(連載79)自社サイトの発信情報には定期的な真偽の確認が必要?
- 2015年06月12日
- 猿じゃダメらしい
2012年から書き始めた当ブログの記事数もそろそろ800記事を超えようかとしています。
そこで、気になってくるのは発信している情報の“真偽”についてです。
もちろん、間違った情報を発信している訳ではありませんが、古くなった情報の中には新しい対応が有効な手立てになっていたり、今では対策が必要なかったりというのはよくある話だったりします。
ただ、500記事くらいまでなら気合を入れて見直したり、真偽について精査したりしようかとも思うのですが、800記事ともなると数日作業になるので実務に及ぼす影響を考えると気力も時間も取れそうにありません。
そもそも、公開するまで何度も見直していたとしても思い込みによる打ち間違いや曖昧な表現、状況によって事例が当てはまる場合とそうでない場合とがあるはずです。
まぁ、そうならないように出来るだけ当ブログでは参考資料としての問題定義や考えだけを述べて、結論を出さないようにしているのですが、それでも全ての記事を見直せば手直ししたくなる部分が出てくるコトでしょう。
ちなみに、発信情報が間違いである(もしくは間違いとなる)理由には次の様なものが考えられます。
上記の様に、容易に情報発信できるようになったWEBの仕組みは、企業努力によって集客力を高めるコトにも一役買っているのですが、逆に、蓄積され続けた情報に“嘘情報”が混じっているという状況を作ってしまった訳です。
例えば、削除し忘れていた昨年のキャンペーン情報が今拡散すれば企業様にはマイナスとなります。
しかし、こういった理由で消費者の方とトラブルになったという事例は年々増加する傾向があり、意識の高い企業様ではリスクヘッジの点から対策をされているコトでしょう。
ブログやショッピングモール(ECサイト)、CMS(自動更新プログラム)サービスを提供しているWEB企業では、より“簡単”に情報発信できる仕組みばかりが優先されているのが目立ち、情報の真偽や整理、削除を行う仕組みは個人の手間に委ねられるているケースが多いというのが現状なのです。
ビジネスなのだから利益優先でも仕方がないと言えばそれまでですが、情報発信のシステムを導入して使っていない企業様がある反面、蓄積された情報が古くなっていて見直しをしないといずれ企業ダメージとなるかも知れない“爆弾を抱えた”企業様もあるというコトなのでしょうか。
まぁ、情報を求める側にも発信された“時期”や発信側への“確認”、複数の同情報との“比較”といった情報収集スキルにより危機回避の確率は違ってくるはずですが、それはまた企業姿勢とは別の話です。
当サイトもそろそろリニューアルを考えいますが、その際は間違った情報がないかチェックが必要なのかなぁ。
いやはや。。
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