(連載85)比較データを持つWEB会社との保守契約のメリット?


猿じゃダメらしい。自社運営で蓄積しているノウハウには不足がある。

 自社で社内体制を整えて事業内容とは別であるWEBサイトの運営が出来ている企業様は素晴らしいです。

 今や企業様にとって自社ホームページは事業拡大利益の追求を行う上で必要不可欠なビジネスツールとなっており、有効な活用には専門的な知識が必要なため業者委託するケースがほとんどでしょう。

 もちろん、自社管理と業者委託のどちらにもメリットとデメリットはあります。

 仮に業者委託する方を選んでいる場合でも、ホームページは自社のビジネスツールなのですから利益を伸ばすために“運営の主導権”と“目的の共有”はしていなければなりません。

 また、自社で運営管理を行うメリットの一つには“自社に最適なノウハウの蓄積”が挙げられます。

 コンサルティング、セミナー、ホスティング…WEB業者との契約目的はいろいろと考えられますが、これらから提案される有効な手立ては“テンプレート案”である場合も多く、100の事例があったとしても自社で結果を出せるかは不明です。

 正直な話、提案される多くは売上が伸びる可能性が“高くなる”という言い回しがほとんどでしょう。

 しかし、これって意外に馬鹿にはできない重要なポイントなのです。

 ここで次の図をご覧ください。

会社のホームページだから自社管理できるのが一番なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 確かに、100%成功が約束されたビジネスなんてありません。まぁ、これは一般的な意見なのですが、少なくとも僕の周りではそんな美味い話は無いみたいで残念です(笑)。

 兎に角、WEB企業側には比較データがあります。

 弊社の場合は運営サポートに関するノウハウと同業他社の比較データを持っているコトになりますが、依頼サイトの改善点や強みの検証、提案を行う際には必ず、“企業規模”、“業種”、“運営状況”、“サイト条件”、“販促活動”、その他の様々な条件が当てはまるWEBサイトのデータを参考にしています。

 それにより、現行サイトの“不足した点”と“改善点”を提案して実行するかを検討して頂くのです。

 詳しくは、この記事で述べませんが理想的なWEBサイト運営とは、自社でデータの検証とノウハウの蓄積をしながら、WEB業者に比較データを出してもらい、受け渡し可能な情報のすり合わせをした上で目標達成するための提案をしてもらうというものかも知れません。

 早い話が、WEB会社とはパートナー企業として保守契約を行い、共に売り上げを伸ばしていくコトが出来るというのが一番なのでしょうね。

 いやはや。。

今もFlash動画を設置している企業サイトについて考えてみる。


FLASH動画をタイトル画面にしているホームページはまだ多い?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 8月下旬の話になりますが、2015年9月1日よりAmazonにおいてFlash広告の掲載を受け付けないというアナウンスがガイドラインよりされました。

 そもそもの発端は、Flashプログラムの脆弱性をついたマルウェア配布問題の拡大でしょう。

 去年のITニュースで目立っていたものに“リスティング広告”や“動画サイト”でFlashが表示できない旨のメッセージと一緒に最新版のFlashPlayerへのアップデートを促し、偽FlashPlayer配布ページでマルウェアをダウンロードさせてフィッシングなどの迷惑行為を行うというものがありました。

 それが今年になるとFlash広告を表示しただけでもウイルス感染させる事例が増加してると言います。

 しかも、聞くところではウイルスを感染されられた多くの方は、対策ソフトを使っていないためウイルス感染させられたコトにすら気付かないままなのだとか…どうやら年々こういった手口は悪質になっていく様です。

 まぁ、詳細や対策については別のサイトで紹介されていますからそちらをご覧頂くとして、上記の図の様にWEBサイトを閲覧するための各種ブラウザやYahoo!やGoogleといった検索エンジン、Amazon等の通販サイトが次々にFlashプログラムを排除する動きをしています。

