知っておいて損は無いという訳です・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

コンテンツの有無に偏ったテンプレート提案を超える。



企業サイトで目立つコトは成功するために大切なポイントなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■”得た知識”は他にも広く伝わっているものなので、そこから一歩踏み込んで考えるコトが大切なのです。

 企業様でホームページを所有するのであれば、どの様な形であれ企業貢献できるようWEBサイトを”有効活用“をしたいというのは当然の思いです。

 同時にホームページを制作する意味合いとしては、企業様のIR活動に伴う”公式サイト“と商品やサービス、それに期間限定のプロジェクトに特化した”企画サイト“に分けられるコトが殆んどなのではないでしょうか。

 SEOの強化、デザインの見直し、機能の追加、売り上げを伸ばす、スマホサイト、別目的やプロジェクトサイト…。

 ホームページ制作の目的は様々ですが、携わるWEB企業の提案の多くは”リニューアル(もしくは新規制作)”して”更新保守”契約を促すビジネスモデルがその多くを占めています。

 そのためホームページを運営していく予算と担当様の取り組み等、意識の高い企業様ほど、自社に適したWEBに関するパートナー企業を求めて過度に何度もリニューアルを繰り返すというのはよくある話です。

 各WEB企業による提案は”育てる”よりも”作り直し”が優先されがちです。

 そこには作り手となるWEB企業様で蓄積したノウハウと現行の企業ホームページの仕様の差、目的に合わせた改善点の量等いろいろと原因があり、単純に利益を出したいという思いでの提案ではなく”作り直した方が早い“、WEB環境の発展から”結果、作り直すコトと同じ“というケースが少なくないと聞きます。

 そのため企業様側の印象としては、最初は相談のつもりでWEB企業と繋がりを持っていたとしても直ぐにリニューアルと言う話になってしまうため、気軽には相談できないという企業様の割合が多いそうです。

 結果、企業様や担当様自身で自社サイトを意欲的に育てるためには、まずWEB企業とサポート契約を行うよりも”セミナーや勉強会に参加してみる“という発想になるそうなのですが、肝心な”自社サイトへの応用“が難しいというのも問題だとか。

 つまり、自社サイトの”足りない点”のチェックは出来ても”強み”を見つける発想までは身に付かないという訳です。

 もちろん、そういったスキルアップを目的としたセミナーもありますので、根気強く自身に必要なWEB活用セミナーを見つけていくというのも大切なコトでしょう。

・keyword等の各タグの設定

・Yahooを初めとするディレクトリ登録

・コンテンツの有無のチェック

 上記の他にもいろいろと考えられますが、基本的には”やっておくコト“であってWEBにおいて競合企業様と競っていくスタートラインに立てるというコトに過ぎません。

 それだけ、基本を全てしっかりと熟しているという企業ホームページが少ないとも言えるのですが…。

 特に、WEBサイトのコンテンツについては”独自性“を表現していける重要なポイントなのですが、マンツーマンのWEB運営サポートにおける提案と複数にWEB活用の要点を伝えるセミナーでは根本が違いますので、短い時間で有効な手立てが明確に見えてくるなんてコトの方が稀でしょう。

 しかし、ありきたりのコンテンツがあるかどうかをチェックするコトはとても大切です。

 何事も基本が無くて奇抜なコトばかりをして認めてもらえるなんてケースは皆無だと思われます。

・お客様の声

・Q&A、よくある質問

・事例集(before-after)

・スタッフのページ

・料金一覧等

・ブログ(毎日書く?)

