人気ブログランキングの活用について考えてみる。
- 2013年06月20日
- ホームページ有効活用
■人気ブログランキング・・・サイトに登録参加すると自社で制作する2つの手立てが考えられます。
人気ブログランキングのサイトについては、人気のブログをカテゴリ別にランキング化するポータルサイトと無料ブログを提供している企業の利用活性化のために行うサービスの2つが考えられます。
これらのサービスが企業ホームページにとって有効な手立てかどうか判断を一概にはできませんが、よほど文章を書くコトが好きでない限り、労力に見合う、メリットの大きい手立てだとは言い難いでしょう。
また、同様のイメージがある手立てとして“ランキングサイト”と“まとめサイト”が上げられます。
ランキングサイトとは、自社商品と競合となる大手メーカーの商品とランキング評価、口コミ情報を紹介し、閲覧回数を高めるコトで自社商品を広く知ってもらう手立てなのですが、順位を意図的に操作し、自社商品販売のみを目的とした露骨なサイトが横行し一部規制やトラブルが絶えません。
いろんな商品の名称が検索のキーワードとなっているため、他のホームページに与える影響は大きく、意図的に行っている場合は広告まで“他社名”や“他社商品”で出しているケースもあり、明確な被害が出るコトも少なくないようです。※入札価格の設定で判断できるコトもあるのですが・・・。
このような事例でも“広告を取り扱っている企業側”では削除などの対応をしてくれない場合もあり、ランキングサイト側が無視を決め込んでいるケース等では、もう専門的な対応が費用になります。
・・・と、この話はいずれ記事にまとめるコトにして進めていきましょう。
まとめサイトは、RSS等の機能を使って、ターゲットへ向けた情報サイトの更新タイトルを集めたもので人的負荷を軽減しアクセス数を伸ばすというイメージもあります。
ただ、調べてみると企業の複数所有する各サイトの発信情報をまとめている場合や確認もせず同種のまとめサイトとリンクさせている場合もあり、リンクをたどり移動してもタイトル一覧だけが続くようなサイトも多いようです。
これらは“人気ブログのランキングサイト”と似ていて非なるものなのですが、企業に貢献する手立てとして活用するコトは可能なのでしょうか?
まず、“人気ブログランキング”というワードについてですが、1ヶ月に4~5万回の検索数があるようです。同様に調べてみると“ランキングサイト”が月に500~1,000回、“まとめサイト”が2~3,000回といったところのようです。
こう見るとSNSの話題となる今でも“人気ブログ”の検索は多いように感じられます。
しかし、広告展開などを行わない場合のビジネスについて有効な月間検索回数は10万回以上、地域密着型の来店誘導を行う場合でも3万回以上必要というデータもあり、一時的な効果を見込んだ手立てであれば未だしも、継続的な企業利益に繋げるコトは難しそうです。
まぁ、業種やジャンルによっては有効みたいなのですが、企業として何の手立ても考えていない場合、個人ブログの更新頻度や広告収入を見込んだこまめなメンテナンスには勝てそうにありません。
更に、一緒に検索するワードを見る限り、芸能人やスポーツ選手の人気ブログを探している方が多く、有益な情報を利益に繋げるためにはサイトをただ作れば良いという訳でもないように思います。
どうやら人気ブログランキングサイトは自社サイトへの導線と考えた方が活用できそうです。
また、人気ブログランキング登録をされている企業様の中には、組織票で一位を狙っているという話を聞いたコトもありますが、アクセス数に大きな影響は無いらしく、やはり大切なのは表現力やセンスといった華があるか、面白いかでリピータを増やすコトみたいです。
カリスマブロガーになれても企業の売上に直結するという訳ではないというコトですね。
最後にもう一度、今回のテーマはこれらについて良し悪しを述べるものではありません。企業がビジネスとして活用するのであれば、それぞれの特徴を知り有効活用しなければならないという話です。
まだ有効活用するためのポイントはありますが、文章が長くなってきましたので具体的な事例等は別の機会にでもあらためて記事にまとめたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。