2013年5月11日の戯言(杖とも柱とも頼まれる・・・とか。)



人を頼りにしてばかりで、何事もやりっぱなしにしてしまう者のたとえ。

 “好き”の反対は“無関心”だとか言いますよね、ビジネスにおいても取引先の企業様が自社を“無関心”という状況なのは最悪だと思うのです。

 案外、あの会社は“あそこが悪い”なんて言葉をいただいたとして、それも裏返せば“あそこが良ければもっといい企業なのに”って思いからの言葉なんだと受け取るコトができます。

 ホームページの運営サポートの仕事をしていると“要望”をだけ言われるコトたってあると思います。いわゆる“丸投げ”って言われる仕事です。

 しかし、丸投げって誰にでも出来ないと思うのです。

 友達との遊びではなくビジネスなのですから、そこには“企業の利益”が発生すれば“損失”を出す場合だってある訳で・・・責任転嫁でも無い限り、解決できそうな人にしか投げられません。

 僕だって“後はお願い”って言葉は、任せても大丈夫という信頼できる人にしか言いませんし・・・。

 人を頼りにしてやりっぱなしにしてしまう企業があり、人から頼られて物事を成し遂げてその対価をいただく・・・これがビジネスなのです。

 日にちが無い、問題が発生した、システムを導入したい、通販を始めたい・・・どんな要望というボールもキャッチして、その結出して果を返球する。

 運営サポート企業の仕事ってそんな感じなのかも知れません。

 ノウハウを蓄積し続け、サービスの向上を行っていくコトが大切だというのは、頼っても大丈夫だという裏づけのアピールであり、これが企業間の信頼関係を築いていくコトに繋がっていくのでしょう。

 企業にとってホームページを持つコトがまだ一般的では無かった頃、リーフレット1枚で5ページのテンプレートデザインのホームページを作っていたという事例もあります。

 これを無茶というかビジネスというか、ホームページ制作に限って考えても事例は幾らも出てきます。

 時代の流れで競合の企業が増えて、要望は細かくなり、技術や環境が整って個人にでも比較的簡単なホームページであれば制作も本を見ながらサイトの運用もできるようになってきました。

 もちろん専門的知識のある方が高品質の商品やサービスを提供できるのですが、依頼主の側でその“差”や“価値”が分からないってコトがあったとしても責められる訳がありません。

 個人の制作とは違うと分かる圧倒的な品質の商品やサービスを提供するコトこそが、企業に課せられた役割なのではないでしょうか?

 とりあえず“困ったら連絡してもらう”っていうのが弊社の基本姿勢でありつつ、例え矛盾していたとしてもクライアント企業様が困らないようにWEB運営のサポートをしていくのでした。

 いやはや。。

2013年4月27日の戯言(運営と制作、需要と供給の違い?)



立場が違うから行いも違うわけで、その立場を取り替えれば行いが同一になるというたとえ。 

 “ちをかうればすなわちみなしかり”、立場が違うから行いも異なるというわけで、その立場を取り替えれば同じコトを行っているという例えです。

 弊社ではWEB運営サポートの仕事をメインとしていますが、当然ながらクライアント企業様のホームページリニューアルや別サイトの制作を行う機会もあります。

 そういった意味では、“インターネットの何でも屋さん”というイメージの企業なのでしょう。

 弊社でのホームページ制作や起業当初からのお付き合いだと、毎月の訪問相談やネットやホームページ運営での企業間トラブル、ドメイン等の一元管理等、全て行うコトが当たり前なんだと思われがちですね。

 まぁ、弊社にしても人的サービスは他社との差別化となりますし、サービスの向上は常に行っていくコトが企業の強みとなり、今後も企業のノウハウ蓄積や企業の新主軸と同様に新しいサービスの追及はしていきます。

 しかし、ホームページに関するサービスを専門的に見れば“制作”や“運営”と分けられ、更に細かく考えれば“公開までのディレクション”、“ネット広告のマネジメント”、“メディアミックスサポート”と限がありません。

 そのため、最近ではホームページ制作やランディングページ制作において業務内容の共通認識が出来ておらず、企業間トラブルが増加しているようです。

 実際、サービス内容はここまで!・・・という区切りを明確にするコトは難しく、企業によってまちまちというのが現状なのではないでしょうか?

