通販サイトの運営が順調かどうかについて考えてみる。その2



通販サイトの運営の際に悩む現状維持と投資拡大のタイミング。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 さて、前回のテーマの続きなので早速、本題へと入って行きましょう。

 通販目的でWEBサイトの運営を行っている場合、売り上げの状況を見てこのままの“現状維持”と集客のためのツールや広告媒体を導入して“利益拡大”を行うかの2つの選択を迫られる機会があると思います。

 しかし、現状維持のままでは競合サイトが増えて行く中、サービスや商品の鮮度は落ちてゆっくりと衰退していくだろうコトは世の常ですし、投資をして利益拡大を狙ったところで成功する保証はどこにもありません。

 また、投資額以上に利益が伸びなかったり、一時的な売り上げ増加で落ち着いたり、失敗の実感や現状の売上の満足で企業努力を止めてしまうケースも多いようです。

 もちろん、企業規模や資本が理由で今のタイミングでの投資が難しい場合もあるでしょう。

 けれど、企業体力的には投資が可能で通販サイトの利益追求を行っているのであれば、上記の図のAグループとBグループを繰り返し続けるという認識覚悟が必要になります。

 ただし、多くの企業様では集客のためのツールや広告媒体を活用し切れていないようです。

 正直なところ、自社のサイト運営に適した集客手段の選択の優先順位はありますが、新しい集客の手立てがマイナスに働いているという事例は少なく、多くは活用のための企画や社内体制が整っていないコトが原因だと考えられています。

 つまり、これが企業側が集客媒体を使いこなせていない状況だという訳なのですが、万一、もう少しで結果が出そうという状況だった場合、経営者様が現状を把握していないのは勿体ない話です。

 折角、企業成長のための投資としてWEBサイトを運営しているのですから、社内での協力体制運営体制を整えてWEBビジネスでも利益追求をしていきたいものですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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通販サイトの運営が順調かどうかについて考えてみる。その1

ターゲット層が類似品へ浮気するコトについて考えてみる。

 

通販サイトの運営が順調かどうかについて考えてみる。その1



通販目的のホームページ運営で自社の状況を把握するには?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 通販サイトを運営していると“投資”している費用の方が上回る赤字の時期と“売上”が運営費用を上回る黒字の時期が必ずあるというコトに気づかされます。

 最も大切な点は、自社が運営している通販サイトから“1点”でも商品が売れる状況にするコトです。

 ただ、この売れるようにする手立てと売り上げを伸ばすための手立ては全然違うので、今回は既にWEBサイトから多少なり商品が売れていると仮定をして話を進めて行きましょう。

 先ずは、上記の図をご参考に自社の通販サイトの運営状況を考えてみて下さい。

 ひとつ目の図は、予算と規模から考えるポジショニングシートですがADグループの位置づけになる程、売り上げを伸ばしていくための手段の選択肢と基本的に利益は少なくなっていきます。

 極端な話をすれば、Dグループに属しているのであれば単なる“小遣い稼ぎ”程度の売上しか見込めず、WEBサービスや決済等のシステムの利用料を差し引くとほとんど利益が残らないというケースが多いようです。

 更に、売り上げを伸ばそうと新規に広告の活用をすると逆に赤字となる事例も多く、この状況は本来一時的な状況であるにもかかわらず、失敗したと早々に判断される経営者様も少なくありません。

 次に、ふたつ目の図になりますがこちらはもっと分類が難しくて一例としての“利益曲線”は書いてはいますが、本当は企業様によって全然異なったカーブを描きながら赤字と黒字を長いスパンで繰り返していきます。

 しかし、単にこれだけを意識したとしても改善点や課題、次の目標が見えてくるものです。

 ただ、このまま話を進めて行くと要点がまとまらなくなるので、一旦、ここで話を区切ってこのテーマは久しぶりの前後編とさせて頂きます・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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通販サイトの運営が順調かどうかについて考えてみる。その2

ショッピングモール出店で失敗しない要素について考えてみる。

 

Amazonのシステム障害に消費者としてリアルに遭遇した話。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 前回の4コマ記事で“Amazonのお勧め商品に興味が持てない”という内容のものを書きましたが、今度は6月22日に注文履歴が見れなくなるという障害が発生したようです。

