(連載44)今月はいつもと違う検索ワードが目立っている?



猿じゃダメらしい。Googleアナリティクスと検索ワードから思うコト。

■アクセス数が一時的に”0″になった時は話題になりましたが、一時的に増加している今は騒がれない不思議。

 相変わらず”Googleアナリティクス“においては前日の訪問者数が一時的に倍になる現象が見受けられますね。昨年から今月(2014年2月)までのちょっとした異変は次の様な感じです。

 あっ、この点ばかりを検証していた訳では無いですし、もちろん見逃しているデータもあると思われますので、あくまでも気づいた程度の話と言うコトでご覧ください。

 ちなみに(参考記事一例:アクセスログの一部が消える現象を自社サイトで経験?)※別画面で開きます。

・6日程前の期日から4日間の訪問者数データが”0″になる。月に1回の現象が数か月続いていた様です。

・前日の訪問者数データが一時的に”0″になる。こちらは続けて数日間の確認が取れました。

・前日の訪問者数データが一時的に”2倍”になる。現在も続いていますが、一時的で直ぐに戻ります。

 上記はいずれも”どの辺りをいじっているか”想像の範疇であれば考えるコトも出来ますが、あくまで推測の域を超えるコトは無いので、焦らずに今後の展開を見守りたいと思います。

 そうそう、今回の管理画面のリニューアルにおいてですが、出先で見るにはタブレットでのスクロールが動作しなかったり、端のデータが途切れていたりするようですね。

 OSやブラウザに影響するところも多分にあると思いますが、今までは普通に…というか快適に使えていましたので今後の更なる改善が待たれるところでしょう。

ちょっと使いづらいので困ってはいますが、その反面に複数設定にしていなくてもGoogleアカウントの切り替えがしやすくなったので、自社での作業効率は(単なる手間ですが・笑)向上したと思います。

 まぁ、これら表示不具合の現象後には、毎回見て分かる程度の管理画面リニューアルやカスタマイズが行われているので、今回の現象が落ち着いた後にはどんな管理画面の仕様になるのか興味深いものです。

 ただ、企業がサービスを提供しつづける以上”改善“はあっても”完成“は無いのでしょうが…。

 さて、話は変わりますが弊社のオーガニック検索における検索ワードの分布は、いわゆる”テール“部分ばかりが長いロングテールです。

 毎月1,000種類以上ある検索キーワードの中で検索回数を見てみると10番目に多い検索ワードですら”一桁“ですから、いかに”企業では無く情報を求めてのアクセス“が多いかが分かりますし、またどんな層の方による訪問が多いか推測は容易です。

 また、検索エンジンの利用において”文章”で検索する層が増加してきていますが、その数は伸び悩んでいてまだ単語の組み合わせにより検索している人の方が多いというのが現状です。

 これは、各検索エンジンにおける補助機能が向上してきたからというのも一因なのでしょうが、僕自身はプライベートでの検索では”文章”形式で検索するコトが多いように思います。

 そんな中、いつもは見かけない目立つ検索ワードが一つ。

・seo 成功事例はどこの業者もなんだかんだ同じ

 いや、目立つだけで言えば”webで儲かる副業したい“というのもあるのですが、こちらは別の記事に取り上げたコトもありますし、そもそも”儲かる”という認識の共有が難しいので、いつかまた別の機会に記事をまとめたいと思います。

 こちらが内容が近いと思われる参考記事:ホームページは儲かる・・・という会話について考えてみる。

 しかし、この検索ワード…2月のBEST10入で”組織票なの?”って感じです(笑)。

 全く同じ検索ワードでは無くちょっとした言い回しや句読点の有り無しで違うものも存在してましたので、もしかしたら何処ぞのメディアかセミナーで話題になったのかも知れません。

 ただ、この検索ワードというかSEOへの費用対効果に対する本音の吐露がよく分かります。

 実のところ、SEOは検索エンジン最適化なのですから正確には”検索順位“を上げるコトが目的となり、当然ながらその結果は”1位表示“になるコトが最終目的だと言えるでしょう。

 そうなると結局は”○○という検索で1位”という実績と成果報酬や返金保証などの自社サービス形態をアナウンスして差別化していくのは至極当然であり、決して売り上げや購入率、アクセス数の保証をしているサービスではありません。

 この点については認識のズレが生じてしまい企業間トラブルに発展しご相談をお受けするコトもありますが、この手のテーマは”ホームページ有効活用”のカテゴリ記事の際に書いた方が良さそうです。

 問題は「検索順位の上昇アクセス数アップ売上アップ」という流れの間に、サイトの構成やナビゲーション等の様々な要因から売り上げまでには繋がらず”零れ落ちる見込み客“の数を極限まで少なくしないといけないというコトでしょう。

 この辺の数字に対して予測が出来ていないと”思ってたより儲けがない(=失敗した)”という印象になります。

 あくまで”SEO”は手段であり検索順位を上げる手立てなので、そのコトによってどんな目的を達成しようというのかは別の話なのですが、これも別のカテゴリ記事にした方が良さそうだなぁ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

インターネットでの企業情報の偏りについて思う。後編



企業様自身でも利益を考え発信すべき情報の選択をすべき。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■”検索エンジン最適化”よりももっと企業貢献するための自社サイト”発信情報の最適化”を優先して行うべきでは?

