USBやHDD等、メディアの寿命とか早過ぎじゃない?
- 2014年02月26日
- 僕ならこうするね・・・
今のところ経験はありませんが、いくら保管状況を気を付けていてもDVDやBDって劣化していくんですよね。
映画のコレクションとか唯一の趣味と言って良いくらいなのですが、結構な予算をつぎ込んでもいずれ観れなくなってしまうなんて考えると気持ちは複雑です。
だいたい記録媒体が変わる度に買い直しというのも出費なのですが、そろそろデータとして何度も観るコトが出来るライセンス費用を購入しているなんてコトにしてくれて良い気もするのですが…どうですかね?
まぁ、ずっと読み続けている”ジョジョの奇妙な冒険”だけは別で媒体が増えても気にせず買っているのですが(笑)、漫画は単行本と文庫本に函装版、DVDとBDの他、画集なんかも全て購入しています。
巷では”ジョジョ関連商品”の販売方法や価格の暴落、欠陥商品を売りつけて搾取しているんじゃないかと言う話もよく耳にしますが、僕としては満足しているので問題なしです。
ちょっと話はそれたので戻しましょう。
今回のパソコンが壊れたのにはホントに困りましたが、こんな風にメディアの劣化により再生が不可能になったという経験は少なく、この手のWEBに関する仕事をしている身としては運が良いように思っています。
そう言えば昔、データの長期保存に最も優れていると言われていた光磁気ディスク(MO)だけは一度も当たりを引くコトが無かったような…どのMOメディアも早い段階で読み込めなくなってましたね。
まぁ、他にも光ディスクへの書き損じくらいは経験ありますが、この光ディスクという媒体はメーカーによる当たり外れが大きく、上手に保存すれば20年近く記録データを保存できると言われているものの、粗悪品に当たると1か月も経たないうちにデータを読み込めなくなるようです。
僕としては、光ディスクの使い道は一時的なデータの受け渡しに使うくらいしかイメージありませんし、それだってデータの移行後は直ぐに裁断機へってパターンでしょう。
そもそもUSBフラッシュメモリが大容量になって、光ディスクはますます使わなくなった気がします。
ただ、このフラッシュメモリ自体も保存には向かないメディアなので使用の際には十分な注意が必要です。
クライアント企業様で話を聞いていると使っているフラッシュメモリにデータを入れっぱなしにして消えてしまったなんてのはしょっちゅうですし、HDDとフラッシュメモリには大切なデータを入れっぱなしにしないでバックアップを取るというのがスタンダートな仕様と言えるでしょう。
そもそもこのネット社会で、企業様におけるデータ保存もパソコンに頼るところが大きい時代に、5年程度でHDDの寿命が着てしまうなんて、油断も隙もあったものじゃありません。
特にHDDの記録容量ばかりを大きくしても管理やバックアップは大変ですし、万が一、壊れてデータが取り出せなくなった時の衝撃が大きくなっていくばかりで、万人受けしないのでは?
もちろん大容量の必要な企業様もあるでしょうが、ほとんどの企業様はTBにまで増量した保存容量を持て余してしまう、もしくは空き容量が大半を占めたまま5年が過ぎるなんてコトもありそうです。
そろそろ耐久性と保存対応期間を伸ばしていく方向に特化した高品質の商品が開発されてもよさそうなもの。
国民の個人情報の管理をパソコンにしている中、どんなに気を付けてバックアップ体制を整えていても人的ミスで全部消えてしまいました…なんてニュースが出ないコトを祈りつつ、今後の記録機器の更なる発展を願わずにはいられない僕なのでした。
ちなみに、弊社では自然災害などで一度にパソコンが壊れたとしても、弊社が関係するクライアント企業様の全IDとPasswordを紙媒体でファイリングしているので、何とか早目の復旧に努められると思います。
…やっぱ、最終的には”紙”媒体への保存だな(笑)。
いやはや。。