 これはFlash動画を公開している企業様にとって無視できない状況です。

 いや、別にウイルスを配信している訳ではないから関係ないと思われた方、そうではありません。

 もともとスマホやタブレットではFlash動画の閲覧が出来ないコトが一般的ですし、パソコンによるサイト閲覧でも設定をしてFlashを表示させないという方も増えていると聞きます。

 企業様にとって“Flash動画”を表示しない環境が整いつつあるコトが問題なのです。

 危険性が実感できない、Flashを見れない方のいるコトを知らない、分かっていても予算を当てられない、そもそもホームページのタイトルにあるアニメがFlash動画かどうか分からない…その理由は様々なんだと思います。

 もちろん、高額な費用を掛けて制作したのだから残しておきたいという気持ちもあるでしょう。

 しかし、利益を追求するビジネスツールだという点からホームページの仕様を考えれば、企業様への影響や印象等を考慮して他のプログラムでの動画に作り直すコトも大切なんだと思います。

 また、この状況の放置は今後のビジネスチャンスを逃すコトに繋がってくるかも知れません。

 ビジネスである以上、費用を掛けたくなければアニメーションさせずに1枚の画像タイトルに変更するのも“あり”なのですから企業ホームページの中に表示されない図がある等の“マイナスイメージ”だけは取り除いておきたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう

 いやはや。。

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フラッシュやGIFアニメ、プログラムでの演出について考えてみる。(Flashは別プログラムに変更を。)

FlashアニメやゲームのWEBサイト設置について考えてみる。(1年で真逆の記事になっちゃいました。)

 

同業で営業してる方と情報交換した時に聞いた商談で困る話。

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 弊社のように“ご紹介”によって企業様へお伺いするビジネススタイルと違い、新規顧客の獲得が目的で営業をされている方の話は、自分では経験できないコトも多くて大変勉強になります。

 何でも営業で“手応え”を感じられるかは次の2つがポイントになるんだとか。

・有益な情報にはお金が掛かるという認識の有無

・ご提案を理解しようと聞いてもらえているかどうか

 いや、もちろん違うという意見も多くあるでしょうが、信頼関係が出来てない状況では“情報にはお金がかかる”という認識が経営者様あるかどうかは重要でしょう。

 確かに、ビジネスにて契約が絶対にない商談ほど無駄なものはありません。

 また、頷きながら話を聞いてもらっていても“興味がない”、“理解していない”、“お金がかかるので契約しない”、“断る”という思いは伝わると言います。

 ただ、それでも営業職の方にとって提案する商品やサービスに興味を持って頂けるよう“伝える力”が求められているんですけどね。

 いやはや。。

ブログの更新は一日に数回しないと駄目なのかについて思う。


ブログを1日に何度も更新するコトはホントに企業にプラスなのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 今はブログをSEOに役立てたいなら一日に2回以上は更新しないと駄目だと言われました。

 こういった相談は今でもありますし、当サイトへの検索ワードでも目立っていますから、“ブログを更新する効果”については定期的にテーマに取り上げて記事にしているのですが、ホントにそうなのでしょうか?

 そもそも“駄目”という言葉の意味には、いろいろと営業的な含みもあって判断が難しいです。

 確かに、企業様にとって必須のビジネスツールとなったホームページやブログですが、別に所有を義務付けられている訳ではありませんし、更新をしないと誰かに責められる訳でもありません。

 ただ、これが“ブログを更新した方が良い”のかという問いとなると話は別です。

 もちろん、以前のブログ記事で述べた更新しないよりした方が“良い”という意味ではなく、企業様にとって“”があるかどうかという意味での“良い”です。

 上記の図にも描いていますが、企業様において“利益”を生み出すためのブログ運営が出来ているのかと問えば、面倒ばかりで手応えを感じられないという方がほとんどではないでしょうか?