 仕事柄、企業の間に入って問題解決を行ったり、サイトオープンまでのマネージメント等が、年々増えてきているので“実感”とするところなのですが、そのお陰で制作会社様と繋がる機会が多いのかも知れません。

 弊社がホームページ制作だけを行う企業であれば、競合となる企業様はもっとあると思いますし、生き残りは難しくなるのではないか・・・なんて日々思っています。

 最近多いトラブルは、契約時に曖昧になっていた点が、ホームページの制作をして公開を迎えるにつれ“ズレ”が生じるといったものでしょうか。

 事例が多いため割愛しますが、この“ズレ”が生じると信頼関係を築くコトが難しくなりますので、長い期間かけて更新保守を行いながらも互いに疑心暗鬼が拭えないケースもあります。

 いわゆる“ミスの多い制作会社”と“クレーマー依頼主”という誤認識の関係という状況です。

 大切なコトは、対価に対して提供できるサービスをきちんと“説明”して“納得”してもらうコトです。ビジネスには需要と供給がありますが、提供されるサービスと受けたいサービスがイコールだとは限りません。

 それは、必ずしもサービスを提供している企業の問題という訳ではなく、業務内容そのものが正しく認知されていないという場合もあるのですが・・・。

 これは、ちょっと前にも“ホームページ有効活用”で記事にしましたが、“自動車会社は道路まで作りません”という話で“可能なサービス”と“対価の費用”を明確にしておけば起こりえない問題も多いのです。

 サービスを受けるのは依頼主様だというコトを忘れてはいけません。

 提供する側で話す内容や提供するサービスの上限を決めずに、判断できる材料を提供するだけで、この手の問題はかなり減少すると思うのですが、素直に過ちを認めるコトと同様に難しいのでしょうかね。

 いやはや。。

2013年4月20日の戯言(理想と現実には差があるようです。)



仕事が多ければ多いほどうまく処理ができる、ゆとりがあるコトのたとえ。 

 多くの仕事をうまく処理するという姿は起業した人にとって理想の姿なのですが、これがなかなか難しい。

 まぁ、仕事があるというのは倖せなコトで、ありがたく思っていますが、会社全体で見れば毎月いつも同じ量の仕事で良いというものでもなく、年度末を始め、WEB業界にも繁栄期と閑散期があるものです。

 僕の仕事柄、お打ち合わせはお客様のお時間に合わせますので、日曜日や深夜0時から行うコトも頻繁では無いにしろ、それなりにあります。

 当然ながら、申し訳ありませんが直ぐに電話を折り返せないコトも・・・って、なぜかこの影響には偏りが(笑)。

 起業した頃には、仕事そのものが少ない時期も続きましたが、何でも自分でやろうとして週に半分以上は徹夜で作業していたものです・・・この辺は、開業時に顧客を持っていなかったというコトが影響していたのでしょう。

 今は、仕事と同じくらい勉強もしています。

 ある程度、弊社は資本を持って成功している企業では無いので、下積みから少しずつ成長している企業と言って良いと思うのですが、その辺が弊社の強みになっているコトも自分なりに理解しているつもりです。

 起業の1つの節目である3年目までも激しいキャパオーバーにはならないよう、目先の制作や新規顧客契約は控えてじっくりと今(7年目)をがんばっています。

 ただし、会社の経営はしたいコトだけをしていても駄目ですし、企業として成長するためには少しだけ無理もしなければなりません。

 つまり、前にも述べましたが“無茶でない無理”・・・1.1倍のがんばりをしているという話です。

 ですが、自分では出来うる“無理”であっても、客観的に見ればそう感じられないようです・・・そりゃそうですね、ちょっとだけ無理しているのですから(笑)。

 ただ、今回のことわざのように自分では仕事の量をセーブしてある程度の“ゆとり”を持っています。

 当サイトでも新規ご契約の受付が出来ない際には、その旨を告知していますし、クライアント企業様への影響が出ないようにするコトを一番に考えています。

 “忙しそうだったのでご紹介したかったのですが、今回は・・・。”

