WEBサイトの運営費用が増加してる理由について考えてみる。1
- 2015年11月02日
- ホームページ有効活用
ホームページ保守運営のサポートをビジネスにしていると経営者の方とお話をする機会は多いです。
その打ち合わせの中でWEBを取り巻く環境の変化、パソコンの仕様によって企業ホームページの見え方が違うや動作しない可能性があるといった内容をご説明して提案させて頂きます。
しかし、サイトの制作だけでWEB企業と繋がっている企業様の場合、WEBに関する共通理解が乏しければ環境に合わせた対策の作業を行うのに必要な費用をきっかけに企業間トラブルへ発展してしまうケースも増えてきました。
ホームページの見た目が変わらない、もしくはちょっとした修正だから更新費はサービスして欲しい。
極端な場合には“不具合の修正に費用は出せない”という方もいらっしゃるそうです。
けれど、ホームページ制作上でのミスではなくWEB環境の変化に伴う修正なのですから修正費用が発生するのは当然で、単なる“現状維持”と間違えられがちな作業費用へのご理解はサービスを提供するWEB制作企業側にとって悩みの種でありながら今後の課題となってくるコトでしょう。
上記の図を見て頂けるとお分かりでしょうが、ブラウザのシェアだけを取ってみてもIE一強の時代は終わりを告げたと言って良いかも知れません。
もしかしたら、ホームページがOSやブラウザの環境によっては皆さんのホームページでも閲覧ができない、または、正しく動作しない状況に既になっているというコトも考えられます。
高額な費用を掛けて作ったホームページだけど維持し続けるには予算が必要なのです。
例えば、互換機でもない限りゲーム機を買い替えたから、前のゲームソフトをこれでも遊べるように無料でカスタマイズしてくれなんて言われる方はまず居ないでしょう。
無駄に業者から言われるままにWEBサイトのリニューアルや費用対効果を考えない過剰な広告の投資する必要はありませんが、企業利益に繋がる必要な費用かどうかは自社で見極めていたいものです。
確かにWEBビジネスは“投資をすれば成功する”というものではありませんが、少なくとも失敗した原因の多くは“必要な投資をしなかった”というコトもまたお忘れなく・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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