 さて、前回からの続きで早速、自社サイトを通して企業様が発信している情報の偏りを考えていくコトにしましょう。

 ちなみに、こちらが前編です。※別画面で開きます。

 幾つかのビジネスWEBサイトを拝見したところ、“専門的”な情報の発信を優先しがちな傾向が見られ、正直な感想を言うならば“関係者じゃないと分からない”内容ばかりが目立つ企業ホームページは少なくないようです。

 その証拠に上記のポイントを意識してWEBサイトを見てまわると同業他社ばかりを見据えていて、お客様を見ていないのではと感じられるサイトが多いコトに気付かれると思います。

 もっと基本的な情報の発信があってこそ、独自性や強みをアピールできるはずなのですが…。

 “いまさら聞けない”なんてキャッチフレーズをよく目にしますが、趣味趣向の細分化のせいか入口や敷居が高くなったものがどんどん増えてきている今、しっかりとした“順序立てた情報”を提供するのも上質な企業側の気遣いであり、あるべきサービスなのではないでしょうか。

 例えば僕はゲームをあまりしないので、アクションゲームのクリアなんてとてもとても…という状況なのですが、最近ではどんなジャンルもオンラインゲームや課金が当たり前だとか。

 なんだか初心者では参加しづらいですし、個人情報に対する心配もあるので、新規でゲームを始めるという人口は減少を続け、スマホゲームの様に短時間で楽しめるものや操作の単純なものが新規ゲーム人口の窓口として絞られてきているみたいです。

 話は戻りますが、情報を勿体付け過ぎるのも僕はどうかと思います。

 もちろん、全ての情報を発信すると競争原理において不利になる点があるコトは十分に理解しているつもりです。

 ですが、“真似できない(もしくは簡単には真似をし難い)”ものが本来あるべき独自性であり、その部分を出しても戦えるというのが企業様の強みなのですから、どこまでの情報を出せば“選んでもらえる”のか戦略としての判断は重要ではないでしょうか。

 例えば商品そのもの、例えば体験できるサービスやスタッフの人柄と言った雰囲気、企業様によってアピールをすべきポイントを間違ってしまうと個性のない、印象に残らないWEBサイトとなってしまう事でしょう。

場面転換や話の転換用のイラスト(笑)。

 “好き”でなければ“嫌い”の方が良い。

 人付き合いも同じでしょうが、全体的なイメージが“普通”というものが一番選ばれないWEBサイトだと言えそうです。

 更に上質のサービスがあるのにその点だけで対抗するのではなく、アフターケアや利用されている方々の雰囲気、自社ならではのサービスを知らせる。

 大切なのは取り扱っている機械の仕組みや仕様、サービスの概要では無く、とんな体験や気持ちが味わえるかであって、エンドユーザーはそんなにまで理屈を求めていない場合が多いと聞きます。

 場合によっては、抽象的な情報の方が“人の興味関心”を惹きつけるコトだってあるはずです。

 偶に、あの競合のホームページは“当たり前の事”しか書いていないと同業である企業関係者の方から批判されているサイトを目にしますが“お客様の目線で伝える努力”は見習うべきかも知れません。

 だからと言って専門的な情報を排除しましょうという話ではないので誤解の無いようにお願いします。

 最近、ホームページの構成を考えていて、いろんな利用者層の設定と求められている情報発信の推測をすると50~100ページのWEBサイトになるケースも珍しくありません。

 もし御社の企業ホームページが、全ての情報をカバーできない状況であれば、企業ホームページの利用者層を設定し、その目線に立った上で企業貢献するために発信すべき情報の優先順位を決めて行いましょうといった話です。

 WEB運営サポートの仕事をしていて新規のご相談の際に、自社サイトの現在の状況を説明していて“強み”や“弱点”を述べた上で今後考えられる手立てを提案していても、“だから具体的にどうしたら良いか”という話になる場合があります。

 別にお客様がせっかちだとかそういった類の話では無く、状況を知らなければ自社ホームページを有効活用するために何か“やってみよう”という気にすらならなかったでしょう…という“提案のジレンマ”なのです。

 しかし、実のところ、これは各企業様とエンドユーザーのお客様との間にも置き換えられるよくある話で、今まさに興味関心がくすぐられている合図だとも考えられるでしょう。

 まぁ、何にしても、また、良くも悪くも人の心に波風を立てない様では、結果を出せるホームページにはまだ遠いと言わざるを得ないですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

USBやHDD等、メディアの寿命とか早過ぎじゃない?


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

  今のところ経験はありませんが、いくら保管状況を気を付けていてもDVDやBDって劣化していくんですよね。

 映画のコレクションとか唯一の趣味と言って良いくらいなのですが、結構な予算をつぎ込んでもいずれ観れなくなってしまうなんて考えると気持ちは複雑です。

 だいたい記録媒体が変わる度に買い直しというのも出費なのですが、そろそろデータとして何度も観るコトが出来るライセンス費用を購入しているなんてコトにしてくれて良い気もするのですが…どうですかね?

 まぁ、ずっと読み続けている”ジョジョの奇妙な冒険”だけは別で媒体が増えても気にせず買っているのですが(笑)、漫画は単行本と文庫本に函装版、DVDとBDの他、画集なんかも全て購入しています。

 巷では”ジョジョ関連商品”の販売方法や価格の暴落、欠陥商品を売りつけて搾取しているんじゃないかと言う話もよく耳にしますが、僕としては満足しているので問題なしです。

 ちょっと話はそれたので戻しましょう。

 今回のパソコンが壊れたのにはホントに困りましたが、こんな風にメディアの劣化により再生が不可能になったという経験は少なく、この手のWEBに関する仕事をしている身としては運が良いように思っています。

 そう言えば昔、データの長期保存に最も優れていると言われていた光磁気ディスク(MO)だけは一度も当たりを引くコトが無かったような…どのMOメディアも早い段階で読み込めなくなってましたね。

 まぁ、他にも光ディスクへの書き損じくらいは経験ありますが、この光ディスクという媒体はメーカーによる当たり外れが大きく、上手に保存すれば20年近く記録データを保存できると言われているものの、粗悪品に当たると1か月も経たないうちにデータを読み込めなくなるようです。

 僕としては、光ディスクの使い道は一時的なデータの受け渡しに使うくらいしかイメージありませんし、それだってデータの移行後は直ぐに裁断機へってパターンでしょう。

 そもそもUSBフラッシュメモリが大容量になって、光ディスクはますます使わなくなった気がします。

 ただ、このフラッシュメモリ自体も保存には向かないメディアなので使用の際には十分な注意が必要です。

 クライアント企業様で話を聞いていると使っているフラッシュメモリにデータを入れっぱなしにして消えてしまったなんてのはしょっちゅうですし、HDDとフラッシュメモリには大切なデータを入れっぱなしにしないでバックアップを取るというのがスタンダートな仕様と言えるでしょう。

 そもそもこのネット社会で、企業様におけるデータ保存もパソコンに頼るところが大きい時代に、5年程度でHDDの寿命が着てしまうなんて、油断も隙もあったものじゃありません。

 特にHDDの記録容量ばかりを大きくしても管理やバックアップは大変ですし、万が一、壊れてデータが取り出せなくなった時の衝撃が大きくなっていくばかりで、万人受けしないのでは?

