Google社からサポートの終了されるIE9について考えてみる。



お使いのパソコンがそのままの環境でずっと使えたら良いのに。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■同じパソコンをそのままの環境で使い続けるのが難しくなる上、今後はビジネスチャンスも逃すコトに成りかねない?

 ホントは、今回のブログ記事において”社名で検索される”ためについてのポイントを考えてみようと思っていたのですが、Googleのサービスを利用していると色々な警告メッセージが表示されるのだけれどという質問が続いたため、今日は予定を変更して考えてみるコトにしました。

 まぁ、必要なポイントだけを書いていこうと思ってますので、どの程度まで具体的な話になるか分かりませんが…早速本題に入っていくコトにしましょう。

 IEでGoogleのサービス(GmailやBlogger、AdWords)を利用しているとブラウザに警告文が表示される。

 この問題、ちょっと話が入り組んでいて簡単にまとめられるものではないのですが、その原因もまた一つではないというのが正直なところです。

 例えば、ブログのサービスの活用している際に表示されると言われている警告文は、現在広く出回っているIEブラウザにおいて(バージョンとは関係なく)脆弱な問題点があるコトを理由に”Google Chrome”や”Firefox”等の別ブラウザへの変更を促しているといった内容になっています。

 一般的な企業様の思惑として考えれば、全て自社のサービスで顧客を囲い込みたいという狙いもあるのでしょうが、この場合は”セキュリティ”の面からの対策と家電と同じように”相性”を考えた上から対処を促したものだと思った方が良いかも知れません。

 そう言えば、”MovableType5“仕様のブログでもWindows7とIEの組み合わせで更新出来なくなる事例がありましたね。

 もちろん、今まで慣れ親しんだルーチンワークやネットバンクの活用等でシステムにIEブラウザを指定されているため、おいそれとはパソコンの環境を変えられないというケースもあるコトでしょう。

 ですが、今後のインターネット利用ではブログを書く時にだけ別のブラウザを使用するといった目的に合わせた使い分けをしている仕事風景というのも”当たり前“の日常となる可能性だって十分にあるようです。

 ちなみに、そのままIEを活用したいという方も対象方法について検索をすると簡単に設定手順が見つかりますので、そちらを参考にされると良いでしょう。

 当ブログにおいて、設定についての詳細は割愛したいと思います。

 さて、WindowsXPの延長サポート終了は記憶に新しいところですが、今や情報が氾濫しているITニュースについてはアンテナを伸ばしていないと”知らなかった“、”忘れていた“と成りそうなものが数多く存在するようです。

 次のGoogle社からのアナウンスですが、皆さんはご存知でしょうか?

 2014年6月30日をもって、Google社の”AdWords(アドワーズ)”でのInternet Explorer 9のサポートを終了とし、7月からは同バージョンのブラウザからAdWordsの管理画面にアクセス出来なくなる。

 そもそも、Google社からAppsにおけるIE9サポート終了については昨年末から既に案内されていました。

 というか、企業理念というかビジネスモデルとしてルールが定められているようです。

 Googleの各サービスにおいてサポートの対象となるブラウザ(IE以外のブラウザも同様)は、最新バージョンその前のバージョンが対象となっているというものがその一つなのですが、IEブラウザの場合は(2014年6月現在)IE11が最新ですから、サポートされるのはIE10までというコトなります。

 いやいや、困る。

 そんな声も聞こえてくるようですが、最新のサービスを安定して供給するためには仕方ないコトなのでしょう。

 WindowsXPの時代なら別ですが、今やパソコン環境のスペック幅はカバーしていこうとすると限がありません。

 Windows VISTAユーザーはGoogle Appsのサービスを活用出来なくなる?

 ただ、一番困るのは”Windows VISTA“のOSユーザーだというコトだけは言えそうです。

 WEB企業様で所有しているパソコンが”VISTA”しかないというのは考えられない問題なのですが、企業様においてはあり得ない話だとは言い切れません。

 このOSに対応している(インストールできる)IEブラウザのバージョンが”9″までとなるので、自社でAdWords広告の管理をしているのに”Windows VISTA”のパソコンしか会社に無いというのであれば、早急に別のブラウザを利用するか、新しいOSのパソコンを購入する必要が出てきます。

 そう言えば、Windows7も来年1月にメインストリームサポートが終わり、それ以降の延長サポートでは最新のIEブラウザのインストールは不可能となります。

 WEB環境の発展を考えると今までの5年間と比較しても、これから続く5年の延長サポート期間の方が、最新のMicrosoft社の新規機能が追加されないという状況に発生する損益は、WEBビジネスにおいて致命的となる可能性すら高まるやも知れません。

 まぁ、それだってWindows8やWindows9へのOSへアップグレードをすれば良いだけなのですが、今回のXP延長サポート終了の騒動を見る限り、一筋縄ではいかなさそうで今からちょっと怖いですね。

 そんなこんなで今回のように突発的に予定を変更して書いた文章では、詳細まで正しく伝わらないかも知れませんが、自社のパソコン環境はビジネスを行うのであれば最新の状況にしておくコトも大切ですという話なのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。