ホームページに掲載してる情報の嘘について考えてみる。
- 2013年03月27日
- ホームページ有効活用
■書き連ねてきたブログは不可能!? でも、企業で発信している情報の内容は把握すべき?
お客様の指摘によりミスが発覚する・・・これは一番あってはいけないコトです。
以前にも少し述べたコトがありますが、企業ホームページから発信されている情報の中には多くの嘘があると言われています。
そこで今回のテーマですが、別にホームページを介して行われる“ミスリード(先入観の植え付け)”や人を騙すための意図的な嘘についてではありません。
企業が知らず知らずに行っている間違った情報発信について考えてみようと思います。まず、意図的でない情報の間違いには次のようなケースが考えられます。
・情報提供側の思い違いや資料の間違い
・制作側の掲載ミス、打ち間違い
・掲載の間に情報が古くなってしまった
かつてニュースに取り上げられていたケースを思い返してみると価格を1桁間違ってホームページに掲載してしまったという例があります。
いくつかの事例では、収拾が付かず本当にその価格で販売せざるを得なかったという場合もありましたが、ほんどはホームページに“お詫びを掲載する”という対応をとっているようです。
一度、大手家電の価格の表記ミスを行った際のデータを見せてもらいましたが、テレビを一人で100台注文するなど転売か店へのクレームでごね得を狙ったと思われても仕方ないものがいくつもありました。
また別のケースとなりますが、買い物カゴで商品数の上限設定をしていなかったため、ある人気商品が売切れになった際にまだ買い物カゴが動いているネットショップとして紹介されて、とんでもない数の注文が来たという話もあります。
次の日は、お断りのメール対応に追われて仕事にならなかったようですが、全ての方が納得してくれるという訳ではありませんから、“誤りは良いから商品を準備しろ”と言われる方もいただろうなとは容易に想像できます。
さて、上記のケースで悪いのは誰でしょうか?
お店や担当様、更新保守を行っている企業、明らかにミスだと分かっていて注文する利用者・・・誰もに責任があり、誰もが被害者であるとも思えます。
しかし、情報が古くなってしまったケースだけは、発信側の企業に責任の多くがあると言えるでしょう。
弊社のようなWEB運営サポートの企業では、年度末やご契約企業様の決算時期に“古くなって変更が必要な情報は無いですか?”とお伺いを立てます。
価格やキャンペーン情報、サイトを見ている訪問者の方は発信されている情報が“正しい”という前提でホームページを閲覧しているものです。
10年程前になりますが、個人情報保護など重要視しされてなかった頃に“現金10万円”とか“ルイ ヴィトン(LOUIS VUITTON)のバックを50名”等のプレゼントアンケートを行い、女性の個人情報の売買を行っていたという企業のニュースがありました。
ニュースに取り上げられたきっかけは、ホームページの作成費用を払わなかったとか、当選者の発表を行わなかったとかなのですが、その後、女性の個人情報は数百万円で売買されていたとニュースが続き、話題になりました。
まぁ、僕が知っている限り、各企業様ではキャンペーンを正しく行っているのですが、個人情報の関係で当選者の発表方法が難しくなっていますし、曖昧な発表だと当選を誤解される方も出てきます。
最近では、発送を持って発表と替えさせていただきます・・・って、パターンが多いようですが、プレゼントキャンペーンに限らず、ネットでは嘘より“正しい情報”だと認知してもらう方が、どうやら大変みたいです。
ただ、企業の利益を守るという点から考えると“古い情報”のチェックはしておいて間違いが無いと思うのですが、皆さんのサイトは定期的な情報の確認をされていますか。
ちなみに当サイトのブログにおいて、情報が古くなっている場合はご了承ください・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。