リニューアルの提案と企業プロジェクトの提案について考えてみる。
- 2013年01月16日
- ホームページ有効活用
■ホームページの改善のための提案と企業のブランディングに含まれるWEB有効活用の部分提案の違い?
ちょっと言い回しがややこしいのですが、今回は時間が無いので“提案”について少しだけ考えてみたいと思います。提案のポイントなど具体的な内容につきましては、少しずつ別の機会に記事にしていきますので、大枠だけだとご理解のうえでご覧ください。
まず、ご契約企業様への提案も企画会社からの内容相談も大きくは次の2つに分けられます。
1つは“ホームページを改善する”ための提案です。ホームページをどう改善すれば問い合わせが増えるか、来店が増えるか、売上が伸びるか・・・その多くは、ホームページを運営していく上で今よりも結果を出すコトがポイントとなります。
どちらかと言えば、運営費の拡大による広告などの手立て導入やメディアミックスよりもホームページのデザイン、ユーザビリティーの向上が提案の中心となる場合が多く、最近ではスマートフォンに最適化させたページの作成や一部ページのプログラム化がこれにあたります。
改善のための予算としましては幅がありますが、一般的に30~100万円程度になる場合が多いようです。
まれに、商品管理プログラムやセキュリティ面の向上、顧客管理プログラムをオリジナルで導入するコトもありますが、全体の8割以上は50万円以下となる最新のSEOに対応したホームページのリニューアルが中心だと言われています。
ただし、運営管理の社内体制がしっかりと整えられていて、定期的にリニューアルを行う場合は70~100万円でのご予算を準備されるコトが多いように感じます。
まぁ、提案の大小にかかわらず多くの場合は先行投資となるのですら、ホームページの現状と改善後の予測などを納得上で、GOサインを出された方が良いでしょう。
もう1つは、企業のブランディングを目的としたイベントやメディアミックスを行う上でのWEBとの連動と有効活用についての提案でしょうか。
割合的には少ないものの1つのプロジェクトにかかる費用は大きく、それに携わる企業も多いためディレクションや主導権をどこが持つかによってWEBにかけられる予算や重要視の度合いが異なってきます。
最近聞くところでは1,000万円を超える予算で行われるプロジェクトが多くなってきており、WEBに当てられる予算の割合も年々増えてきているようです。当然、大きなものは際限ない金額が動きます・・・具体例は出せませんが(汗)。
そのネット広告に割り当てられる予算ですが、500万円を切るとターゲットやデバイスを絞り込まなければならない程、最近のネット広告を取り巻く環境の充実は、その反面で多くのお金がかかる手立てになってしまっているようです。
テレビや雑誌、その他の発信を中心とした告知活動とは違い、ネットはエンドユーザーのアクションを“受け止め”られるため、外せない手立てとなっており、今後もかかる予算は増え続けていくと思われます。
ネット広告を行ううえで優先させる企業はほぼ限定されており、ディレクション費用や制作費用、運営コンサルティング費用をご相談により、値引してもらうというコトは可能でも広告予算を確保できないのであれば、そのプロジェクトは見送った方が良いという意見の企画会社も多いといいます。
やはり、責任を持って提案している企業は“外せない予算”を受注前に伝えなければプロとは言えません。
ただし、地域限定のイベントだったり、協賛があれば別の話ですので、あくまでも一般的な例というコトで、もっと詳しくお知りになりたいという企業様は、お取引先の運営サポート会社などにご相談されるコトをお勧めします・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。