(連載35)ちょっと当サイトの修正をしようか考えているコト。



猿じゃダメらしい。ホントは検索順位に過敏になりすぎる必要は無いと思うのですが・・・。

■自社サイトを使って、タイトルやサイトの修正による検索順位の影響を調べようか検討しているところなのです。

 最近ではタイトルタグの中にある単語の順番を変えただけで、検索順位が多く上下する事例を多く聞きます。

 弊社においても試しに何かキーワードの追加をしてみたいと思ったのですが、そもそも当サイトにおいては英語表記とカタカナ表記と区別はあるものの社名以外での検索できる道筋やSEOを考えていなかったので、さて、改めてみるとどうしようかという状況です。

 もちろん、何も検証しなくとも以前の記事に書いた様に、検索順位への影響にはタイトルタグの文面における単語の出現率文面との照合性などが関係するのかなと推測はできるのですが、やはり当サイトを利用し何度か検証してみて確認を取りたいと思います。

 ・・・まぁ、その結果によっては現在の社名による検索の順位までも落ちてしまうかも知れませんが。

 とは言っても、もともとリニューアル前の当サイトはご契約企業様だけへのサービスとして閉鎖的に検索すら出来ない状況での運営だったので、検索順位゛下がったとしても、もとに戻るコトはなくデメリットは少ないと思えます。

 ・・・ただ、ホームページはリニューアルや手直しを機会にステップアップさせるものという企業理念に基づけば、とりあえずは現状維持をしつつ何か検索対象となるキーワードを加えられたとなるのが一番のはずです。

 でも、そうなると何か加えてもよさそうな有効なキーワードは無いものかと悩んでしまいます。

 また、作業を行ったコトで検索順位やサイトの評価がどう変化したのか検証できなければ意味もありません。

 今から当サイトの状況を年末年始まで比較用の資料として把握してから作業をしても良いのですが、出来れば当サイトの2012年5月頃の一般公開した時のデータもあった方が良く、どうも僕的にはビジネスに関する“ホームページ制作”という類の単語で検索エンジンへの対策を行うのは相応しくなさそうです。

 そこで、参考までに自社サイトを検証した記事を見返してみたところ、何度かログ状況の記事の中で話題になっていた“福岡”という地名を当サイトの検索ワードに加えてみてはどうかという結論に至りました。

 僕としてはWEBサービスというものは営業エリアがサービスの内容により異なるため、地域限定なイメージをつけたくないというのも正直な気持ちで、おそらく今後もそれは変わりません。

 ただ、調べる限り“企業名”による“オーガニック検索”の導線は、キーワードの対象となる単語を増やしたところで影響は出ないように思われますので、現状維持を行えた上で変化がどうでるのか検証できるという点では最適な単語だと言えるコトでしょう。

 とりあえず、追加するキーワード選ぶ決め手にしたバックナンバー記事の一つに「“鶏が先か卵が先か”検索エンジン最適化の視点から考える。(2012年7月2日公開)」がありますが、そう言えば自社サイトのリニューアル直後は社名で検索できるようになったり、その検索順位が上がったり、ログの状況をこまめに記事にしていたものです。

 ブログの更新という手立てだけでどこまでアクセス数が伸び、検索できるようになるものかという検証が一段落してアクセス状況をテーマに取り上げる機会はぐっと減少しましたが、当時はいろいろと楽しかったですし、また今後も定期的にログ状況をテーマにしてみようと思います。

 一応、これら幾つかの記事には“地名”による検索エンジン対策はしない旨も書かれていました。

 また、前後にある中で6月19日の記事では、訪問者の県別シェアが書かれているのですが、仕事柄その他のログデータも残しているので、更新した後の状況を当時のものと比較も出来そうです。

 ちなみに、県別のアクセスは下記の通りに変化しています。

▼当サイトの県別の訪問者シェア

・2012年5月

福岡 71.25%  大阪 17.50%  東京 5.00%

・2013年10月

東京 41.48%  大阪 9.99%  福岡 6.88%

 上記の通りです。

 10月のデータは、たまたま福岡が3番目となっていますが神奈川県や愛知県の方が上位にくるコトも多いように感じます。

 今や全国からアクセスがあり、広く弊社のホームページを見て頂ける様になったのは嬉しい限りです・・・が、検証という意味では社名以外の組み合わせとなる(“地名+○○”の○○の部分)単語でも対策を行わないとオーガニック検索からの導線は強くならないので、もしかしたら検討している更新作業はあまり意味が無いかも知れません。

 まぁ、今では関東圏内からのご相談やご依頼を受けるコトがあるとはいえ弊社は紹介による受注が中心ですし、新規の受注は資料を見る限り、ご契約済みのクライアント企業様と同じか近隣もしくは支店の所在する県からの依頼ばかりです。

