WEBサイトのデザインが思い通りにはならない点について悩む。
- 2015年04月20日
- ホームページ有効活用
ホームページ運営サポートの仕事をしていて偶に感じるコトなのですが、ホームページ有効活用云々の前に自社サイトを制作と更新の時以外、ほとんど見ていないという企業様の数が実に多いです。
まぁ、別にそれ自体は問題のないコトなのですが、そういう企業様に限って“知人(お客様)にホームページを指摘されたのだけど…”といった言い回しでご相談をお受けしている印象があります。
これはご相談者様が使うパソコンでの見え方が“全ての方で同じ”という誤解が根底にあるからなのでしょう。
しかし、OSやブラウザ、モニター画面の解像度などご利用になっているパソコンの環境によっては表示されている見え方が違っているのが当然ですし、場合によっては“不具合”が原因で正しく表示されていないケースだって有り得るのでしょう。
パソコンをご存知の方にとってこれらは当たり前のコトで“何をいまさら”と思われるでしょうが、運営サポートのビジネスをしていると個々による認知レベルに差があるからなと感じる場面には毎日のように出くわすものです。
例えばこんな事例も多くあります。
中には頑なに同じ見え方にこだわる方もいらっしゃるそうですが、大切な点は“同じ表示”ではなく企業利益に繋がるための“同じ効果”があるかどうかです。
特に、日本では古いバージョンのOSやブラウザを“まだ使えるから”と使用を続ける企業様の割合が多いため、逆にその影響で同じ表示にするコトが“より難しく”なっています。
言い換えるのであれば、自分たち自身で既に不可能な状況を作り出しているといったところでしょう。
まぁ、こういった悩みも全て画像にしてしまえば別なのですが…いや、それでも“全く同じ”は無理ですね。
それでも、WEBサイト制作会社の方に聞くとモニターに収まる行数や画像等まで、客観的に見ると“意味が無い”と感じるところまでアドバイスも聞き入れず、自社サイトの表示のされ方に固執される企業様も一定の割合いらっしゃるそうです。
確かにサイト閲覧者に与える印象を同じくするための“表現”は大切なコトですが、そのこだわりが“企業利益”を考えてのコトか“自己満足”なのか、今一度ご自身に問うと“最善”なWEBサイトのデザインなのかどうか見えてくるかも知れません・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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