 これらは、よくサイト内にページがあるかチェックされる項目ですが、これだけで企業を選んでもらうための独自性を出すには難しいものです。

 また、実のところこれらの項目は必要ですが、1つ1つがページである必要はありません。

 自社にとってもっと効果的に組み合わせたり、Q&Aの”A”の部分に一派的な回答と自社ならではの”独自性“の取り組みまでを掲載するなど、他の企業サイトと違いを出す方法は幾らでもあるものです。

 要は複数の競合サイトを閲覧しても”記憶に残る“ための差別化まで踏み込みたいという訳でしょうか。

  さて、ここから更に踏み込んでいきたいとところですが、文章が長くなってしまいますので、また別の機会に記事にまとめてみたいと思います。

 兎にも角にも、予算とやる気を持って自社サイトを有効活用させていこうというのですからセミナーや書籍、各WEB企業から”得た知識”をそのまま考えるのではなく、そこをスタートに”独自性“をキーポイントに一歩踏み込んで考えられてはいかがでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

作業しながら打ち合わせに回る日々もなんか慣れてきた(笑)。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 企画やラフデザイン案の作成、打ち合わせに更新や制作と通常の業務をこなしつつ、オプション作業として消費増税に伴う作業に追われる日々で…が、何だかこのビジネススタイルにも慣れてきました。

 まぁ、多少の寝不足はありますが、だんだんと作業スピードも上がってきたようで、逆に来月からは通常業務をこなしつつも自社の業務拡大や新らしい自社別サイト等の企画も出来そうです。

 更に、ここに来て祝日が入るのはありがたい!

 作業については目処が立ってきましたが、”消費増税”に伴う作業の公開日は重なっているため、チェックする日は多いに越したコトはありません。

 また、新規のご相談につきましては、申し訳ございませんが”3月22日から月末まで”受付をお休みさせて頂き、万全の態勢で2014年の4月を迎えたいと思います。

 しかし、よく考えたらストックが無いとはいえブログの更新は予定通り行っていますので、もしかしたらまだ余力があるってコトなんでしょうか。

 いや、どちらかと言うとこの3月は”前後編”の記事で乗り切った感はありますね(笑)。

 まぁ、どちらにしてもここ最近のテーマは文章が長くなりがちなものが多かったので仕方ないと言えば仕方なかったです。

 今後のブログ記事の予定としては、”クーポンサイトの在り方”、”買い物かごのセキュリティ”、”1テーマWEBサイトの強み”、”企業ホームページのコンテンツの充実”について等のタイトルストックを準備していますが、前にも述べました通り忙しい時はストックを使わないので近いうちに公開するコトになるでしょう。

 ちなみに、明日は祝日ですのでブログの更新はお休みして作業をさせて頂きます。

 折角、一日の平均アクセス数が伸びて週末も維持が出来るようになって来たのに、このタイミングで一般企業様において連休が入るとは、非常に…面白いです。

 この連休もそうですが、ゴールデンウィーク、お盆や年末年始の時期と言うものは、いろいろとアクセス数の増減を業種別等に検証できるので、今すぐは無理ですがデータを取っておいて来月に入ったら、幾つかのサイトのログテータを比較してみようと思います。

 さて、それでは少し休んでまた作業に入るとしますかね。

 いやはや。。

ネットを活用した副業や小遣い稼ぎについて考えてみる。後編



全ての収入には税金という国民の義務が発生するものなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■アフィリエイトで得た収入は、その全てが利益という訳にはいかないコトもある訳で…。

 では、早速本題に入っていきましょう。ちなみに前編はこちら(別画面で開きます)。

 そもそもアフィリエイトで売り上げを出すためには”PV(ページビュー)”をどれだけ伸ばすかがポイントとなり、単純計算ですが運営している総サイト数の合計PVが”50万PV“を超えるコトを目標に目指しましょうなんて意見もあります。

 こういうと何ですが、所有しているブログやWEBサイトの合計の数であっても月間50PVを達成している企業様でさえ、かなり限定されるものではないでしょうか。

 これだけのPVを集めるコトは個人では不可能…とまでは言いませんが、少なくとも初心者では難しそうですし、後発で参入するには人気アフィリエイトサイトは固まり過ぎているという印象も否めません。