 もちろん大容量の必要な企業様もあるでしょうが、ほとんどの企業様はTBにまで増量した保存容量を持て余してしまう、もしくは空き容量が大半を占めたまま5年が過ぎるなんてコトもありそうです。

 そろそろ耐久性と保存対応期間を伸ばしていく方向に特化した高品質の商品が開発されてもよさそうなもの。

 国民の個人情報の管理をパソコンにしている中、どんなに気を付けてバックアップ体制を整えていても人的ミスで全部消えてしまいました…なんてニュースが出ないコトを祈りつつ、今後の記録機器の更なる発展を願わずにはいられない僕なのでした。

 ちなみに、弊社では自然災害などで一度にパソコンが壊れたとしても、弊社が関係するクライアント企業様の全IDとPasswordを紙媒体でファイリングしているので、何とか早目の復旧に努められると思います。

 …やっぱ、最終的には”紙”媒体への保存だな(笑)。

 いやはや。。

インターネットでの企業情報の偏りについて思う。前編



自社サイトから発信されている情報は精査されているか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■テンプレートなサイト構成では無く、自社がお客様にうったえ掛けられる情報と表現から企業ホームページは育てていくべき。

 WEBサイトを運営している企業様の中で“更新できない”とはよく耳にする悩みの一つなのですが、その原因が“内容”が無いと“”が無いとでは全然意味合いが違ってきます。

 そもそも内容と言っても商品やサービスの利用を促すための情報だったり、企業イメージを高めて商品の購入やサービスの利用を安心してもらうための情報だったり、リピートして貰うためのアフターケアの情報、他社と比較して選んでもらうための情報等、ポイントは様々です。

 おそらくコンセプトやターゲット層、切り口を変えればいくらでも発信する情報を見つけるコトは可能でしょう。

 また、更新や資料を準備する暇が無いとご相談を受けて、ホントに全く時間が取れないなんてコトも皆無です。

 もちろん優先させるべき業務はあるでしょうし、それを押してまで自社サイトの更新資料を準備しなければならないなんて思ってはいません…確かに全く時間が取れない日々が続くなんてコトも十分に考えられますが。

 ただ、年間を通して少しの時間も取れないと言われるのであれば話は別です。

 こういった場合、あまり自社サイトの運営に手間をかけられない分、運営費用を捻出してネット広告の活用などの手立てを講じなければ、企業様の望むアクセス数やお問い合わせの期待数に到達するコトは難しく、自社サイトを所有しているメリットはあまり感じられないかも知れません。

 そして、メリットの感じられない手立てに先行投資で本腰を入れるというのはとても難しいコトです。

 別に経営判断は各企業様にゆだねられていますから、絶対に更新や多くの情報発信をしなければならないという決まりはないです。

 ただ、自社のみでのサイト運営なのか、弊社の様なWEBサイト運営サポートを行う企業との契約、更新サポートを行うWEB企業との契約をしているかといった環境によっても“企業負担”は大きく変わってきます。

 例え、上記のいずれかの契約をしていたとしてもサポートを行うWEB企業の経験やノウハウの蓄積した量により、軽減できる負担や投資すべき費用は異なるため、自社も本気で取り組むというので無ければサポート契約はもちろん、WEBを介した収益に大きな期待をすべきではありません。

 少なくとも運営サポート企業によるサービスにおいては、クライアント企業様先へ毎月お伺いして“やらなきゃ”と御尻を叩くのもその一つだったりしますが(笑)。

 他にも更新すべきポイントの提案や資料をまとめたり、文章校正までしますので企業様の負担は軽減できるはずです。

 これに対し、更新サポートのサービスはランディング費用が安価な分、資料と更新の指示書を自社で作らないといけない場合も多く、毎月お金を払っているのに何もしてもらっていないという印象を持たれる方も少なくないと言います。

 実際には、月に何度でも更新しますというサポート契約もあり、理不尽な不満の場合も少なくありません。

 更に、こまめに更新は無いかという電話までされる様なサービスの行き届いたWEB制作企業様も多いので、やはりサービスを受ける側である企業様のWEB活用に関する意識の問題は大きく左右するのでしょう。

場面転換や話の転換用のイラスト(笑)。

 考えるに、企業ホームページにおいて発信する情報と言えば“強み”や“独自性”といったところでしょうか。

 しかし、この情報を準備するコトが結構難しいというのが現状です。

 例えば、映画や小説の感想サイトですら“あらすじを書いているだけで、目的はアフィリエイト”だったり、考察や評価はされているものの世間一般のそれと同じで、独自の切り口や違う目線からの考察を書かれているような個性あるサイトを探すのは難しいものです。

 こう考えると“ありきたりな情報”と“専門情報”でWEBは溢れかえっています。

 ここでなきゃ駄目なんですよ…と言った自己主張できている情報が大切で、代わりの利く遠慮がちな…もしくは個性の無い情報は企業サイトからの発信には向きません。

 別にプライベートなブログであれば個人様の楽しみですから間違っているとも思いませんし、その偏りそのものが“マーケティング”には大切な資料となったりするので大歓迎なのですが、ここでは“目立たない”というポイントが重要になってきます。