 “倒れられたりしていませんか・・・”

 ちょっとびっくりしましたが、こういうコトをたまにでも言われてしまってはまだまだですね。

 今後は、もう少し華麗に美しく仕事をこなして(笑)、忙しく見えないようにがんばりたいと思います・・・が、仕事が無いって思われるのはもっと不味いですし、さじ加減は難しそうです。

 8年目が少しずつ見えてきて、今後の課題は“前年比1.1倍の仕事を「ゆとり」があるかのように華麗にこなす。”といったところでしょうか?

 どちらにしても嬉しい悩みであるコトに違いはありませんね、いつもありがとうございます。

 いやはや。。

2013年4月13日の戯言(即戦力の人材ってどんな人だろう。)



世の中に知られずに埋もれている優れた人物のたとえ。 

 今回のテーマも順番で、たまたま選んだ“そ”から始まることわざなのですが、意味の確認のために調べてみて“な~るほど”って感じの検索結果が、完全に忘れていましたが何となく見覚えのある“ことわざ”だった訳だ。

 まぁ、シーズン“痛”も始まり二代目交代の記念と考えれば、ありと言えばありの選択ですね(笑)。

 だとすると“も”のことわざ選択の時には、(忘れていなければですが)“盲亀の浮木(もうきのふぼく)”を選ばなければいけませんねぇ・・・って、ついでに言えば今回だけはことわざの文字は“青”にすべきだったか。

 まぁ、それはさておき“あ”から順に始めたことわざテーマの“週末の戯言”ですが、一巡したらカテゴリ更新を無くしてアクセス数の少なめである土曜日も更新を休みにするか、単純更新できる企画にするつもりです。

 ちょっとカテゴリが増えてきて、忙しいときには“記事を書く時間”が負担になりつつあるので、週末は時間を空けておけるよう工夫しておこうと思っています。

 ・・・と言っても、まだ“そ”なので今年いっぱいはこんな感じの更新になるのですが(汗)。

 さて、今回のテーマでもある“滄海の遺珠”ですが、多くの企業では埋もれている即戦力となる逸材を捜しているコトだと思います。

 当然ながら、入社して直ぐに仕事がバリバリ出来るのであれば、企業として魅力的な人材なんでしょう・・・僕としては、“求めるスキル”と“企業でのポジション”を明確にしておかなければ疑問を持つところではありますが。

 そもそも入社して直ぐに仕事が出来るなんてコトは皆無です・・・先ずは、その企業の特色を、仕事の流れやビジネスモデルを理解しなければならないのが一般的であり、企業の中での歯車、役割を担うコトが大切です。

 WEBの会社で例えるならば、各ソフトの操作や企画のコツやプレゼン力などは経験を積みんで学べば自然と身に付いていくものですから、あまり重要視していません。

 企画やデザインなどは見た目も華やかなポジションですし、やりたいコトがあれば直ぐに任せて欲しいというのが今の風潮のようですが、古い考えではなく“社運をかけたプロジェクト”にいきなり新人が携わるなんてコトは無いはずです。

 ・・・ドラマやCMでは良くある展開ですが、下積みはいざという時の底力を培うためにも必要です。

 まぁ、我を通してまでやりたいコトがあれば組織に属さずに、自分で起業して好きにやってみれば良いと思いますし、一生懸命就職活動して入社した会社の愚痴ばかり言っていては日が当たるとも思えません。

 誰にだって得意な分野や企業での役割は必ずあります・・・“いやいや無いコトもあるよ”と言うのであれば企業かその人材に問題があるのだと僕は思うのですが、どうでしょう?