 実のところ、21日の深夜に予約していた商品のキャンセルと新たにBlu-rayの注文をしていたので、リアルタイムにこの状況に遭遇しました。

 んで、商品の発送を確認しようと翌日にサイトをチェックしてみると…。

 現在、一部の注文の表示に問題が発生しています
お探しのご注文が表示されない場合は、このページをリフレッシュしてください。または、確認したいご注文の欄にある「注文の詳細」をクリックしてください。

 いや、消費者の立場として不安になりますって“一部”って文字が入っているだけで、調べてみると誰もが見れなくなっているようなのに…この“一部”という言葉一つでもう疑心暗鬼の状況です(“カード情報は大丈夫か?”とか)。

 どちらにしても明日に商品が届くかどうかで対応を考えないといけないのかなぁ。

 いやはや。。

(連載80)過去のブログ記事の見直しはホントに面倒で仕方ない。



猿じゃダメらしい。当サイトのブログ記事の構成について見直しするかを考えてみる。

 正直に言って“暑い”のは苦手です。

 いや、寒いのは平気なんですが、夏バテしやすい体質なのか暑い日が続くと企画や提案を考えるのは夜になってしまうコトが多くなりますし、ブログ記事なんてアイデアがあっても書く気が起こりません。

 そんな訳で、去年のブログ記事を見直していると…。

4コマ記事のレイアウトをどうしようかと試行錯誤してみた。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 やはり、この時期にブログ更新の負荷軽減を行ってましたね(笑)。

 確かに、今の4コマ構成にして更新の準備にかかる時間は軽減できています。

 まぁ、ブログの記事を書き始めるまでが重い腰になっているという状況は今も変化ありませんが、折角なのでホームページ有効活用記事の軽減についてもまとめてみました。

当サイトのブログ記事の構成について見直しするかを考えてみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 確かに、ブログ記事を書き始めた頃はホームページを一般公開したという経緯もあり、更新を続けるコトによる検索ワードの増加や検索エンジンにどう反映されるかを検証するという目的が大きかったです。

 ですが、今でもそれが自社サイトを運営する主な目的なのかと問われれば、そうとは言えません。

 年々ブログの更新回数を減らしても一日の平均アクセス数は伸びていて、おそらく週1回もしくは隔週1回の更新にしてももう月間アクセス数へのマイナス影響は出ないでしょう。

 また、以前書いた記事を見て当時の状況と今とを比較したり、WEBの広がりにより問題点がどうなったのか等、資料として活用していきたいという気持ちもあります。

 しかし、どんな改善でも習慣づくと慣れてしまうもので過去の文章だけの記事は自分でも見たくないかな。

 まぁ、ブログの更新回数はどこかのタイミングで減らすにしても、過去の記事には今でも使えるWEBビジネスやホームページ運営を行う上での大切なポイントを書いていますから、少しずつ可能な範囲でテーマに取り上げたリメイク記事でも書こうかなぁ…なんて思う今日この頃なのです。

 いやはや。。

良く分からないホームページ制作時の準備について考えてみる。



ホームページの制作を依頼しようと思った時に準備しておくコト?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページ制作についてのご相談で多いものに“いくら費用が掛かりますか?”というものがあります。

 そもそもホームページが必要なのか、よく分からないけれど周りから言われるままに制作するコトを検討している…こういったケースでは、社内体制の確立やWEBサイト運営のモチベーション維持は難しいようです。

 誰しも必要性を感じてないものに、費用と労力を掛けようとは思わないでしょう。

 そもそも制作するホームページには、大きく“テンプレート”と“オーダーメイド”の2つがあり、基本コンテンツのホームページ公開後に運営を経験していく方法と目的やターゲットを設定してWEB戦略に適したものを作り上げていくどちらかを選ばなくてはなりません。

 極端な話、ホームページを使って何が出来るかという考え方と何をするためにどんなホームページを作るかという考え方の2つがあるという訳です。

 まぁ、どちらが正しいというものでもありませんが、これからホームページを制作するというのであれば“オーダーメイド”による制作を検討した方が良いと個人的には思っています。

 また、制作費用についても“予算”は伝えたくないが“見積もり”は早く知りたいという傾向も多いようです。

 おそらく、WEB業者に予算を言うとギリギリの金額で見積もりを出されてしまうという心配、逆に、どのくらいの費用が必要か知るコトで“安心したい”という気持ちが働くからでしょう。