 アーティストだって、“ミスチル”や“B’z”、”コブクロ”等、曲を聴いただけで誰のものか分かる方が優れていると聞きます。

 そもそも企業ホームページの役割は、サービスであれ商品であれ“選んでもらう”コトを前提に運営している部分も大きな割合を占めているはずです。

 などと余談を含めて書き進めていくうちに長くなってしまいましたので、この先はカットして後編に続けるコトにします。

 最近は記事を短くまとめるコトはあきらめて、書き終えて長かったら半分に分ける傾向がある気もしますが、明日からは遠方での打ち合わせが続くためストックを作っておきたいのでこ了承ください・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 公開しました後編はこちらから。

ホームページのデザインを考えるコトについて考えてみる。



外的要素によるWEBデザインの仕様ではなく考えるポイントの話。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページのデザインと言っても仕様では無く“公開デザイン”前の状況について考えてみたという話なのです。

 1月は“行く”、2月は“逃げる”、そして3月は“去る”なんてコトを申しますが営業稼働日数が少ない上に、3月が年度末の企業様、更に今年はWindowsXPサポート終了や消費増税の問題があって、いつも以上にご相談が立て込んで忙しくしております。

 そんな訳で今日はちょっと時間が無いのですが、既にいつもの更新時間は過ぎていますし“さらっ”と頑張ってみましょう。

 さて、パソコンやスマートフォンのデバイスに関わらず、最近やたらとホームページデザインラフを作成する機会が多い僕なのですが、自分で作っていて今までと“デザインの傾向や雰囲気が違ってきたな”と実感する時期があり、今はちょうどそんな頃合いに着ています。

 もちろん仕上がりの出来はデザイナーには敵いませんので、どちらかと言うと“レイアウト”や“色使い”等の画像の選択やバナーのサイズや配置、テキストや画像それに余白が占める割合を決めているという方が正しいかも知れません。

 以前、ずいぶん昔にGoogleの方と“バナーは1ピクセル単位での配置がイメージを左右するコトもある”とお話を伺った経験もありますが、そんな専門的なものでは無く今回は“見た目の印象”や“ファーストビュー”という話に近い気がします。

 しかし、サイトの見た目は相変わらず“泥臭く親しみ易い”や“奇抜なインパクトあるもの”を希望される企業様は多いです。

 けれど、泥臭くとはいってもここ最近では“手作り感”のあるデザインがイコール泥臭いではないようです。

 やはりある程度の見易いスタイリッシュなデザインを整えなければ、目の肥えたエンドユーザー様に受け入れてもらえず企業様の期待する結果には結び付かないとさえ言われています。

 それは企業ホームページが飽和する現在、ファーストセッションである企業サービスの利用や商品の購入をしても良いかを判断する材料として、WEBサイトのデザインにより最低ラインの“安心”と“信用”が持てるか判断するところが大きいからです。

 そう言えば、初めて会う人の印象も“見た目が八割”というデータが有ったような…。

 それだけ世に出ているホームページの“デザイン”の質が高くなってきており底上げされ、デザインの素晴らしいものが増えてきたというコトなのでしょう。

 ただ、あくまでWEBサイトの制作においてデザインを重視するかの優先順位は、依頼をする企業様の判断によるところが大きく、各WEB企業によって自社の強みからデザインを売りにしているかどうかとは別の問題になってしまったとも言えるようです。

 しかしながら、デザインはレイアウトやソース、コンバーションレートやSEO等の多くに広く関わっており、無視できるポイントではありません。

 もっと細かく追及していけばデザインを無視したホームページ制作はあり得ないという極論の話にもなってしまうのです。

 まぁ、企業様によってはデザインでまとめずに細分化して提案した方が良いですし、デザインと一括りにして話を進めた方が良い場合もあるので、ここでは深く考えずざっくりと話を先に進めていきましょう。

 なお、奇抜なデザインのサイトについてですが、なぜか“ブランディング力”と“信頼度”が比例しているというデータもありますので注意が必要です。

 こういった依頼の場合には、“奇抜”と言っても“度合い”がありますし、WEBサイトを制作する企業側としてもすんなりとお客様の要望を受け入れるのではなく、企業様の地域密着度等を考慮して判断材料と共にデザイン案を提供したいものです。

 簡単に言うと“ブランド企業様”が奇抜なコトをすると“格好いい”って話題になるのに、一企業様が奇抜なデザインをホームページを持っても“怪しい”と思われる方の割合が多いという話なのですが、中には話題性を持ってその企業様のサービスや商品がブームになるコトもあるので悩みどころだと思います。

 この辺の選択は“博打”に近いものがあるかも知れません。

 もちろん、これらの話はユーザビリティ(使い勝手の良さ)は考えた上という前提で話をしていますのでご注意を。

 最後に僕の場合ですが、企業様の目的や制作サイドの強み等いろいろ考える点はありますが、次の様なポイントを意識しながらレイアウトを考えるように最近は気を付けています…あくまで軽い気持ちでご覧ください。

・画像の大きさ

 見ている方への効果を予測して、大きく表現した方がイメージし易ければ大きく、数を並べた方が実績を効果的にアピールできるならばサムネイルを並べるといった具合です。

 また、“専門的”な画像を中心に使っているWEBサイトも数多くありますが、ターゲット層によっては逆効果だと言われている点も気を付けておきたいものです。

 専門的な機器と解説よりも、利用する際の“雰囲気”を伝えるためにスタッフの方や利用者の方の楽しそうな画像を前面に押した方が結果に繋がるコトもあります。

 伝えるのが設備や商品(サービス)なのか、企業様やスタッフ、利用された方の喜ばれているものなのか…そのどちらも掲載するとしても順番によってイメージは大きく異なるものです。

 そう言えば、よく言いますよね“懸賞ハガキの当選ポイント”は、最初に褒めて次に注文、そして最後にまた褒める…結局、ターゲットは人なのですから心があり、印象に強く残して貰いたい部分は情報発信側で気を付けねばなりません。

・色数

 昔はメインカラーとサブカラーで制作するというのが一般的だと言われていましたが、今は先入観を持たずにケースバイケースで考えるコトが大切です。ただし、企業カラーがあるのであればそれが伝わるコトは大切だと思います。

