2013年3月2日の戯言(独自性という一芸の情報発信をする。)



裕福な頃に身につけた芸を、生活に役立てなければならないほど落ちぶれるコトのたとえ。

 これは“芸が身を助ける”という諺を皮肉ったのらしいですが、誰が考えても一芸に秀でるコトは強みです。

 そもそも物事は表裏一体とよく言ったもので、ここには言葉のトリックが使われていると思われます。単純な話、“誰の気持ち発信による言葉”なのかというコトなのですが、この点はビジネスにおいても重要なポイントとなります。

・芸が身を助ける ⇒ 芸を身につけた本人

・芸が身を助けるほどの不仕合わせ ⇒ その様子を周りで見ている人々

 本人が“不幸せだ”と思っている場合も考えられますが、そうであれば余程のチャンスが無ければ“再び財を手にするコト”は難しいでしょう。

 やはり、ここは立場の違いによる言葉遊びと考えて良さそうです。

 どちらにしても皮肉っている人々の心に“妬み”の気持ちがあるかどうかは不明ですが、“立場”がかわると印象がかわるというコトをビジネスにおいては忘れてはなりません。

 特に、広告ビジネス等のエンドユーザーにメッセージを行う手立てにおいては、意識しておかないと効果が半減してしまいます。

 今は、出店したり起業したりする際、看板やユニホームと同じように初期展開の時点で“ホームページ制作”を行うというように優先順位が高くなっているのですから、WEB業界を生業としている企業はこの点を疎かにしていないか我が身を見直す必要がありそうです。

 そういえば“プレオープンサイト”のホームページを制作して、お店のオープンを告知しつつカウントダウンを行い、興味関心を高めていくケースも少なくないようで、最近よく目にするようになりました。

 諺の意味合いとは異なるかも知れませんが、直接的にエンドユーザへメッセージを届ける手段であるホームページですから、携わる企業として弊社もクライアント企業様の“一芸”を見出し、発信していくサービスを行っていきたいものです。

 ・・・とその前に、自社の“一芸”をちゃんと届けられていますか?

 いやはや。。