 しかし、予算を提示するコトでWEB会社から優先すべきコンテンツや仕様を提案してもらえるというメリットがありますし、何も決まっていない状況で提示された見積もりで良いのかという疑問もあります。

 上記の図では、一例ですがオーダーメイドでホームページ制作した場合の流れを紹介しています。

 ある程度の結果を出すための社内準備と制作をするのであれば、やはり労力費用はある程度かかってくるものなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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ホームページからの利益の期待とギャップについて考えてみる。

WEBサイトの制作側と依頼側で起こる意識のずれに思う。

 

企業がWEBの担当者を決める際のポイントについて考えてみる。



ホームページ担当にはどんな人が“適しているか”ではないのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 最近やっと“若い”からや“パソコンに詳しい”からといった理由でホームページ担当となる状況は減り、誰もが社内業務としてWEBに関する仕事があるのは当たり前という認識が広まってきました。

 しかし、WEBからの利益増加は企業課題で、担当者にかかる責任は年々大きくなる一方です。

 更に、企業側もWEBの担当をどう決めたら良いのか、社内でどのようなサポートをすれば利益に繋がるのか、WEB運営サポートや更新の保守契約をしていれば、連携をどうすれば良いのかといった課題は多くあります。

 担当者様もチーム担当でなく企業ノウハウもない状況では何をしたら良いのか分からず、試行錯誤しながら前向きに取り組んでいるけれど結果直ぐに求められる状況に心理的に大きな負荷を感じている方も多いようです。

 だからと言って企業側から指示を出せるノウハウもないので、とりあえず、検索で一番上に表示されるようにSEOに役立つと言われた企業ブログを毎日書かせている。

 これで成功すれば良いのですが、結果を感じられないのなら人件費が合わないと思われるコトでしょう。

 実のところ、WEBの担当に適しているかどうかは“センス”や“性格”といった要素も確かに関係しているものの、冷静になって考えればそれはどんな業務内容も同じで必須条件ではありません。

 むしろ、ビジネスなのですからWEBをどう活用していくのかといった経営戦略の方が重要で、企業側がどういう活用をするからそれに適した人材を担当にするといった人事の方が大切なのです。

 上記の図にも書いていますが、担当決定後のポイントに“運営予算”と“協力体制”があり、WEBの担当者が業務の中で動きやすくするコトは企業側の責任です。

 ノルマは可しているのに他の部署の誰もホームページ資料の作成に協力しない状況では有効活用云々の前に優秀な人材が育たないだけでなく、社内でのノウハウ蓄積も出来ないでしょう。

 そう言えば、社内体制を作らなかったせいで全て業者の言いなりになってしまったという事例もあります。

 どちらにしても企業様が考えるWEBの戦略目標と担当者様の役割を一致させ、それに向かっていくコトがWEBビジネスで成功するための近道なので、“担当”がではなく“会社”がWEBを活用するといった意識が必要なのです。

 他にも結果の検証や改善、今後の投資増減を考えると情報共有を行うための社内体制作りも重要なのですが、それはまた別の機会にでも記事にまとめようと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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やるべきコトが分からない場合のWEB運営について考えてみる。

ホームページ運営に向いている性格について考えてみる。その2

 

WEBビジネスで成功のためのスマホサイトについて考えてみる。



何も“ホームページ”だけが消費者へアプローチする方法では無い。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 スマートフォンによるホームページ閲覧の割合が増えているという話を耳にしますが、そりゃそうでしょう。

 いちいち自宅でパソコンの電源を入れて机の前でインターネットするのは面倒だと感じる方の割合は一定数あるでしょうから、ちょっとした検索ならスマホで済ませてしまうはずです。

 それから、SNSが広く利用されるようになったコトにも影響はあります。

 SNSの書き込みをしていたついでにインターネットをする…この場合、そのまま手に持ったスマホで検索をしていたとしても当然だと言えるのではないでしょうか。

 間違ってはいけないのは“増減”と“移行”は違うという点です。

 例えば、地域にピザ屋が無くて独占状態だったのに“これは儲かる”と後から開業するピザ屋が乱立した場合、元からあった店の売上は落ちたのではなく、消費者の選択が増えたコトで利益が“分散”したと考えられます。