・余白

 この余白についてが全体のイメージを左右するというコトもあって一番意識しているところでしょうか。窮屈なデザインは企業様やその提供するサービスや商品まで窮屈な印象を与えるようです。

 パソコンで開いて見れる範囲を1ページとしてテキスト重視のページを大きな画像で文字の集まっている部分を分散させます。

 その結果、余白や行間も相まって同じ内容のままであってもページが元の3倍の長さにまでなるコトさえあるのですが、その方が一気に見てもらえるようになるみたいです。もちろんSEOについての心配も1ページ1テーマであれば問題ありません。

 こういった考えは、チラシデザインの作り方に近くなってきた気がします。

 おそらく、パソコンやスマートフォン等のデバイスが増えてホームページの閲覧が身近になったコトで、他のメディアとのデザインの平均化ランディングページの発展が原因の一因になっているかも知れません。

 まぁ、詳しくは別の機会にテーマに取り上げるとして今日はこの程度の話で流します(笑)。

・ファーストビュー

 このポイントは今も昔も重要視されていますが、特に最近ではスマホサイトにおけるファーストビューがより重要です。最初の画面で何を見せ、数秒で目的を伝える…限られた画面だからこそデザインによる差は大きく出てきます。

 この辺りもいずれテーマにしたいものですね。

 さて、今回は作業の合間に考えをまとめる意味合いもあって予定していたテーマを変更して“当たり前”の話を記事に書きましたが、詳しく書こうと思えば数回に分けないと難しそうです。

 ですが、偶にはこんな風にデザインについて軽く考えるのも“あり”というコトで、明日からはまたテーマを絞って記事を書いていこうと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 …しかし、毎度のコトながら丁寧に書こうとすると文章が長げぇ。

アクセス数とホームページにかける時間の関係に思う。後編



サイト更新の手立てを運営方法のメインとした企業サイトを比較してみた2。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■何も手立てを打たず、手間を掛けずにWEBに過度な期待をしても結果を出すのは難しい…方法が無くはないですが。

 前編では比較的更新頻度によるホームページのアクセス数の差について考えていくコトにしました。

 もちろん、自社の独自性やアイデア、SNS等のツールを効果的に使うコトにより別の条件でアクセス数に差がつく場合も考えられますが、そこはそれ“ふわっと”話を進めていくコトにしましょう。

 ちなみに、こちらが前編へのリンク(別画面で開きます)です。

 以前にも、下記と同様に運営予算が十分に取れない初期段階の企業ホームページをアクセス数別に3つのグループに分けました。もちろん、必ずしもこうだという前提では無く、こんな傾向があるという程度の話でしたので時代により分類するアクセス数の数値は若干異なってきます。

 現在では、次のような数値での分類となるでしょうか?

・月間300~500アクセスのグループ (最初にデータ検証するためにも目指す数値)

・月間1,000~1,500アクセスのグループ (問い合わせが来るようになり手応えを感じ始められる数値)

・月間3,000以上のアクセスがあるグループ (ブログやSNS等も導入されているはずで、ここまでサイトが成長すると運営予算の確保もできるはずです。)

 確実な話ではないですが、それぞれに考えられる特徴は見受けられます。

 やはり、最初に言えるコトは社内の取り組みの度合いにホームページのアクセス数の伸びは比例しているというコトです。実際には、企業ホームページを制作したら後はほっといても勝手に収益を生んでくれるなんて事実は皆無に等しいものでしょう。

 ちなみに、(1)のグループには月間アクセス数が1桁というデータもありました…ただ、そのWEBサイトは2年近く更新されていませんので極端な例だと考えて良さそうです。

 また、月間アクセス数が100以下のサイトも4つあり、逆にこのグループの中に月間アクセス数が300を超えているものは1サイトしかありませんでした。

 次に(2)のグループですが、ここに属する企業様が一番多かったです。

 自社サイトの運営予算は広告宣伝費よりも維持費が大半を占め、時間がある時やイベントなどの告知しやすい発信情報がある時に適度な更新を行うというスタイルは、ここに無いWEBサイトを運営する企業様全体でも平均的な数値なのかも知れません。

 ただ、月間1,000アクセスを超えた辺りからビジネスに繋がる問い合わせも出始めて手応えを感じられるため、このグループ入りを機会に本腰を入れる企業様が多いのも事実です。

 実際には、企業ホームページは広告宣伝のための媒体であり先行投資するものなのですが、日々の更新の延長だけで結果的に“企業貢献できるサイトに育つきっかけが整った”という運の良いサイトも数多く含まれると聞きます。

 最後の(3)のグループですが、数字的には(1)のグループよりも若干少ない程度でしょうか。

 思うに(2)のグループから(3)のグループにステップアップする際には、人的負荷だけでなく、数あるWEBサービスやネット広告を活用する企業様の方が多いのでしょう。

 むしろ、(3)のグループまで地道に育ててきた企業様の方が少ないという訳です。

 まれにWEB以外の営業活動で既に地域密着しており、自社ホームページを有効活用できていなかっただけの企業ホームページがあり、少しの手直しで1ヶ月300アクセス程度から一気に3,000アクセス以上にまで伸びるケースも在ります。

 ちょっと興味が惹かれて時間がある時に詳しく調べてみたいと思ったものに、同じ時期にホームページを公開したけれど公開後に設置したブログを書いていた場合と書かなかった場合の比較ができるデータが2組ありました。

 これらの1年後のアクセス数にははっきりと差が出ていて、定期的にブログを書いているサイトは月間アクセス数が500前後、書いていないサイトは150前後となってます。

 最後になりますが、WEBサイトをビジネスに活用していけるように社内体制を作られている企業様は、パソコンが得意でWEBに長けている担当様が一人で頑張っておられるよりも、社長様自身が企業サイトの活用に興味を持っている点が共通していると言えそうです。

