WEBサイト運営の際のご都合的なロジックについて考えてみる。



何もせずとも“ホームページ”があるだけで成功すると考えない?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 “検索結果で1番になりたい”とお考えの企業様は多くあると思いますが、そこには必ず“競合企業”との“競争”があるコトはあまり考えられていません。

 WEBも“競争”を勝ち抜いてこそ“成功する”という点はリアルのビジネスと全く同じだと言えます。

 ホームページを作りさえすれば後は何もせずに新規顧客がどんどん集客できるなんて旨い話があるはずもなく、同業他社の数や事業内容によって“競争の激しさ”も“宣伝広告費”も異なってくるというのがWEBサイト活用の事実なのです。

 自分は事故に遭うはずはない、病気になりはしないと同じように自分だけはビジネスで“成功する”と考えてしまいがちになるものですが、このWEBサイトの運営と有効活用に限っては“専門知識”と“戦略”が重要になっていて、あるとないとでは成功する確率と規模が全然違ってしまうコトでしょう。

 また、発信している情報も都合の悪いものや“~(から)営業”で確実に追加される料金をぼかして表現したり、サイト構成を駆使してクレームや問い合わせをし難くしているWEBサイトが企業イメージを貶めるなんて事例も増えてきています。

 そもそも“誤魔化しの企業姿勢”で、最初から成功する可能性を下げた自社サイトを所有しているという訳です。

 どちらにしてもそういった意識ではWEBをビジネスに活用しているコトによる“リスクヘッジ”を十分に考えられているはずもなく、また、利益を追求するための“目標数値”の設定もないまま漠然と不満を感じているケースが大半であるだろうと思われ、ホームページを有効活用するという意識をビジネス業界全体に広めるにはもう少し時間が必要なのだと考えずにはいられません。

 極端な話ですが、WEBの世界でも今は“資本力”の強い企業が勝ち易い環境が完成しつつあります。

 つまり、仮に独創的なアイデアで成功したとしても新規参入や起業したばかりの企業では直ぐに資本力のある競合企業が現れてしまい、独走している間に地盤を固められていなければ結局は類似商品やサービスに消費者が分散してしまい成功を維持し続けるコトが難しくなってきたという訳です。

 もう、ただ漠然と根拠のない“成功”を夢見るのではなく、“成功する”ための意識を持って運営をしていかなければ、偶然でもない限り意図的な成功は望めません。

 今やホームページは無くてはならないビジネスツールなのですから、事業戦略における“手段”として認識し予算を組んで活用する、数値に基づいた費用対効果から見直しと改善をしていくようにするコトが大切なんだと僕は思っているのですが皆さんはどうお考えですか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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