(連載69)当サイトのアクセス数が突然に激減したのだけれど。



猿じゃダメらしい。アクセス数が激減すると0になるとでは全然違う。

■例え、アクセス数が激減したとしてもそれ自体が企業のノウハウを蓄積するためのチャンスなのです。

 先週末のコト、気が付くと当サイトのログデータにおける訪問者数が激減していたのですが、同じような現象が起こった企業様はありますでしょうか。

 確かに、今までもGoogle社のログのカスタマイズなのか、訪問者数が“0”になるコトが何度かありました。

 特に、2013年度の夏から秋にかけて頻繁に“アクセス数が0”になって慌てられた方によるブログ記事を幾つも見かけるコトがありましたが、実のところ、これは一時的な現象で特に対処の必要はありませんでした。

 この手の話題は当ブログでも何度か取り上げており、下記の記事はその代表的な一つです。

 (連載28)アクセスログの一部が消える現象を自社サイトで経験?

猿じゃダメらしい。資料1:Googleアナリティクスのアクセスデータが消えていた。

 また、以下は同年10月のセッション数の推移ですが、同じようにアクセス数が一時的に“0”にはなったものの“(連載32)またGoogleアナリティクスのログデータが消えた!”の記事でも書きました通り5日目には何事も無かった様に、表は通常のアクセスがあったであろう数値のものと差し替わっていました。

猿じゃダメらしい。2013年10月の一部ログ消失02

 誰もそうなのでしょうが、何となく10年以上もアクセスログのデータを見ていると“感覚的な違和感”を感じるようになるものなのですが、今回は明らかにGoogle社のアナリティクスのカスタマイズは関係があるとは思えません。

 調べてみましたが、Googleペナルティの対象にもなっていない様です。

 こういう場合、考次の3通りをチェックすれば自ずと原因が見えてくるというコトで…話を進める前にちょっとご紹介をします。

(1)システムの関係で一時的にログデータが繁栄されない。

(2)Googleペナルティの対象となり検索できなくなった。

(3)本当はアクセスがあるがPGの不具合でログが集計できない。

 では、これらを踏まえて今月のアクセス数の推移を見直してみるコトにします。

三度、自社サイトのアクセス数がログに反映されなくなっていた。Web-STYLE(ウェブスタイル)

  (1)の可能性は捨てきれないもののやはり一番気になるのは“訪問者が0にまではなっていない”点です。

 こういった場合は、(3)を優先して原因と対策を考えるのですが、どうやら今回のログが取れていない原因はWordPressのバージョンアップによるプラグインの不具合の様でした。

 別の最新版のプラグインを設置するコトで上記の図でも見られます通り、22日はまだ夕方なのですがいつも以上のアクセス数のあるコトが見受けられます。

 まぁ、気になるホームページの活用方法が有効なものかを検証するために当サイトは運営している訳ですから、一時的にアクセス数が取れなくなっても問題は無いのですが、クライアント企業様へ報告や提案をするためのログレポートが作れなくなりますので、これもまた企業ノウハウの蓄積というコトで、ひとつ。

 それはそうときちんとログデータが集計できていれば、月間アクセス数の記録が何処まで伸ばせていたかの正確なデータが取れていたんだけどなぁ…って、ちょっと未練がましいですね。

 いやはや。。