ブランド化するためのポイントを考える(その1)
- 2012年06月04日
- ホームページ有効活用
ホームページの運営とは直接的には関係ないかもしれませんが、企業を起こした経営者様にとって、その会社・商品・ビジネスモデルをブランディングして、世間に広めていくというコトは、少なからず夢のひとつではないかと思います。
しかしながら、僕はこの点について専門的に学んでいるわけでもなく、経済学者やジャーナリスト等の文化人と言われる方々の様に、それぞれの“ブランド化の定義”を持ち合わせてはいません。
そこでまず、ホームページ運営サポートをしてきたという観点から“ブランド化”というコトを考えてみようと思います・・・ですが、これはあくまでもひとつの考察であり、具体的なものをお望みの場合は、そちらの専門家の方によるサイトをご覧いただくコトをお勧めします。
環境が人を育てるというコトを理解した上で、ターゲットを設定する。
ブランドを考えるにあたり、“価値観”というコトをないがしろにはできません。
最近は、消費税や生活保護などの観点から、ちょっと政治家や芸能人の価値観・モラルについてのニュースが多いようです。具体的にはご紹介しませんが、政治家といい芸能人といい、一般の方の生活やモラルがずれているコトは当然だと僕は思います。
逆に、僕自身も政治や芸能界のモラルや仕組みを知らないですしね(笑)。
だからといって、これらが不正受給か正当なものか、ここで肯定や否定を論ずるというコトではありません。是非ではなく“ビジネス”という点から、企業をブランド化していくヒントを考えてみましょう。
ビジネスを行う上で、ひとくくりに“顧客(人)”といっても住んでいる環境や生活が変われば常識・欲求・要望はかわります。国がかわれば文化もかわり、良いと思われている商品でも“ここでは必要ないもの”というコトにならないとも限りません。
結局のところ、全ての人を対象とした商品やサービスは無いというコトなのでしょうか。※突き詰めていけばありそうですね。
そこで、そのビジネスにおけるターゲットを考えるというポイント。
消費税の問題が取り質される中、個人的な意見はともかく、高級車や別荘、ブランド品や宝飾品等の嗜好品・贅沢品を買う人は、増税を全く気にしないとまでは言いませんが、10%になろうとも20%になろうとも“買う人は買う”のではないかと思います。
しかしながら、そういった人の割合となると全体の数%に留まるはずです。
そこで、皆様には提供する商品やサービスを次の表(ポジショニングシート)におとし込んで、ターゲット層を考えて頂きたいと思います。
さて、お考えの商品は、どのグループに入りましたか?
例えば、“モデル住宅”だとAグループで、“別荘”はBグループってとこでしょうか。芸能人の○○さんが使っているアクセサリなんて商品なら、Cグループに近いDグループってコトもありそうです。
古いおもちゃが高価取引されているという現実を考えれば、ターゲットを考えるというコトは、その商品の需要と供給のバランスを考えるコトに繋がります。
多くの方に安価で良い商品を提供するビジネスがあれば、特定の方に高価な嗜好品を提供する・・・それもまたビジネスのひとつの形なのです。
しかし、これはあくまでポジショニングシートの一例でしかなく、縦ライン・横ラインの項目をかえるコトで、いろいろな面からの分析が可能になりますので、よかったらいろいろとお試し下さい。
なんだか、あまり一度に内容を詰め込むと訳が分からなくなってきますので(・・・もう遅いか・笑)、不定期になると思いますが、続きは別の機会にご紹介いたします。
・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
そうそう、ここの記事ですが遠方での打ち合わせがあり深夜まで戻れない日と資料書類を作成する日曜日の書き込みはお休みってルールを個人的に決めつつ更新をしています。※後、のらない日とネタがない日もかな(笑)。
・・・というコトで、あしからず。
いやはや。。