印象に残らないWEBサイトについて考えてみる。



WEBサイトが目立たないというのは大問題なのでは?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■丁寧に考えて制作した企業ホームページでも、案外と上品過ぎたり、記憶に残らないものも多く存在してるのです。

 “良くも悪くも印象に残らない”なんて言葉がありますが、企業ホームページの運営となるとちょっと状況が違ってくるようです。

 どちらかと言うと、まずは“良くも悪くも記憶に残る”WEBサイトの制作を目指す必要があります。

 例えば、何処へ行くか明確になっていない状況で、食事の出来る場所、病院や施設、その他お店をインターネット検索で探す場合、誰もが検索対象となったWEBサイトを幾つか閲覧してから目的地を決定するコトでしょう。

 この際、最近は検索結果を何ページも見て回りながら選ぶ方も増えて来ているようで、検索結果で1ページ目の下の方になるくらいなら、2ページ目や3ページ目のトップに表示された方が企業ホームページとしては良いというデータもあるくらいです。

 …って、検索結果で1番になりたいというご相談は相変わらず多いのですが、2ページ目や3ページ目で良いからトップに表示させたいなんて企業様はいらっしゃらないコトでしょう。

 僕も聞いたコトは有りませんし、ただ、こういった順位で新規顧客の開拓が出来ているWEBサイトは幾つも有ります。

 ただ、いくら検索結果を何ページも見て回る人が増えたからと言っても、そこに至るまで数十もの企業ホームページの全てをチェックしているなんて状況はあまり考えられません。

 よくある検索の風景を図にすると次の様な感じなのですが、ここでビジネスチャンスを逃している企業様はありませんか?

会社名や自社商品名でない検索には、必ず競合サイトがある!Web-STYLE(ウェブスタイル)

 もちろん、検索結果の順に閲覧される方も多いでしょうが、どちらかと言うと何ページも見て回るけれど、気になるタイトルのWEBサイトだけを拾い読み(閲覧)している利用者の方が多いと言いまう。

 しかし、最終的には閲覧したWEBサイトの数とは関係なく、選ばれなければ“ビジネス”は成り立ちません。

 そういう意味では、企業ホームページに訪問してもらう前にタイトルで目立ち、閲覧比較された企業ホームページの中から選ばれるためにはまた内容でも目立たなければならないというのがホームページを有効活用する上での課題なんだと改めて思います。

 そこで、今回は企業ホームページが考えなければならないサイト閲覧者に与える印象について考えて行こうと思うのですが、まずは“印象に残る”WEBサイトではなく“印象に残らない”WEBサイトについて考えるコトにしましょう。

 言わずと知れた“印象に残らない”WEBサイトの状況とは、単純に“目立たない”というコトです。

 一時期流行していましたが、いくら安価でも“テンプレート”のコンテンツで構成された企業ホームページがこの条件に当たりそうですが、それだってデザインを原色系にするとか、音楽を流すとかで“記憶”に引っ掛かりを作るコトは出来そうです。

 まぁ、“良く目立つ”コトと“悪く目立つ”については次回のテーマにするとして、目立たないというのはどういう状況のコトなのか…こういうWEB運営サポートのビジネスを行っていると目立たないようにしようと考える方が逆に難しいものでちょっと悩んでしまいます。

WEBサイト閲覧者の印象に残らない原因はどこにあるのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 要は、“薬にも毒にもならない状況”なのでしょうが、ここで前提として一つ考えておかなければならないポイントがありました。

 それは、WEBサイト訪問者という“”にとって“印象に残らない”という前提です。

 そんなコトは当たり前だと思われるかも知れませんが、SEOにこだわって制作されたWEBサイトでの構成や発信情報の追及をしているのになかなか結果が伴わないという企業様はこの状況が当てはまっているかも知れません。

 もちろん、良し悪しで考えるならば検索順位が上位である方が良いでしょう。

 しかし、最終的にビジネスに繋がる顧客が人であるコトを忘れていては“企業利益”に繋がらない“良いホームページ”を所有しているコトになってしまう場合も有り、これは決して企業様が望まれる状況では無いはずです。

 変な話ですが、SEOにこだわられる企業様の所有するWEBサイトは平均よりも“良いホームページ”であるコトが多いです。

 発信している情報量、ナビゲーションと流行を考慮したデザイン、定期更新やブログ(SNS)の活用とどれもが上質で運営も社内全体で協力して頑張っているケースが多いのですが、上質なWEBサイトを意欲的に運営をしているのにも関わらず“目立たない”から“結果が出ない”という状況だったと気付かれて、どうしたら良いか悩まれている企業様も少なくありません。

 良く考えれば当たり前の話なのですが、ターゲット層にとって“良い”という状況と全ての人が見て良い、検索順番を決定するプログラムにとって良いというものは、全く同じコトではありません。

 もちろん、これらに共有しているポイントもあるのですが、ビジネスのターゲットにとって“良い”を追求しなければ、企業ホームページを活用したビジネスでの成功は難しいコトでしょう。

 では、次に“目立つコト”とはどういう状況なのかについても考えて行こうと思いますが、最近またブログ記事の文章が長くなってきているので意識して短くするという意味合いからも、ここから先は次のテーマにしたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。