 やはり、場合によっては時給の良いパートやバイトを見つけて働いた方が効率が良いという判断も出来そうです。

 また、人を集めるサイトを作るポイントとして”独自性と魅力あるコンテンツを見つけ情報を提供する“という方法と”面白い記事を見つけ記事転載を繰り返し、情報提供の高回転率を維持する“という方法があります。

 …まぁ、上記の2点は極端な仕分けですが(笑)

 しかし、ここにもまた次の様なデメリットが付きまといます。

・個人で記事を書き続けて自身のアフィリエイトサイトへ誘導するスタイルでは、かけた時間手間に見合うだけの儲けに達成するのが難しい。

・記事転載をし続けるスタイルでは、これから先で検索の仕組みが模索されていく中で、記事転載が違反行為や検索において軽視されるようになった場合、急激に収入が減少する。

 要は、自身の落ち度や取り組みに関わらず、外部からの影響で突然に収入が”0“になる可能性があるという訳です…もちろん、極端な話をすればですけど。

 また、ある程度の結果が出せるようになったケースでも、やっと出だした収益の一部を経費に回して”投資“するまでに踏み込めない方も多いみたいで、その結果、ステップアップのチャンスを逃して収益が伸び悩んだり、逆に減少に転じたサイトの事例も少なくありません。

 それだけ、売り上げを伸ばすと同じように”収益を維持する”コトが難しいという訳です。

 さてさて、そんなに無理をせずに無難に月額平均で”2~3万円程度の収入を目指そう“と考えている方も多いと思います。

 …が、これはこれで問題が、いや、問題では無く当然発生する事態なのですが、出ていくお金に関しては一般的に”問題”と考える方が多いのも事実なので、このように述べ話を続けていきましょう。。

 月額のアフィリエイト収入が2~3万円にまでなってくると、単純に計算して24~36万円を年間通して収入を得たコトになり、今度は税金が発生します。

 まぁ、詳細は”アフィリエイト 税金“とでも検索していただければ見つかると思いますので、一般的に各所で掲載されている事柄だけに止めて対象条件をご紹介しましょう。

・アフィリエイトの年間所得が20万円超の給与所得者

・アフィリエイトの年間所得が38万円超(専業主婦などでアフィリエイトの収入のみの場合)

 なお、所得金額がこれ以下でも所得の申告が必要な場合がある様なので、アフィリエイト初心者の方は一度調べておいた方が良いかも知れません。

 まぁ、職業選択と同じで個人的な趣味嗜好の”好き”では無く、”売れそうなもの”という発想で収益を得ている方もいらっしゃいますし、好きだから独自の目線で興味関心を高める記事を書いて収入を得ている方もいらっしゃいます。

 どちらが正しいかではなく、最終的には”売り上げを出せているかどうか“がビジネスでは大切な考え方なのでしょう。

 確かに、商材選びでアフィリエイトのスタートダッシュが”“な場合があるというのも事実なのですが、SNSやネット広告の事例を見ても、いかに多くのユーザーを巻き込んでいくかというのが、WEBを活用したビジネスモデルの出発点となりつつあります。

 ですので、ますますWEBを通した一攫千金狙いのビジネスは”資本力“と新規のビジネスモデルを作り上げた”アイデア“を持つ方にのみ可能な状況となってくるのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

ネットを活用した副業や小遣い稼ぎについて考えてみる。前編



アフィリエイトを始めた翌月から収入が伸び続けるものではない?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ネットを頻繁に活用する環境とPC作業に負担を感じない条件が揃って初めてチャレンジした方が良い?