 案外、世の中に知られていない優れた人物とは、まだ世に出ていない全ての人に当てはまるコトなのかも。

 もしかしたら、近所のスーパーでレジ打ちしているおばさんが小説を書いたらベストセラーになるかも知れませんし、レーサーの素質があったりするのかも・・・。

 いやはや。。

2013年4月6日の戯言(頭は生きているうちに使え・・・と思う)



指図するものが多いと意に反した方へ物事が進んでしまうたとえ。

 楽しい経験をしたい、美味しいものの味を知りたい、怖い映画を見たい・・・生きるというコトは“知識欲を満たす”というコトだと思います。

 人の指示待ちで言われた通りの人生は、何かあっても人のせいにできますし、実際のところ“楽”なのでしょうが、それで自分自身を生きていると言えるのかどうかは、ちょっと疑問です。

 そういった点から考えると日進月歩のWEB業界は、僕自身の肌に合っている業種だと言えるのかも知れません。また、好きなコトを生業として生きられている特権を持つのですから、学ぶ努力も怠ってはいないつもりです。

 結構、僕は我が強くて好き勝手にやっていると思われがちなのですが、責任と覚悟は持ってビジネスに向き合っています・・・しかし、人の目にはこんな僕がどう映っているのでしょう?

 先日、あるデータを見ていたところWEB会社は一般的に次のような印象を持たれていると書かれていました。

・設備費用がいらない(元手が要らない)

・好きなコトを仕事にしている

・流行っている業種で儲かる(粗利が大きい)

 ぶっちゃけ“自分の仕事と比べると楽そう”という意見もありました。もちろん、理解ある意見も多くあります・・・が、“一般的”にはそう見えているんですね(笑)。

 もちろん仕事に上下はありませんが、このような印象であれば独立し起業される方が多いというのも分からなくはないです。ただ、僕としては自分の頭で新しいものを考えて独立した方が成功する可能性が高いと思っています。

 僕が起業した時は、ホームページ制作が今のSEOほど複雑ではない上に、利益率が高いという全盛期だったので、“ランディング契約”は企業様から嫌がられるし、運営サポートの会社は続かないと言われていました。

 しかし、起業して7年目も半分を過ぎた今、会社を存続できている事実は素直に“自分は間違っていなかったな”と思っています。

 ただ、現状に甘えず新しいビジネスモデルを考えていなければ、先がないというコトも知ってるつもりです。

 危機感を持って経営と向き合うとは“あそこが危ない”とか“解約になりそうだ”と起こった物事に対処していくのではなく、繰り返しのサービスとならないよう“解約に向かわせない”企業の成長(サービスの向上)を日々意識するコトです。

 危なくなってから対処を考える企業では、リスクヘッジは出来ません。

 また、僕は“生真面目”であると同時に“冷たい”とも思われているようです・・・確かに、人に生の感情をぶつけるのも弾けて騒ぐのも苦手と言えば苦手です。

 ・・・ですが、そう思われる理由は“自分に厳しい”と同時に“他人にも厳しい”からなんだと思います。

 誤解を恐れずに言えば、僕はあまり人を育てるというコトをしません。成長したいと願う人に期待し、選んで育てたいと思っています。

 どんなに大切なコトを言っても“聞く意思”がないと伝わらないものです。また、成長し続けるという行為は、同時に苦しくもあります。

 ただ、“やらされている”という意識の受身人間では“良い仕事”は出来ません。

 僕が思う“良い仕事”とは、その人だから出来る仕事のコトであり、誰がやっても同じ仕事や個の考えの入ってないやっつけ仕事に興味はありません。

 いつも知識欲を持って自分を高めたいと思う人と仕事をしたいと思っています。今のスタッフにはいつも支えられていますが、今後もウェブスタイルだから出来るというサービスの提供を行っていきたいものです。

 いやはや。。

2013年3月30日の戯言(物事を成し遂げるには覚悟が必要?)



どんな困難や危険もいとわず、物事に力を尽くす覚悟を現したたとえ。 

 今回のテーマは、趣味が高じてビジネスを起こしたようなイメージである“好きこそものの上手なれ”という諺と対極にあるような気もしますが、どちらにしても仕事を行っていく上で覚悟や心意気は必要です。

 しかし、ホームページ制作で起業する場合、二つの諺のどちらのケースの方が多いのでしょうか?

