スパム被害に遭うサイトの共通点と対策について考えてみる。
- 2015年07月10日
- ホームページ有効活用
今年に入ってからリファラースパム被害が急増しているようです。
ここでのリファラースパムの被害の中にはリンク先でウイルスを仕掛けられたり、企業情報を盗まれたりといろいろありますが、企業様にとって一番の問題は“アクセスログデータの水増し”ではないでしょうか。
最近では自社ホームページのアクセスログからWEBビジネスの戦略を検討される企業様も増えているため、その集計した情報自体が間違っているとなるとホームページ有効活用の狙いが根本から揺らぎます。
ただ、迷惑なログデータを除外するためにフィルタリング設定をしようにも、迷惑メール同様にスパムを仕掛ける側も巧妙になっており、アドレスを日々変えて大量にデータの水増ししているとなると対策も簡単ではありません。
では、サーバー会社の対策に頼りきりで自社で出来るスパム対策はないのでしょうか。
ちょっと調べてみたところ、今回は被害に遭わないサイトの共通点は見つからなかったものの、被害に遭っているサイトの共通点らしきものは見つかりました。
それは“Googleアカウント直下”のアナリティクスのタグが使われていたという点です。
簡単に言うと“UA-○○○○○○-1”の一番右の数字が“-1”になっているというコトです。
だからと言って完全なスパム対策が出来るという訳ではありませんが、単純に“UA-○○○○○○-1”のタグを使わずに“2”以降のアナリティクス設定をするだけでぐっと被害を回避できるかも知れません。
まぁ、この対策方法だっていずれはイタチごっことなるでしょうが、案外とちょっとした工夫で出来るリスクマネージメントもまだまだあるんだと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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