 少し前に街中で年収を聞くというインタビューが地方のテレビで流れていたのですが、公務員や医療関係の方も含め”250~350万円”がもっとも多く、600万円を超える方はほとんどいらっしゃいませんでした。

 もちろん、街頭インタビューなのですから”たまたま”というコトも考えられます。

 昔は一家の大黒柱となる方がお一人で家庭の収入を支えるというライフスタイルが一般的でしたが、今では共働きをする世帯が増加傾向にあるようです。

 しかし、それによって収入が倍になり生活が豊かになるというケースは少なく、どちらかと言うと長く続く不景気で”家族で生活に必要な収入を得る“といったイメージが近いのかも知れません。

 中には年収が80万円前後のパートを含めたアルバイトの方も多くいらっしゃいましたが、最近では”人間関係の煩わしさ”や安易に始められる環境が整ったWEBビジネスを選ばれる方も多いと言います。

 そう言えば、弊社のサイトにおける検索ワードでも”WEBで儲かる副業“とその関連キーワードが目立つようです。

 ただ、この”WEBビジネス”…取り分け個人様による”副業“や”小遣い稼ぎ“に分類される収益モデルを確立するコトは難しいと言わざるを得ないというのが今の現状ではないでしょうか。

 そこで今回は、数あるWEBビジネスの手立ての中から”アフィリエイト”を例に考えてみたいと思います。

 まぁ、当サイトをご覧頂いている方であれば”アフィリエイト”自体はご存知でしょうから説明は割愛させて頂きますが、どうしても仕組が気になるという方はこの先を読まれる前に”アフィリエイトとは”と検索して詳細をお調べ下さい。

 さて、少しでも生活の足しになればと始められる”アフィリエイト”、実のところ儲かるものなのでしょうか?

 基本的に誰にとっても収入というものは”早く得られる“方が良く、より”金額の多い“方が好まれるものです。

 最初は”収入を得たら何をしよう”という思いが頭を駆け巡るのでしょうが、少しでも結果が出てきたのなら思いは”もっともっと稼げるんじゃないか”と変化していきます。

 ここで「アフィリエイト市場調査」の情報をみてみましょう。昨年発表されたデータですが、検索すると簡単に見つけられますので、興味ある方は検索してみるのも良いかも知れません。

 では、簡単にですが調査対象となった方で、月3万円以上の収入がある方(2.4%)の条件をみてみましょう。

・少なくとも1年以上のアフィリエイトの経験がある。

・ブログを含み平均で6.3サイトの運営を行っている。

・毎日3.1時間以上をアフィリエイトサイトの活動時間に当てている。

・独自ドメインを初めとする月額5,000円以上の経費をかけている。

 自身で割り切らない限り、アフィリエイトの活動に休みは無いでしょうから、3.1×30=93時間…単純に時給900円でバイトをしたとして給料が”83,700円”となりますから、必要経費も考えて月額10万円以上の売り上げを出さないと割に合わないです。

 いや、これくらいの数値であれば結果を出している方の事例を考えればリアルな話で、もう少し売り上げを伸ばさないとあまり効率的なお金の稼ぎ方とは言えません。

 でも、多少増えたところでこの収入で生活を行っていくのは難しいでしょうから、やはり副業や小遣い稼ぎだと割り切って考えないといけないですかね。

 そう考えると僕たちの様に”普段から仕事でパソコンを使っていてある程度の時間をかけられる状況”でないと成功者(?)の条件に当てはまるコトすら難しいでしょう。

 今後、ますます”アフィリエイト市場は拡大する”とは言われています。

 もちろん、正しく取り組めば収益を伸ばしていくコトは可能です。

 しかし、ここでは”企業側としてのメリットが大きい”状況で拡大していくと読み取る方が正しいかも知れません。

 つまり、一人のアフィリエイターで売り上げられる商品点数には限界があり、WEBサイトからの売り上げを伸ばすためには企業ホームページへの導線となる”売れたり売れなかったり“や”月に数点を売り上げる“アフィリエイター数万人も有益な協力者に違いないという訳です。

 んで、ここから本題に入っていきたいところですが、ここで一旦、区切りを付けたいと思います。

 最近では文章を簡潔にまとめるコトをあきらめて前後編へ分割する方向に変わりつつありますが、そんなこんなでここから後編へと続くのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 後編の記事はこちらから。

ブログを更新できないと更新しないコトについて思う。後編



経営判断でブログ更新を休むというのも十分ありなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ブログ更新に力を入れないのは何も変わらないが、力を入れ過ぎるのは企業や人に跳ね返える問題に成り得る?