 資本を持って起業をする場合であれば別なのかもしれませんが、個人で独立する場合は半数以上が1~3年もたないという情報もあるのがWEBの業界で、今後は独自性を持たなければ生き残りはもっと難しくなると言われています。

 もはやWEBも個人企業が太刀打ちしていくために目先の仕事ばかりを受注するのではなく、企業の柱となるビジネスモデルを作ったり、ニッチな強みを作ったり資本投資をしていかなければなりません。

 僕の場合だとホームページやプログラムの制作を行う企業だけでなく、ディレクターも決まっている中でリスクヘッジの部分だけという依頼をお受けするコトがあります。

 その中には、もともとリスクマネージメントの担当依頼を予定していなかったケースもあり、問題が発生したために急遽入ってくれないかという依頼もあるのですが、これらの機会は企業ノウハウを得る貴重な経験となっています。

 ただ、ホントに困ったとき・・・というかギリギリまで頑張って最後の最後でというケースや人間関係で間にはいってというケースには僕も頭を痛めるコトもあるのですが(笑)。

 明日までに・・・無茶な依頼とは分かっていますが・・・。

 簡単にはお受けできませんし、受けたらしばらく寝れない日が続きます・・・まさに、困難もいとわず尽力を尽くすという機会ですね。

 しかし、当然ながらビジネスは自社のご契約クライアント様が優先です。

 特に、年度末は今から来てくれないかというような依頼もあっても、日々のスケジュールはいつもより余裕を持たせるように気をつけています・・・そのため、どうしようもないときは心苦しいのですが断られせてもらう場合もあります。

 性格的には、問題解決にワクワクを感じたり、達成感を感じる辺りは、僕が仕事人間というか“趣味が仕事”と言われる所以なのでしょうね。

 そうそう“好きこそものの上手なれ”の“上手”ですが、本人が会得しているレベルと専門家が客観的に見るレベルに開きがあるコトも事実です。

 確かに、専門家よりも知識に長けた方もいらっしゃいますが、多くの場合は本や知人から得た知識である場合も少なくありません。

 まずは、共通認識を得るために依頼主様と制作企業様から互いの話をお聞きすると案外簡単に問題解決できるコトもあるのですが、こんなコトばかり続くと僕の仕事が無くなっちゃいますね。

 ・・・って、よく考えたら運営サポートのコンサルティングや制作ディレクションがメインの仕事だった(笑)。

 いやはや。。

2013年3月23日の戯言(積み重ねはサイトでなく社内体制。)



小さい事柄を積み重ねてこそ、大きな目標が達成できるというたとえ。 

 ホームページを運営していく上で大切なポイントのひとつに“習慣づけ”を行うというコトがあります。

 最近では“社長ブログ・営業ブログ”等を代表する内部ブログの設置がありますが、設置しただけでその後の更新を行っていないケースも少なくありません。

 手ごたえを感じられればもっと続く・・・という意見も耳にしますが、結果が先に出るコトなんて稀であり、その多くは結果を出すために継続しなければならないのが現状です。

 別に内容は1行でも良いのですから、1日の中で10~30分も時間がとれないなんてコトは無いはずなのですが・・・どうでしょう?

 また、強制される訳でもなく、便利だから設置しなければならないという決まりもありません。

 別に、学校ではないのですから誰に言い訳する必要も無いわけで、そもそもやらないのであれば導入しなければ良いのです。

 “やるつもりだった”が通じるのはプライベートの場合であり、結果を求められるビジネスにおいては、考えるるべきは“どう習慣付けるか”のはず。

 最初から、ブログなんて書かないから・・・。

 実は、この話、ブログに限ったコトではありません。例えば、新着情報ですが自動更新プログラムを導入した企業の半数以上が、使わずに十分な更新を出来ていないというデータがあります。

 業者に更新依頼をして費用をかけるよりも・・・また、リアルタイムに情報を発信したい、導入した理由はまちまちですが更新が続かない企業様も多く、場合によっては“お金がかかるから”という方が意識して更新できているようです。

 運営サポートする企業は、あくまでも目標に対する指針を提案するものであり、持ち主である企業様が本気になるコトで、企業ホームページはもっと有効活用していけると思います。

 アクセスログも同様です。

 毎日、アクセス数がどのくらいあるかなぁ・・・なんて眺め見る繰り返しの中に気付きがあり、有効活用していく上での閃きが起こるものではないでしょうか?