 検索に効果が出ようと出まいと受注への変化はほとんど無いでしょう。

 むしろ、検索順位の上下によるビジネスへの影響というデータを得る点から考えれば、メリット面の方が大きいとも思われますので、これもまた社内ノウハウを蓄積するための検証だと考え、年末年始辺りにでも時間が取れれば更新して対策をしてみようと思います。

 ただ、それより先に進行中の提案や制作物件を年末納品に向け頑張らないと自社作業なんて無理なのですが(笑)。

 いやはや。。

ホームページを活用する際の向き不向きについて考えてみる。



考えるとホームページに適した商材というのはあるもので・・・。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■ホームページがネットを通して配信するという仕組みを超えて、企業への導線を考える時期なのです。

 経営を行う上で企業がホームページを所有しているというのが当然であるかのような時代ですが、各企業様におけるWEBの活用目的を見比べてみると未だ曖昧な部分も少なくありません。

 パンフレット代わりとなるIR活動から売上への貢献まで、企業ホームページを持つ目的は単純に考えても次のものが上げられます。

・企業紹介、案内

・来店、来院誘導

・通信販売

・反響営業、問い合わせ誘導

・個人情報の収集

・サービス提供と利用者獲得

・情報発信、流行誘導

 何だか昔よりも目的が枝分かれして細分化している様に感じるのは、WEB業界の発展とインターネットが生活に根差してきたからだと言えそうですが、やはりこれらの中でも目標達成が難しく競争が激しいものと言えば今も昔も“通信販売”と“来店誘導”を目的としたホームページの運営でしょう。

 例え、上記のどの目的のホームページであったとしてもSEOやネット広告、他の媒体を活用したホームページへの誘導は可能なのですが、本当の目的は“ビジネスに繋がる”コトであり、WEBの活用が企業の利益に繋がらなければ意味がありません。

 実のところ、損益分岐や企業ホームページへどれだけ力を注ぐかによって、ある程度のアクセス数を伸ばしたり、ターゲット層を確保するコトは可能です。

 ・・・ですが、ホームページへの誘導が即利益になるというものではなく、企業様は自社サイトへのアクセスから来店や購入率を初めとする結果に繋げて企業利益に貢献するために日々悩み、努力を続けるコトになります。

 また、特に通販サイトでは自社商品の購入者を育客してファンになってもらい、継続するリピーターに育って頂くコトは企業側の最終目標なのですが、最初の“自社サイトからの商品購入”ですら繋がりを持つコトは大変なものなのです。

 購入意欲を高めて頂くためには実際に、食べてもらったり、飲んでもらったり、サービスを体験してもらったりするのが一番というのが、企業様側にとって共通の思いなのですが、これが一番、WEBの苦手としている点だとも言えます。

 数ある競合の中から自社の商品を選んでもらうためにも“疑似体験”というポイントはクリアしないといけない課題なんだと僕も思いますが、資本力をつぎ込みリアルでの店舗との連携が出来る大手企業様であればまだしも、直ぐにはこの問題を解決するコトが出来ない企業様がほとんどでしょう。

 そういった意味では、“疑似恋愛”や“疑似冒険”が出来る内容の類似したシステムの携帯ゲームの供給が多いのも納得というものです。

 むしろ“セカンドライフ”等は環境不足や面倒な手間ばかりが目立ちましたので、時代が早かったと言えるかも知れません・・・まぁ、だからと言って同じようなものが今後流行るかと言えば別ですが(笑)。

 人間の感覚を刺激したいのであれば、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚にうったえるというのが有効です。

 そうそう第六感やセブンセンシズ(って、おい!)ってものも聞きますが、ここで並べて考えると限が無いのでとりあえずは割愛しておきましょう。

 これらの中でもWEBにおいては、“視覚聴覚”による刺激を得意とし、“味覚嗅覚触覚”というものを苦手としており、昔から得意な部分に対する表現方法や演出の向上と苦手な部分のフォローの手立てが試行錯誤されてきました。

 ただ、どうしても提案のし易さか人間の性か、得意な部分へのアプローチ方法の発展に比べて、苦手な分野の改善は置いてけぼりとなっていたように感じます。

 精々、出来ていたコトと言えば、“サンプル、試供品、スターターセット”、季節によっては“お楽しみ袋、福袋”と言った名前を変えたテスター経験がほとんどです。

 しかし、少量では効果や良さが理解してもらい難い上に、本商品そのものを初回割引にすると価格目当ての一元さんや確信的利用者ばかりが集まったりするため、年々追うごとにテスターから本商品の購入に繋がる率は減少しているコトも合わせると力を注ぐ企業様が減少していく現実も納得できます。

