新規ホームページの公開と検索できるまでの時差について悩む。
- 2015年05月29日
- ホームページ有効活用
ホームページの制作期間と公開予定日が、依頼主である企業様のデザインやコンテンツ表現に対する“こだわり”で、ずれるなんてコトはよくある話で、結果的に功を奏して“質の高い”ホームページが完成するコトも少なくありません。
しかし、これがWEBサイトの公開とお店のオープンや広告日との期日のずれとなると話は別です。
企業利益や宣伝広告に対する最大効果を考えると日程をずらすなんてコトはとても難しいでしょう。
ただ、最近ではホームページの制作が予定していた広告を入れる日に間に合わない、または、ホームページは公開されているけれど検索ができないので別の媒体での広告を出した意味が無かったという事例が増えてきています。
特に、ホームページが完成していて“いざ”という時にヤフーやグーグルで検索しても検索結果に出てこないとしたら、その落胆たるや想像に堪えません。
この原因の一つはホームページ公開後の“検索できるようになる”までの期間を考えていなかったコトです。
折角の広告活用も肝心のホームページが“会社名”ですら検索できない状況では各広告媒体を連動させた相乗効果は見込めず、利益に繋がる宣伝効果は半減してしまうでしょう。
まぁ、直接アドレスを入力して貰えればホームページは観られる状況のはずですが、一説によると“たった3文字”のアドレスでもアドレスを入力してまでホームページを見たいと思う方は3割にも満たないそうです。
これが、リニューアルだったら公開すコトだけを考えてスケジューリングすれば良いのですが。
対策として、今では図で紹介している様に“プレオープンサイト”を制作して、ホームページが公開できる頃にはヤフーやグーグルで“検索できる”ようにしておくための作業を同時に行う工程での制作が増えています。
こういったスケジューリングがタイトになりがちな場合は“ディレクション担当”の方が重要な役割を持ってくる訳なのですが、未だに“ディレクション(費用)”は必要か…といった類の検索ワードが多いところを考えると企業間での共通認識が取れないままでの制作もまだ多いのかも知れません。
確かに、弊社へのご相談でも“サイト公開後の検索状況”が問題となって企業間トラブルに発展したというケースもありますが、その多くは互いの“公開日までに納品する”、“公開すれば当然検索できる”といった認識のずれが原因となっています。
どちらにしても、新規で制作するホームページを有効活用するにもWEBサイト運営やリニューアルとはまた違った注意点やポイントがある訳なのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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