(連載05)集客と収益のバランスを考えつつサイトの企画を進める。



猿じゃダメらしい。ホームページを作ろうシリーズ05

■別サイトとして制作する内容の方向性は決まってきたのだけど収益モデルについては改善の余地あり?

 10月は忙しかったです(笑)。

 そんな中、弊社の企画サイトとして“どんなサイトを制作するか”だけなのですが、方向性は固まってきました。しかし、詳細はまだ決まっていないですし、各自のアイデアをまとめているところなのでサイト制作に入るまで少し時間がかかりそうです。※ちなみに、以前の記事に書いた“口コミ”サイトではありませんので・・・。

 なお、新規の企画サイトは“収益を出す”まで、新規ドメインのサイトにおいて“アクセス数が伸びる”までを検証しなければならないため、公開後もある程度の期間は詳細を伏せておかなければならず、これがこの第1段の連載である“サイト制作の過程”の記事を分かりにくくしている原因となっています。

 そこで少しまとめますが、要はこういうコトです。

1)Web-STYLE(ウェブスタイル)が制作・運営しているというコトを伏せる必要はないが、このサイトからの導線は最小限にしておかなければならない。

2)企画サイトの公開時は弊社からもリンクせず、エイジングフィルタの実態を検証する。

3)オフィシャルサイトでは行っていないカテゴリ登録やリスティング広告などの集客効果を検証する。また、手立ての導入順で効果が異なるのかも検証する。

4)最初の収益が出るまでのアクセス数と手立ての関連性を検証する。

5)そもそも企画サイトそのものが受け入れられるのか、公開より1年後にサイトの価値判断を行う。

 特に、(2)~(4)についてはサイト公開後の認知度の低いうちに検証しなければならず、サイト制作から公開、運営までのスケジューリング表を作って厳密に管理する必要があります。

 とりあえず、データが取れればご契約企業様のホームページ運営への提案とブログの記事にフィードバックするつもりですので、長い目でご覧ください。最終的には、このデータに基づいてもうひとつ別のサイトを制作していく予定です。

 さて、企画サイトのイメージですが、現在公開できる状況は次の通りです。

 

猿じゃダメらしい。制作中の企画サイトのイメージ案

 

 さて、収益モデルですが上手く流れが出来れば良いのだが、データの収集が目的であるコトと改善しながら育てていくというコトを考えれば、サービスの内容とそれにかけられる時間もおのずと限界があるだろうし、ビジネスというコトを考えれば安定した品質のサービス提供は行わなければなりません。

 よって、イメージにあるように安価でありながらも適正だと思える価格を設定して、サービス内容から費用対効果を社内検討して頂けるものをと考えています。

 ・・・というコトで、ここから先はブログの記事上ではなく、実際に価格表を作成して提供するサービス内容の適正価格を設定していく作業となるのだが、次のコトは気をつけておこうと思っています。

・安価な価格というだけで選ばれないようにする。

 今回の企画サイトについては、ネット広告の利用やキャンペーンによる一般ユーザーのサイト誘導も検討しています。そのため収益は大きくなくともサイト運営費は売り上げられるように意識しなければならないようです。

 また、サービス内容はまだ非公開ですが、メインとなるサービスの利用料(2,000円~/1サービス)と広告等の掲載費(10,000円~/1サービス)と二本柱で設定しています。※公開までに価格変更するかも知れません。

 その際の価格設定についても、作業負担の費用は売り上げられるように設定を行うつもりです・・・初期設定としては、公開から1年後にサービス利用企業が、10社/月となる数値目標を考えていますが、この辺はビジネス収益モデルの決定に伴い、微調整が必要になってくるのではないでしょうか。

 さて、そうなると次は“サイト構成”を考えて具体的に制作に入るための前準備を進めていかなければならないのだけれど、もう少し時間をかけていきたいので、ここで次回へと続けるコトにしましょう。

 いやはや。。