自社サイトの運営で困るリファラースパムについて考えてみる。



アクセスログのデータを圧迫する“リファラースパム”への対処に悩む?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ビジネスにおいて、今や迷惑メールは届いて当然と言えるほど対処が難しくなってきました。

 迷惑メールフォルダへ仕分けられるようにフィルタリング設定をしたとしても、“異なるアドレス”で際限なく増えて行く状況にうんざりされているという方も多いのではないでしょうか。

 それと同じように、リファラースパムもアドレスを変えながら増える傾向にあります。

 今回の記事ではリファラースパムについての詳細は割愛をしますが、ターゲット層でないどころか“人間ですらない”訪問者数の水増しによってアクセス数が増えたとしても利益に繋がらなければ嬉しくも何ともありません。

 特に、アクセスログを戦略的にWEBの有効活用に使っているという企業様にとっては迷惑なだけです。

 だからと言ってリファラースパムを見つける度に集計されないよう除外設定を続けてくというのも大変ですし、以前から利用していたアクセスログの中には設定をするコトで“ログの集計そのものがストップした”というケースもあるそうで、設定後に正しく動作しているかも注意しておく必要があります。

 ただ、ほおっておいても早いものは1ヶ月程度でログに見かけなくなるデータもあるため、除外設定の業務負担を考えると半ばあきらめてそのままにしているという企業様も多いコトでしょう。

 冷静に考えれてみば、“リファラースパム”の関連データをアクセスログから除外するコトはWEBサイトを有効活用していくために必須なコトではありません。

 大切な点は、自社の利益に繋げられるデータを取り出すコトなのです。

 全てのアクセスログの情報を自社で検証しているという企業様は少なく、大抵は指標となる検証項目を持って、前年度比や先月の状況との比較を行っているものです…まぁ、これも自社ノウハウが蓄積されるまでは難しいのですが。

 やはり、パソコンのウイルス対策と同じようにWEBサイトのログデータを把握していくためには、専門的なサポートがあった方が良いのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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