 もしかしたら、後発のお店は“思ったよりも儲からないな”と感じて、その地域のピザのデリバリーサービスというビジネスモデルを荒らすだけ荒らして早々に撤退というコトもあるかも知れません。

 こうなると元からあったお店は完全に被害を被っただけとなりますが、そうならないためにも“選ばれる”ための消費者と繋がる手立ては一つでも多い方が良いという訳です。

 企業側にとってエンドユーザーと繋がる手立てとして今や“スマホサイト”は有効な手段の一つなのです。

 もちろん、WEBビジネスが“スマホサイト”だけで成功するなんてコトはありえませんが、通販でもパソコン操作が分からずスマホでしか買い物の出来ない層が若者の間でも増えているという事実は、スマホサイトをパソコンのサイトとは別の手段として意識しなければならない十分な理由になります。

 そう考えるとレスポンシブWEBデザイン仕様でパソコンとスマートフォンのホームページを一括管理している企業様の割合が伸び悩んでいるという現実も当然なのかも知れません。

 それでもスマホサイトも有効活用するとなると更に費用と手間が掛かってくる訳ですから、パソコンサイトを拡大すれば見れるのでスマホサイトの制作は見送っている、スマホサイトはまだあれば良い程度にしか考えていないという企業様も確かに多いようです。

 ただ、最近ではスマホでは動作しないプログラムや動画の多用でパソコンサイトとスマホサイトの共有もままならなくなってきていると聞きますし、自社サイトの不具合に気付かれていない企業様もあるのではないでしょうか。

 どちらにしても単なる“ホームページ”だと何時までもパソコンサイトとスマホサイトを一括りに考えていては、WEBを活用したビジネスの成功にも限界がくるかも知れないのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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レスポンシブデザインとスマホサイト別制作の違いに思う。後編

スマホでブログを見たときの広告出現イメージって、どう?

 

(連載79)自社サイトの発信情報には定期的な真偽の確認が必要?



猿じゃダメらしい。サイト運営の有効方法は常に変わってくものです!

 2012年から書き始めた当ブログの記事数もそろそろ800記事を超えようかとしています。

 そこで、気になってくるのは発信している情報の“真偽”についてです。

 もちろん、間違った情報を発信している訳ではありませんが、古くなった情報の中には新しい対応が有効な手立てになっていたり、今では対策が必要なかったりというのはよくある話だったりします。

 ただ、500記事くらいまでなら気合を入れて見直したり、真偽について精査したりしようかとも思うのですが、800記事ともなると数日作業になるので実務に及ぼす影響を考えると気力も時間も取れそうにありません。

 そもそも、公開するまで何度も見直していたとしても思い込みによる打ち間違いや曖昧な表現、状況によって事例が当てはまる場合とそうでない場合とがあるはずです。

 まぁ、そうならないように出来るだけ当ブログでは参考資料としての問題定義や考えだけを述べて、結論を出さないようにしているのですが、それでも全ての記事を見直せば手直ししたくなる部分が出てくるコトでしょう。

 ちなみに、発信情報が間違いである(もしくは間違いとなる)理由には次の様なものが考えられます。

WEBサイトから発信されている情報が間違っていないか意識する。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 上記の様に、容易に情報発信できるようになったWEBの仕組みは、企業努力によって集客力を高めるコトにも一役買っているのですが、逆に、蓄積され続けた情報に“嘘情報”が混じっているという状況を作ってしまった訳です。

 例えば、削除し忘れていた昨年のキャンペーン情報が今拡散すれば企業様にはマイナスとなります。

 しかし、こういった理由で消費者の方とトラブルになったという事例は年々増加する傾向があり、意識の高い企業様ではリスクヘッジの点から対策をされているコトでしょう。

 ブログやショッピングモール(ECサイト)、CMS(自動更新プログラム)サービスを提供しているWEB企業では、より“簡単”に情報発信できる仕組みばかりが優先されているのが目立ち、情報の真偽や整理、削除を行う仕組みは個人の手間に委ねられるているケースが多いというのが現状なのです。

 ビジネスなのだから利益優先でも仕方がないと言えばそれまでですが、情報発信のシステムを導入して使っていない企業様がある反面、蓄積された情報が古くなっていて見直しをしないといずれ企業ダメージとなるかも知れない“爆弾を抱えた”企業様もあるというコトなのでしょうか。