 どちらにしても“副業”や“片手間”での小遣い稼ぎの収益であれば別ですが、企業の一部門として収益を出したいのであれば計画的に運営費用と人員を持って取り組んだ方が近道だと思います。

 上記のグループの条件で言い忘れていましたが、企業ホームページの運営期間は2年以上のものばかりです。

 やはり、企業様でWEBサイトを運営するのであれば月毎に予定通りの成果が出てきているか、手立ての導入による費用対効果や次の目標のための取り組み等、結果的にここまでこれたではなく計画的に見込みを知りたいはずですから・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

車に轢かれそうになったけれど、轢かれない限りはねぇ。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

  さて、4コマでは軽く描いていますが、中央線の無い裏通りで突然曲がってきた車に轢かれそうになりました。

 もちろん第三者から見れば大した感じでは無かったのかも知れませんが、風圧で少し身体が引っ張られる様な感じにはちょっとした恐怖を感じずにはいられませんでした。

 まぁ、運転をしている側には完全に接触をしない限りは、感覚が伝わる筈もなくそのまますごい勢いで走り去ってしまいましたが…って、よく考えたらあそこは30km規制の道なのでかなりのスピード違反だったんじゃないだろうか。

 だとしても僕の仕事では無いですが(笑)

 それにしても後からじわじわと湧き上がってきた不思議な違和感は、接触をしなかったはずなのに直ぐ側を走り去る車の存在をリアルに肌に感じたコトでしょうか。

 冷静になってみれば、1mmでも接していない限りは接触事故ではない訳です。

 少し違いますが、例えるならジャンプの着地なんかもそうで接する瞬間までは浮いてる状況だと言えます。

 こうやって文章にすると間抜けで当たり前のコトを言っているだけなのですが、こういった当たり前のコトを感覚で理解するというか。リアルに肌で感じる瞬間というものはなかなか体験しないものです。

 何だかこの感覚の方が轢かれそうになった事実よりも印象に強く残った訳なのですが、これは最近忙しくて疲れていたのかな…なんて思っています。

 そうそう、最近は道路工事が多いのは高速道路も一般道も一緒みたいで、あちこちに無人の片側通行や通行止めを見かけます。

 大切な道路整備なのでしょうが、これも度が過ぎると危険運転を促すコトに成りかねなそうです。

 一般道が渋滞して動かないから裏道を通るというだけなら良いのですが、その中には歩道のない道も少なくないですし、渋滞においても無理な割り込みや運転の荒い方も目立つようになってきています等と言いつつ、僕もこの記事を書き終えたら遠方への打ち合わせに向かわなければいけません。

 長時間の運転になりますし、疲れた時には早目に休息をとって事故を起こさないよう十分に気を付けていますが、中には貰い事故というケースも考えられますので、毎度のコトながら往復7~8時間の運転には緊張します。

 一応、戻ってくるのが0時前なら良いなと思いつつ、経費削減のため深夜の山道なので十分な注意が必要ですね。

 しかし、霧とか出ないと良いなぁ。

 いやはや。。

アクセス数とホームページにかける手間の関係に思う。前編



サイト更新の手立てを運営方法のメインとした企業サイトを比較してみた1。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■運営しているホームページが企業貢献のために少しずつでも成長しているか…なかなか手応えは感じられないものなのです。

 “ふと思い付いたから調べてみたシリーズ”なんて意図的に考えてやっているつもりはありませんが、偶にWEBの運営サポートの仕事をしていると気になるコトが出てくるものです。

 もちろん、そのコトにじっくりと時間をかけて調べる訳にはいきませんが、そのままにしておくとモヤモヤしてしまうため、手元にある資料で簡単な検証してみます。

 …が、これが結構な気分転換で息抜きになったり。

 んで、今回ちょっと気になった点は“ホームページのアクセス数”と“企業様のWEBにかける手間”の関係についてです。

 もちろん、何もしないより手間をかけた方が良いに決まっていますが、せっかく手元に参考にできそうなデータがあるのでまとめてみようと思います…って、直接ビジネスとは関係のないので、参考にする資料は純粋に上から30社のアクセスログを見ながら考えます。

 当然ですが、今回の情報による結果であり“結果の偏り”はあると思いますがご了承ください。

 ちなみに、使用する資料は月間アクセス数が5,000以内のもので外的要素が入らないサイトに絞って見てみたいと思いましたので、以下の条件に該当するデータのみをピックアップしています。※5,000は訪問者数であり、PV(ページビュー)ではありません。

1)ネット広告を活用していない。

 ただし、ポスティングや雑誌広告などの媒体の活用については、一般企業様ではどこも多かれ少なかれ行っているものと考えられますので、ここからの企業サイトへの誘導は有効なものとして考えます。

2)カテゴリ登録をしていない。

 ここで言うカテゴリ登録において“YAHOOカテゴリ登録”だけは除外し、対象となるデータとして有効とします。その理由ば、2010年に入るまでは“企業ホームページ公開YAHOOカテゴリ登録”という作業は当然で一括りと考えられていたからです。

 YAHOOカテゴリ登録のサービス開始当初は、このカテゴリ登録サイトが検索において上位表示(現在のスポンサー欄)されていたのですが、別ページにまとめられ徐々に必須では無くなってきているように感じます。

 この名残りとサイト公開の都合によるエイジングフィルター対策の意味合いで今も利用するコトはありますが、いわゆる“SEO”とはちょっと違うというコトで…。

3)過度なポータルサイトの活用をしていない。

 この条件における判断は厳密には難しいところですが、業種によっては団体・協会のサイトがありどの企業様も同じ条件で活用されていますので問題は無いと判断します。

 また、キャンペーンなどの告知サイトの利用、意図しない口コミサイトからの被リンクはどの企業様においても起こりえるコトと考えて良さそうです。

 ここでは、ランディング契約にて月間数万円の利用費を掛けてシステムの導入やサイト誘導を行っている場合のみを除外というコトで良さそうです…と、ここまで書いていながら30社のデータを見るのも大変な気がしてきました。

