一緒に検索される関連ワード選びが大切だと思う。



サイト誘導の手立てが“検索”だけの企業様ほど検索一番にこだわる?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■有益な関連ワードをみつけるのは大変でも、これは駄目だろうという関連ワードの判断は易い。

 決して自分の考えだけがいつも正しいなんて思わないけれど、これはちょっと面白い思い付きだとか、これは一般的な考えだろうなとかくらいの判断は簡単につくものです。

 特にビジネスにおいては、誰もが思いついたとしても予算やコネクション等の実現するコトの出来る“人を選ぶ”アイデアであったり、企業モラルの観点から“あえて実現させない”アイデアというものもあります。

 最近ではそれをしちゃうのが“モラルハザード”という問題だったりするのでしょうが。

 同様にWEBに長けていないからこそ、専門家の使う単語やお客様がよく口にする単語を見つけ、検索に有効な言葉かどうかを判断するコトも誰にでも出来る事柄です。

 そこで、今回のブログ記事のテーマですが、ホームページへの導線について・・・特に複数の検索ワードの組み合わせによる導線を強める方法について少しだけ考えてみたいと思います。

 簡単に考えても、自社ホームページへ誘導する手立てには次のものがあるようです。

・オーガニック検索(一般検索)

・ダイレクト

・被リンク

・ネット広告(有料検索やディスプレイ広告等の手立てはありますが今回は割愛します。)

・ソーシャル

・RSS等のプログラム

 上記の手立ての中で、企業ホームページを持つ割合が増えたとは言え「サイトへの誘導検索」というイメージの企業様は多く、むしろそれが“成功できない足かせ”になっているコトがあるようです。

 それは、ヤフーやグーグルの検索結果で一番目に表示されても、ホームページへ移動する“クリック率”は低下してきているに他なりません。

 また、何度か記事にしていますが、僕はホームページを有効活用するためには“検索結果への対策”と“サイトへ誘導する対策”と自社サイトの訪問後に最大の目的である“アクションしてもらう対策”の三大対策が必要だと考えています。

 ですからネットが普及している中、広告媒体も活用せず検索結果が一番というだけでWEBサイトが安泰となるはずもなく、今後は複数の手立を活用するという考え方が有効になってくるコトでしょう。

 SEO信者だとか否定者だとかいう考えが未だに一部で議論されているようですが、1つの手立てに10万も20万もの予算をつぎ込むのではなく“効果”と“効率”を考えて、どの手立てにどのくらいの人員や予算を注ぐのかが大切です。

 こう考えると検索されないようなコアなワードでSEOしたり、広告費をつぎ込んでも仕方が無いと思われるかも知れませんが、購買率が高く売上に直結する検索ワードならばアクセス数が少なくともビジネスには有効なので誤解の無いようにご覧下さい。

 このキーワードの広告枠が残っているので御社に優先してご案内させて頂いています。

 こんなネット広告の営業は多いでしょうが、ご自身で考えてる・・・例えばそのワードで自分なら検索するかとか、検索する人数がどのくらいいるのか考えるくらいは誰もが出来るはずです。

 また、残念ですが早い段階でネット広告を導入した企業様や大手企業様に有効なキーワードは独占されている傾向があります。

 もちろん、新サービスが始まる等のチャンスもありますが、WEB活用を後発された企業様は新サービスの導入も遅れる傾向があり、よほどのコトが無い限り、巻き返しは難しいと経験から僕は考えています。

 運営サポートを受けず自社だけで、ご契約を判断する際には“検索されるか”とか“ビジネスに繋がるのか”、“費用対効果は妥当か”とかは少なくとも考えるようにしましょう。

 そもそも広告宣伝費は、それだけで収益として回収できるものではありません。

 時にはWEBを離れてリアルでの営業とも繋げ、損益分岐や収益モデルを考える必要があるようです。

 まずは、自社ホームページを有効活用させるために、ビジネスに最も有効なキーワードとパートナーに成り得る“関連ワード”を見つけるコト、これもまた急務であるはずなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。