 早速ですが今回は後編の記事なので、直ぐに本題に入っていきたいと思います…という訳で、前編ではブログをなかなか“更新できない”という点について考えてきました。

 ちなみに、前編の記事はこちらからどうぞ。別ページで記事が開きます。

 しかしながら、深刻に問題なのは“更新できない”よりも“更新しない”判断や努力の方です。

 もちろん、ブログを書かれる経営者様や担当者様にとって人的な負担では無いのであれば別に考えなくて良いコトなのですが、企業経営には繁忙期と閑散期があり、大きな仕事でホントに“ブログを書いている暇もない”という時期があるコトも十分に考えられます

 僕の場合を例にすると、最近は各クライアント企業様のWEBサイトにおける月間ログの集計と検証をしながら、企画提案やデザインレイアウト案を作っているのですが、今月はこれに“WindowsXP”のサポート終了に伴う相談と“消費増税”に関する作業が立て込んでおり、嬉しい話ですが寝られないくらい忙しい日もあります。

 それでも何か簡単な内容のものでもブログ更新はしてしまう状況です。

 しかも、僕自身が困った性格だと思う点は“忙しいとストックしたタイトルを使わない”というところでしょう。

 疲れていたり、時間を急かされていると元から記事を書こうと考えていたテーマがまとまらなかったり、内容がぶれたりするため予定していたテーマを使わずに見切り発車でだらだらと書き進めながら“落としどころ”や“テーマ”を絞っていきます。

 結果は、簡潔で良い文章にまとまったり、いつも以上に長い文章になったりと様々です。

 ただ、こうまでしてブログ更新する意味があるのかと言えば、もちろんありません。

 僕の場合はまだ当日行う仕事は熟せていますし、頭の切り替えが出来てちょうど良い息抜きにもなるのでメリットはあるのですが、何のメリットもなく自身のすべき本業を圧迫してまでブログの更新をするなんてナンセンスです。

 しかし、ブログが続く方の中には少なからずこのタイプの方がいらっしゃいます。

 習慣づけというと聞こえは良いですが、旅行や外食のたびにFacebookに画像を上げたり、LINEで絶えず連絡を取り続ける方の中には中毒に陥っているケースも少なくないと言われていて、同様にブログの更新作業が“実生活や健康に被害が出る”ようになってくるとそれは問題外です。

 著名な方が疲れてブログやSNSを休むというのがこれに当たるかも知れません。

 ブログを更新するという行為だけを考えてみれば“適正回数”というものが存在します。

 この回数は業種ごとに異なってきますが、逆に言えばこれ以上記事を書いても差して効果に違いは無いという回数です。

 確かに、読者が待っていると言われる通り魅力的なブログサイトも多数目にしますが、ビジネスに悪影響が出たり、身体を壊したりしては意味がありませんので、前編で述べた書けてない方はまず1記事を、毎日更新して負担を感じている方は肩の力を抜いて頑張ってみてください。

 まぁ、当ブログでは土曜の更新をやめてから約3か月、1日の平均アクセス数が2倍以上にまで伸びて安定しているので、適正回数以上の更新をしていたようですね。

 今後の当ブログ運営の目的としては、次の2つがあります。

 “ホームページ有効活用”のカテゴリ更新日の一日の平均アクセス数を“1”とするとその八割程度しかアクセスの無い4コマ記事カテゴリ更新のサイクルを長くするコトによって一日の平均アクセス数に変化はみられるのか。

 または、平日の中日である水曜日にブログ更新は休みにしてアクセス数に変化が見られるのか。

 このどちらかでしょうね。

 とりあえず、文章が長くなったのでこの記事を前後編に分けたのですが、分割した結果、この記事がちょうど550記事目の節目となるのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。