簡単な炎上商法のメリットとデメリットについて考えてみる。
- 2015年07月22日
- ホームページ有効活用
少し前に法案を強制採決をしても、成立すれば国民は忘れるという記事がありましたが、ビジネスの成功においてもっとも大切なポイントは次の2つではないでしょうか。
(1)知られるコト
(2)忘れられないコト
特に業界のスタンダード、ヒット商品になるためには“忘れられないコト”は大切な要素です。
もちろん、商品やサービスが消費者とマッチングするコトも重要なのですが、素早く広い範囲で認知されるという点では炎上商法は容易に思い付く集客手段の一つだと言えなくもありません。
ただ、その炎上商法も取り扱っている商品やサービスが一過性のブームを狙ったものかヒット商品としての足掛かりを狙ったものかで仕掛ける側が気を付けなければならない点も少なからずあります。
例えば、ドラマや洋画の吹き替えに一般的にはミスキャストと思われる方を抜擢したり、漫画を原作としたドラマや実写映画の制作する理由の一つには、アンチとファンの数値より収益の見込みが立てやすくスポンサーも集めやすいというメリットがあるからだと考えられています。
しかし、最近ではその設定した売上見込を下回るケースが増えてきているようです。
今や炎上商法は“自然に”もしくは“受け入れやすく”戦略的に行わないといけない手立てなのでしょう。
インターネットの普及により消費者の興味が分散したり、薄れたりするのが速まっている昨今、炎上商法であっても忘れさせないための定期的な“燃料投下”という作業だけでは維持し続けられなくなってきています。
だからと言って過激な炎上劇場を続けていくには発信者の“イメージ”を悪くするというリスクがあるため、何の戦略も無しに安易に取り入れるコトはお勧めはできません。
一過性の収益だけを狙っている炎上でないのなら発信者に“印象コントロール”の技術が必要なのです。
どんなに良い商品であっても悪い印象のままでは長続きはしないでしょう。
きっかけはどうあれ、“あれ?思ったより良いな。”と思われるような後発の手立ての準備が必要な訳なのですが、それはまた別の機会に記事にまとめたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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