企業サイトを真似されたくないという心理について考えてみる。



ホームページを真似されたと感じる敷居と真似たという敷居の高さは異なっている。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 インターネットの普及により営業エリアの範疇を超えて競合企業と接する機会が増えてきました。そのためなのか“ホームページを真似された”と意識される企業様の数が年々増えてきているようです。

 ちなみに、“真似た(百歩譲って参考にした)”と意識されている企業数が極端に少ない点は不思議なのですが。

 最近の珍しいケースとしては、ある企業様に海外から自分のイラストを盗用したのではないかと指摘されたという事例もありましたが、今後は、ホームページを真似られた企業側が“著作”を証明しなければならない深刻なケースが増えて行くのかも知れません。

 例えば“商標登録”のために予算を捻出するコトも規模に関係なく企業様の課題となってくるコトでしょう。

 この部分を変えたから“パクリ”ではないというお話をよく耳にしますが、今後はそういう言い訳が通らないどころか裁判にまで発展してしまうケースも増えていますのでリスクヘッジの点からも事前に類似品が無いかをマーケティングしておきたいところです。

 ただ、真似ていなくとも“真似をされた”、仮に真似たとしても“ここが違う”と考えてしまうのが人の常ですから、こういった問題は全ての企業様において起こり得るコトだとは言えそうです。

 そうそう、真似をされたと誤解してしまう次の様なケースも有ります。

自意識過剰(自分だけが思い付くアイデアは稀であるという認識不足)

やられたという心理(自分が行動を起こしていれば成功できていたというやっかみ)

 そもそも“企業としての成長”がなければ、いずれはどんなサービスや事業モデルも真似のできるものですから、企業側は真似をされないよう、常にサービス内容の改善を心がけておきたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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