(連載44)今月はいつもと違う検索ワードが目立っている?



猿じゃダメらしい。Googleアナリティクスと検索ワードから思うコト。

■アクセス数が一時的に”0″になった時は話題になりましたが、一時的に増加している今は騒がれない不思議。

 相変わらず”Googleアナリティクス“においては前日の訪問者数が一時的に倍になる現象が見受けられますね。昨年から今月(2014年2月)までのちょっとした異変は次の様な感じです。

 あっ、この点ばかりを検証していた訳では無いですし、もちろん見逃しているデータもあると思われますので、あくまでも気づいた程度の話と言うコトでご覧ください。

 ちなみに(参考記事一例:アクセスログの一部が消える現象を自社サイトで経験?)※別画面で開きます。

・6日程前の期日から4日間の訪問者数データが”0″になる。月に1回の現象が数か月続いていた様です。

・前日の訪問者数データが一時的に”0″になる。こちらは続けて数日間の確認が取れました。

・前日の訪問者数データが一時的に”2倍”になる。現在も続いていますが、一時的で直ぐに戻ります。

 上記はいずれも”どの辺りをいじっているか”想像の範疇であれば考えるコトも出来ますが、あくまで推測の域を超えるコトは無いので、焦らずに今後の展開を見守りたいと思います。

 そうそう、今回の管理画面のリニューアルにおいてですが、出先で見るにはタブレットでのスクロールが動作しなかったり、端のデータが途切れていたりするようですね。

 OSやブラウザに影響するところも多分にあると思いますが、今までは普通に…というか快適に使えていましたので今後の更なる改善が待たれるところでしょう。

ちょっと使いづらいので困ってはいますが、その反面に複数設定にしていなくてもGoogleアカウントの切り替えがしやすくなったので、自社での作業効率は(単なる手間ですが・笑)向上したと思います。

 まぁ、これら表示不具合の現象後には、毎回見て分かる程度の管理画面リニューアルやカスタマイズが行われているので、今回の現象が落ち着いた後にはどんな管理画面の仕様になるのか興味深いものです。

 ただ、企業がサービスを提供しつづける以上”改善“はあっても”完成“は無いのでしょうが…。

 さて、話は変わりますが弊社のオーガニック検索における検索ワードの分布は、いわゆる”テール“部分ばかりが長いロングテールです。

 毎月1,000種類以上ある検索キーワードの中で検索回数を見てみると10番目に多い検索ワードですら”一桁“ですから、いかに”企業では無く情報を求めてのアクセス“が多いかが分かりますし、またどんな層の方による訪問が多いか推測は容易です。

 また、検索エンジンの利用において”文章”で検索する層が増加してきていますが、その数は伸び悩んでいてまだ単語の組み合わせにより検索している人の方が多いというのが現状です。

 これは、各検索エンジンにおける補助機能が向上してきたからというのも一因なのでしょうが、僕自身はプライベートでの検索では”文章”形式で検索するコトが多いように思います。

 そんな中、いつもは見かけない目立つ検索ワードが一つ。

・seo 成功事例はどこの業者もなんだかんだ同じ

 いや、目立つだけで言えば”webで儲かる副業したい“というのもあるのですが、こちらは別の記事に取り上げたコトもありますし、そもそも”儲かる”という認識の共有が難しいので、いつかまた別の機会に記事をまとめたいと思います。

 こちらが内容が近いと思われる参考記事:ホームページは儲かる・・・という会話について考えてみる。

 しかし、この検索ワード…2月のBEST10入で”組織票なの?”って感じです(笑)。

 全く同じ検索ワードでは無くちょっとした言い回しや句読点の有り無しで違うものも存在してましたので、もしかしたら何処ぞのメディアかセミナーで話題になったのかも知れません。

 ただ、この検索ワードというかSEOへの費用対効果に対する本音の吐露がよく分かります。

 実のところ、SEOは検索エンジン最適化なのですから正確には”検索順位“を上げるコトが目的となり、当然ながらその結果は”1位表示“になるコトが最終目的だと言えるでしょう。

 そうなると結局は”○○という検索で1位”という実績と成果報酬や返金保証などの自社サービス形態をアナウンスして差別化していくのは至極当然であり、決して売り上げや購入率、アクセス数の保証をしているサービスではありません。

 この点については認識のズレが生じてしまい企業間トラブルに発展しご相談をお受けするコトもありますが、この手のテーマは”ホームページ有効活用”のカテゴリ記事の際に書いた方が良さそうです。

 問題は「検索順位の上昇アクセス数アップ売上アップ」という流れの間に、サイトの構成やナビゲーション等の様々な要因から売り上げまでには繋がらず”零れ落ちる見込み客“の数を極限まで少なくしないといけないというコトでしょう。

 この辺の数字に対して予測が出来ていないと”思ってたより儲けがない(=失敗した)”という印象になります。

 あくまで”SEO”は手段であり検索順位を上げる手立てなので、そのコトによってどんな目的を達成しようというのかは別の話なのですが、これも別のカテゴリ記事にした方が良さそうだなぁ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。