 確かにホームページは、多くの企業様にとってビジネスの中心ではありませんが、新規顧客の開拓や既存顧客の囲い込みを行う上で有効な手立てであるはずです。

 会社の規模、取引業数、業務内容、店舗数など・・・振り返ってみると余程のコトが無い限り、少しずつ積み重ねて企業を成長させてきたのだと思います。

 営業や広告など、ビジネスの視点からは何かとWEBは別視される傾向が見られますが、ビジネスの利益を引っ張る一つの手立てとしてWEBを有効活用できるよう、社内体制を整えて運営の仕組みを作り、サイトを育てたいものです。

 いやはや。。

2013年3月16日の戯言(商いは御用聞きに始まるものです。)



離れて会う機会がなくなると、だんだん忘れられていくということのたとえ。 

 あんなに毎日、顔を合わせていた学生時代の友達や起業する前の友人など、忙しくて疎遠になると“ふと”した時に思い返す程度になってしまうものです。

 引っ越していった友人との手紙のやり取りが減るように、おそらく生活の中でのかかわりを続けない限り、これは仕方のないコトなのかも知れません。

 いわゆる遠距離恋愛が続くかどうかもこの辺りがポイントなのかもと思ったり、思わなかったり(笑)。

 さて話を本題に戻しますが、この点はビジネスにおいても同じです。むしろビジネスであれば“疎遠になりました(笑)”では済みません。

 企業として、サービスとして忘れられないよう・・・お客様のパートナーとなる企業努力が大切です。

 例えば、BtoBを目的とした企業様であれ、弊社のようにアクセス情報のレポートや改善点のご提案をお持ちして月のお打ち合わせの機会をいただくコトが可能ですし、ネットショッピングであればなおさらです。

 DMやメルマガにて告知を行い“思い出して頂く努力”があって初めて企業が人の心に植えつけられるはず。

 キャンペーンに力を入れるコトはもちろん大切ですが、新規顧客を獲得し続ける困難に比べれば、リピータ様の購買意欲を高め、または維持し続け“回転率”を高めるコトは、地道であっても企業ブランディングに役立つのではないでしょうか?

 必ずしも会社を大きく育てていく手段が決まっているわけではありませんが、定期的に思い出していただき、企業サービスや商品を利用していただくコトで、他のサービスへ浮気をしないファンが育つ・・・いわゆる“育客”が出来ていくのだと思います。

 何も接点を持つ努力をしていない状況で“ずっと企業を覚えていてもらう”コトは不可能です。

 人との付き合いのように、企業が、会社が“人”であるのなら、ビジネスにおいて成功するためにはお客様と“良い信頼関係”を築き上げていかなければならないコトにかわりは無いのでしょう。

 どうですか?

 仕事柄、ホームページの活用について考えていますが、アクセス数や検索順位を上げていくコトと同じくらい、繰り返しサイトを利用してもらう、気持ちよく使ってもらう企業努力は出来ていますか。

 知っている企業様の中には、たとえ企業の負担になろうとも“ネット会員”、“FAX会員”、“DM会員”と対応し、パソコンサイトやスマホ専用サイトはもちろん携帯(ガラケー)サイトも運用されています。

 それだけ“一度、繋がりを持ったお客様”と良い関係を保ち続けるよう、新規顧客の開拓以上に気を配られていると言えるでしょう。

 違う角度から見てみると“新規顧客を獲得するコト”は、別の企業から浮気をさせたというコトです。

 さらに逆に考えれば、自社と繋がりを持たれたお客様と長く付き合っていくコトは、企業の繁栄に最重要なポイントの一つだと僕は思うのですが・・・皆様はどうお考えですか?