 こういった問題点は、lite版、チュートリアル等と言った“ネット上で完結できる疑似体験”とは勝手が違うようです。

 今や映画ですら話題性のために、最初の数分を開放するものも少なくありませんが、もしかしたらネットで完結できない商品やサービスを提供する移動サービスやアンテナショップ、コンビニ等との連携など次の手立てを考えなければならない時期なのでしょう。

 例えが悪いですが、大手家電メーカーで商品に触れてネットで注文するという層が増加しているコトを考えるとまだまだこの辺にビジネスチャンスは眠っていると思うのですが・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

ホームページ画面のキャプチャーや画像の転載について考えてみる。



オリジナルではない画像のホームページへの使用には要注意。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■リンクのためのトップページのキャプチャ画像にも転載不可のものが写っているかも知れないものなのです。

 さてさて、ブログ記事のテーマを何にするか・・・ゆっくりと考える時間が無い時にでも直ぐ書き始められるようにとテーマタイトルのストックを定期的にしているのですが、この記事を最後にそのストックも無くなります・・・もう、完全に使い切りました。

 もちろん、こんな状況では書き溜めたストック記事もあるはすが無いです(笑)。

 まぁ、全くネタが無いというわけではなく簡単に記事にまとめられそうなテーマをストックしていて、早い話はそれが無くなったってだけの話なのですが、ストックが貯まるまでは“書いて、直ぐに公開”なんて、こんな忙しい日々が続くのでしょう。

 では早速、今日の本題に入っていきます。

 今やインターネットでは様々なサイトやブログ、最近ではSNSもそうなのですが閲覧をしていると数多くの画像が挿絵グラフとして掲載されており、これらは各WEBサイトの公開している目的に貢献し、見易さという点からも彩っているようです。

 WEBは年齢性別を問わず、個人の作品をいろんなアプローチで公開していくのに適しているツールだと言えます。

 また、イラストや動画を作るという側に立ってみてもハードとソフトのどちらの面からも環境は充実してきていると言っても良さそうです・・・まぁ、これは極めていて現状の環境が物足りないという人は除いてなのでしょうが。

 さて、ここで気になる点は、二次創作のイラストやホームページ画面を無断転載しているキャプチャ画像です。

 実は、表立ってニュースや問題になる機会が少ないのですが、個人様はもちろん企業様であれば尚更、リスクヘッドとして“無断転載”の決まりについては把握しておきたいものです。

 そういえば“違法アップロード”は動画だからか時々ニュースに見かけますが、これもまた“無断転載”に含まれる違法行為で、こちらの方が皆さんは想像しやすいかも知れません。

 いや、僕はサイトは持っていないから関係ない・・・と思われる方も多いかも知れませんが、むしろ“Twitter”等のコミュニティーツールの方が問題視されている事例もあり、出回っているルールやガイドラインの情報が不明確であるにも関わらず、誰もがある日突然“加害者”になってしまう可能性もあるようです。

 ここで深い話までは出来ませんが、身を守る上から気をつけておきたい点は“著作権”と“肖像権”でしょう。

 特に肖像権は、プライバシー権の一部で人格権と財産権に大きく分けられ、パブリシティ権(人に備わっている経済的な価値を保護する権利)とも違い、やはり専門的な話となるとこの記事内でまとめるのは不可能なようです。

 深夜の見通しのよい交差点で絶対に車が来ていないと確認した上で赤信号を渡っても良いものか・・・という例え話を耳にするコトがありますが、違法にアップされたものは後にも残りますし、犯罪であるコトに違いはありません。

 もちろん、二次創作やキャプチャした画像全てが違反である訳ではないのですが、専門家に相談せず自己判断で軽く考え、承諾の伺いや掲載の確認を取っていない個人様や企業様の方が手順を踏んでいる企業様と比べて数の上では多いというデータを見るとこの問題は危険度が高いと言えるでしょう。

 インターネットの普及し始めた頃は“リンクフリー・アンリンクフリー”が暗黙の了解で一般的でしたが、WEBの活用が生活の一部にまで根付いてしまった今、情報を発信する側がコピーライトと同様に可能な限り“転載の自由”も表記するコトが定着すると良いのですが・・・まぁ、正直なところ難しいですね。

 ちなみに、そういう弊社のサイトもコピーライトしか表記していないのですけど(笑)。

 弊社のブログ記事の場合、毎回のテーマに対して考えている内容がWEBの仕組みの変化により違ってくるコトも考えられます・・・やはり公開時に意図している内容が違ってきていないか確認する上からも、転載を希望される際は知らせてもらいたいですね。