 別に、無理してブログ更新を続けていたとしても、自社サイトを検索できるキーワードが無限に増える訳でもなく、アクセス数が増えても問い合わせの割合や売上が伸びる訳でもない。

 いやいや、待ってください。

 手軽な自動更新ブログラムという認識のブログですが、検索ワードが増加を始めるまでのサイト評価の時期に更新の習慣づけができなかった(または、更新が続かなかった)企業様が多い中、更新できているだけでも“成功”の入口にいると考えられます。

 問題は、そのブログ記事がビジネスに繋げられていないという点なのです。

 ただ、漠然とブログの更新をしていてもそれは個人の趣味の領域でしかなく、ビジネスである以上は利益を出すツールとして有効活用できる運営をしなければなりません。

 ブログは、商品やサービスへの興味関心の促し、ターゲット層のマッチング、購買意欲の向上、購入やサービス利用と言ったアクション誘導、口コミ誘導…考えればいろいろな活用が可能なビジネスツールです。

 まぁ、これらのビジネス戦略に対して有効にブログを活用したいのであれば“手間”と“費用”は必要なのですが。

 もし、そんな手間のかかる運営が面倒だというのであればイメージ戦略のツールだと割り切ってしまうのも良いですし、ネット販売や来店誘導をアフィリエイターに依頼するなり、ネット広告を活用するなりした方がよほど企業利益に繋がるでしょう。

 仮に、ブログ更新を請負業者に丸投げできたとしても単にSEOによるアクセス数アップが見込めるだけで、企業利益を出せるかどうかには全く別の手立てが必要なはず。

 どちらにしても、ブログを書いているから結果も欲しいという根拠のない我が儘だけで簡単に成功するのであれば、全てのWEBビジネスにおいて失敗する方はいないと言って良いくらいなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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ホームページからの利益の期待とギャップについて考えてみる。

(連載66)ブログ更新をするのならビジネスに繋がる活用をする!

 

ブログ運営は容易性と安全性のどちらかについて考えてみる。


ビジネスだからこそ負荷の軽減を優先させないルール作りも大切!Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ブログはホームページを持つ企業様にとって便利ですが心配もまた多いシステムです。

 普段はそんなに感じないかも知れませんが、ブログの仕組みが自動更新プログラム(CMS)の一種だと考えれぱ、必要なIDとPasswordが分かれば誰でも簡単に侵入するコトができるというのも心配の一つでしょう。

 このブログへの侵入には人によるものとロボットによるものがありますが、その被害件数は増加傾向にあるため、一部のサーバーでは不正ログインが確認された場合にはアクセス制限を掛けるなどの対策がされているようです。

 また、最近ではログイン画面にIDとPassword以外にランダムな文字を表示させて入力確認する方法…いわゆる“CAPTCHA システム”を設定するなどの対策を自社で行っている企業様も増えているように感じます。

 しかし、退職者によるブログ侵入で悪意ある書き込みをされたという事例もあるように、企業様に求められるリスク対策も年々に負担が大きくなっているようです。

 企業情報の漏えいやブログの乗っ取りを防ぐための対策は、生産性が少なく“手間”ばかりかかるため導入に二の足を踏んでしまう企業様が多いのも分からなくもありません。

 WEBとは関係ありませんが、且つて企業の情報漏えいが続く中でオフィスへ出入時の本人認証を導入するなど今では当たり前になったシステムも、導入にかかる費用の工面と習慣づくまでの手間は相当なものだったでしょう。

 さて、話は本題に戻りますがブログ運営の際にやっておきたい対策は次の2点です。

・ブログの更新をするパソコンは固定する。

・ID(アカウント)は機能制限を設定して個別に発行する。

 確かに、これらの設定をするコトで出張先や自宅からブログ更新ができなくなりますが、個人の趣味ではなく業務だと考えるならばログイン制限が掛かるコトやアクセス履歴が残るコト自体は別に不思議ではありません。

