フラッシュやGIFアニメ、プログラムでの演出について考えてみる。



そのフラッシュの修正の時期は考えていますか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページを演出する“手段”と主流となった“手法”は期間限定であり、いずれは・・・

 最近、お打ち合わせをしていて“iPad”などのデバイスを使ってサイトの確認を行うという機会が増えてきています。フラッシュの表示がされない仕様は、運営側が思っている以上に影響は出ているのですが、実感されている企業様は少ないのではないでしょうか。

 新しく制作する企業様のほとんどは、jQuery等を使ったプログラムによって画像を浮き立たせたり、スクロールさせたりしていると思います。

 ただ、ホームページ制作企業や目的によって、まだ“フラッシュ”をメインに制作しているサイトも見かけます。

 複数のデバイス毎に最適させたページを持つサイトであれば、パソコン限定でみるページに設定するコトは問題なく、1つの例をあげれば“ヤフートップ”はフラッシュの広告を掲載していますが、タブレットやスマホでは単なる画像広告が表示される専用ページが開きます。

 いや、デバイス毎のホームページを持つコトができないという場合には、フラッシュの部分はそろそろ作り直しておいた方が良さそうです。けれども修正の方を選んだとしてもビジネスである以上、変更の費用がかかるコトはご理解ください。

 参考になるか分かりませんが、毎月見ているアクセスデータを集計したところ、スマホ等のデバイスによるホームページ閲覧の割合は、“BtoC”ターゲットとなる場合の話となりますが、業種の垣根を越えて3割前後になるコトが多いようです。

 特に、女性をターゲットとした美容関連の“ショップ”、“ヘアサロン(ネイルサロン)”、“エステ”等は、スマートフォンに最適化されたページの有無やネット広告の活用にかかわらず、5割を超えるコトも珍しく無くなりました。※この割合が少ない場合、まだ認知度が低いと言えるようです。

 ちなみに、BtoB目的のサイトである場合はスマホ等による閲覧割合の平均は2.5割程度でしょうか。ただ、業種によってはかなり割合が低い場合もあり一概には言えないようです。

 また、フラッシュについては、WEBゲームやCMSのように文章を読み込んで表示するバナー広告等に活用しているコトもあり、持ち主である企業様が“当サイトには、アニメが無いからフラッシュは無い”という勘違いをされている場合もあり、一度は確認をしておいた方が良いかと思います。

 一時はフラッシュアニメの専門サイトも活気があったのですが、いよいよ世代交代みたいですね。

 今後は、プログラムによるアニメーションの手法がメインとなるのでしょうが、意外な伏兵としてGIFアニメを部分的に利用するコトも良い演出が期待できるのでは・・・と思います。

 時代が変わっても素材としてたまに活用されるGIFアニメですが、まだまだ応用はできそうです。

 例えば、ネットショッピング目的でモールに出店する場合にプランによって商品毎の掲載画像数が限られていても、GIFアニメを使うコトでもっと多くの画像を見せられそうです。

 そうそう、話は変わりますがWordpressを使った内部ブログでバージョンアップを期に不具合が出るコトがあります。

 原因もプラグインにあるのかその他にあるのか原因はまちまちですが・・・細かな改善が定期的に入る場合、専門的な知識がないと維持管理が難しいものです。

 ただ、このような古い機能の切捨て新しい機能の追加は、現役期間の延命には大切であり、今後はもっと増えていくと思います。OSやブラウザのように選ばれるくらい競合が増えてくるかも知れませんが・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。