2013年4月6日の戯言(頭は生きているうちに使え・・・と思う)



指図するものが多いと意に反した方へ物事が進んでしまうたとえ。

 楽しい経験をしたい、美味しいものの味を知りたい、怖い映画を見たい・・・生きるというコトは“知識欲を満たす”というコトだと思います。

 人の指示待ちで言われた通りの人生は、何かあっても人のせいにできますし、実際のところ“楽”なのでしょうが、それで自分自身を生きていると言えるのかどうかは、ちょっと疑問です。

 そういった点から考えると日進月歩のWEB業界は、僕自身の肌に合っている業種だと言えるのかも知れません。また、好きなコトを生業として生きられている特権を持つのですから、学ぶ努力も怠ってはいないつもりです。

 結構、僕は我が強くて好き勝手にやっていると思われがちなのですが、責任と覚悟は持ってビジネスに向き合っています・・・しかし、人の目にはこんな僕がどう映っているのでしょう?

 先日、あるデータを見ていたところWEB会社は一般的に次のような印象を持たれていると書かれていました。

・設備費用がいらない(元手が要らない)

・好きなコトを仕事にしている

・流行っている業種で儲かる(粗利が大きい)

 ぶっちゃけ“自分の仕事と比べると楽そう”という意見もありました。もちろん、理解ある意見も多くあります・・・が、“一般的”にはそう見えているんですね(笑)。

 もちろん仕事に上下はありませんが、このような印象であれば独立し起業される方が多いというのも分からなくはないです。ただ、僕としては自分の頭で新しいものを考えて独立した方が成功する可能性が高いと思っています。

 僕が起業した時は、ホームページ制作が今のSEOほど複雑ではない上に、利益率が高いという全盛期だったので、“ランディング契約”は企業様から嫌がられるし、運営サポートの会社は続かないと言われていました。

 しかし、起業して7年目も半分を過ぎた今、会社を存続できている事実は素直に“自分は間違っていなかったな”と思っています。

 ただ、現状に甘えず新しいビジネスモデルを考えていなければ、先がないというコトも知ってるつもりです。

 危機感を持って経営と向き合うとは“あそこが危ない”とか“解約になりそうだ”と起こった物事に対処していくのではなく、繰り返しのサービスとならないよう“解約に向かわせない”企業の成長(サービスの向上)を日々意識するコトです。

 危なくなってから対処を考える企業では、リスクヘッジは出来ません。

 また、僕は“生真面目”であると同時に“冷たい”とも思われているようです・・・確かに、人に生の感情をぶつけるのも弾けて騒ぐのも苦手と言えば苦手です。

 ・・・ですが、そう思われる理由は“自分に厳しい”と同時に“他人にも厳しい”からなんだと思います。

 誤解を恐れずに言えば、僕はあまり人を育てるというコトをしません。成長したいと願う人に期待し、選んで育てたいと思っています。

 どんなに大切なコトを言っても“聞く意思”がないと伝わらないものです。また、成長し続けるという行為は、同時に苦しくもあります。

 ただ、“やらされている”という意識の受身人間では“良い仕事”は出来ません。

 僕が思う“良い仕事”とは、その人だから出来る仕事のコトであり、誰がやっても同じ仕事や個の考えの入ってないやっつけ仕事に興味はありません。

 いつも知識欲を持って自分を高めたいと思う人と仕事をしたいと思っています。今のスタッフにはいつも支えられていますが、今後もウェブスタイルだから出来るというサービスの提供を行っていきたいものです。

 いやはや。。