(連載76)ランダムに選んだログからリファラースパムを見る。



猿じゃダメらしい。折角なので、リファラスパムを少し集計してみた。

 最近、リファラースパムの影響で各クライアント企業様のアクセスログを集計するのがちょっと手間になってきました…と言うのも、元からの月間のアクセス数に関係なく数百PV単位で水増しされていて、場合によっては半数以上が無効なデータとなってしまっているからです。

 まぁ、出来るならばネットを取り巻く環境の把握やリファラースパムを初めとする外的要素の影響を受けているWEBサイトの傾向等を知るためにそのままにしておきたいものですが、限度を超えた水増しをされた場合は、仕方なくログに集計させないフィルタ(除外)設定をしています。

 出来る限りは、設定せずに集計の際に有効なデータだけを抜き出していますが。

 この状況って何となく、迷惑メールが毎日1,000通ほど届くようになってるけどアドレスを変更せずに必要なビジネスメールだけを仕分けできるように設定して欲しいというご相談を受けた時と同じ様な気持ちになりました。

 では、簡単にですが今日仕分けしたデータをご覧ください。

2015年に入ってから“リファラ・スパム”が急増した気がする…。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ここで本格的に集計したデータの全てを掲載するまではしませんが、最終的には3月に集計するアクセスログ全てを上記の様に仕分けするつもりでおり、結果、何かしら弊社の企業ノウハウを蓄積できるのではないかと考えています。

 ただ、上記の参考資料はあくまでもここ3日間で優先的に打ち合わせに必要なログデータをチョイスした集計ですから、もっと多くのログデータを集計していけば最終的な傾向は変わってくるかも知れません。

 また、今回は“ホームページ有効活用”カテゴリの回ではありませんので、単に集計結果だけしか掲載していませんが、それでもご覧になった方にとって何かしらの参考になるのであれば幸いです。

 何と言うか“SEO”にしてもそうですが、一般的に言われている情報との差や局部的な偏りはあるもので、そういったコトもひっくるめて理解しておく“強み”がそのままWEB企業の力量となるはずだと僕は考えています。

 いやはや。。