 また、当サイトでは文章を全てオリジナルで書いているのはもちろんですが、グラフ等の挿絵も自身で作成したものを掲載しています。たまに、検索エンジンの一部をキャプチャしていますが、日本はもちろんアメリカにおいても検索エンジンの無許諾利用は適法となっています。

 まぁ、適法でもやっぱり当サイトではキャプチャをせずに雰囲気を似せてオリジナルで画像を作るコトも多いです。

 どちらにしても合法的に画像を転載できるケースもあるようですし、この問題については簡単にまとめては述べられず、別の機会にまた記事にしなければなさそうですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

最近、Googleを筆頭に何かとログインし直しをさせられる。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 

 最近は、何かとサイト内でページを移動する際にもパスワード入力や再ログイン画面が表示されて何度も入力をさせられるという機会が増えてきました。

 まぁ、セキュリティという点から考えるとこの方が安心なのかも取れませんが、ログインした状態であるにも関わらず、管理画面へのページ移動や購入履歴を見るにも何度もパスワードの入力を繰り返すなど、これが頻繁に続くと正直なところうんざりです。

 何十回も・・・とは言いませんが、1日平均で十数回はアカウントやパスワードを入力し直している気がします。

 僕の場合、プライベートとビジネスはもちろん、利用するサービスによってパスワードを変えている方ですので、中にはパスワードを複雑にしたために暗記していないものもあったり、なかったり・・・。

 特に“Googleアナリティクス”の管理画面のホームがリニューアルされてからは、今まで通りにログイン状態の維持は出来ているのですが、アクセスの度に“言語設定”を日本語にしないといけなくなりました。

 どうしてなのでしょう。

 これがなぜなのか、まだ詳しく調べていないので原因は不明なのですが、アクセス・・・うん、また英語での文字表記になっているな、“Setting”から日本語を選んで・・・というコトを繰り返しています。

 僕としては、設定はきちんと保存をしているつもりなので、多分どこかが違っているのでしょう。

 この件に関しては、ヘルプや設定画面も英語表記になっているので時間がある時に少しずつ内容を読みながらポイントをチェックして行こうと思います。

 後、今ちょっと悩んでいるのは“Windows8”を“8.1”へアップデートするかどうかですね。

 実際には、体感してみないと分からないのでしょうが・・・Windows8.1へアップデートした方々のレビューを拝見したり、変更点を紹介したサイトを調べてみる限り、どれも評判が悪いように感じます。

 しかも、これは“慣れ”とかいう問題でもなさそうです。

 どちらにしても“Windows8.1”にすると動かないアプリ(ソフト)があったり、都度アカウントの確認が必要になるというのが事実であるのなら、まとまった時間が取れるまではアップデートしない方が良さそうというものでしょうか。

 まぁ、今の環境でもホームページの提案や企画、作業をおこなう上では問題ないですし、ブログの更新は“WindowsVista”のパソコンの方でしているので、もう少し様子見ってところですね。

 ・・・つか、まだ“Windows8”用のタブレットを買ってなかったな(笑)。

 いやはや。。

WEB企業とクライアント企業のすれ違いについて考えてみる。



ホントはこのテーマはWEB企業として避けた方が良いんだろうなぁ(笑)。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■WEBの変化や仕様の複雑さ、理解してもらうには説明すべきコトが山のように・・・これでは“すれ違い”も当たり前。

 WEBのサービスを提供する企業にとってクライアント企業様の“理解が無いコト”程、残念に思われるコトはありません。

 WEB企業が万全な品質の商品やサービスだと思っていても、それを受ける企業様が思い描き考えていた商品やサービスと違うというコトはよくある話で、この手の“すれ違い”は意図的な思惑の有無はともかく、避け続けるコトは出来ないものです。

 そして、それはWEB企業側が万全を期して過剰なサービスでホームページという商品を提供したとしても避けられないと誰もが考えているのですが、これは一体どうしてなのでしょう?

 まず、考えられる大きな原因は、クライアント企業様側が“今から受けようとしているWEBサービスの内容や仕様を十分に理解されていない”という点が上げられます。

 例えば、WEB企業側が良かれと思い予算を超えて最新のjQueryやCSS3、HTML5を用いてホームページを制作して提供をしたとしても、企業様がIE6ブラウザを使っていて“壊れているので直して欲しい”と言われてしまうコトは、よくあるようです。

 まぁ、これは制作前の事前確認や説明を行うコトで、ある程度はトラブル回避できるでしょう。

 しかし、こういったトラブルが発生してしまった場合、WEB企業側で訪問者が使用されているブラウザのシェアや見栄えを考えて制作したコトをご説明して理解して頂いたとしても“どちらでも壊れないようにして欲しい”の一言で作り直しになってしまう事例も少なくなく、ホームページ制作のサービスを提供しているWEB企業様にとっては納得できかねる問題のようです。

 また、企業様のイメージがあまりにも抽象的であったり、資料不足のままであったり、明らかに今後トラブルになりそうというのであれば見切り発車で制作を始めずに状況の改善に努め、もしディレクションしても改善が出来ないと判断した際など、時にはお断りするコトも大切だと思います。

 次に考えられる点ですが、実際にトラブルが発生したいろんな事例を見てみるとWEB企業側とクライアント企業側が同じ目線に立っていないコトが原因になっている場合も多いようです。

 これもまた、すれ違いだと言えるでしょうか?

