ブログの更新は一日に数回しないと駄目なのかについて思う。


ブログを1日に何度も更新するコトはホントに企業にプラスなのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 今はブログをSEOに役立てたいなら一日に2回以上は更新しないと駄目だと言われました。

 こういった相談は今でもありますし、当サイトへの検索ワードでも目立っていますから、“ブログを更新する効果”については定期的にテーマに取り上げて記事にしているのですが、ホントにそうなのでしょうか?

 そもそも“駄目”という言葉の意味には、いろいろと営業的な含みもあって判断が難しいです。

 確かに、企業様にとって必須のビジネスツールとなったホームページやブログですが、別に所有を義務付けられている訳ではありませんし、更新をしないと誰かに責められる訳でもありません。

 ただ、これが“ブログを更新した方が良い”のかという問いとなると話は別です。

 もちろん、以前のブログ記事で述べた更新しないよりした方が“良い”という意味ではなく、企業様にとって“”があるかどうかという意味での“良い”です。

 上記の図にも描いていますが、企業様において“利益”を生み出すためのブログ運営が出来ているのかと問えば、面倒ばかりで手応えを感じられないという方がほとんどではないでしょうか?

 別に、無理してブログ更新を続けていたとしても、自社サイトを検索できるキーワードが無限に増える訳でもなく、アクセス数が増えても問い合わせの割合や売上が伸びる訳でもない。

 いやいや、待ってください。

 手軽な自動更新ブログラムという認識のブログですが、検索ワードが増加を始めるまでのサイト評価の時期に更新の習慣づけができなかった(または、更新が続かなかった)企業様が多い中、更新できているだけでも“成功”の入口にいると考えられます。

 問題は、そのブログ記事がビジネスに繋げられていないという点なのです。

 ただ、漠然とブログの更新をしていてもそれは個人の趣味の領域でしかなく、ビジネスである以上は利益を出すツールとして有効活用できる運営をしなければなりません。

 ブログは、商品やサービスへの興味関心の促し、ターゲット層のマッチング、購買意欲の向上、購入やサービス利用と言ったアクション誘導、口コミ誘導…考えればいろいろな活用が可能なビジネスツールです。

 まぁ、これらのビジネス戦略に対して有効にブログを活用したいのであれば“手間”と“費用”は必要なのですが。

 もし、そんな手間のかかる運営が面倒だというのであればイメージ戦略のツールだと割り切ってしまうのも良いですし、ネット販売や来店誘導をアフィリエイターに依頼するなり、ネット広告を活用するなりした方がよほど企業利益に繋がるでしょう。

 仮に、ブログ更新を請負業者に丸投げできたとしても単にSEOによるアクセス数アップが見込めるだけで、企業利益を出せるかどうかには全く別の手立てが必要なはず。

 どちらにしても、ブログを書いているから結果も欲しいという根拠のない我が儘だけで簡単に成功するのであれば、全てのWEBビジネスにおいて失敗する方はいないと言って良いくらいなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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