 まぁ、仕事とは違う部分ですので、皆さんの参考になれば程度でここからはざっくりと進めていきましょう。

 そもそもこれら3つの手立てを使わずに自社ホームページのアクセス数を伸ばすなんて方法は限られてくるものです。話が反れてしまいますのでここでは詳細を述べませんが、少なくとも“アイデア”や“センス”、“人的負荷”は必要になってきます。

 なお、訪問数が5,000以下の月間アクセス数であるサイトを抜き出して次の3つのグループに分けてみました。

(1)ホームページは有れば良いというグループ

(2)更新はたまにあればする程度で優先順位が低いグループ

(3)通常の業務内容にWEBサイトの活用を取り入れているグループ

 さて、やっと本題であるグループ分けをご紹介したところですが、前置きが長かったせいか最後まで文章を書き終えてみたら、ここまでの倍の長さがありました(笑)。

 次にアクセス数別のグループと比較していくつもりなのですが、ここからは後編へ続けるというコトで、ひとつ。

 ちょっといつもの前後編よりも文章の区切りが悪い気もしますが…

 ちなみに、次回のブログ更新の内容が今回の後編では無い可能性がありますので、公開したらこのページの最後に記事へのリンクをしておきたいと思います。

 なので、この下に後編のリンクが無い場合はまだ公開前というコトなのですが、おそらく明後日までには公開しているはず・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

>後編の続きを見る。(別画面でページが開きます。)

WEBでの自社商品やサービスのアピールについて考えてみる。



商品やサービスを知らない方にもイメージし易い表現がされていますか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■興味関心を持ってもらうためには、しっかりと見ごたえのあるイメージし易い情報が不可欠なのです。

 企業ホームページにとって、自社商品やサービスの良さを表現するのっていうのは結構難しい問題です。

 嘘っぽかったり、過剰な表現だったり、ミスリードと言った先入観を与える表現だったり…もちろん、ホントにそうなのか過大な表現なのかは誰も分かりませんし、逆に売り上げを伸ばすためなら意図的に誤解を生じるような表現をも厭わないという考えの企業様があるのも事実です。

 実際に、商品やサービスに触れるエンドユーザーの思いも千差万別で、適正価格だと納得が出来れば上記で述べた購入に至る“きっかけ”なんて大きな問題ではないのかも知れません。

 もちろん、これらは常識の範囲で、且つ、法令順守というルールの上での話です。

 しかし、本物の素材を楽しめる厳選された高価な料理であっても、化学調味料に慣れた方が食すれば、値段が高価過ぎるというクレームに発展する場合だってあるようです。

 全ての事柄には相性やターゲット層、興味関心、趣味趣向…いろんな要素が影響しています。

 そう考えると商品やサービスも、エンドユーザーの方とは一期一会であり、どんな商品であっても満足する場合はするし、しない場合はしないという“めぐり合わせ”が大きな問題だと言えるのでしょう。

 確かに、インターネットの世界ではまだまだモラルハザードを起こしても“先にやったもの勝ち”という風潮も一部であります。

 ただ、そういった業界は長く続くはずはなく、また何をやっても良いというはずもなく、ビジネスが競争だとはいえ、WEBにも早く“正しい競争の仕組み”が出来上がって欲しいものです…って、リアルでは十分にそれが整っていると言い切れませんが。

 さて、ではそういった企業様と潜在顧客となりえるエンドユーザー様との出逢いはどうすれば良いのでしょうか?

 考えるにポイントは、お客様と“企業”、お客様と“自社商品やサービス”といった2つの出会いのようです。

 WEBサイトの運営に置き換えれば“ホームページへの到達”と“サイト内の商品やサービスの利用”と言ったところでしょう。

 ここでホームページへの導線について話し出すと“SEO”や“被リンク”と言った話に発展してしまいますので、この辺りの話は別の機会にまとめるとして、2つめの“商品やサービス”についての方を今回は考えるコトにします。

 …とは言え、リアルと違ってインターネットの世界は同業者が並んで商店街を作っているようなもの。

 競合の企業様によるWEBサイトが全くないなんてコトは無いもので、必ず“比較”、“吟味”されるもので、企業ブランディングしてファンを集めていかない限り、ビジネスに繋がらなかったり、浮気をされたりなんてコトはしょっちゅうだと考えれる企業様も多いコトでしょう。

 結局、そんな時にWEBサイトに求められるものは“アピール力”で、同時にそれは潜在顧客の方に“イメージさせる力”だと言えそうです。

 例えば、いつの間にか日本でも“ミネラルウオーター”等の水を購入する文化が広がってきました…水道の水を安全に飲める数少ない国だとアピールしているにも関わらずです。

 おそらくココには“お金を支払っても買う価値がある”という意識が顧客側にはあるはずです。

 健康や安全そして味…それぞれの水を購入する理由はいろいろと考えられますが、個人的な味覚の好みによる味以外は、どこまで根拠を理解してのコトかはまちまちで判断がつきません。

 もしかしたら“習慣”と“雰囲気”かもしれませんが、それだって立派な理由です。

 さて、ここでこの業種に携わる企業様のホームページにおいて弊社の水は“生け花が長持ちします。”と表記していたらどうでしょう?