  特にホームページの制作を行っているWEB企業としては、成功事例の実績を作りたいがために予算をオーバーしたWEBサイトを提供されるコトがあるそうなのですが、次の様なホームページの仕様とは関係のないやり取りで大幅に公開が遅れたという話もあります。

「最新の仕様で、スマホにも対応させた作りにしています。」

「ありがとう。それはそうと色合いとイラストが気に入らないから作り直してくれないか。」

 問題点がWEB企業側とクライアント企業側で利用者の“使い勝手”と“見た目”と違っていたという訳です。

 この事例ではこの後、数回に亘ってレイアウトやデザインのやり直しを行い「公開まで時間がかかっても良いから・・・」というお客様の言葉に数か月ほど納品が延びたそうなのですが、これはどちらが悪いでは済まされない話みたいです。

 未だ、ホームページというものは基準が明確ではなく、サービスを提供するWEB企業でアプローチも異なる上に、重要視するポイントが提供する側と受ける側では異なっていて、成功という目的もクライアント企業様毎に曖昧であるが上に、多くのホームページ制作を生業としている企業は、制作中心の収益モデルからの脱却を試行錯誤しています。

 実のところ、“制作は割に合わない”という思いがWEB企業のアチコチで広まっているのも本当の話です。

 もちろん、弊社の様にWEB運営サポートを行っている企業も新しいビジネスモデルを暗中模索しているという状況に変わりはありませんが、制作上のトラブルと運営上で発生するトラブルは質が違います。

 どちらにしても、実際のものを取り扱うビジネスと違い、サービスを提供するビジネスは長い時間をかけて世の中に理解をしてもらいながら根付いていったのですから、WEBビジネスも同様に共通理解が成されるまでにはもう少し時間が必要みたいです。

 どんなビジネスにおいてもトラブルというものは必ず発生するものなのですから、今は一つ一つの発生した事例を丁寧に解決しながらWEBというサービスの理解を求め、根付かせていく時期なのでしょう。

 そもそもWEBを取り巻くサービス自体、ホームページやBBS、ブログやSNSの様にホントの根の部分は同じなのに、どんどん変化していってる様に見えるため、なかなか理解が広がらないというのも当然なのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

2013年11月23日の祝日は「勤労感謝の日」です。



 2013年11月23日は「勤労感謝の日」です。

 2013年11月23日は「勤労感謝の日」なんでブログの更新はお休みです。祝日のピンポイント更新はタイミングが難しいですね・・・って、今日の僕は仕事をしていますが(笑)。次の更新は、25日の月曜日の夜になります。

 いやはや。。

(連載34)ホームページの作るために今のブラウザシェアを知る。



猿じゃダメらしい。ホームページに使うプログラムはブラウザに対応しているのか? 

■最新の仕様でサイト制作をしても、納品先の企業様ですら利用しているブラウザに影響され正しく見れていないかも?

 各業種毎にアクセスログを検証しながら定期的に利用ブラウザのシェアをチェックしているのですが、最近では利用されているブラウザの散らばりはどんどん大きくなってきているようです。

 前回のブラウザのシェアをテーマにした参考記事は“ウェブブラウザの利用シェアのニュースを見て考えてみる。(2013年3月8日)”のものがそうですね。

 ついでなので、2013年2月と10月の弊社のWEBサイトに訪問された方の利用ブラウザがどう変化したか見てみましょう。

■2013年(2月⇒10月)

Internet Explorer(40.32%⇒31.06%)

Chrome(24.01%⇒26.03%)

Safari(14.72%⇒18.60%)

Firefox(12.00%⇒16.88%)

 先日、発表された日本における利用ブラウザのバージョン別シェアが、2013年10月の段階で“1位:IE10(3.78%)、2位:Chrome(17.79%)、3位:IE8(10.78%)”となっていましたが、弊社がWEB企業のためなのか若干平均よりも利用ブラウザの散らばりがあるようです。

 また、当サイトの2013年3月の記事では、他にも医療機関や学校関係、建設業のホームページをご覧になっている方のブラウザシェアも掲載していましたが、それはホームページ有効活用のカテゴリ記事を書くときに比較してみるコトにします・・・が、どちらにしても同じような分散は見られています。