 要は、“なぁなぁ”でブログを運営している企業様は常に問題と隣り合わせにいるというコトなのです。

 先に述べた例ですが、辞めた人間が会社のブログに侵入して悪意のある書き込みをする。

 この事例の中には、ネットカフェとかで書き込みすれば分からないだろうという認識の方もいたみたいですが、これはネットの仕組みを理解していないだけで多くはバレます。

 ただ、ブログへの悪意の書き込みは書いた側の都合や真偽には関係なく膨らみながら独り歩きしてしまうもので、ある程度の規模となった企業様は自社ブログへの不正ログイン対策くらいはしておいた方が良さそうです。

 どちらにしても“うちの会社にはブログへの侵入なんて有り得ない”という認識のもと自己責任で経営者様が容易性を選択されているというのであれば仕方がありません。

 問題は“当事者になったら慌てる”という自業自得な方の場合で、少なくとも事後対策では足元を見られても仕方がありませんし、事前に行う対策費用よりも金額が高くつくのが一般的なのでやはり気を付けておきたいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

▼過去のよりぬき関連記事

インターネットに対する個人の危機意識について考えてみる。

(連載48)当ブログに不正なログインを試まれた件の報告?

 

(連載84)WordPressの管理画面へ不正なログインがあった話。


猿じゃダメらしい。不正ログインの攻撃は成功でも失敗でも・・・

 結論から先に言うと“成功しなかった”みたいですが、当サイトにおいて昨日(2015年9月5日)、WordPressの管理画面へ何度も繰り返して不正なログインが行われるという攻撃があったようです。

 まぁ、当サイトに限らず利用者が多いシステムやサービスは同時に不正な攻撃も多いのが世の常でしょう。

 しかし、一部サーバーから提供されるサービスやWordPressの脆弱性は今や広く知られているところであり、その対策や不正履歴の取得は簡単に出来るなど事前に行えるリスク回避の作業も今では数多くあるものなのです。

 当然、不正にログインされたという事例も少しずつ減っていますが、だからと言って、実際の攻撃があっても何もしなくて良いという訳でもなく、管理画面を開いたつもりが“アクセス制限をかけました”の告知表示を見た時にはもう複雑な気持ちになりました。

 ちなみに、当サイトへの不正ログイン攻撃は初めてでした。

WordPressログイン画面を開いたらアクセス制限が掛かってた。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 上記のコトから、実際の被害に遭うかは各企業様の“リスク意識”の有無がポイントになるのでしょう。

 確かに、WEBサイト運営において起こるかどうか分からないリスクに対して予算を注ぎ込んでいくというのは、既存の保険サービスとは違って経営判断の難しい問題になっているかも知れません。

 しかし、一度問題が発生すると解決に要する時間や費用はケースバイケースで予測できないものです。

・問題の急速な拡大化

・事前の状況には戻せない可能性

・引き起こされる損害

 少なくともネット社会において、バックアップを初めとするリスク対策を何もしていないのであれば自社サイトやブログ記事のデータを“元に戻せない”もしくは戻せても“時間がかかる”というのが常識だと思っておいてください。

 これらは企業様の自己責任で理解しておく必要があるコトなのです。

 さてさて、今回は“猿ダメ”のカテゴリで自社サイトであったコトを書く回ですし、詳しくはホームページ有効活用の時にでも記事に書くとして、今からまたクライアント企業様のWordPressブログでも不正ログインが行われていないかのチェックに戻りたいと思います。

 いやはや。。

風評被害や意図しない炎上が起こる原因について考えてみる。


風評被害や炎上の問題は気づきの数と拡散スピードで考える?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 前回のブログ記事で今話題の盗作問題について述べましたが、折角なので今回は続きと称して“風評被害”についても少し考えてみたいと思います。

 ただ、一言で“風評被害”といっても、その情報拡散には様々な人の思惑が入り混じっているものです。

 ですから、上記の図でも描いている通り企業様の“悪い噂”の全てが風評被害となる訳でもなく、関心が無い情報、批判拡大に参加しても達成感や満足感を含めた損得のない場合には問題視すらされません。

 もちろん、これらは企業様の危機対策への説明責任や対応の姿勢が整っているコトが前提の話です。

 また、企業様から“SNSは怖いからしない”という話をお聞きするコトがありますが、これは皆様の周りにおいても企業規模や知名度に関係なく大小様々な風評被害の問題が発生しているからなのでしょう。

