スマホにおける迷惑広告のブロック機能について考えてみる。
- 2015年08月26日
- ホームページ有効活用
iOS9のSafariブラウザには広告表示をブロックできる機能が搭載されるそうですが、実のところ、利用者にとってどこまでの利便性を期待できるのでしょうか。
ネットで関連情報を見る限り、通信量の削減と表示速度の高速化が謳われていますが、今後はandroidスマホとアップル社の“WEB広告”に対する考え方の違いが明確になってくるかも知れません。
確かに、スマホというデバイスでインターネットを行う場合、表示される広告の大きさやタイミングによっては逆に商品や企業にマイナスイメージを持たれるという可能性が多いにありそうです。
また、広告表示される機会も限られていて、まったくWEB広告を見ない方も案外多いと言います。
ただ、検索エンジンを活用せず、動画は見ない、ブログ等も閲覧しない状況で、もっぱらスマホはSNSとアプリしか使っていない方だと一目で広告だと分かるものに触れる機会が少なくて気づかないだけなのかも知れませんが。
ターゲット層の世代によっても活用方法の偏りがあるでしょうが、新規顧客の獲得はスマホサイトで集客して、既存顧客の囲い込みは専用アプリを使うなんて企業様が増えているのもこんな理由からなのでしょう。
実は、以前にも広告をブロックするブラウザ機能はありました。
しかし、パートナー企業はお金を支払って広告ブロック対象外に設定できたため完全に広告をブロックできたとは言えず、一時的には話題になっていましたが広く利用されるようになったとは思えません。
そう言えば、テレビ番組を録画するためのレコーダーからCMカット機能がなくなった事情も似ています。
広告を活用する企業側としては自社の広告だけ目立たせたい、アフィリエイターは広告閲覧数を伸ばして収入を増やしたい、消費者は興味ない広告は見たくない…三者三様で思いはそれぞれです。
過剰な広告表示や誤クリック誘導など確かに広告媒体も精査していく必要はあるでしょう。
むしろ、そうでなければスマホでインターネットを見ていても怪しいサイトばかりで怖いウイルスを仕掛けられそうなんてコトばかりが一般常識になってしまう可能性も0ではないような・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。
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