 もしかしたら“生け花が長持ち動物にも良い健康に良い”と表記していないコトを顧客様側で連想してくださるかも知れません…逆に、何を根拠にそんなコトを書いているんだと疑問を覚える方がいるとも考えられます。

 そこで、単に弊社の水が生け花を長持ちさせるではなく、栄養剤を入れたものと真水、水道水を比較してこれだけ栄養剤を入れた水に近く長持ちさせたとか、“イメージし易い”アピール方法で表現すればサイトの訪問者も興味を持ちやすくなります。

 この場合のポイントは次の様なところでしょうか。

・上記の4つの水を放置して変化を検証しました。

・日本の水道水は直接のめるくらい安全というが、それ以上に長持ちする水です。

・だから安全であり、植物にも良かったのだから人にも良いと思いませんか。

 潜在顧客には、視覚的にも想像できて分かりやすくアピールするコトが大切なはずです。

 上記の方法が正しいとは言いませんが、ホームページと言うものは動画の配信や音を出したり、アニメーションさせたりと言った演出効果を高める手立てには事欠かないものですのでお客様に“選ばれるため”には、独自性をただ表現するのではなく、イメージし易い伝達方法なんか考えてみるのも良いかも知れません。

 そう考えると昔はテンプレートのデザインで、5ページ程の同じサイト構成なのに結果が出せていた発展途上の時期は良い時代だったんだなぁと改めて感じますね。

 ただ、どんなに上手な表現でも飲食店から漂う美味しそうな香りや賑やかな笑い声といった雰囲気には敵わない気もしますが(笑)・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

(連載43)当サイトのログやらブログ記事データやらいろいろ。



猿じゃダメらしい。自分の性でなく外部からの影響でサイト運営がままならないコトも!

■最近、ネットにアップされたデータやメディアに保存したデータは突然に壊れるものだと身に付いてしまっている気がします。

 私事から話に入りますが、何だか最近はどんどんGoogleアカウントの切り替えが面倒になっている気がします。

 まぁ、素直に複数アカウントの設定をすれば良いのでしょうが、出来ればログアウトをしてログインし直す方が仕事的には都合がいいような、単に今までの慣れでそうしていたいだけのような(笑)。

 そう言えば、Googleアナリティクスですが、最近では毎日“前日の訪問数が一時的に多い”現象が続いています。

 ちょっと前までは、前日の訪問数が“0”になる日が続いていたと思ったら今度は逆の状況ですか(汗)。

 通常はクライアント企業様における月間アクセスの状況をまとめてからレポートを作成するため、前月のログを中心に見るのですが、キャンペーン等を行っている一部の企業様や弊社のデータは毎日チェックしています。

 まぁ、今のところ実害はないのですが、困っているのもまた事実。

 幾つかのログテータを見ている限りは“50人”程度の訪問数が、夕方から夜のうちに増加して数時間で戻っているという様です。

 別に数値の一時的な変化は案外とよくあるコトなのであまりもう焦りはしないですが、前日のデータが変化しているというのはちょっとだけ困りもので、毎日のログをチェックしていない企業様の打ち合わせの資料に前日のアクセスデータが必要だったりしたら、その数値を信じて良いものか、どうか。

 しかし、Googleアナリティクスのデータが消えた場合だとTwitter等のSNSを媒体に情報が拡散して、その日のうちに関連記事に溢れかえるのですが、この“少しだけ一時的に増加している”というのがポイントなのか、それとも気づかれていないのか、あまり関連の記事は見かけません。

 僕だって弊社ログの数値を毎日チェックしていて比較をしていたから気づいたくらいですし…。

 さて、年末年始は忙しかった上に、パソコンのクラッシュやハードディスク破損に振り回されていましたが、今週末には4コマ記事にも書いた通り“HTTP 500 内部サーバーエラー”という現象にまで悩まされるコトとなりました。

 一応、サーバー会社へ問い合わせた結果、土曜の夕方に“サーバーに不具合が生じていてもう大丈夫です。”みたいな返信が着ましたが、まぁ、全てのデータを自社管理している訳では無いので自社ではどうにもならないコトもいろいろと有るものなのでしょう。

 そういう意味では、自身で対処できるコトが少なくてちょっとだけ焦りましたね。

 WEB関係の仕事をしているため事情もある程度は原因に予想はつきますし、例えデータが消失したとしても勿体ないとは思いますが同時にブログ記事に執着もないですから直ぐに仕方ないかという気持ちになるコトでしょう(笑)。

 もちろん、僕が売れている通販サイトを運営していたのであれば、こんなに落ち着いてもいられなかったとは思います。

 むしろこんな時、WEB運営サポートをしていて一番に考える“リスクヘッジ”は、同サービスを受けているクライアント企業様に不具合が無いかです。

 もう自社よりもクライアント企業様優先です…確認したところ、その心配は無かったので、このまま復旧しなかった際に割り切れるかどうかだけの問題みたいでした。

 ただ、いつも思うのですが、問い合わせの返信メールの多くがいつも夕方に届いていると感じるのは僕だけなんでしょうか?

 返信のメールから再度、疑問に思っても1日に1往復しかメールのやり取りが出来ず、問題解決まで数日を要するコトもあって、こちらの方が困っています…問い合わせのメールを送る時間帯はまちまちなので、まとめて返信されているからだろうとは思うのですが…。

 まぁ、正直に言って当ブログ記事なんかは隔週でバックアップを取っていましたが、忙しくて3ヶ月程エクスポートによるログデータのダウンロードをしていなかったコトが一番の失敗かも知れません。

 こりゃ、ちょっと自社サイトの管理を後回しにして怠けてましたね。

 もちろんホームページのデータは有りますので復旧だけなら可能なのですが、ブログ記事の方はローカルにデータを持っていません…ですので、消えればそれまでになってしまいます。

 万が一、当ブログのデータが消えたとしたら、基本的にはそれまでです。

 既に当サイトのブログも500記事を超えていますし、中途半端に復旧なんていうのは僕の性格では考えられませんので、もしもそうなったとしたらブログの復旧は辞めるか、違う内容で再スタートするかを考えた上で、一旦、無しにしてサイトをリニューアルするんじゃないでしょうか。

 そもそも今だって昔のブログを整理したいと思っているくらいですし…って、よく考えたら今だってブログ記事をまとめて一度終わらせた上で、新しいテーマでシンプルに再開するっていうのも無しじゃないですね。

 まぁ、どちらにしても弊社サイトの手直しも考えているところですから、今回の“ブログが全て消えるかも、ちょっと焦った事件”をきっかけでバックアップを取りながらこの記事を書いていますが、今年のゴールデンウイークは自社サイトの見直しと修正をするコトになりそうなのでした。

 いやはや。。