 確かに、悪い噂は良いものより“速く”、“広範囲”に拡散すると言います。

  しかし、単に“悪い噂”は情報の拡散を正当化する口実が作りやすく、人の付け入る隙も大きいというだけで、それが必ずしも風評被害の発生に繋がるのかと問われればほとんどの場合ではそうではないはずです。

 つまり、反対意見の割合よりも周りに批判して得する数がどの程度あるかの方が重要なのだと思います。

 そういった意味では、最近では電話対応をせずWEBサイトでもお客様窓口が分かり難い企業様が増えていて、問題が解決しないまま消費者が諦めているケースも増加しており、こんな消費者の不満蓄積され続けていると小さなきっかけで大きな批判活動になるかも知れません。

 更に、タイミングが悪いと別の企業様への不満も一緒にしょい込む可能性すらあります。

 どちらにしても風評被害については事前のリスク管理と事後の対応がどの企業様にとって被害を最小限に抑えるための課題となるはずなのですが、取り組みには人と予算が必要となり経営判断に委ねられる訳ですから簡単にはいかないのでしょうね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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インターネットで拡大する盗作問題について少し考えてみる。

企業側がもっとお客様の声を集める大切さについて考えてみる。

 

インターネットで拡大する盗作問題について少し考えてみる。


今後は“著作権”について、もっと向き合うようになってくるはず?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 最近、東京オリンピックのエンブレムが盗作なのかと問題視されて話題になっています。

 まぁ、この問題については専門家の方々にお任せするコトにして、当ブログでは別の視点から他人ごとではない“盗作問題”について少しだけ考えてみましょう。

 ポイントは盗作問題では“言われた側”と“言う側”の両方の視点から考える必要があるという点でしょうか。

1)盗作だと言われた側にその意識はあるのか?

 俳句やイラストの受賞作品、論文レポート、マスコットキャラやキャッチコピー、エンブレムやロゴに限らず“盗作問題”は昔から数多くあり、誰が見てもあからさまなものから類似していて疑わしいものまで様々な事例が存在しています。

 また、実際に盗作していても“盗作ではない”と言ってしまうのも自己防衛の心理から理解できなくもないです。

 反対に指摘する側となる人間の心理では模倣や模写に対しては“どこそこが似ていない”、オリジナルのものに対しては“何々に似ている、影響を受けている”という印象を自然に持ってしまうものらしいです。

 しかし、“盗作問題”には個々の判断に委ねられていて共通認識の線引きとなるルールがありません。

 いくら本人がオリジナルだと主張していてもインターネットで世界中と繋がるコトの出来る今、似たアイデアを持っていて“自分に著作権利があるはずだ”と主張される方とも繋がってしまう可能性は十分に考えられます。

 調べてみると著作権利の対象にならない例もネット上には多く紹介されていますが、やはり曖昧なものが多く問題が起こった際に和解できる判断材料までには成り得ないでしょう。

 もちろん正式に手続きして使用する、参照元を公表する等のリスク回避の行為は有効です。

 しかし、100人中100人が“盗作”だと感じるものでも当の本人は“インスパイア”されただけだと本気で思っている…こんな状況下では大問題になるまで気づくはずもなく、リスクマネージメントの意識はこんなところにも課題として広がっています。

 まぁ、初期対応が大切なのは当然ですが、盗作元とされているものを一切見たコトが無いなんて言い切ってしまっていれば、後から「実は…」なんて言えなくなるコトもあるのでしょう。

 そんな時、当事者にはプライドが少し邪魔するかもしれませんが素直に“ありがとう”と“すいません”くらいは言えた方が世間に与える印象は良さそうです。

2)盗作だという側が当人ではないケースが今後は増えてくる?