 そうそう、別の記事にする際にはブラウザのシェアだけでなく、PCやスマホ等のデバイスによる閲覧環境の割合にも業種毎に共通点が見られますので、こちらも記事を書く際にはまとめるコトにしましょう。

 さて、話を戻しますが、こうなってくると気になるのはIEのバージョン情報です。

 今回は弊社のアクセスログのデータに絞って見てみます。

■Internet Explorerバージョン(IE中の割合)

IE10.0(48.06%)

IE8.0(27.29%)

IE9.0(14.73%)

IE7.0(7.72%)

IE6.0(2.17%)

 念のために付け加えますが、医療機関や学校関係等の別の業種業態におけるホームページ閲覧者の利用するIEバージョンのシェアもほぼ同じIE10⇒IE8⇒IE9の順序で、その割合にも大差はないようです。

 さて、ここで問題なのは、IE6問題・・・ではなく、IE8問題でしょう。

 皆さんもご存知だと思いますが、最新版でのjQueryではIE8をサポートしていませんし、CSS3やHTML5、Googleの各種サービス等、対応状況をブラウザ毎に調べてみるとIE9以下はサポートされていないどころか、IEそのものが対応できていないものも目立ちます。

 詳しくはまた、ホームページ有効活用のカテゴリ記事においていずれまとめますが、ホームページを制作する上で、下位互換をいつまで、そしてどのバージョンまで行うかは深刻な問題です。

 上記の割合を見る限り、問題はIE8を使ってホームページをご覧になる方をどう対処するかというコトになります。

 これは各ホームページ制作会社の判断となるのですが、スマートフォンを利用したインターネット閲覧が増加する一方、パソコンの買い替え、OSやブラウザのバージョンアップなどをきちんと行う個人様や企業様は二極化の傾向にあるようです。

 今後、クラウド等の安全面が高まり利用される企業様が増えれば、パソコンの環境を最新の状態を保つ企業様の割合が増加していくのでしょうが、自社でのオリジナルシステムの導入率を考えるとそれもまた難しそうなんですよねぇ。

 いやはや。。

アクセスログを設置しているコトについて考えてみる。



アクセスログはステータスではなく活用するために設置するものです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■今回の話を例えるのなら、村の子どもが伝説の剣を手に入れたところで使う機会はないものなのです。

 Googleアナリティクスのサービスが始まって1~2年経った頃は、有料であれ無料であれ、ホームページを制作する際にアクセスログを設置するというコトが、WEB企業にとって一つのサービスであり差別化となったものです。

 しかし、今や各種アクセスログは、企業がホームページを運営する上で切っても切り離せないものとなりました。

 ちょっと面白い話ですが、MTタイプで制作しCSSでGoogleアナリティクスのタグを読み込む仕様のホームページを所有されている企業の担当様が、あるITセミナーにおいて「今の時代はアクセスログがついていないホームページは駄目だから設置しましょうか。」と提案して頂いたそうです。

 どうやらソースにタグが見当たらなかったコトとセミナー時間が限られていたために、先方がアクセスログは何も設置されていないと勘違いをされたようでした。

 そこで、アクセスログは既に設置されているコトを伝えられると今度はプログラムで制作したホームページだったので「でも、今はGoogleアナリティクスの方が良いんですけどねぇ。」と言われたそうです。※もちろん企業ホームページの構成は褒められ、他にも良いアドバイスを頂けています。

 この話からも「アクセスログ=Googleアナリティクス」という認知は今や常識となっていて、一般的なWEBに詳しい方だけではなく、WEBの専門家にとっても広まっているコトを現しています。

 確かに、弊社でもアクセスログの選択の中で“Googleアナリティクス”の優先順位は高いかも知れません。

 しかし、アクセスログの機能が優れていて無料だから全ての企業で設置すべくかと言えばそうでもなく、上場した企業様であったり、自社サーバーを持つ企業様であったり、外部による常時接続のサービスを良しとしない企業様も多いものです。

 極端な話をすれば、データが消失すると困るから“クラウドサービス”を利用している企業様が増加している中、外部企業への流出を心配して利用しない、もしくは利用するガイドラインを設けている企業様も少なくないといいます。

 むしろ、こういったWEBの活用については社内のガイドラインを作成する企業様が増えているようです。例をあげるなら、Googleマップを利用するも埋め込むのか、リンクさせるのか・・・といった感じの違いでしょうか。

 では、ここで話を“Googleアナリティクス(アクセスログ)”に戻します。

 実のところ、WEBを活用した手立てのデータ結果を検証して企業ホームページにフィードバックしていく予定があったり、必要性を感じたりしていて、“目的”を持ってアクセスログを自社サイトに設置している企業様はそんなに多くないかも知れません。

