はじめたネット広告の活用について考えてみる。



売上を出し続けるためには自身でノウハウをためる必要がある?Web-STYLE(ウェブスタイル) 

■結局は、自社と業者との正しい連携体制を作っていくコトが大切なのです。

 他社ではどうか分かりませんが、新規のホームページ制作をされる場合、弊社では最初からスマホへの対応、カテゴリ登録、ネット広告の活用など全てをご判断いただけるよう提案させて頂いてます。

 しかし、大変なのは数年もホームページの運営をされている企業様の方で、時代の流れや新しいサービスが出てくる度に、有効なのか検討して導入するか判断をしなければなりません。

 さて、昨日の続きの話になりますが、ここからは“PPC広告”の導入を決めた後・・・つまり、導入から2~3ヶ月までの運用期間に絞り、ポイントを考えてみようと思います。

 ただ、以下の全てはあくまで一例であり、僕も本来はケースバイケースで運営サポートやご提案させて頂いてますので、その辺りをご理解の上でご覧下さい。

 まず、最初のPPC広告の設定が完了したら、設定金額を振り込まなければなりません。

 これらPPC広告は検索者のエリア(都道府県)だけでなく、1日にかける最大金額の設定が出来ます。そこで、まず“1日分”をもとに広告予算を考えてはいかがでしょうか?

 例えば、1日の上限を“1,000円”と設定しても構いません。その場合、(1,000円×30日=30,000円)という広告費用が必要となり、更にヤフーの“リスティング広告”とGoogleの“アドワーズ広告”の両方を利用するのであれば、(30,000円×2=60,000円)が設定金額となる訳です。

 極端な話をすれば、そんなのが面倒だからとりあえず“1万円だけ”でも良いと思います。

 試行錯誤しながら検証をしていかなければなりませんが、この経費を活きたものに出来るのであれば、最初はいくらだって構いません。ただ、結果が出ないまま惰性で続けるのが駄目なのです。

 チラシ折込やポスティング、雑誌(フリーペーパー含)掲載等を行ってきた企業様であれば、広告の予算よりも“どの程度の反響があるか”が予測できず未知の領域でしょうが、きっと大丈夫です。

 なお、広告にかける予算の増減については“繁栄期”や“閑散期”に増やすか、逆に抑えるのか・・・場合によっては、一定の金額を続けて試し慣れるまでデータを集めるという手立てが考えられます。

 僕としては、臨機応援に対応していくのが大切だと思うのですが、むやみやたらに“何となく増やしてみた(減らしてみた)”というのが一番良くないので、慣れて手ごたえを感じられるまでは、一定額で様子を見てデータを集めるコトをお勧めします。

 ちょっとしたポイントですが、繁栄期の月とその翌月のデータなんか比較しやすいと思います。

 例えば、公告を出して売上が伸びたのであれば、サイトや商品にポテンシャルがあるというコトなので、広告にかける金額を増やしても良さそうです。アクセス数が伸びても購入率が伸びない場合もあり、チャンスかも知れません。

 ただし、売上が伸びても“営業単価”が高ければ利益には繋がらないため注意が必要です。

 また、先ほどの繁栄期と翌月の売上の差がほとんど無い場合は、“繁栄期にかける広告費”はもっと上げるべきかも知れません。まぁ、いろいろと検証するポイントがあって一概には言い切れないのですが、最初は何事も経験です。

 今回のブログ記事ではここまでになりますが、今後もポイントをブログの記事にしていこうと思います。

 どちらにしても自社に適した“価格設定”を見つけ、サイトの改善やランディングページの導入、キャッチコピー等の手立てによる売上の変化を見極め、ホームページと連携して“ネット広告を有効活用”させるコトが大切です。

 こう言っては何ですが、“ネット広告”を成功させる1番のポイントは自社でノウハウを蓄積し、時間だけのかかる設定の変更等の実作業だけを業者に任せるコトが最も効率がよく成功できているという印象があります。

 つまり、頭と手の役割分担の体制を作っていくコトでしょう。

 それだと業者にかけるお金がもったいない。

 そう思われる方も多いでしょうが、他者の手立ての成功事例や失敗事例を聞くコトは経験値を高めてくれますし、違う経験から出る考えは新たなアイデアに繋がります。

 実際に、業者からの提案がホントに有効かどうか判断できるようになっている頃には、きっとWEBを運営していく上での良いパートナー企業を得ているはずです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 ちなみに今回は“カイザ”の回でした、分かる人だけちょっとアピール(笑)。