(連載42)ブログ更新のみの効果を1年半見続けてきた結果。



猿じゃダメらしい。WEBは丁寧に取り組んでいけば自ずと結果が出るものです。

■ブログの更新を続けるコトで蓄積できたノウハウも多いですが、アクセスの伸びがビジネスに直結するかと言うと違う訳で…。

 さて、クライアント企業様への情報発信のため閉鎖的に使っていた自社サイトですが、2012年5月にリニューアルを行い一般公開してから2年近くが経とうとしています。

 そもそもリニューアルの目的は、自社サイトを使ってキーワード反映の状況やSEOの検証をしようかと思ったからなのですが、複数の手立てを一度にしても仕方がないと思い、まずは“ブログの更新”だけでどの程度まで検索できるようになるか調べてきました。

 まぁ、丸一年はホントにブログ更新だけでしたが、2年目からはアンケートの実施やライセンスを取得したサイトからのリンクの手立ても少しだけ違うコトも行っていますが、カテゴリ登録やネット広告、外部サイトとの連携等、他にもいろいろと試したいコトはあるものの、そこはぐっと堪えて我慢してきたというのが現状です。

 当初は社名で検索してもサイトが見つからないようにしていましたが、一般公開してからは僕が意図していない様々なキーワードでのアクセスがあり、そろそろ時間が取れれば構成も含めて自社サイトの見直しを行っていきたいと考えています。

 ちなみに、一度には実施しませんが次のような手立てを考えていたり…。

・カテゴリ登録

・携帯サイトの充実化

・レスポンシブWEBデザインの導入

・コンテンツの追加

・ネット広告とランディングページの導入

・別サイトとの連動企画や連携

・SNS等のソーシャルの活用

・アンケートやキャンペーン等の情報発信

 いや、他にも考えているコトはあります。

 僕みたいなWEB運営サポートの仕事をしていると、手立てによる結果を気にせずに自由に試せるサイトが一つあるだけで十分に楽しく、次々に提案に繋げられそうなアイデアも沸いてくるものです。

 本音は次は自社のスマホサイトを弄りたいんだけどね(笑)。

 いや、スマホデバイスによるアクセスの割合が20~25%しかないので、ここを伸ばす手立てを考えるのもワクワクします。

場面転換や話の転換用のイラスト(笑)。

 それから検索による導線の対策しかしてこなかった結果として、2014年1月のサイト訪問の分布(チャネル)は次のような感じになっています。

・Organic Search(88.24%)

・Direct(8.72%)

・Referral(1.97%)

・(Other)(1.01%)

・Social(0.06%)

 別の機会に記事にしますが、そもそも訪問者の分布として上記は理想的な順番とは言えません…とは言え多くの企業様は上記と同じか“DirectとReferraが逆”もしくは“(Other)やSocialが無い”程度の差ではないでしょうか。

 時間があれば確認してみてください。

 もしそうなら、そのサイトの持つポテンシャルだけで訪問者を集めているはずですので、改善点はまだまだありそうです…もちろん手立ての導入には予算と人的負荷は必要となるでしょうが。

 また、上記の訪問の手立ての中に“Paid Search”と“Display”が無いですが、これは当サイトにおいてネット広告をまだ活用していないからです。

 それでもだいたい月間のアクセスが2,500~3,000位までには伸びてきています。

 今後の当サイトの運営については、弊社の場合“新規顧客の開拓”がサイト運営の目的ではありませんし、このまま何の手立ても打たずにブログ更新だけを続けていたとしても一日の平均アクセス数も月間アクセス数も伸びていくだろうというコトは今までのデータが証明しています。

 しかし、チャネルの中の検索ワードの傾向を見ると社名での検索やビッグキーワードはほとんど見られないため、アクセス数の増加によりビジネスに繋がるような案件も増えるというコトも少ないでしょう。

 僕自身、最近は検索の順番やアクセス数の伸びについての検証には興味が薄れてきているというのが正直な気持ちで、どちらかと言うと集客のチャネルの順番を変化させるような手立てを次にしたいと思っています。

 もちろん、次の手立てを導入するにしてもブログ更新は土日と祝日を除いて毎日更新を続けるとして、消費税の増税に関する相談や作業も増えてきているので、どちらにしても作業負荷の無い手立てを優先して選びサイトへの影響を見てみるしか無いのかな。

 いやはや。。