 特に、Web制作時にGoogleアナリティクスを設置するというサービスが“定番”なってきたものの、運営サポートの保守契約の無い場合は、専門的な知識を持つ社内担当様の存在が必須となってきます。

 また、運良く企業内に適した担当様がいたとしても、WEBの専属で取り組めるのであればいざ知らず、兼務であれば両立できない企業様の方が多いものです。

 それだけ、WEBを企業利益に繋げようと思うのならすべきコトは尽きず、専念しなければ難しいと言えます。

 しかし、それにしても誰も見ていない、活用できていないアクセスログが如何に多いコトか・・・。

 例えるのなら、そうですね・・・キャンピングカーを購入して日頃の通勤にしか使用していないとか、レーシングカーに乗っているような状況と同じです。

 さらに言えば、“Googleアナリティクス”においてもWEBをビジネスの一環として活用できている企業様とホームページのポテンシャルを出し切れていない企業様では収集されているデータの表示はかなり異なります。

 もう、Googleアナリティクスのページを開いてひと目で分かるくらいの違いです。

 必ずしもこれから述べる例が正しいという訳ではありませんが、Googleアナリティクスのチャネルグループのページを開いたときの一覧に“Organic Search”と“Direct”、“Referral”や“(Other)”しか表示されていないとして、それが通販目的のWEBサイトの運用であるのならば、これからすべきコトは明白です。

  また、アクセスログの仕様の変化や用語の意味を知るコトも大切だと思います。

 確かに、弊社のようなWEBの運営サポートを行っている企業の様に同業他社のデータを比較する機会は少ないかも知れませんが、既に幾つものサイトを所有し、それらのサイトのアクセスログを比較検証している企業様は増加する傾向のようです。

 まぁ、増えていると言ってもやはり少数派であるコトに違いは無く、今後も100%になるコトは無いのでしょうが、WEBを“有効活用する”のか“活用している”だけのかで結果の差はどんどん広がっていくでしょう。

 何も企業としての企画や手立てを打たず、WEBの運営に費用をかけず、アクセスログは設置しただけ、SEOは業者任せという状況で、売上や検索順位の“結果”を求めても思うようにはいかないものです。

 案外、WEBで成功しているという企業様は、奇抜なアイデアで注目を浴びた企業様よりも地道に企業ホームページを改善してきた企業様の方が多いものなのですが、やはり“自身の成功”を前提に思い込まれている方には時間をかけないと理解して頂けない話なのかなぁ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

やっと各手続が完了したら、もう年賀状を書く季節ですね。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 8月に株式会社になった弊社ですが、他の方から頂いたアドバイスの通り“経営の途中で、個人事業から株式会社に変更したら手続とかが大変”という状況をリアルに味わっています(笑)。

 まぁ、僕としてはじっくりと背伸びをせずに会社を育てていきたいと思っていましたからこれで良いのですが、3ヶ月かけて昨日やっと取引銀行のカードや口座の切り替えが完了しました。

 ・・・いやホント、大変です。

 細かい点は割愛をしますが、印鑑が不足していたりとか、各種書類や証明書が後から必要だったと言われたりとか、何度も法務局や銀行へ出向き、社労士さんや司法書士さん等多くの方々にお世話になっていました。

 そうそう、これも税理士さんに言われていた点ですが個人事業の頃よりも印鑑を押す機会はずっと多くなっています。

 クライアント企業様には口座の変更手続などご迷惑をおかけしましたが、前の口座における取引は全て完了しましたので、後は連絡を待って株式会社以前に使っていた口座を閉じるだけです。

 それから、ケースに整理しているものの仕事場に出しっぱなしにしている個人事業時代の資料も月末には倉庫へ保管し、部屋は片付けられそうなんで一安心出来そうかなぁ・・・と感じています。

 これでやっとセーブしていた受注に、各企画の作成にと本腰を入れられそうです。

 ただ、何だかんだで年賀を準備する時期にもなっているんですよね。

 弊社の場合は、年末が忙しいため11月中に取引先企業様やクライアント企業様一覧の追加資料を作成して、年賀状の準備を終わらせているのですが、こんな感じで今年はまだ取り掛かれていません。

 ここで何とか遅れを取り戻さないと年末作業に影響が出てしまうので、年賀については明日からが勝負になりそうですね。

 さて、今年の年賀は何枚になるやら・・・今年お世話になった方へ新年最初のご挨拶となるので、ここは頑張って書いて、この忙しさを乗り切るしか手はないのでした(笑)。

 いやはや。。

新年の挨拶だけでなく、年末年始はサイト運営の見直しも考える?