 いやはや。。

2013年3月9日の戯言(自分のコトは後回し、よくある話です。)



他人のコトで忙しく、自分のコトまで手が回らないことのたとえ。   どうも、紺屋の白袴(こうやのしらばかま)です(笑)。  紺屋が忙しくしていて自分は白袴を身に着けている・・・2012年5月にリニューアルするまで、自社ホームページは一般公開せずにご契約企業様だけに見てもらうサイトでした。

 WEBの会社を開業して6年・・・ほったらかしの状態だったコトを考えると笑えないですね。

 まぁ、その分を取り戻すではないですが、リニューアル後は日曜以外はブログの更新をしていて、月ごとにも検証のための修正作業を行っています。

 そのお陰なのか、月に対応できる新規企業様の件数には限界があるものの、ご紹介いただく機会が今まで以上に増えてきたようです。

 いつも忙しくしてされているみたいでご紹介しても大丈夫ですか?

 ・・・とは、いつもの会話なのですが、そろそろ忙しく見えないよう気をつけないといけませんね(笑)。

 つか、僕自身としては忙しい状況が大好きなのですけど、そろそろ企業として新しいサービスを柱としたビジネスモデルを考える時間を作っていきたいので、ビジネスにおいて自身の時間を空け“ゆとり”を作っていく頃合なのかも知れません。

 WEB企業として、同業他社のホームページよりも上位表示されるサイト作りも大切なのでしょうが、運営サポートの企業としては自社のノウハウを蓄積していくための“検証サイト”であるべき、これからもこんな思いで自社サイトの運営を行っていこうと思っています。

 やはり、今後も僕は“白袴”で商いを行っていくコトになりそうですが、例えそうだとしても誠実に動き回って汚れた白袴でがんばっていくつもりです・・・が、駄目でしょうか?

 いやはや。。

2013年3月2日の戯言(独自性という一芸の情報発信をする。)



裕福な頃に身につけた芸を、生活に役立てなければならないほど落ちぶれるコトのたとえ。

 これは“芸が身を助ける”という諺を皮肉ったのらしいですが、誰が考えても一芸に秀でるコトは強みです。

 そもそも物事は表裏一体とよく言ったもので、ここには言葉のトリックが使われていると思われます。単純な話、“誰の気持ち発信による言葉”なのかというコトなのですが、この点はビジネスにおいても重要なポイントとなります。

・芸が身を助ける ⇒ 芸を身につけた本人

・芸が身を助けるほどの不仕合わせ ⇒ その様子を周りで見ている人々

 本人が“不幸せだ”と思っている場合も考えられますが、そうであれば余程のチャンスが無ければ“再び財を手にするコト”は難しいでしょう。

 やはり、ここは立場の違いによる言葉遊びと考えて良さそうです。

 どちらにしても皮肉っている人々の心に“妬み”の気持ちがあるかどうかは不明ですが、“立場”がかわると印象がかわるというコトをビジネスにおいては忘れてはなりません。

 特に、広告ビジネス等のエンドユーザーにメッセージを行う手立てにおいては、意識しておかないと効果が半減してしまいます。

 今は、出店したり起業したりする際、看板やユニホームと同じように初期展開の時点で“ホームページ制作”を行うというように優先順位が高くなっているのですから、WEB業界を生業としている企業はこの点を疎かにしていないか我が身を見直す必要がありそうです。

 そういえば“プレオープンサイト”のホームページを制作して、お店のオープンを告知しつつカウントダウンを行い、興味関心を高めていくケースも少なくないようで、最近よく目にするようになりました。

 諺の意味合いとは異なるかも知れませんが、直接的にエンドユーザへメッセージを届ける手段であるホームページですから、携わる企業として弊社もクライアント企業様の“一芸”を見出し、発信していくサービスを行っていきたいものです。

 ・・・とその前に、自社の“一芸”をちゃんと届けられていますか?

 いやはや。。