 まぁ、情報を求める側にも発信された“時期”や発信側への“確認”、複数の同情報との“比較”といった情報収集スキルにより危機回避の確率は違ってくるはずですが、それはまた企業姿勢とは別の話です。

 当サイトもそろそろリニューアルを考えいますが、その際は間違った情報がないかチェックが必要なのかなぁ。

 いやはや。。

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▼参考記事

WEB上の情報が本当だとか嘘だとか、それ以外だとかと悩む。

 

通販ビジネスは自社かECモールへ出店かについて考えてみる。



インターネットの通信販売は、自社サイトかショップモールか。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 インターネット販売を始める場合、その手立ての選択肢として“自社サイト”での通販と楽天やヤフーショッピングの様な“ショッピングモール(ECサイト)へ出店して販売するという2つの方法が考えられます。

 そして、どちらにするかは“運営サポート”の有無や“初期投資”の費用、通販ビジネス開始までの手間などを指標にして選ばれるのではないでしょうか。

 しかし、それぞれの方法にはメリットやデメリットがあって、それらを理解した上で選択をしなければ、逆に“売るほど赤字”という状況になったり、ショッピングモール(ECサイト)へ出店したけれど“売れる前に撤退”するコトになったというのもよくある話です。

 例えば、自社サイトで通信販売を行うのであれば利益幅は大きくなるものの見込客(潜在顧客)の集客は企業様自身で行わなければならず、使い易いシステムや便利な決算方法も前もって準備しておかなければなりません。

 これだけでも広告予算や運営管理するための社内体制なしに成功は難しいと分かります。

 また、ショッピングモールに出店して通信販売を行う場合、システムは自由度は低いものの通販ビジネスを開始する下地は揃っている上に、購買目的の訪問者を集客する手間は減少できます。

 ただ、ターゲット層の方が最安値の商品を探していたり、類似商品を簡単に検索できるという環境は“自社の勝ち抜け”を難しくしていくコトでしょう。

 まぁ、今回の記事だけで全ての問題点を取り上げていくコトは出来ませんが、広くインターネットが普及している今、見切り発車や売上見込がついたらシステムの導入やコンテンツの充実を行っていくという企業姿勢では成功できない状況なのです。

 やはり、WEBに限らずビジネスは投資と損益分岐の設定が大切なポイントだと言えます。

 ビジネスである以上、成功する…という状況がもちろん一番なのですが、それと同じくらい“失敗しない”、利益が出始めるまで“持ち堪える”というのも案外と重要なコトなのかも知れません。

 ちなみに、粗利の設定の際にも“利益”だけでなく“投資”に使える予算幅を考えて設定しておかなければ次の手立てを導入できないまま頭打ちを迎えて身動きが取れなくなったなんて事例も有りますので皆さんもご注意ください・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

▼過去のよりぬき関連記事

ショッピングモール出店で失敗しない要素について考えてみる。

企業ネットショップの課題を少しだけ考えてみる。後編

 

何だかAmazonからのオススメ商品に全く興味が持てない話。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 最近は、趣味のDVDやBDコレクションはすっかりネットからの購入となってしまいましたが、とにかくショッピングサイトやメルマガからお勧めされる商品に興味が持てません。

 えぇ、お勧め商品を購入したコトは一度もないです。

 もちろん、ブログ記事に表示されているお勧め商品も同じで、システムの機能向上はされて趣味嗜好とのマッチング率は高められるはずなのですが、とにかく…。

 興味がない、趣味じゃない、既に持ってる

 売れ残りだなと思える途中の巻(調べてみたら在庫僅かで、他の巻は在庫なし)

 例えるなら、サイト閲覧中に追っかけてくる広告バナーの表示回数に対する購入率(コンバージョン率)が、0.03%程度しかないだろうって感じでしょうか(笑)。

 ホームページを活用したWEBビジネスの成功のためには、“アクセス数を増やす”と“購入率を高める”という2つの対策を考えないといけない訳ですが、ネット広告も同じ問題点が生じるところまで来ている気がします。

 これって多くの企業様に“広告利用”をしてもらいたいという提供する側の都合が見える気がするのはここだけの話なのです、ごにょごにょ。

 いやはや。。