サイト運営は正しく手間をかけた分だけ結果に繋がるものなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■年末年始を機会に、企業ホームページの運営について見直すというのも“あり”なのです・・・たぶん。

 つい先日のコトですが、当サイトにおける一日のアクセス数が突然2倍になっていて、その日をきっかけに一日のアクセス数の多い状況が今も継続しているようです。

 とりあえず、分かる範囲での検索ワードと行動フローからアクセス数が集中したページを確認してみたところ、どうやら“新年のあいさつ”や“年末年始”に関係したキーワードで検索されている方が多いというコトが分かりました。

 ただ、これらの記事自体は去年書いていたものなのですが・・・。

 書いた当初もいきなり一日のアクセス数が数倍になって驚きましたが、どうやら今年もまだ有効みたいです。

 もちろん、弊社のブログを更新している目的は違いますのでアクセス数のアップが直接的に弊社のビジネスに繋がるコトはありませんが、それだけホームページへの導線として“季節ネタ”は有効な部類だという裏付けが取れているとも言えます。

 そこで、今日のテーマは年末年始におけるホームページの有効活用について考えてみましょう。

 ここで敢えて“新年のあいさつ”についてをテーマにしなかったのは、去年と同じようなコトを書いても仕方が無いですし、“年末年始”をイベントとしてどう活用するかの方が今は気になったからです。

 ちなみに、去年度の“年末年始”に関する記事は次の通りでした。

▼WEBサイトにおける新年のご挨拶について考えてみる。

http://www.web-style.jp/blog/katsuyou/2013/01/7941.html

▼ホームページにおける年末年始ご挨拶について考えてみる。

http://www.web-style.jp/blog/katsuyou/2012/12/7244.html

 年末年始の営業についてのお知らせや新年のあいさつをホームページに掲載するというコトは、企業にとってもプラスになる部分を多く含んでいるものですが、“年末年始”や“福袋”といったキーワードを無碍(むげ)にするというのも勿体の無い話です。

 通信販売を目的としたホームページでは“ハロウィン”や“敬老の日”、“土用の丑の日”といったイベントや祝日、習慣や流行など敏感に吸収してホームページに取り入れていく方が、日々の通販サイト運営を淡々と行うよりも遥に“リピート客”の囲い込みに有利だと言えます。

 たとえ、新規顧客の獲得についてサイト誘導の手立てが一緒で、回転率が同じ商品を取り扱っていたとしても、多くのターゲット層は“得するもの”や“楽しいもの”に敏感なものです。

 案外、皆さんが思っている以上に通販サイトを初めとするサイト運営が不十分な企業様が多いと僕は思っています。

 リアルでの店舗における売上が落ちてきている昨今、WEBサイトによる売上の向上はどの企業様にとっても課題ですが、十分にホームページ運営に力を入れていると言える企業様の割合は少なく、企業の規模ではなく“いかにホームページの運営に重きを置いているか”で結果が決まるという場合も少なくありません。

 誰々がホームページで成功している・・・これは、よく耳にする話です。

 パソコン弄りが好きな方で業者に頼らず手作りだけれど、まめに更新していて売上が伸びて結果が出てきている。

 一見すると特別なコトであるかに感じますが、専門家にサポートしてもらえる環境にあり資本力も十分ある企業様が通販サイトの運営をしていて負ける要素だとはどうしても思えません。

 おそらく個人様の努力で企業通販サイトの運営を成功されているホームページでは、一つ一つの事例を大切に受け止めて試行錯誤しながらノウハウを蓄積し、改善を繰り返しながら結果を出されたのでしょう、これは尊敬に値します。

 ですが、人材も資本も持っている企業様が“真剣”にホームページの運営に取り組んだとすると結果はどうなるでしょうか?

 専門家に企画や提案を求める企業様の全てが、実直にホームページの運営に力を注ぐかといえばそうでもないもので、資料の準備や企画への投資をせず、結果そのままに“いつも通り”にホームページからの注文を待っている企業様も少なくないのです。

 世の中、そんなに都合よくはいきません。

・WEBについての専門知識を学ぶ

・運営に時間や人的負荷をかける

・先行投資を行いシステムを整える

・流行を商品や企画に取り入れる

 成功する要素は他にもいろいろとあります・・・ですが、ホームページを介した企業利益に繋がる成功というものは、会社の規模や担当人数ではなく、その企業様や個人様が“取り組んだ分”だけが結果として出るものです。

 最近では、単なるランディングページではなく“企画ページ”の提案依頼も増え続けています。

 そういった意味からも“年末年始”という時期は、企業ホームページの運営について“本気”で見直す良い機会ですので、自社で出来る範囲だけでも頑張ってみてはいかがでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。