2013年7月20日の戯言(確かに世話好きな人はいるな。)



 自分の家の物事は面倒くさがっても、隣近所の物事は嫌がらずに働くコトのたとえ。

 自分自身の事柄に対する働きは“経験”となり、他人に対する働きはサービスであり“対価”となる。これがビジネスの基本だと思います。

 まぁ、自分自身の事柄に対して面倒くさがるという“ことわざ”が今回のテーマなので簡単に比較できませんが、そもそもホームページの運営は張り詰めて行うものではなく、ビジネスでも息を抜くポイントは必要です(笑)。

 僕の場合は、息抜きに掃除したり、収納スペースを確保して模様替えをしたりしますが、やはり日常では仕事と比べると“趣味”というかスローペースな動きばかりだと言えなくも無いです。

 では、企業ホームページって“自分の家の事柄”と“隣への世話”とどちらに位置するものなのでしょうか?

 自社の持ちものだと考えて極端な話をすれば、いつでも“更新”や“閉鎖”を行えるものに違いはないのですが、こういう理由でサイト運営を不精していて良いものか・・・。

 いやいや企業ホームページは、“隣”のお客様へ“良い商品”や“良いサービス”を伝える(世話する)ものだと設定するとちょっと話が変わってきそうです。

 隣近所に対して“こんなサービスがありますよ”、“こんな商品がありますよ”という告知活動は、立派な隣近所への世話であり、この“情報発信”の手立ての一つが“ホームページ”という訳です。

 そう考えると“ホームページの更新をしてない”という行為は逆に“世話をしてない”というコトになります。

 自社の商品やサービスがホントに良いもので世間に広めて行きたいというのであれば不精していて良い筈はありません・・・と僕は思うのですがどうでしょう。

 “まちぼうけ”の“樹の根っこ”では無いのですから、ホームページは活用していかないと“偶に結果を出すコト”があっても安定した企業利益のための戦力にはなりません。そうは言っても自社運営となると後回しになりがちで“有効活用”は難しいのでしょうが、ここが踏ん張りどころとも言えそうです。

 最初から予算を持ったプロジェクトやチームにてサイト運営を行える企業であれば別の要素も多いですが、少しずつサイトを育てて結果を伸ばし、利益に貢献するまでになっている企業様の多くは、基本的な運営を繰り返されています。

 サイトを更新して、事例を検証し改善して、コンテンツを増やして、メールや電話にはスピードを持って対応して、競合と差別化をして、独自性をアピールして、告知して・・・。

 ブログの更新、スタッフの画像やコメント、案外と人的要素に恵まれる企業様は幸せです。

 もともとWEBの運営に関する取り組みが好きな人、もしくは企業でのサイト運営という役割に熱意を持って取り組める人は“試金石”と言えます。

 好きこそ物の上手なり・・・ではありませんが、モニターの先にいる人に思いが届けられるのはそういった方々の思いなのかも知れません。

 まぁ、何事も嫌々やっていては結果はでないというコトで、ひとつ。

 いやはや。。