 痴漢の冤罪詐欺というものがあるそうですが、自分の損得から外れた第三者の正義感優越感による盗作疑惑の盛り上がりはインターネットに限らず課題となってくるでしょう。

 盗作の真偽より、盗作だと言われた時点で企業へのダメージは大きく致命的です。

 更に、ほんの一部の悪意ある第三者が当事者叩きに参加しても許されるという口実を得られれば、どこまで攻撃がエスカレートしていくかは皆さんの周知のところだと思います。

 しかし、TPPにより著作権法の非申告罰化や今回の事件が裁判となり判例がでれば不安要素とも成り兼ねず、今の著作に対する曖昧な共通認識のままでは、お金やライバル貶める目的の悪意ある行為が増加するやもしれません。

 これからの時代は、情報発信をする企業様全てがインターネットを活用して情報を“見ている”と同時に“見られている”という認識を持つコトがリスクマネージメントの意識にも繋がってくるのでしょう。

 悪い言い方をすれば今までは暗黙の了解だった談合や出来レースも世界で通用する程のコネでも持たない限り“強力なコネクション”とは言えない時代になったのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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ホームページを真似されるという問題について考える。

情報操作というか意識誘導してしまいそうになる点に思う。

 

仕事でスマホやタブレットを使う機会が多いけれど困った話。

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH 最近たまにスマホやタブレットの操作をしていて全く反応しなくなります。

 別にフリーズしたという訳でもなくボリューム等の他の操作は可能な状況で、タップやフリックだけ反応しないという現象です。

 最悪、電話がコール中にとれないままに直ぐに折り返すなんてコトもあるのですが、機種変更はしたばかりですし故障しているとは考え難いかな。

 いや、確かに電話が繋がり難いという一般的な問題はあり、CMで頻繁に言われているほど繋がり易くなったと実感できる機会もありませんが、それとこれとは別の話でしょう。

 ある日、またスマホが操作に反応しなくなったので咄嗟に薬指で画面に触れてみたところ、もう…さくさく動作しました。

 どうやらこの状況って僕の右人差し指だけ反応しにくいってコトみたいです。

 しかし、この状況が職業病の一つだと考えて良いのかどうか…個人的に起こっているのか、同じような経験をされている方がいるのか知りませんし。

 まぁ、指紋はありますし普段は操作できてるので暫くは様子見の状況なのです。

 いやはや。。

WEBサイトにある資料請求は有効なのかについて考えてみる。


ホームページにある問い合わせや資料請求フォームは有効か?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページから資料請求のメールが届かない。

 そんな話を耳にするコトがありますが、それって“資料請求”という手段がビジネスモデルにあっていないか、WEBサイトで資料が提供されているという事実が知られていないかという点をまず最初に確認する必要があります。

 特に、営業アポイントや契約を促す問い合わせフォームであるなら尚更その敷居は高いものです。

 もし、それなのに問い合わせメールがポンポンと届く状況だというのなら、余程のブランド力があるのでない限り同業他社による情報収集かも知れないと考えてしまうのも仕方のないコトなのでしょう。

 まぁ、そもそも同業他社に知られてビジネスに影響が出る重要な情報を一般的に誰もが簡単に取得できるようにしている時点でもうどうかと思いますが…。

 その場合はもう一度、WEBで提供している資料を検討し直す必要があるかも知れません。

 ただ一つ言えるコトは“問い合わせ”や“資料請求”が来ない理由を把握しているかどうか、それが有効な手段なのかを理解しているかどうかが成功の鍵となってくるのでしょう。

 案外と問い合わせの項目や資料内容を明確にしたり、アプローチするターゲットを絞り込むコトで簡単に資料請求のメールが増える可能性もある訳で、まだまだ現状を改善する余地がある企業様も多いと思います。

 どちらにしても自社サイトから問い合わせメールが来ない、または少ないという現状を受け入れてそのままにしておくのかどうかの企業姿勢が問われている日々の繰り返しなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

▼過去のよりぬき関連記事

競合からホームページを守るというコトについて考えてみる。

企業サイトを真似されたくないという心理について考えてみる。